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2025年5月6日火曜日

ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス

私のXには必然的に(?)映画やアマプラやネットフリックスの情報が流れてくるのですが、その中で気になったこの作品「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」をダウンロードして、旅行中も見ることにしました。

最初こそ少しだるかったのですが途中からかなり面白いというか、2話目でかなり「幽霊」「霊障」が本格的になってきて、どうも霊感の強い人が何人かいることがわかってきます。母親が「おばあちゃんと私はセンシティブ(霊感がある)だから、あなたもそうかもしれないわ」というシーンがあります。

家族構成が少し複雑なので、家族構成を覚えておくと楽な気がします。なんか全体的に似てる人も多いので。

母:リブ、オリビア。霊感が強い。
父:ヒュー。全く霊感がなかったのだが、妻が亡くなってからずっと妻が憑いている。なんなら会話もしている。ふわっとした性格だが優しい。
長男:スティーブ。霊感なしと言っているが実はある。作家としてホラー小説を書いているが、そのことで兄弟から非難される。霊感を精神病と思い込んでいて、遺伝しないようにパイプカットしている。
長女:シャーリー。完璧主義。メイクアップアーティストっぽい(遺体に化粧を施すのがメイン?)
次女:テオ。強い能力を持っていて、直接触れたものの感情・残留思念などを読み取れるため、手袋をしている。クールでかっこいい女性。レズビアン。
ルーク:双子の兄。帽子の男の霊に取り憑かれており、薬物中毒になる。
ネリー(ネル):双子の妹。末っ子。「首折れ女」の霊に取り憑かれており、幼少期から寝るとそれに起こされる。一番良い子。

この家族が転売を考えて古いお城のような建物を買い上げて補修を行うのですが、「ここは寒い」「なんか嫌な感じがする」「常にうるさい」と子供たちに言われ、母親が一番先に霊に取り憑かれます。

そして母親は「自殺」。その他の霊障にもほとんどの子供が悩まされ、トラウマを抱えることになります。

その後、時は過ぎて26年後、ネリーが突然自殺をし、家族が葬式に集まることで、真相が徐々に解明されていきます。

時系列は結構入り乱れますが、これにはどうも、「霊には時間が関係ない」ことも示唆されているようです。

ただこのドラマの良かったところは、「幽霊怖いね」とか「なんかに呪われてるから祓っておしまいにしよう」みたいな単純明快な話ではなかったところです。

もしそうだったらバイオハザードとか、ジャンプ漫画みたいな感じで終わらせられたと思います。そっちも悪くはないのですが。私はこのドラマみたいに、人の複雑な感情をリアリスティックに描き、感情面や人間関係に重きを置いた上で、人生の普遍のテーマに挑むといったストーリーがとてもディープで良かったです。

家族がそれぞれ別のものを見て、兄弟や親に信じてもらえないのも悲しいですし、そちらで精神を病むこともある。「信じられるはずだった」親や兄弟が信じてくれないという悲しさ。

また終盤で親と管理人が「子供をこれから厳しい世界に送り出すのがとても怖いから、家で保護しなければならない」と言った考え方を持ち出してきますが、これが逆効果であることも示唆されます。

私も東京に実家があるにもかかわらず25歳で家を出ました。決して、住みやすいとは思っていませんでした。家が守ってくれるわけではないことを、私もずっと自覚していたのかもしれません。なのでわかる気がしました。

この家族は決してものすごい仲が良いわけでもないのですが、一緒に酷い経験をしているので半分仕方なく面倒を見たり気にしているところがあり、そこもリアリティがあるなと思いました。

下手な、「家族大好き至上主義」ではなくて良かったです。

また、なぜ自殺に追い込まれるのかもしっかり描写していて、伏線張って回収していくところも良かったです。

多くの人がそうだと思いますが、「首折れ女」の正体には本当にビビりました。あの回が一番怖かったですね。衝撃的なエンディングを迎え、呆然としているところに無音のスタッフロールが流れてめっちゃ怖かったですw

映像もとても暗いですが、幽霊の表現は上手いなと思いました。音もなく近づいてきたり、突然街中に霊が見えたりとか。

2025年4月10日木曜日

アドレセンス最終話

私は第4話は蛇足だと思うのですが、結果はわかったのでよしとします。

もしかしたら見つからない凶器のエピソードなど、他にも予定していたのかもしれないですよね。

最後にまた父親が泣いていましたが、父親の問題だと言えるのでしょうか。確かに未成年のしたことだから、父親に責任はあると思います。臨床心理士もまず父との関係を聞いてきました。男の子はまず父親の影響を受けるし、彼が小さかったから、特に顕著にそれが出ると思ったのでしょう。実際ほとんどの場合そうだと思います。

ただ、私は最後までジェイミーの心理状態が気になっていました。

おそらく間違いなく刺殺をしていると思われます。でなければ逆にあんなに冷静でいられるはずがありません。むしろあの冷静さは、彼の残虐性を示していると思いました。怒りながら何度か「あの子はビッチだった。そう思うだろ?!」と臨床心理士に問いかけていたからです。 そこには罪の意識や後悔がほとんど感じられませんでした。最初こそ泣いていましたが、「やらかしたことがバレたから」と言うふうにも感じられました。また、隣に父がいたからだと思います。

つまり第3話が何を言いたかったかというと、ジェイミーは「ケイティは殺されて当然だ、僕が悪いんじゃない、けしかけたのは向こうだ」と言いたかったんだと思います。

ですがどんな理論をこねくり回しても、貢いだキャバ嬢が付き合ってくれなくても、お金を貸した配信者がお金返してくれなくても、殺していい理由にはなりません。

殺したい気持ちだけはわかります。私もなんとかしてセクハラ野郎を消したいと思っていました。でも殺すのは絶対にいけない。向こうもなんとかして私を手に入れようと毎日願掛けをしていたと思いますが、縁切り神社に縁切りをお願いしたら私の願いの方が勝ちました。(目には目を、願いには願いを)

殺したいほど憎い相手に対して、法的に問題のない範囲でギャフンと言わせてやる方が遥かに安全で効果的だと私は思っています。


ただ、今回の問題は実はそこではないんだと思っています。発端はインスタグラムでした。これがもし、インスタがない場合どうなっていたでしょうか。

思い返すに、私の時代は直接罵声を浴びせる、聞こえるように陰口を言う、仲間外れにする、といったいじめが主流でした。ですが、どちらかというと日本らしく、男子が女子をランキングすると言うことが堂々と行われていました。

女性はもしかしたらやっぱりすごく強くて、そういったことに耐えられて、報復として殺しなどは考えない。男性は耐えられなくて、怒りを抑えきれず殺してしまう、精神的に弱い種族なのかもしれません。

そして「インセル」にも大変問題があると感じました。

インセルはインターネット上でコミュニティを作ってしまっており、一度はまってしまうとなかなか抜けられないのではと推察します。一度女性嫌悪を自認したら、なかなか次の恋愛にはいけないでしょう。悪循環です。しかも、私のような独身女性がよく言う「もう恋愛めんどくさくて無理」ではないのです。彼らは真剣に女性を憎んでおり、暴力や殺害を推奨し合うコミュニティなのです。

