2025年3月3日月曜日

謎すぎるハイテンション映画「ANORA アノーラ」

アカデミー賞発表は結構楽しみなのですが、幸い「ANORA」は見れると言うことであらすじを読んでなんとなく女性向けかと思い観てきました。

ですがこちら男性が観てもなかなか驚きのクレイジー映画ではないかと思います。

少しネタバレするかもしれないので、これから見る人は控えていただければと思います。あと気を付けるべきはR18なので特に序盤は最初からエロ・セックスシーンが多いです。グロはありません。


題材は至って普通の筋書きと思えました。

娼婦がロシア語を話せると言うだけでロシアの大富豪のおぼっちゃまに気に入られ、弾丸的に結婚します。ですが、展開に無理はなく、一週間も有料で娼婦を束縛した結果、気に入ったから結婚する!と言う感じで、女性のアノーラことアニーも最初は疑っていましたが、本気だと言うので、承諾したという感じです。しかもイヴァンは確かにスポイルはされていますが、女性に手をあげたり怒り散らしたりする性格ではありません。変な性的嗜好もありません。みんな楽しければいいという現代的なゆるキャラです。

アニーは決して頭がパーな娼婦ではありません。非常に魅力的なキャラクターです。

絶世の美女ではありませんが、魅力的なボディと、ハキハキした可愛らしい美声、そしてコミュニケーション能力で仕事をこなしてきました。私に言わせればどんな業界でも通用すると思います。そして、頭がいい。雇い主に社会保険がないなら辞めると言う交渉まで持ちかけていました。(つか社会保険ないんですねこういう業界・・)

ですが結婚はイヴァンの独断であり、両親が嗅ぎつけた途端に3人のロシア人がイヴァンのところに押しかけ、離婚するように言ってきます。

筋書きは本当に普通なんですが、ここからがものすごいハイテンションで強烈なコントを見ているようでした。笑わずに終わる観客はあまりいないと思います。

ANORAの特徴は、すべてのキャラクターが思いの丈をぶちまけ、全員何かしら主張してくるのですっごいうるさいところです。普通の脚本だったら3人が同時に喋る時はなんか工夫があると思いますがこの映画は同時に3人がハイテンションに捲し立てます。例えばロシア人2人が口論をしていると、アニーが「Excuse me! Sir!!!!」って強引に割って入ろうとします。

離婚裁判もひどかったです。弁護士は「何が起きているかわからないが、知りたくもない」と言うほどカオスな状態で、普通離婚裁判というのは当事者が主張して離婚するのに、なぜかトロスと言うおっさんがめちゃくちゃ割り込んできて、警備員に腕で制止される始末。とにかくどいつもこいつも主張が激しいw

キャラクターの解説をするともっとわかりやすいと思うのでざっくり思ったところを書きます。

アニー

激しい度★★★★★

離婚しろと言われ、イヴァンが脱走すると豹変し、2人の大きいロシア人男性相手にものすごい派手に暴れ回り、最終的に絶叫するのでさるぐつわをかまされる始末です。どっからそのエネルギー来るんだよっていう。

ANORAの見せ場の一つですね(苦笑

トロス

激しい度★★★★
しつこい度★★★★★

イヴァンの親の命令を受けてイヴァンの保護観察をしているボス。

一見紳士的だがめちゃくちゃしつこくて強引なのが特徴。激しくはないと思いきや、車がレッカーされるとわかると突然何もかもぶっ壊して逃走。結構ヤバい。

真剣にうざい上に、合法な結婚を違法だと言い切るのでやはりヤバい。あと老害。

イヴァン

激しい度★★★

最初は激しい抵抗を見せたものの、途中から酒に逃げる。非常に弱い。

弱いんだけど、私にはわかるんだよ。彼は自立したいんだよね。根は悪い子じゃないし、本当に結婚して自由になりたかったんだと思う。仕事してないから資金が尽きると思うけど。

イヴァンの母

激しい度★★★

とにかく性格が悪い。多分、この人のせいでイヴァンは自立できてない。

イヴァンの父

激しい度★★

顔だけ怖い。自分の妻が愚弄されているとき爆笑していてメンタルがマジでやばかった。イヴァンを助けろよ・・・

ガルニク

激しい度★★
愚痴っぽい度★★★★★

すごい愚痴っぽくマイペースなトロスの部下。絶妙な倦怠感を場に漂わせる。

イゴール

激しい度★★★
クール度★★★★★

唯一?まともなトロスの部下。だが仕事と割り切っているのか、命令されればいとも簡単に激しく器物破損する。アニーにはかなり手加減していたんだな。フードを目深に被っていると正直怖い。