そして多感な10代でこのような思想に染まってしまうと、なかなか考えを変えることができないでしょう。自称インセルの人たちには根本的な治療が必要だと私は考えます。

(ジェイミーは自分がインセルだとは言ってませんが、言われて怒るということは心当たりがあると言うことだと思っています)


つまり発端は別にインスタである必要はなかったわけです。世の中にはXもあるし、フェイスブックもあるわけです。インターネットが一般人に広まってからは、迷惑メール、フィッシング詐欺に常に攻撃を受けていて、私は先日LinkedInで外国人にメールで口説かれましたが、写真を画像検索したら同じ写真で3名いたので「大した詐欺師ですね」と返信したら返事が来なくなってしまいました(つまらん)。LINEグループでいじめられるなんてのも聞いたことあります。

何かの教育が必要だなと感じるのですが、おそらくは「ネットリテラシー」と言う分野になると思います。私が教育実習をしていた時代にはなかった科目になりますね。

まずはインターネットで見たことを一度は疑うこと。

あと何が危険なのかを教える。「インセルって言ってる奴らに関わるな」「あいつらは殺人をする団体で、同じことをしたら一生が台無しになる」と言う教育をすると言うことになります(他にも色々あるけど)。

また、差別用語をネットで書かない、他人をネットで攻撃しないと言うリテラシーも必要になってきます。

あとは、女性を憎んだり、女性からの評価を過剰に気にする症候群は、もしかしたらやはり父親が話を聞いてあげるべきなのかもしれません。

13歳なんてまだモテ非モテすら気にしなくていい年齢のはずなのだから。

ジェイミーは頭の良い子と言われていました。しかし最後に謝罪したのは、父に対してだけでした。これから年を重ねるにつれて、罪の重さに驚くと思います。父親ひとりではインターネットを止めることはできない。様々な場所で、教育をしなければならない時代なんだなと思いました。


私がとても運が良かったなと思うのは、たまたまアメリカで受け取っていた父の会社の福利厚生であった日本の学習雑誌が、実に丁寧に性教育を説いてくれていたことでした。少女漫画テイストで描かれていました。あの雑誌がなかったら、私はもっと母親を恨んでいたと思います。


アドレセンス2、3話

2話も3話も重かったですが、例のワンカット手法のおかげで集中して鑑賞することができました。

2話と3話では繰り返し「インスタグラム」が出てきます。まるでインスタグラムが犯罪に加担しているかのようで恐ろしいですね。私はアカウントを持ってるし運用も一応していますが、まるで犯罪に巻き込まれませんw活用できてないとも言いますが。

そして主人公ジェイミーが「インセル」と呼ばれいじめられていたことが判明しますが、インセルってもっと大人たちが使う言葉だと私は思っていました。

13歳そこらの中学生がインセルも何もないだろうと。

しかし第3話の臨床心理士の女性との会話で、相手が女性だからということもあり(女性の年齢はおそらく30代後半〜40代前半くらい)、「僕はゲイじゃない」と繰り返し主張するジェイミー。この辺はやっぱり子供っぽいなと思いました。つかまだ声変わりしてないだろ。

ゲイだからって30代の臨床心理士がバカにしてくることはあり得ないからです。

臨床心理士は根気強く彼のホモソーシャル的主張に付き合いますが、何度も精神的均衡をかき乱されており、その複雑な心理状態には私も共感しました。

でもこのくらいの年齢の男子なんてこんなもんだと思います。私も中学の時の男子たちには呆れ返り、高校は女子校を選びました。あんなケダモノと次の3年も過ごさないといけないなんて拷問だなと思ったからです。私が中学校で一番いい笑顔で写真に写っているのは卒業式です!今でもあの開放感を忘れることができません。一粒も涙は出ませんでした。

ただ、私の時代はそもそもスマホがありませんでした。インターネットもありませんでした。私は大人になってもインスタでフォローしてるのが大半がハリウッドセレブのため、狭いコミュニティでぐちゃぐちゃすることがまずあり得ないので、本当に自由でラッキーだと思います。

今の時代はSNSで簡単に他人と比較できてしまうし、簡単に写真も送れてしまう。果たしてそれは本当に便利なことなのか?盗撮も多発していると聞きます。そしてAIによるフェイク画像やフェイク動画も大量に出回るようになりました。

13歳という年齢で一番きついのが、この時期は私も別の意味で宗教的に信じ込んでいることや、漫画やアニメに対するハマり方が今とは全然違っていました。つまり何かと「過剰に信じ込んだり、入れ込んだりする」傾向があるのがこのローティーンの特徴だと思います。ジェイミーも典型だと思っています。

彼は自分の評価を過度に恐れています。自分のことを醜いとわざわざ告げるのは、臨床心理士の同情をひくため。これは女子がよくやるやつですね。特に日本だと多いので、イギリスでもあるんだ〜と思いました。

この評価を恐れる気持ちは裏返すと「愛されたい!」という欲望です。

そして男性という性は、「女性に愛されたい」欲が強い。これは女性が男性に愛されたいよりも遥かに強い気持ちで、ジェイミーは対談中に何度も衝動的にブチギレます。特に最後はキツかったですね。

彼の心は自分への評価を求める気持ちばかり。臨床心理士が参った顔をして結構長い時間を取って気持ちを落ち着けようとしているのに共感しました。「ケイティーは死んでるのよ。ケイティーは、もう2度と戻ってこないのよ。」と何度も言っているのですがジェイミーは信じられないくらい無関心でした。


「インセル」は白人の異性愛者で激しく女性を嫌悪し、傷つける人たちのことを言うようです。「セックスの権利を主張する」は日本でも結構見るようになりました。最近Xにはこういう人が湧きすぎていて、見ているだけで憂鬱になることがあります。

ジェイミーたちが信じている80/20の法則は現実ではあり得ません。自称インセルの人たちが自分はデートしてもらえない、女に振り向いてもらえないと頑なに信じているが故に生まれた法則だと思います。実に偏った思考です。もし本当にトップ20%の男性にしか行かないのであれば、既婚者はもっと少ないし、早々に人類が滅亡している可能性だってあり得るからです。

女性は男性嫌悪でも殺人事件にまで至ることは極めて少ないと思います。私は男性がセクハラさえしてこなければ、攻撃することはまずないので、出社しなくてよくなってからはだいぶ穏やかな日々を過ごしています。会社でセクハラオヤジが出社してこなかった雪の日はとても幸せでした。

ですが男性のインセルは違います。彼らは出社できないことをむしろ怒るでしょう。俺のことを愛せというのが彼らの主張であり、愛されないとわかると非常に攻撃的になります。ドラマもそのまんまでした。私は、ジェイミーがどんなに「僕はまともだ!」と叫んでも、やはり病気だな、、と思うのでした。

この男性の怒りには私も何度か直面しており、命の危険も感じたので遺書を書いたこともあります。実際インセルが一番怖いのは、殺人を犯すところなんですよね。


2025年4月9日水曜日

アドレセンス見始めました

話題作ですが確かにすごいですね、

第一話の引き込み方が凄まじかったです。カメラが離れないので、集中力があまり途切れないんですよね。時間も飛ばないですし。

個人的には、サムネイルからもこの少年の持つ邪悪さみたいなのを感じていたので、おそらく黒だろうなと思っています。

13歳は殺人などできない、とは言い難い。

自分のティーンだった頃を思い出すと、いかに10代の子供が残酷だったか私はよく覚えています。30〜40代のおっさんより邪悪なやつはいました。

ただ、主人公の少年が、なぜ殺すことになったのかは第一話では本人ですらまだ説明していない。彼は「あれは僕じゃないんだ」と説明しますが、多分この話はオカルトじゃないので、悪魔が取り憑いたとかではないと思います。もしそう説明しても、単なる逃げ口上だと思います。しかもカメラにはバッチリ撮られてしまっている。変なところで警戒心が薄いか、カメラに気づかなかったか。最近は防犯カメラも巧妙に隠されてるのかもしれませんが。

「大人には見えない世界」と説明されていますが、すごくわかります。

親に説明しても大体理解されない。

事件が起きてしまうまで、気づかれない。

「怪物」をちょっと思い出しました。


アドレセンスは「思春期」って意味だそうですね

怖いですよね、私、知ってますから。みんなも忘れたふりなんかしないほうがいいと思いますね

2025年2月27日木曜日

極悪女王

私は「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」でゆりやんレトリィバァを見てからというもの、「この人は一体何者なのか」と謎に思っていた。

それでこの記事を書くに当たって調べた。

なんと去年の12月にカリフォルニアはサンタモニカに移住したらしい。

アメリカに行こうと思った理由はバックトゥザ・フューチャーらしい。(ゼメキス監督責任重大だな・・・)

ますます訳がわからなくなった。

インスタ見たら「引っ越していきなり大火災が起きたので、チャリティコメディショウを行う」とのこと

強い。強すぎる。芸人以前に何か違うものを感じる。なんか持ってる。ちょっと真似できない。調べたら余計謎が深まってしまった。


それはさておき

「極悪女王」、やっと観ました。静かで快適なスクートプラスの座席で「やべぇこれしかDLしてこなかった・・・」(お前がわけわからんよ)

ダンプ松本さんが、ダンプ松本になって大暴れして、引退するまでのお話。

ダンプ松本さんは、私は一応かすってて、TVで見た覚えがある。

クラッシュギャルズはおそらく見たことがないか、記憶にない。ジャガー横田さんはよくTVで見ていた。個人的に女子プロレスラーはみんな好き。LiLiCoさんも元プロレスラーだし。自分は多分この世界向いてると思う。血の気多いし。でもまあ、オーディション受けようとかは思ったことないし、このドラマを観てフォークで刺されるのは嫌だなと思った。

佳境に入ってくるとゆりやんレトリィバァが美女の頭をフォークで刺してわざと流血させるという恐ろしいシーンが続き、私はスクートのスタッフが怯えるのではないかと少し心配した。

少しだけ。

と言うとすごい怖いドラマに感じるけどまあ、怖いは怖いんだろうけど

なんて言うのかな、「人は何かが起きないと本気にならないけど、本気出したらすごい」っていう典型的なパターンだと思う。

あとゆりやんレトリィバァの演技力が半端ではない。ますます訳がわからなくなった。天性のなんか・・なりきる力?みたいなのを持ってそうだった。逆にいうとゆりやんが何考えているのかいつもわからない。プロだ。


長与千種とは何者だったのか

このドラマを通して、ずっと千種の考えていることが気になっていた。

そもそもといえばダンプ松本が誕生した経緯であるが、実は千種に裏切られたと感じた松本がブチギレて悪党に開花したからなのだ。これがフィクションなのか、ノンフィクションなのかはわからない。

千種は、あれほど仲良くしていた松本がいたにもかかわらず、取材で「ずっと友人がいなかった。いつも一人だった」と言い切った上に、二人で会っても否定しなかった。その時の意味深な瞳に様々な複雑な思いがよぎった。

これは私の実体験にもあることだからだ。

あの時は、仲良くしてた。表面上は。修学旅行も行ったし、彼女の家にも行った。

だけど、私はずっと一人だった。

千種の気持ちはわかる気がした。松本が純粋な性格だったのが悪いのか、単なる鈍感なのかはわからない。けどこういうことは女性の社会ではちょくちょく起こることだ。

それに対して、「極悪女王」が開花するのはやり過ぎだと思うが、一時期、思春期はそれに近いことが頻発していた。突然、ちょっとしたことで友人がブチギレて冷たくなったりする現象だ。私もちょっとしたことで11歳でわざと他人を避けるようになり、ランチを一人で食べるようになった。多感な時期だから仕方ないのかもしれないが、どうにも全員余裕がない。

女はめんどくさかった。10代後半に入るともう男性陣は「男友達」ではいてくれない。周りの女は全て性の対象となり、やれるかやれないかの篩にかけられ、やれなくても一緒にいれば冷やかしなどを受けて面倒なことになる。私のいた社会はそういう場所だった。

千種はそもそも家庭環境がめちゃくちゃだ。もちろん松本もそうだったが、千種は親が晴れ舞台を見にきても全く喜ばなかった。

やはり色々とメンタルを拗らせていたのだろう。

剛力さんが可愛い

剛力さんはクラッシュギャルズで目立たない方。だけどこの役はなかなかのハマり役だった。彼女は少年体型で、ショートカットだし、プロレスラーはあまりメイクをしないので、まさに少年のようだった。

この中性的な雰囲気を活かした役で今後も頑張って欲しいと思った。

ちなみに今回は知り合いの男性に非常によく似ていたww

露出しているのに全くセクハラと無縁な世界が素晴らしい

プロレスの世界は運営は男性が取り仕切っていた。にもかかわらず、戦うという内容のためにセクハラが一切ない。ただひたすら、特訓の日々。特訓は、パワハラとはいえない。だって、彼女らは戦士になることを選んだのだから。

ちなみにスクワットのシーンが非常に多かったですが、スクワットで良かったと思いました。私は腕立てがほとんどできませんがスクワットならまあまあ行けるので。

プロレスの世界を見ていて思うこと

プロレスの舞台で、松本は個人的な怨恨から極悪女王として振る舞う。そして千種の頭にフォークを突き立て、千種の髪を刈る。

だが、それは全て「お客様に見せるためのもの」である。

怨恨が原動力でも、確実にお客様を興奮させ、楽しませなければならない。

私はプロレスを見ているといつも、「どこまで本気なんだろう」と思ってしまう。

だがその虚構と現実、本物の感情が入り混じった心理の駆け引き、それが面白いなと思う。


まあ個人的にはベタなギャグっぽいプロレスの方が好きだけどね。

例えばストリートファイトが本当に起こったら、みんな逃げるじゃん。でもそれが、リング上だったら見る、と言うことだね。とは言っても、昔から、「火事と喧嘩は江戸の華」だけど。 つまり喧嘩ってエンタテインメントなんだな。

2025年2月22日土曜日

Amazon Original 「シタデル ハニーバニー」

 ハニーバニー視聴ページはこちら

2023年「シタデル」最初のシリーズの感想はこちら

「シタデル」アマゾンオリジナルの中ではかなりお気に入りのTVシリーズですが、続編が出ることは聞いていました。が、なぜか忘れており、なぜか、マレーシア旅行中に思い出しました。