一度だけアニーを庇う発言をしたのはすごい勇敢だなと思った。

あと多分映画見てる女性全員彼に惚れる。笑


他のキャラクターもなかなか主張が強いのですが・・・

これは私が出した結論ですが、モブキャラにも結構セリフを与えているところから思うこと。

つまり「どんな人間にもバックグラウンドがあり、それぞれの意見・信条がある」と言うテーマが隠れているのではないかと。

現代の問題点として「人の気持ちがわからない人間が増えている」と言うのが多かれ少なかれあると思います。

私はそういう人間の治療に映画は使えると思うんですよね。小説でもいいんですけど、「今このキャラクターが何を考えているか想像しなさい」と言うやつです。

例えばこの映画を観て、「イヴァンはどうしようもないドラ息子だ」と結論づけるのってかなり浅はかだと思うんですよ。

イヴァンの視点から見たら、「結婚して自立したい」「親と話して説得して、親の支配から逃れたい」と言う主張が絶対にあったと思います。親にべったりだったら、「親の話はしたくない」なんて言わないと思うので。これはですね、実はきつい話なのですが、「ボーは恐れている」状態なんですよ。イヴァンは、母親の束縛から逃れられないのです!ボーの母親と全く同じセリフを言われていましたからね。私は胸が締め付けられました。最後にイヴァンがサングラスをかけるのは、理想と向き合うことを諦めたからだと解釈しています。

また、アニーに関しても「娼婦が夢見て騙されただけだろ?娼婦なんかやってるからだ」と結論づけるのであればそれもちゃんと映画を消化できてないと言えます。

アニーは結構用心深い女性です。そもそもイヴァンも、ちゃんとお金は払ってくれていました。好きか嫌いかで言えば、普通にイヴァンのことが好きになったんだろうし、イヴァンも普通にアニーに惚れていたと思うのです。普通の恋愛をしただけなんですよね。だけど、相手がちょっと悪かった。

騙されたのではなく、あの毒親の権威に勝てなかったのが一番の敗因だと思います。

裁判では彼女の主張の方が正しかった。彼らは合法的に結婚していたし、イヴァンもその書類で勝てると最初は思っていましたからね。

例えばライバル娼婦のダイアモンドですら、私は真っ当なことを言っていると感じました。彼女は嫉妬で絶対うまくいかないと予言していて、的中したら大喜びでしたが、彼女は先見の明があったわけです。あまり嫌いになれませんでした。やっときたチャンスを掴もうという気持ちもわからんではないのです。それに、HQでの大騒動のとき、娼婦たちが面白がって列を作って見物しにきたのも、コメディではありますが、本質をついているなと。

アニーはあくまでもあの子達の一人でしかなかったんだと、娼婦はみんな本当は解放されたいと思ってるんだなと、改めて再確認するわけです。

トロスの主張は色々あるものの一番笑えたのは「お前らの世代は大嫌いだ!インスタ、TikTok、インスタ、TikTokばかりじゃないか!

老害発言なんだけど、これも的を射てるので一概に「間違っている」と言い切れないのが、うまい!

ガルニクの主張は、やはり飛行機のシーンじゃないですかね。

ここぞとばかりに「お会いできて光栄です・・」とゴマスリを始めますが、私、これ本音だと思うんですよ。

ロシア人がアメリカで生活していくのってそれなりに大変じゃないかなと思うので。高給とりだと思うし、本当にありがたいと思ってると思います。

でもイヴァンを保護観察するのはすごく大変らしく「こんな目に遭うために契約したんじゃない・・」と愚痴りまくっていました。でもやっぱり、それなりのお金はもらっていたんでしょうね。

最後にイゴールの主張です。彼はずっとアニーのことを心配していて、ちょっと気持ち悪いくらい気にかけていましたが、まあ、ちゃんとした優しさでした。アニーが警戒するほどの下心は持ち合わせていない本物の紳士。

イゴールは多分仕事だと割り切っていると思いますが、そんな彼でもやはり一度だけアニーをきちんと弁護していました。多分、彼は時が来たら辞めるんだろうなあ、と思います。

トロスは老害だしウザすぎです・・・


2025年2月27日木曜日

極悪女王

私は「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」でゆりやんレトリィバァを見てからというもの、「この人は一体何者なのか」と謎に思っていた。

それでこの記事を書くに当たって調べた。

なんと去年の12月にカリフォルニアはサンタモニカに移住したらしい。

アメリカに行こうと思った理由はバックトゥザ・フューチャーらしい。(ゼメキス監督責任重大だな・・・)

ますます訳がわからなくなった。

インスタ見たら「引っ越していきなり大火災が起きたので、チャリティコメディショウを行う」とのこと

強い。強すぎる。芸人以前に何か違うものを感じる。なんか持ってる。ちょっと真似できない。調べたら余計謎が深まってしまった。


それはさておき

「極悪女王」、やっと観ました。静かで快適なスクートプラスの座席で「やべぇこれしかDLしてこなかった・・・」(お前がわけわからんよ)

ダンプ松本さんが、ダンプ松本になって大暴れして、引退するまでのお話。

ダンプ松本さんは、私は一応かすってて、TVで見た覚えがある。

クラッシュギャルズはおそらく見たことがないか、記憶にない。ジャガー横田さんはよくTVで見ていた。個人的に女子プロレスラーはみんな好き。LiLiCoさんも元プロレスラーだし。自分は多分この世界向いてると思う。血の気多いし。でもまあ、オーディション受けようとかは思ったことないし、このドラマを観てフォークで刺されるのは嫌だなと思った。

佳境に入ってくるとゆりやんレトリィバァが美女の頭をフォークで刺してわざと流血させるという恐ろしいシーンが続き、私はスクートのスタッフが怯えるのではないかと少し心配した。

少しだけ。

と言うとすごい怖いドラマに感じるけどまあ、怖いは怖いんだろうけど

なんて言うのかな、「人は何かが起きないと本気にならないけど、本気出したらすごい」っていう典型的なパターンだと思う。

あとゆりやんレトリィバァの演技力が半端ではない。ますます訳がわからなくなった。天性のなんか・・なりきる力?みたいなのを持ってそうだった。逆にいうとゆりやんが何考えているのかいつもわからない。プロだ。


長与千種とは何者だったのか

このドラマを通して、ずっと千種の考えていることが気になっていた。

そもそもといえばダンプ松本が誕生した経緯であるが、実は千種に裏切られたと感じた松本がブチギレて悪党に開花したからなのだ。これがフィクションなのか、ノンフィクションなのかはわからない。

千種は、あれほど仲良くしていた松本がいたにもかかわらず、取材で「ずっと友人がいなかった。いつも一人だった」と言い切った上に、二人で会っても否定しなかった。その時の意味深な瞳に様々な複雑な思いがよぎった。

これは私の実体験にもあることだからだ。

あの時は、仲良くしてた。表面上は。修学旅行も行ったし、彼女の家にも行った。

だけど、私はずっと一人だった。

千種の気持ちはわかる気がした。松本が純粋な性格だったのが悪いのか、単なる鈍感なのかはわからない。けどこういうことは女性の社会ではちょくちょく起こることだ。

それに対して、「極悪女王」が開花するのはやり過ぎだと思うが、一時期、思春期はそれに近いことが頻発していた。突然、ちょっとしたことで友人がブチギレて冷たくなったりする現象だ。私もちょっとしたことで11歳でわざと他人を避けるようになり、ランチを一人で食べるようになった。多感な時期だから仕方ないのかもしれないが、どうにも全員余裕がない。

女はめんどくさかった。10代後半に入るともう男性陣は「男友達」ではいてくれない。周りの女は全て性の対象となり、やれるかやれないかの篩にかけられ、やれなくても一緒にいれば冷やかしなどを受けて面倒なことになる。私のいた社会はそういう場所だった。

千種はそもそも家庭環境がめちゃくちゃだ。もちろん松本もそうだったが、千種は親が晴れ舞台を見にきても全く喜ばなかった。

やはり色々とメンタルを拗らせていたのだろう。

剛力さんが可愛い

剛力さんはクラッシュギャルズで目立たない方。だけどこの役はなかなかのハマり役だった。彼女は少年体型で、ショートカットだし、プロレスラーはあまりメイクをしないので、まさに少年のようだった。

この中性的な雰囲気を活かした役で今後も頑張って欲しいと思った。

ちなみに今回は知り合いの男性に非常によく似ていたww

露出しているのに全くセクハラと無縁な世界が素晴らしい

プロレスの世界は運営は男性が取り仕切っていた。にもかかわらず、戦うという内容のためにセクハラが一切ない。ただひたすら、特訓の日々。特訓は、パワハラとはいえない。だって、彼女らは戦士になることを選んだのだから。

ちなみにスクワットのシーンが非常に多かったですが、スクワットで良かったと思いました。私は腕立てがほとんどできませんがスクワットならまあまあ行けるので。

プロレスの世界を見ていて思うこと

プロレスの舞台で、松本は個人的な怨恨から極悪女王として振る舞う。そして千種の頭にフォークを突き立て、千種の髪を刈る。

だが、それは全て「お客様に見せるためのもの」である。

怨恨が原動力でも、確実にお客様を興奮させ、楽しませなければならない。

私はプロレスを見ているといつも、「どこまで本気なんだろう」と思ってしまう。

だがその虚構と現実、本物の感情が入り混じった心理の駆け引き、それが面白いなと思う。


まあ個人的にはベタなギャグっぽいプロレスの方が好きだけどね。

例えばストリートファイトが本当に起こったら、みんな逃げるじゃん。でもそれが、リング上だったら見る、と言うことだね。とは言っても、昔から、「火事と喧嘩は江戸の華」だけど。 つまり喧嘩ってエンタテインメントなんだな。

2025年2月22日土曜日

Amazon Original 「シタデル ハニーバニー」

 ハニーバニー視聴ページはこちら

2023年「シタデル」最初のシリーズの感想はこちら

「シタデル」アマゾンオリジナルの中ではかなりお気に入りのTVシリーズですが、続編が出ることは聞いていました。が、なぜか忘れており、なぜか、マレーシア旅行中に思い出しました。