先日「暑い場所に行きたい」という理由でマレーシアにプチ旅行に行ってきたのですが、正規のフライトだとかなり高くつくエリアのため、LCCを駆使しました。ですが、LCCは基本的に機内エンタテイメントはありません。(バティックエアはかろうじてありましたが、知らないインド映画ばかりw)マレーシアからの帰国フライトは最短で6時間半あります。

行きは頭が回らずうっかりしていて、なぜか「極悪女王」をDLしていましたw(これについては後日投稿します)帰りが何もないので、マレーシア到着後に探したのですが、なんとNetflixに海外でログインするとダウンロードNGとされました。アマプラだと「作品による」という感じでした。

そこでシタデルを見つけたので、「ディアナ」と悩んだのですがわずかに評価の高い「ハニーバニー」にしました。(ディアナももちろん見ます)これのいいところは、「ハニーが前作のヒロインナディアの母親である」というところです。つまり前日譚ということになります。

インド編ということで、ハニーもバニーもインド人。全編、濃いインド英語です。(様々な言語が選べますが、英語を選択してもインド英語。)しかしインド英語、ほんとクセつよすぎでしょって妹といつも言ってます…インド人のエンジニア、Slackやメールでは非常に流暢な英語を駆使しているのですが、口頭だと訛りが酷すぎて人によっては何を言っているかわからないことがあります。

実はマレーシアも、ペナンくらいになると「ファースト」が「フォース」に聞こえる始末…。

それに辟易していた帰りだったので「これはもうインド英語のモノマネの達人になろう」と思いながら見ましたw

このシリーズ、特に前半は楽しくて、ハニーの性格が特に良かったです。ハニーが可愛くて目が離せません。あだ名が「ハニー」なのはずるいですねww

前半は特にコメディ色が強い。ハニーはもっと本名が長いし、相棒の「バニー」も本名は全然違います。ハニーはインドの位の高い家のお嬢様だったのですが、結婚がうまくいかず家出し、女優を目指します。ですがやはりというか、枕営業を持ちかけられ激怒し落ち込んでいたところを、仲良しスタントマンのバニーに「いい仕事があるんだが」と持ちかけられ、スパイの世界に足を踏み入れることになりました。

女優の卵ですが元々すごい美人なので、ハニトラでかなりの活躍を見せ組織に一応受け入れられます。

後半は「組織」に対し疑念を抱いたり、シタデルの存在を知って戸惑ったり、妊娠していることを知ってさらに思いが揺らぐという展開になっています。

時系列が入り乱れるのが、いいような悪いような。この時系列がコロコロ変わる脚本って流行ってますが、本人たちの見た目がほとんど変わらないため、結構注意しないと訳がわからなくなりがちでした。

あと個人的に面白いなと思ったのが、ナディアが娘としてすでに存在する2000年の話。ナディアが子供時代からすでにハニーの英才教育でスパイとしての素質を見せ始めていて、やたら狡猾で面白かったです。しかしハニーのバトルアクションもものすごいので、アクションスパイものとして非常に見応えがあります。

「シタデル」もそうなのですが、今回も、ヒロインが妊娠して考え方が変わり、より良い未来を子供に残したいと考え直す、というテーマは非常に良いと思います。

2024年12月12日木曜日

「ウェンズデー」めちゃくちゃ面白かったです

せっかくネットフリックスに復帰したので他の話題作も見てみましたが、今のところ最強なのは「ウェンズデー」!海外でめちゃくちゃ流行ってた理由もわかりました。筋書きも面白いですが、キャラクターや設定も面白い!特に主人公があれだけ強烈だと彼女一人でいくらでも話が創れますね。

それにティム・バートンの本領発揮。やっぱりゴシックホラーでコミカルな世界を描かせたら彼の右に出るものはいないでしょう。

私は「アダムス・ファミリー」に何度もトライしてるのですがどうしても話が頭に入ってこずw合わないものと諦めていたのですが、 見事に作り変えてくれたと思います。話もするする頭に入ってくるし、わかりやすくてコミカルなテンポで見やすいドラマでした。でありながら、ちゃんとミステリーになってるところがすごいと思います!そこに友情も恋愛もファンタジーもちょうどいい塩梅で混ぜてくる、ちゃんとティーンエイジャーのドラマになってる…。

ウェンズデーは普通の学校に通っていたところ問題を起こし、Nevermore校に転校してきますが、そこはハリーポッターのホグワーツのような寮制度の学校で、アウトローな生徒が集められていました。しかしハリポタと違って狼人間がオープンに人種を語っているような学校でしたw

ハリポタが爆発的に流行した結果この手の寮制度の学園ものって日本でもめっちゃ流行りましたが、その中ではダントツで面白く作られていると思います。つかルームメイトのイーニッドが空気読まない陽キャなのもいいし、ド陰キャを隠そうともしないウェンズデーと両者一歩も譲らずなところが自由すぎて好感が持てます。

ウェンズデーは自分が陰キャであることを恥じず、アイデンティティとして高らかに私は人間嫌い!一人でいい!怖いものが好き!暗闇と血が大好き!と物怖じもせずに宣言しています。でありながら、頭脳明晰で自分の目標(プロ作家になること)にわき目振らずに邁進している、実は優秀な16歳。

敵に回る人にも、「あなたのように孤高で固い意志を持つ姿には憧れるわ」と言わせてしまうほど。しかも戦えないかと思ったら普通に運動神経抜群で笑いましたw自分の身長ほどある剣を持ち上げたり、体術で男を倒したりw

でもウェンズデーの魅力って、軸がブレないところだと思いますね。頑固なんだけど、ブレないからあんまり派手な間違いをしないしフラフラしないので。

このあまりの意志の強さに複数の男子生徒に想いを寄せられる上、散々イーニッドと喧嘩してもいつか自然と仲直りするんだろうなという謎の安心感がありました。それにしてもドラマ8話中、何度「あなたって人の気持ちなんかどうでもいいのね!!」と罵倒されたことか。

でもウェンズデーってその程度だと屈しないというか、絶対媚を売らないのでかっこいいなと思いましたwおじさんにだけは笑顔を見せるんだけど、あんまり可愛くない笑い方だったので、あのまま仏頂面でいいのかも…w

それにウェンズデーって決して甘いことは言わないけど、かと言って無駄な殺生はしないし、合理性に基づいて動いてるから罪のない仲間が怪我をして入院したら気遣っている場面も見られたし、決して悪い子ではないことがわかるので、これは人気出るだろうなあと思いました。しかもこの女優さんがとにかくどの場面でもバッチリ「ウェンズデー」なんですよね。美人で可愛い、でも無愛想。強烈な存在感でした。でもやっぱりすっごい美人!声も可愛い。そしてすごい難しい英単語を使ってすごい早口で喋るので、最初字幕なしで見ようとして形容詞についていけず、日本語字幕表示にしました。普段の会話ではそんなに難しいことは言ってないのですが、ウェンズデーは作家を本気で目指していて相手をボキャブラリーで圧倒するのが好きなので、冒頭は特に難しい単語を並べていると思われます。

ゴスロリ界隈にどのくらいウケているかはわかりません。日本人だったらもっとミニスカとか好きそうですが、これでも十分だろ…猫耳つけるフェティッシュなシーンもあるので、一部のゴスロリ界隈はイチコロだと推察します。が、なぜか私はずっと進撃のスクールカーストのミカサしか連想しなくて苦笑してました。

あのミカサの口紅のあたりがすげー似てる・・・。あとアイメイクな。ミカサが恋してなかったらこんな感じだったのかもしれない。

ウェンズデー屈指のわけわからんシーンの一つ「ダンス」。リアクションに困るw最近ダンスミームも流行ってますからね。ミーガンも、デッドプールも、アランウェイクもw

それにしてもこんな変なダンスでも美しいよな〜〜



2024年11月19日火曜日

地面師がオワコンだと思っていませんか?