先日「暑い場所に行きたい」という理由でマレーシアにプチ旅行に行ってきたのですが、正規のフライトだとかなり高くつくエリアのため、LCCを駆使しました。ですが、LCCは基本的に機内エンタテイメントはありません。(バティックエアはかろうじてありましたが、知らないインド映画ばかりw)マレーシアからの帰国フライトは最短で6時間半あります。

行きは頭が回らずうっかりしていて、なぜか「極悪女王」をDLしていましたw(これについては後日投稿します)帰りが何もないので、マレーシア到着後に探したのですが、なんとNetflixに海外でログインするとダウンロードNGとされました。アマプラだと「作品による」という感じでした。

そこでシタデルを見つけたので、「ディアナ」と悩んだのですがわずかに評価の高い「ハニーバニー」にしました。(ディアナももちろん見ます)これのいいところは、「ハニーが前作のヒロインナディアの母親である」というところです。つまり前日譚ということになります。

インド編ということで、ハニーもバニーもインド人。全編、濃いインド英語です。(様々な言語が選べますが、英語を選択してもインド英語。)しかしインド英語、ほんとクセつよすぎでしょって妹といつも言ってます…インド人のエンジニア、Slackやメールでは非常に流暢な英語を駆使しているのですが、口頭だと訛りが酷すぎて人によっては何を言っているかわからないことがあります。

実はマレーシアも、ペナンくらいになると「ファースト」が「フォース」に聞こえる始末…。

それに辟易していた帰りだったので「これはもうインド英語のモノマネの達人になろう」と思いながら見ましたw

このシリーズ、特に前半は楽しくて、ハニーの性格が特に良かったです。ハニーが可愛くて目が離せません。あだ名が「ハニー」なのはずるいですねww

前半は特にコメディ色が強い。ハニーはもっと本名が長いし、相棒の「バニー」も本名は全然違います。ハニーはインドの位の高い家のお嬢様だったのですが、結婚がうまくいかず家出し、女優を目指します。ですがやはりというか、枕営業を持ちかけられ激怒し落ち込んでいたところを、仲良しスタントマンのバニーに「いい仕事があるんだが」と持ちかけられ、スパイの世界に足を踏み入れることになりました。

女優の卵ですが元々すごい美人なので、ハニトラでかなりの活躍を見せ組織に一応受け入れられます。

後半は「組織」に対し疑念を抱いたり、シタデルの存在を知って戸惑ったり、妊娠していることを知ってさらに思いが揺らぐという展開になっています。

時系列が入り乱れるのが、いいような悪いような。この時系列がコロコロ変わる脚本って流行ってますが、本人たちの見た目がほとんど変わらないため、結構注意しないと訳がわからなくなりがちでした。

あと個人的に面白いなと思ったのが、ナディアが娘としてすでに存在する2000年の話。ナディアが子供時代からすでにハニーの英才教育でスパイとしての素質を見せ始めていて、やたら狡猾で面白かったです。しかしハニーのバトルアクションもものすごいので、アクションスパイものとして非常に見応えがあります。

「シタデル」もそうなのですが、今回も、ヒロインが妊娠して考え方が変わり、より良い未来を子供に残したいと考え直す、というテーマは非常に良いと思います。

2025年2月19日水曜日

トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦!!を観た

Xを筆頭としてSNSがすごい湧いている映画。

しかも結構な数のファンアートが女性が描いたもの・・・(というか男性がファンアート描くのあんまり見ない)

私がこの映画、評判がいいからって観に行ってまず心ほだされたのは、九龍城の仲の良さだ。

あんな魔窟、ホームレスの巣窟で日々犯罪だらけかと思いきや。

密入国した主人公が騙されて、命からがら逃げ込んで最初はバイクで轢かれそうになったり間接外されたりしたものの

それでも狭い九龍城の隙間の屋根の上でひっそり過ごしていたところ、上から食べ物が降ってくるわ、ジュースが差し出されるわ。

とにかく人情味が溢れている。

私こういうのにかなり弱い。

昔から血族をあまり信用してなかった。衣食住は提供されていたしきっと恵まれているが、義務感を感じていた。でも九龍城の人々はなんか違う。単純に困った人が逃げ込んできたらとりあえず助けるって感じなのだ。(最初に轢かれそうになったのは、一応防衛のためなんだと思う)

赤の他人が「まあ食えや」とか食べ物くれたりするの本当にすごいと思う。血族が冷たかったから他人はもっと信用できないのかと思っていたら逆だったって話。施しの心というのか。

特にエンディングで繰り返される、赤の他人とテレビを囲んで談笑しているシーンなんかがグッとくる。

まずはそれが一つ。もう一つは映像が思いの外美しいということ。

九龍城はもう取り壊されている。伝説のスラム街となってしまった。アパート群というべきか。コールオブデューティーブラックオプスで九龍城で戦ったとき、あまりにもすごいってんで色々調べたりした。ニコニコ動画の実況コメントの集団は博識だった。こんなマンションが実在したのかとかなり驚いた記憶がある。

それにすごい浪漫を感じた。こんなに密集して生きることを望んだ人たちがいたということを。これはもうファンタジーとしか言いようがない。

その狭くてボロボロで迷路になっている違法建築の映し方が素晴らしかった。主人公が見上げると、壁と壁の間からひょっこり顔がのぞいたりする。またあいつか。と思ったりする。廊下や階段が、どこに通じているのかわからないワクワク感。なぜか抜けている床もあったり、細い建物の隙間から見える空をスレスレにジャンボジェット機が通ったりする。没入感が素晴らしかった。


アクションやキャラクターも素晴らしいが、やはり上の2点。九龍城ならではの芸術的な画が素晴らしいと思う。そして、人々が密集して助け合う姿や、最後に流れるそれぞれの人間の手仕事なんかも素晴らしいと思った。日本が忘れ去ろうとしている、職人の姿だ。


アクションが素晴らしいのはいうまでもない。そもそも香港アクション映画なのだから。しかし個人的には、冒頭が一番笑ったような気がする。バイクで廊下突っ走ってくるシーンと、龍兄貴が「閉店だ」って言ってから主人公突き飛ばすまでは大爆笑だった。


キャラクター(雑ですまない)


ちなみに彼ら全員筋肉が素晴らしいので、筋トレのモチベーション上げるためにもいいと思う。アジア人でこれはなかなか大したものだけれど、私が上海に初めて行った時に驚いたのは、「中国大陸の人間は同じアジア人でも日本人の1.5倍の体格がある」ということ。多分基礎筋肉量が違うと思う。身長も違う。同行した友人が帰国時に「日本人小さい…」とぼやいていた。なので日本人が同じになれるとは思わない方がいいかも。

龍兄貴




誰もが惚れる九龍城の主。彼のおかげで行く宛のない若者たちが安全に暮らしている。一見強面だし強いけど、すっごい優しいと思う。イケオジだけど、よく見ると少し童顔で良い。

主人公 陳洛軍


一度「月島」と思ってしまったらもう月島にしか見えない坊主頭。坊主が一人しかいないのですごくわかりやすい。家族がいないので偽造ID作ろうとしてきたけど結局九龍城の温かさにほだされたりする。けどそんなにうまくいかない。

信一


まともだし髪型いけてるしスタンダードなイケメンなので多分女にモテる。普通に原宿にいそう。
龍兄貴を継げと言われてる実力者。
普通に考えてファンが多そう。

十二少


香港版菅田将暉って言われてからもう菅田くんにしか見えない。
必ず一人はいる小柄な少年タイプ男子。

四仔


4人の中ではイチオシの変人。
この中では実は一番インテリだが過去に色々あったらしく顔も体も傷だらけで猫背でなんかボソボソ喋るし暗そうだし、しかも変な変態仮面をしていて目立たない巨漢だが、医学の知識が豊富で主人公を真面目に治療してくれる。しかしなぜか彼の部屋は日本製AVが棚を埋め尽くしている…。
あまりにも変すぎて好き。たまにPTSDでブルブルしてるのもなんかいい。
手負いの猛獣って感じ。すっごいワイルド。
体が大きいため、戦うときがヘビー級。当たるとすごい痛そうw


という、舞台、テーマ、アクション、キャラクター満遍なく面白い作品でした。他にもやばいキャラがたくさんいて、特にラスボスのファンは大量に湧いています。
ギャルって言われてますが否定しません

2025年2月4日火曜日

サイレントヒル2をクリアしました

物語の核心には触れませんが多少のネタバレ記事にはなります。



さて最後はメアリーとの思い出のホテルへ向かいますが、そこでアンジェラとまた出会います。彼女は、どうやら父親の遺体のようなもの(例によってまたよく見えないし顔もない)を前に、炎に包まれていました。

「これ、なんなん?」と思ったのですが多分「煉獄」ではないかと思いました。

煉獄の正しい意味ですが、カトリックにおいては罪人が罪を浄化し天国へいくための通過儀礼だそうです。地獄の炎ではありません。最初はアンジェラは被害者なのに焼かれて死ぬんか?と思ったんですが、多分カトリックの解釈に基づいていれば、あのまま炎の中を彷徨ったあとじき天国に召されるのではないかと思います。

また、「罪を洗いながせ」と書かれた本を見かけることもできました。

で、私はサイレントヒル1をやってないので、後から知ったのですが、サイレントヒルは罪人を呼び寄せてしまう場所らしいのです。


ジェームズの罪の告白はかなり終盤で、そのあとは怒涛の展開で三角の人をきちんと倒せたらラスボスが待ち受けていますが、すごい強いわけでもないんだけどあまりアイテムを提供してもらえなかったりして最後はかなりきつかったです。あとアンジェラの時も思いましたが、「精神的なストレスがかかる」ゲームだなと思いました。