製作者様へ


次はもっと大きなバズを狙いませんか?


そうですねぇ

中毒者がゴロゴロ出るようなバズです

つまらないじゃないですか

誰でも作れるようなドラマをチマチマ作っていても

小さなバズよりは大きなバズ

容易いバズよりは困難なバズ

誰もが怖気づいて、二の足を踏むような

奇々怪々なドラマを作ってこそ

どんな快楽も及ばない

セックスよりもドラッグよりも気持ちのいい

エクスタシーとスリルが味わえる

みなさんもそれを求めて

「地面師たち」を見ているんじゃないんですか?


期待していますよ、次のシリーズ



2024年4月15日月曜日

Amazon Prime Videoの「フォールアウト」

このドラマは、ゲーム「フォールアウト」の実写化である。

感想の前に、こちらの記事を見てほしい。記憶に新しい人もいるかもしれない。

https://www.gamespark.jp/article/2015/12/22/62669.html

なんと!「Fallout4」にハマりすぎて、仕事と妻を失ったロシア人の男が、ゲーム会社を訴えると言い出したというのである。

そんなに面白いならやってみたいという心境と、

そんなにハマって仕事を失ったらどうしようという心境の間で当時の私は揺れた。

そしてゲームによって仕事を失うのは危険と判断して見送ったのである(笑)。

しかしこのドラマを見て、ついに「買おう」と思ってしまった。つか安いし。

そのくらい、ドラマが面白かった!!日本のアマプラランキングだけ入っていないなんて日本はどうかしている。「日本」という大きなVaultに騙されているのではないか???!!!


何が面白かったかというと

ストーリーが面白い。徐々に展開する世界の謎。そしてひきを作るのが非常に上手い。

どっかで見た展開だなと思ったらジョナサン・ノーランが関わっている。ウエストワールドとどこか似ているのだ。グールとエド・ハリスがあまりにも似ている。情け容赦のない賞金稼ぎのグールが、ドカドカ人を殺し、グール故に不死身でありながら時々人を食べなければいけなかったり、薬を飲まないといけなかったりする。

舞台は核戦争で荒廃したアメリカ。そこには無数のシェルター「Vault」が地下に設置されており、お金持ちは地下で暮らし、シェルターに入れなかった人間は「レイダー」荒くれ者として地上でサバイバル生活をしていた。

主人公は「Vault33」の人間。ある日襲撃され、父を攫われる。ここまでの展開でもなんともいえない不気味さが最初からあった。その不気味さは、「ミッドサマー」などアリ・アスター監督の作品によくある、

ここは平和で安全。みんなニコニコしている。私は、うまくいっている。

と思っていたのに、その世界がとんでもない嘘を隠していたことがわかる前兆だ。

人間は見たくないものから目を逸らす傾向にあるのがよくわかるイントロダクションだが、それはあまりにも露骨でもはやコメディであった。

そう、この作品、父を探して地上に出てしまう「ルーシー」がありとあらゆる危険に巻き込まれる割には、どこかコミカルな展開も多い。

良質なSF作品であり、安部公房や星新一が描く「シュールな統制された世界」と非常に共通点が多い。

設定は全ては明かされていない。考えてもくれたまえ。ルーシーのいたVaultは33番なのだ。31の真実は最終話で明かされるが、1〜30までは描かれていない。唯一、ルーシーがうっかり迷い込んでしまった「4」がこれまたシュールな世界である。33とも違う。コミカルだなと思ったのが、「12階ヘは絶対行くな」といわれるのでついつい行ってしまうところなのだ。

これは、最近見る作品に多い。例えば「アランウェイク2」ではサム・レイクが捕まっていて笑、「そこにあるナイフを取ろうと思うなよ!そこにあるナイフで私を刺そうとなんて、思うな!」と言うのである・・・

「押すなよ!絶対に押すなよ!」手法はこの後も出てくる。

ルーシーは、「Vault4」にて安全な世界と思っていたVaultに大いに疑惑を感じ始める。脱出方法もどっか変であった。そして最終話で見事にその理由がわかるのだが。

この世界は放射能でいろんなことがおかしくなっていて、なぜか指を切り落としたのに別の指をくっつけることができたり、そもそも「グール」が生まれる過程も簡単すぎてよくわからない。それに「放射能による症状」を緩和する薬も存在する。また、実験によって生まれたという怪物もなんでそうなったのかよくわからなかった。この怪物が見た目がウルトラマンシリーズよりもコミカルで単純なデザインでそれもどっか笑えるものがあった。

フォールアウトという作品の魅力はその全体的なデザインのレトロかわいい方向性(Vault Boyのデザインは前から気になっていた)や、一見ドシリアスな設定でありながらシリアスになりすぎないシュールな笑いを突っ込んでくるところである。

手品で体が真っ二つになったかと思えば、それがくっつくような、あの謎感がいい。

無論「核を馬鹿にすんなし」という意見もあると思うしその辺は実にアメリカンである。だがおそらくこの作品のメインテーマは反戦や反核ではない。これもアメリカらしいのだが

少し厨二病寄りな、都市伝説のようなストーリーを通して、人に「権力者を疑え」といっているのである。

オッペンハイマーを見た時、核の話よりも人間関係や、政治の話が割と絡むなと思っていたのだが、これはアメリカ人が

核そのものよりも、それを使う人間に気をつけろ

と考えているからではないか?と感じた。

日本は被害を受けたと被害者づらしていればこの手の論争から逃げられるのでちょっと未熟な感じがする。問題は常に、

「核を使う人間」側にあるのだ。


私は今からシーズン2がとっても楽しみだ。

2023年5月7日日曜日

CITADEL(シタデル)おすすめです!!

旅行中、長距離移動で暇になる時間があることがわかっているときは、旅行前に動画をダウンロードしておいたりするのですが、今回は、アマプラでおすすめされていたこの「シタデル」がスパイものだと知ってダウンロードしておきました。

そして長距離移動が始まってイヤホンして見始めたのですが……

あまりにも面白いので、物理的に前のめりになって夢中で観ましたw 

ベタなスパイものが大好きな人には強くおすすめしますw

雰囲気としては、メタルギアソリッドやコールオブデューティーとよく似ており、ゲーム好きな人がつくったような感覚がありました。007のようなベタな秘密道具も出てくるのですが、個人的には大胆不敵なミッションが多いようにも感じました。

つまりはスパイアクションドラマ。割とうるさめです。

私はエピソード3の雪山ミッションがとても好きなのですが、主人公は明らかにメタルギアソリッドの真似と思われるようなスニーキングスーツを着ています。しかし、何をやらかしたのか主人公はまっすぐ出口からダッシュで出てきますw

これはゲームだったらかなりクライマックスのシーンじゃないですかね。

コールオブデューティー MW2でスノーモービルで逃げるお気に入りのミッションがあるのですが、それともかなり似ています。あれは、スノーモービルの操作間違えて木にぶつかり続けたり、動かなくなったらゲームオーバーなので。

そして、こともあろうにそこに出てくるヒロインが髪の毛をふたつにわけて編み込みしています。レイア姫そっくり。

周りの部下は全部白いヘルメットで完全にストームトルーパーです。オマージュなのか、これはw

主人公はマーベル「エターナルズ」でセンターにいるお兄さんなので、色々な映画のいいとこどりとも言えます。

が、わりにストーリーが面白くて次が気になっちゃうので今のところ大成功じゃないですかね。金曜がすごく楽しみです!