ですが、そこがサイレントヒルの魅力だと私は思います。

ただ敵を倒し続けるホラーゲームなら腐るほど存在するからです。

ジェームズは罪の意識に苛まれており、自分を責め続けると同時に、罪から目を逸らし逃げたいという気持ちもあるわけで、色々な感情が彼の中に渦巻いており、それがあの異形のものたちとなって自分に襲いかかってくる。そして案の定、マリアはジェームズの作り出した妄想のメアリーの姿でした。

それらの彼の葛藤を全て片付けて、罪や感情と向き合い、認め、「次の人生を送る」というエンディングに私はなりました。

あ、メアリーのいる天国に行くんじゃないんだ。と拍子抜けしましたが、

やっぱり、それが正しいよね。

一緒に死のうってのは本来の人間のあり方じゃない。

「忘れないけど、もう自分を責めない」というのが正解だと思います。


と同時に、私も数々のトラウマや憎しみとちゃんと向き合って、昇華させないといけないなと強く感じました。

良い作品ですね。確かに傑作だと思います!


しかし謎がまだ多い!

ローラがなんだったのか全然わかりませんでしたwwwメアリーの知り合いで同じ病院であることはわかったのですが、彼女は「ジェームズの未来」ということなんでしょうか・・?でも実の娘とかではないですよね。

引き続き考察してみたいと思います。ありがたいことに古いゲームなので大量のファンが考察を残してくれています。しかも日本製なので。(アランウェイクの時は英語のサイトをいくつも読みました・・)

エンディングがあと7個用意されているそうで、ちょっと気にはなるのでぼちぼち楽しんでやろうと思います。

トラウマの昇華にはゲームは実は意味がなく、こればっかりに時間かけるのはいけないなとは思いますが。ゲームはやはり現実逃避ですね。現実逃避のためにゲームを買って、ジェームスの現実逃避を終わらせる戦いに挑んだわけです。

それにしても、クリーチャーデザインは秀逸だと思います。

三角の人は、クークラックスクランが元ネタなのかなと感じましたが、素材が鉄なのがカッコよかった。あと音楽もすごくかっこいいですね。

ライイングフィギュアは、デ・キリコを思い出します。デ・キリコは「マネキン」の絵画をたくさん描いていて、サイレントヒルに出てくる頭が脚になっているクリーチャーも名前が「マネキン」です。まあ、ナースだけはどうも合点がいかないデザインではありますが。(あれは他の人も本来のナースの服装ではないと言っていました)

作品のテーマもストイックで、戦う相手は常に自分自身の分身かと思うと、非常に重たいテーマでありながら、自分があの世界に行ったらどのような責苦が待ち受けるのか、と想像が掻き立てられ、2度美味しい作品だと思います。

クリア記録

 


2025年2月3日月曜日

映画「ベルサイユのばら」

漫画読んだ時の感想はこちら

https://pecharat.blogspot.com/2012/07/2.html

漫画は非常に面白くて一気読みして、オスカル、大好きなキャラクターになったのですが。しかもその前にベルサイユ宮殿も見に行っていたので、フランスという国がさらに好きになったきっかけの一つです。

せっかくなので作った

「ベルサイユのばら」は見た目キラキラで、ベルサイユ宮殿でキラキラ過ごす話に見えそうですが、ちゃんとフランス革命の話です。ご存知の方多いと思いますが、あのキラキラ生活のせいでフランス国民が激怒し、最終的にマリーアントワネットはギロチンで首を斬られます。恐ろしいですね。

パリオリンピックが恐ろしく見えるのは、そのような血塗られた歴史がある国だからなのですが、フランス革命はフランス国民の誇りであります。民衆の力で自由を勝ち取ったという自負が、脈々と受け継がれているからこそ、今でも自由を謳歌しているのです。結婚制度からも自由なのは有名な話ですね。

ちなみに「アサシンクリードユニティ」というゲームではバスティーユ牢獄襲撃を体験することができ、ナポレオンも登場します。この辺の時期は被っているので、例えば、リドリー・スコットの「ナポレオン」という映画は冒頭、いきなりマリーアントワネットが首を落とされるシーンから始まります。フランスの歴史はいろいろな映画やゲームで体験することができます。この作品はその中でも非常に引き込まれる内容の上にわかりやすいので、歴史を学ぶのにもよい教材です。

ベルサイユのばらの魅力1:オスカルが毒親の元、普通の女ではない人生を選択するところ

私が「ベルサイユのばら」が好きなのは、やはり主人公「オスカル」が魅力的だからです。それは外見だけではありません。

オスカルはキラキラに見えますが、爆美女ではありますがそれを鼻にかけるような描写が一切ありません。彼女の誇りは戦闘能力、実務能力であり、キャリアウーマンであります。しかも諸事情により、「男性」の役職についていますが女性であることは隠していません(が、フェルゼンには最初男だと思われていました)。

そしてオスカルの在り方のそもそもの発端にオスカルの父という存在があります。母親は存在するし元のアニメでは序盤から登場していますが、そもそもの問題は全て父親が原因です。

この父親が、最初に「息子が欲しいのに生まれないから、オスカルを男として育てる」と無茶苦茶なことを言ったのが原因で、オスカルは元の性格が気が強かったためか、すんなり男子同様に剣技を身につけ強くなっていきました。

しかし、キャリアが順調そのものだった時に父に突然「結婚して孫を産んで、父を安心させておくれ」とポーカーフェイスで言われます。この父は一体、娘のことをなんだと思っているのでしょうかwしかし、私から見ても「この手の父親は非常に多い」と言えますし、私の父も大差ありません。もっとぼかして言いますけどねwこんなにはっきり暴言言ってくる男性には、自分の父でもバシっと言い返した方がいいですね。

オスカルは上品だしまっすぐなので、父親に正面切って正論を言い、結婚を申し込んできた相手もきちんとお断りをしています。本当に潔白で偉いなと思います。しかし、ショックはかなり受けていると思うので、ほんと強いなと思います。

ベルばらの魅力その2:女性のキャリア問題を取り上げている

後半のオスカルのキャリアシフトは目を見張るものがあります。これはぜひ映画で観ていただきたいです。

マリーアントワネットの護衛である「近衛兵隊長」は非常に楽で贅沢な仕事でした。それにオスカルは原作でもマリーアントワネットを妹のように愛しています。オスカルはクールでお茶会などの遊びには付き合わないのに、静かに愛情を注ぐ大変敬虔な衛兵なのです。

ですが、フランス国家が傾くにつれて、オスカルは一度近衛兵をやめることを決意し、衛兵隊といういわゆる男臭い世界にキャリアチェンジすることにします。これもすごいかっこいい決断だと思いました。なかなか現代の女性でもできないことですね。

この衛兵隊が曲者で、やはり女性の隊長のいうことを聞きません。これは私も経験があって、そんなに女を舐め腐っているならリーダーはやらないと、2回とも辞めてしまいました。私はリーダーという役職には一切興味はありませんでした(メンターは楽しかったのですが)。

彼女はあまりにもいうこと聞かない奴らに、決闘を申し込み接戦で勝つという実に男らしい選択をしました。

私もボクシングでもできればあのいうこと聞かないデザイナーと殴り合えたかもしれませんが、彼ら、表向きは「人見知り」「女性は苦手」とか言ってくるんですよ、そして社長がそれを容認しているような世界なんですよ。実にやりにくいですね。

一応フォローしておくと、オスカルが部下と決闘したのは一回だけで、あとはきちんと説得をしています。あ、でも一回ビンタしてるなwまあ相手が男性で兵士だとどうしても手をあげないと理解してもらえないってのが根底にはあるのかもしれん。

ベルばらの魅力その3:恋愛の正しいあり方を知ることができる

以前の感想にも書いていますが、オスカルを慕うアンドレという男は非常に不憫です。

オスカルは女性としてフェルゼンに心惹かれる時がありますが、アンドレはひたすら片思いでじっと耐えなければなりません。

ですが、結局「爆モテ」のフェルゼンの結末は、未婚のまま。散々市民に嫌われて死ぬといった有様です。まあ、マリーアントワネットに手を出した時点でアウトだとは思いますが。

爆モテは女性でも本当に厄介で、男性なら散々遊んだ後暴露されて非難されることになりますが、女性の場合わけがわからないまま多くの男性に恨まれて追っかけ回され、最悪ガチ恋したやつに殺されたりするので、本当にモテるというのはいいことがありません。

アンドレはなぜかモテませんが、最終的には彼が選ばれるので、アンドレのようなあり方が正しいと私は思います。

また、男女の関係において「相手の性別を超えて」人として好きなところがあったり、信頼、絆がある関係がやはり理想的だと思いました。

あの気の強いオスカルの心の支えがアンドレであることが後半わかってきますが、セリフの言葉の選び方が素晴らしいと思います。

ベルばらの魅力その4:正しい国家のあり方を知ることができる

映画の尺の関係であの長編漫画をかなりの駆け足で省略したストーリーとなっていましたが、きちんと「国家のあり方」に向き合っているのは素晴らしいと思いました。

しかし残念ながら、マリー・アントワネットにはそれが伝わらない。だから首を刎ねられるのだと思いますが・・・

昨今の日本政府の状態や、経済の停滞、またそれが政府の状態だけではなく、フジテレビのような大手企業の没落を見るにつけ、「お偉いさんが実にベルサイユ宮殿みたいなことをしている」というほかありません。フジテレビは確かに昔からギラついていましたが、私が20代の頃のフジテレビってのは本当にめちゃくちゃ面白くて、ドラマもかぶりついて毎回録画するくらい楽しいコンテンツを提供してくれていました。