次のエピソードではもしかしたら嫁の素性が明らかに・・??!


問題点があるとすれば、「シタデル」は脇が甘いような気もします。ブリーフケース盗み出したら、もちろん発信機はついてるでしょー。それはスパイ映画複数見てる人なら絶対知ってるパターンだよww

しかしプロットとして、敵対組織が「金持ちが自分の都合で運用するスパイ組織:マンティコア」っていうのがいいじゃないですか。強欲な金持ちを敵にまわすって痛快ですよね。対する「シタデル」は、平和維持のためのスパイ組織。 (特別映像でCGのケネディがこれは必要なことだ!みたいなことを言っているので、国際政治的に認められているようだ)

普通敵国の情報を取りにいったりすると思うんですけど、今回はスパイVSスパイなのがいいんじゃないですかね。(そういえばCIAとKGBが手を組む映画あったなw)

それなりに拷問がきつい印象なのですが、血はあまり見たくないなと思ったら肝心のところはカットしてくれてましたww

良心的です。

 

2022年8月5日金曜日

ゴッサム見終わりました!!T_T

長かったな〜!!

シーズン5は短いのに、あんまり面白くないのでなかなか終わらない感じがした。

ベインはあっさり、ゴードンに捕まって終わっちゃうし。これは打ち切りの合図だなと思った。
そもそもゴッサムというドラマには欠陥がある。

このドラマ、死者を再利用しすぎなのだ。

倫理的にもちょっとな、と思うし、どうせ生きてるんでしょ、と思うこともある。なのに、ブルースの親は生き返らないし、他にもブルースが大変後悔した事件の被害者も生き返らなかった。
そして生き返った人が決まって「ここはゴッサム」っていうのがもはやコント。

役者が気に入っていれば、また出てきてくれて嬉しいかもしれないが、例えばミスターフリーズはフェードアウトして、アイヴィーは何度でも出てくるのはなぜか。お色気作戦だろうか。セリーナの母親だって、もっと出てきてくれても面白かったのに。

最後の最後にバットマンが出てきたんだけど、あのかわいかった坊ちゃんが影も形もなかった。

いかにロバート・パティンソンが可愛いか。良くわかった。パティンソン君はカウルをかぶって出てきてもお口元が可愛らしくて、いかにも初心者って感じがあったし、若いな!って感じがあった。バットマンは普通の青年だ。私は、素人感があった方が圧倒的に親しみやすくて好き。

さてこのドラマ、個人的にはシーズン2だけを観てもなんとなく世界感がわかると思うので、部分的に観たいならシーズン2をお勧めする。(1のフィッシュはあんまり良いキャラじゃないと思った)

キャラクターの個人的ランキング。

5位:バーバラ

男嫌いなのにゴードンを愛してしまう、奇妙なヤンデレだったが、どんどん美しくなっていった。最後はショートカットが可愛い。ゴードンと結婚はしてもらえなかったが、なんと子供は産んでしまった、、、、すごい。そして生き残ったし。

4位:リー

この女優さんのお芝居がすごく上手で好き。キャラクターも医者として、どんな状況でも人を助ける良いキャラクターだった。リドラーと一時的に恋仲になったふり?をしていたけどやっぱりゴードンに戻って、よかったのかな。ゴードンの役者さんはリーの役者さんと本当に結婚したんだからすごいw
シーズン5のアルフレッドとの会話「子供を育てるということ」は号泣必至なのでご興味があれば。

3位:ハービー・ブロック

最後まで生き残った!最後までキュート!だけど中盤が一番可愛いです。つぶらな瞳がワンコキャラ。年取ったふりして怠惰なシーンもあったけど、この人も芝居が上手いんだと思う。強運の持ち主で、爆弾のワイヤー切るとき、「あのねのね」的な切り方をして助かってる。洗脳されてもなぜか、助かる。愛されてる。

2位:ペンギン

このドラマはゴードンやブルースが主人公というより、ペンギンの話じゃないだろうか?
マザコンと言われようと、彼は幸せだった。なのにある日、母親を殺されて、傘持ちだったペンギンはさらに悪の道を駆け上がっていく。市長にまでなった。リアクションがわかりやすく、華のある外見で、人々の興味関心をひいていた。何度か殺されかけたり凍結されたりするけど必ず生きて帰って来た。でも一番良いのは、彼の中にある「愛」。これは異性愛とは限らないし、ペンギンの場合は女性にはあまり興味がないらしく、一番好きなのは母親であり、他の人にも同様の無償の愛を探し求めている。その姿は純真無垢で、誰の心にも必ずある気持ちだ。
その逆をいくのがリドラーで、彼は異性にしか興味を持たず、あとは利用するサイコパス。その辺のコントラストが良く、なぜリドラーがペンギンと同じ場所に駆け上がれないのかが良くわかる。リドラーには愛がないのだ。

1位:アルフレッド・ペニーワース

もしゴッサムに感動のヒューマンドラマがあるとしたらその大半はアルフレッドから来ている。
初めてブルースと二人きりにされた時の所在ない哀れな執事の姿から、シーズン5あたりまでくるともはや父を超えた存在となっている。
アルフレッドは単なる執事ではなかったし、武道の師範でもない。彼は、ブルースに生きるということの意味を教えた教師なのだ。
何度も死にかけて、その度になんとか生き返るが、アルフレッドが守ったのはブルースだけではなく、ゴッサムの守護者になるべき人物を守ったのだ。つまりゴッサムシティを守るためにブルースを守っていた。
ブルースとアルフレッドの相性が良かったか悪かったかはあまり関係がなさそうだ。アルフレッドは、目の前にある困難なミッションに真面目に取り組んだ善良な人物であり、本物のヒーローは、ヒーローを育てた彼に他ならないと思う。
だから、私たちがアルフレッドに涙するのは、彼が素直に苦悩を打ち明け、ひたむきにブルースを導くその真摯な姿に自分を重ねる時なのである。


さて問題は、ゴードンがいまいちな主人公だったところ。彼は女にモテる。他の女とも寝てたし誘惑されれば落ちるし、数日で妊娠させてしまうすごい男だ。なぜゴードンをそういうキャラにしたのかは、良くわからなかった。あとかっこいいとも思わなかった。

ブルースはイケメンだが、欠陥が色々ある。そもそもなぜバットマンにならなきゃいけないのかが、「ザ・バットマン」より説明が下手。暗いといえば暗いけど、堂々と経営会議に出てるあたり隠キャとは言い難い。また、セリーナにこだわってる割にはちゃんと付き合うことができなかったのも、なんだか謎である。
既存の設定に振り回されて作られたのが今回のブルースであり、「ザ・バットマン」ではブルースの性格を一新し、女を知らない引きこもりの隠キャに作り替えたことで、真実味が出た。
昔のヒーローは007も含め、女好きのプレイボーイが多いけど、それは男の理想を描かないと売れなかったからだと思う。
今の時代は個人と隠キャの時代。みんな少し内向的なくらいが現実的。ブルースは2022年になってやっと設定が一新されたのである。
これは喜ぶべきことだと思うな。少なくとも、私は嬉しい。

2022年7月11日月曜日

GOTHAMシーズン4!やっと視聴完了!