しかし長谷川元アナの言う通り、実態は接待、キャバクラ遊びで大枚叩いている様子。私のいた小さい会社ですら、いまだに会長がキャバクラに通っていて、私も2回連れていかれました。(上納されないよう最大の警戒心を払っていましたがw)

金がたくさんあると調子に乗ってしまう人間というのは実に多いと思うのですが、やはり自制心、理性、といったものを持たないと国自体が崩壊し、フランスのように民衆の暴動が起きる可能性も捨てきれません。そして会社が崩壊する、傾くといった状況は何度か見ていますが、政府であっても、会社であっても、基本は同じです。自分は傲慢になっていないか?と内省する時間を、下から上がってくる意見に耳を貸す謙虚さを、持ち続けたいと私も思います。

オスカルは非常に純粋なキャラクターで、そこも彼女の魅力です。彼女は国民の貧困を目の当たりにして「知らなかった!」と非常に苦悩します。そして政治の勉強を始めます。

マリーアントワネットを主人公にしてしまうと、盲目的に贅沢をして気を紛らわす姿しか見ることができなくなります。彼女の苦悩は14歳で無理やり嫁に出され、本当の恋は叶わぬ人としてしまうことです。そこまでは、少女漫画の題材としては最高だと思いますが、それだけだったら私はこの作品を好きになれませんでした。

オスカルが女性の側面と男性の側面両方を遺憾無く発揮するからこそ、あの魅力が出るのだと思います。

特に最後のあたりで民衆とともに戦うと決意したオスカルの演説は本当に素晴らしくて、今思い出しても涙が出ます。おりに触れて思い出したいと思っています。



この映画の最大の欠点を言います。

ストーリーを省略しすぎて、イメージ画像と謎の歌で繋いでいるところです。イメージ画像はまだ良かったのですが、歌の歌詞がちゃんと聞き取れていないのでちょっとイマイチでした。あと、ミュージカルにしては中途半端。オスカルがなぜ突然ドレスを着たのかも、原作を読んでないとわからないですし。

劇場版であれば、前後編と分割しても良かったかもしれません。ただし私は圧倒的に最後らへんのオスカルが指揮をとって戦うところが好きなので、前編見れるかどうかはわかりません。だから一個にまとめたのかもしれないけど、

初見者だと「???」ってなりそうな、不安もある内容です。


2025年2月1日土曜日

レイクビューホテルまで来ました

エディ、なんとか2回目で突破。しかし、彼、全くもって深い話がなく、何しに出てきたのかわかりませんでした…もうちょっとなんかあるのかな?

このあと、なぜかボートに乗ることになり、たどり着いた先は「レイクビューホテル」

アランウェイクでいう「オーシャンビューホテル」

やはりサムレイクは間違いなくこのゲームからヒントを得ていますね・・・

これは私の考察になりますが、ジェームズは自分の墓を見つけ、墓穴に飛び込んでこちらにきています。あの湖は三途の川ではないかなと感じました。もう死んでいるのかもしれないと思います。

そして、冥界で裁きを受けているのではないか。最後のエンディングで、彼の罪状が裁かれるのではないかと感じました。

まあそれはさておき、レイクビューホテルの攻略が非常に楽しくてどんどん解いて行っていたところ

「従業員エレベーターの鍵」を手に入れ

従業員エレベーターに乗ったら

「重量オーバー」

近くのキャビネットに、私物を置く場所がありました。

いやこれ騙されないよ。武器以外を置いていくからね。と武器以外を全部置いたら、

まだブザーが鳴る。

いやいや。これ、嫌だったら戻れるよね。と一旦、セーブもして、私物預けて、乗ったら、乗れたんですがね。

着いた先、やはり何を押しても戻れないw w w

エレベーターから見えるのは先ほど大格闘を繰り広げた、わたくし命名「ドンキーコング女子クリーチャー」このドンキーコング、わたくしが、灰の中からシンデレラを拾い上げたらなんの脈絡もなく襲ってきて、なんと弾の補充もなく、鉄パイプだけでなんとか倒したやつ。でも遠隔攻撃もしてくるし、咆哮するし、非常に時間がかかるやつ。

いやこれなんのいじめだよ

あのな

あのドンキーコング、鉄パイプだけでも何回殴ったかわからんよ

多分、逃げ回れってことなんでしょうけど

このドンキーコングな、何度も実は前出てきてたんだ。

でも無視できたからしてきたんだ。なのに、どんどん、しつこくなって、迷宮の中ではダメージ与えないと逃げられなくなってた。

つまりそうやってじわじわと伏線張りながら追い詰めるわけですね、わかります。


ちょっとこのシチュエーションにやる気削がれたし夜遅いから止めようっと。

次の週末は全部旅行なので、更新は遅くなるかも。もう2月だね・・・