シーズン4は相当だらけてきた。

いやドラマとしてはいいのかもしれないけど……

まず、ぼっちゃんがぶっ壊れて全力で反抗期突入。

みなさんはこの本をご存知だろうか……

リドリー・スコットのメイドを務めた日本人女性が書いたエッセイだ。

イギリスを揶揄したいわけではない。

「金持ちのお貴族様の子供がスポイルされるとどうなるか」について結構リアルに書かれていたと記憶している(リドリー監督のことではない)。要は、ヨーロッパには大して世間にも貢献しないでグダグダしている貴族の末裔がいるってことだ。マリー・アントワネットの時代のアレだ。

今回のブルースは前半完全にそれであった。「本で読んだことがある」ダメなお貴族様の末裔…。 

もちろん理由はある。そもそも親がいきなり殺害されて、おかしくならない方が立派すぎる。

ブルースはラーズ・アル・グール(英語で聴くとどうしてもラーシャラグールなんだけど)に挑発されて彼を殺してしまい、「不殺の誓い」を破ったことが苦しくておかしくなってしまう、というか現実逃避してしまうのだった。この辺は見てても不快だし、年齢的にももう可愛くない。(パティンソン君だったらかわいいのかもしれないけどw)

その結果アルフレッドをやはり怒らせて、怠惰になっているブルースに訓練を仕掛けたところ、殴ってしまい、クビを言い渡される。これで2回目。さすがにアルフレッドもこたえたのか、結構長いこと、今回はウエイン邸から離れることになった。 

ブルースが目が覚めて、自分の役割を、「守りたいと思うものを認識する」ところでやっとアルフレッドが納得して戻ってくれるが、その後も拉致されたりして大変だった…。

このドラマのアルフレッドはとにかく酷い目に遭ったり、なにかっつーと全力で乱闘するけど、海外のツイッターでは大変評価が高かったwまあ~、強いですからね!

シーズン4の敵は、前半はファルコーネの娘ソフィアなんだけど、この子がものすごいサイコパスで男を騙しまくり、平気で裏切るような怖い女性だった。

後半は、ラーズ・アル・グールを後継したと思い込んだバーバラとラーズ・アル・グールの戦いと、ジョーカーの位置に該当するジェレマイアたち(双子なんだけどめんどうなので詳細は省略する)が起こす事件で締めくくられている。

私は、実はバーバラが大変魅力的なキャラクターに成長したなと感心した。

ファルコーネの娘ソフィアは、父より相当あくどい女で、ペンギンの依存心を煽って、母親と同じ味の料理を出して気をひこうとするような女だ。しかもペンギンは割とそういうのにひっかかりやすい。とにかく愛に飢えているのだ…。

そんな、やばいキャラクターに囲まれていながら、意外とまともな立場を守ったバーバラはいいキャラなんじゃないだろうか。彼女、どんどん綺麗になっていくしw

彼女の問題点は色々あるものの、「男ってのはどうしようもないわ。女だけでいい」というのは、あながち、悪くはないな、なんて思ったり…だからと言って殺すのは違うと思うけど、バーバラは女性だけの組織で生きてればいいと思うので。というか、もうほとんど女性とばかりチームを組んでいて、美女だらけでちょっと楽しかった。

悲しかったのは、リーだ。彼女はあの後も、貧困層(Narrowsの人たち)に医療をひっそり提供する医師として生きていた。人類の鑑だと思うが、なんだかんだで巻き込まれて結局どんどんひどい状況になっていった。彼女は男に振り回されて人生をダメにしている。

リドラーはちょっとよくわからないキャラクターになってきた。が、彼の二重人格は結局「リドラー」側がメインになりかわったということらしいので、エドワードは消滅というか吸収されたのかも。

ペンギンは実に難しいキャラクターで、ファルコーネの娘に騙されているかもしれないと疑いながら、惹かれていき、そしてまた色んな人に騙される、の繰り返し。

だけど、なぜかあんまり憎めない。

彼は孤児院を訪問し、いじめられっ子の少年に目をつけた。どうやら失語症かなんかでしゃべれないらしく、大きめのメモパッドを首にかけていて、筆談や絵でコミュニケーションを行う。ペンギンがいじめっ子同士を仲間割れするような策を授け、ふたりは仲良くなる。ちょっと、いかがわしい知恵だなと思ったんだけど、彼らの別れ際は涙するものがあった。

この少年、マーティンは、ソフィアファルコーネにも少し利用されていたようなのだが、最終的に少年が死んだと見せかけて、ペンギンが逃がしたのだ。

ペンギンは、たくさんの人を愛した、それが一方的に求めた愛だったとしても、彼は人を信じようとしていた。しかしことごとく裏切られ、シーズン4の最後では、わざと愛する人たち(ヴィラン側だけど)を再会させたあと、復讐のためにその場で殺害するようになるくらいには、もう人を信じられなくなってきている。

だけど、このマーティンだけは本物だったんだと思う。

少年は、最後に「あなたは友達」とメモに書いて、ペンギンをハグした。その際に、ペンギンがさすがに嬉しかったらしく、涙ぐむのが印象的だった。

それに比べると、リドラーは本当に魅力がないというか、映画版のほうがはるかに何か持ってる感があったなあ。

あとは、セリーナのセリフがものすごい印象的だった。

ブルースは、「あの時ジェローム(ジョーカーっぽい人)を殺さなかった自分に責任がある」と言って彼を追うんだけど、セリーナがそれを聞いてたった一言。

「あんたのエゴは巨大だね~」

ブルースがぶちギレるのではないかとハラハラしたが、静かに帰れ、みたいな仕草をして終わりだった。一応セリーナには声を荒げないのかもしれないですね。

でもこういう一応ヒーローもので腹をえぐるような、アイデンティティを崩壊させるような言葉を刺してくるセリーナさんはやはりスゴイと思う。私もこういうこと言えるようになりたいなと思いますwww

ハービーブロックは相変わらずかわいいのですが、のどを切られたりちょっと洗脳されたりして大変でした。でも私の見立て通りしにませんでしたよw


シーズン5は半分くらいしかないからすぐ終わると思うYO!

 


2022年6月17日金曜日

GOTHAM シーズン3視聴完了。

長い………(疲弊)ログみたいなものなので、今回もちょいちょいネタバレしてますが、とにかく長いので、逆に言うと細かいところはむしろネタバレすら出来ない(文章量的に)。

あらすじはざっくり言うと

梟の法廷の存在を突き止めたぼっちゃんだったが、梟の法廷は「ゴッサムシティは病みすぎなので潰す」という。(ぼっちゃんは深入りしたら身内を殺すと脅されて一旦引き下がる)

潰す方法としては、とある女性が持つ血液内に存在するウイルスを使用する。このウイルスは、血に直接触れたり、注射されることで感染すると、その人間が持つ最も黒い感情が暴走するというもの。

それぞれの人間が持つ最も黒い感情というのは人によって異なる。

例えば、私が感染したら、おそらくセクハラを含む軽度~重度の性犯罪者を片っ端から殺してまわると思う。普段抱いている最もネガティブな感情が爆発的に膨れ上がり、暴力によって外に現れるというもので、多くの場合、殺さないと気が済まなくなってしまう。また、ストレンジくらいのレベルの博士でないと、抗ウイルス剤を精製することができないが、シーズン3の終わりでは精製が完了し、一時期ゴッサムを大混乱に陥れたウイルスはいったん収束している。このウイルスは呼気で感染するものではないので、その点では安心なのかも。ただ、風邪のように勝手に治癒することもないのが難点。また、この暴力ってのがバーフバリ並みの力で、軽々と成人男性を投げられるような力が出る。

ちょっといまいちだなと思ったのが、

・このウイルスそもそもどっから来たんだっけ?説明あったっけか……
・途中でぼっちゃんが影の同盟にさらわれるんだけど、なんで今まで微塵も出てこなかったのかがいまいちわからんw(多分、ぼっちゃんのクローンが完成しないとばれちゃうからだと思うんだけど、伏線がなさすぎて唐突すぎてビビった)
・梟の法廷弱すぎじゃない??!!!!

まあ、かなり唐突な展開が多くて、シーズン3はちょっと困惑するシーンがいくつかあったし、シーズン2のほうが良い具合にぽんぽん話が進んでエキサイティングだった。シーズン3は結構トーンダウンして、心象風景が圧倒的に多くなり、キャラクターの感情にフォーカスしているシーンが多くなる。それ自体は面白いんだけど、いきなりシリアス路線、というか。

今回は愛憎劇だったと思うのでそれぞれの人間関係にフォーカスしてみたいと思う。

 

リドラーとペンギン

この二人の関係性を描くシーンが多かった。

リドラーとペンギンは利害が一致するとうまい具合に働き、ペンギンはなんと市長に!ww

だがしかし、前述したように彼はとても子供っぽいキャラで、見た目を変えたり、民衆の耳心地のいい言葉を叫び、表側だけを取り繕うのがうまい。彼は前から、取り繕って生き残ってきた人間だから。

また、母親に依存し、次は父親に依存し、最終的にはリドラーに依存するようになる。リドラーは非常に頭がよく、ペンギンを調子に乗らせたうえで自分も乗っかって出世するという計画をやすやすとやってのけるんだけど、それの弊害が、ペンギンの過度な依存であった。

ペンギンみたいな男は、適度にはねつけないと相手が誰であっても依存してしまう。甘やかしてはいけない男なのだ…。

結局、いろいろあってどうしてもお互いが許せなくなるふたりは、殺し合いを始めるんだけどやっぱり簡単にどっちも死なないので、ずっと泥試合してる感じ。だけど、時々協力すると抜群のチームワークを発揮するので奇妙な面白さがある。

私は、リドラーはもうちょっとなんか、上手くペンギンを操れたのではないか?と思った。もし本当に、サイコパスならね。ペンギンは相変わらずぱっと見のかわいらしさなどは健在なんだけど、過剰に甘いスイーツみたいな毒々しさを感じる。ただ、キャラ的には非常に面白い。

リドラーは自分のアイデンティティを見失い、「ザ・リドラー」と名乗ることで自我を確保するんだけど、それがとってつけたような感じで、この人はこの人で、生きづらいんだろうなと思った。でもあの時、うっかり人を殺してしまった時から、もうアイデンティティは無くなっているんだろうね。映画版のリドラーのほうが動機がしっかりしているので、ドラマ版は本当に感情を失った悲しい抜け殻のような印象を受ける。

 

ゴードンとリー

そもそもシーズン2でリーを放置し、傷心のリーとよりを戻すのはものすごい難しいと思ったし、シーズン3ではもっと恐ろしいことが起きてしまう。どうにもこうにも許しあえる立場にないが、なぜか恋慕の感情だけは残っているふたりが、ウイルスを口実にして駆け落ちしようとするシーンは、なんとも終末感がすごいと同時に、非常にドラマチックでそこだけ切り取っても映画みたいな高揚感があったけど、このウイルスに感染しているとまともな生活は送れないのではないか…。まあ結局抗ウイルス薬投与して別れちゃうんだよね、そうしないと主人公が交替になっちゃうわw

私がいいなと思ったのは、リーがゴードンひっぱたいて「なんであの時言ってくれなかったの!!もう遅いわよ!!」って怒るシーン。そうだ怒ってやれ。今更遅いんだよ、男っていつもそう。せめてドラマの中だけでも叫ばせて欲しいわね。リーの女優さんの芝居が好き。

 

ゴードンとハービー

ハービーのアニキは今回もめちゃくちゃかわいい。癒される。もう超お気に入り。一番かわいかったのは自己主張が強いリドラーさんに階段の上で吊るされてるシーン。脚をばたばたさせて、あまり怖がってない感じすらするw

ハービーは最初こそ超強硬手段に出る刑事だったのに、すっかり落ち着いてしまった。短気でどんどん先に進むゴードンを追っかけて面倒見るのが彼の仕事だ。ウイルス感染したゴードンを止める列車のシーンは感動ものである。

結局このドラマで最もまともなキャラのひとりに落ち着いた。このドラマで絶対的な安心感があるのは、ハービー、アルフレッド、ルーシャスフォックスの3人くらいなものである。

ぼっちゃんのクローンの話が出た時、それまでみんな普通に「クローン」って言ってたのに、ハービーだけ「何?!!クローンって言ったの?!!ちょ、待てよ…休ませて…」って言ったから、この人だけまともだなwと思ったwwそれまで私も「おいおいクローンなんて普通に受け入れるなよ!人権侵害だしどこで遺伝子手に入れたんだ気持ち悪いくらい思えよ!」と思っていた。

ハービーがあまりにもRDR2のアーサーっぽさがあるのでちょっと調べてしまったんだけど、違う役者だけどふたりともアイルランドの血が入ってるから、アイルランド人のおっさんはかわいいという結論に落ち着いた。(リーアム・ニーソンは北アイルランド人である) 

だけどアイルランド人って「酒と喧嘩」ってイメージは、強いよねw

 

ゴードンと警察署長

警察署長がまっさきにウイルスに感染し、最終的に「誰ですか」みたいなゴッサム黒塗りメイク+アーマーナイト装備で現れて警察署内で暴れまわったため(この辺はちょっともうギャグだった)、署長はハービーに交替した。

しかし、署長は実はセリフの端々から強い正義感と、警察に対する愛を感じたので、なんともいえない切ないヴィランとなってしまった。ゴードンも愛情との板挟みになり、大変なドラマになった。


ブルースとセリーナ

クローンのぼっちゃんが現れるが、所詮ぼっちゃん劣化版コピーなので、ネガティブな感情のほうが強い。クローンぼっちゃんが執着したのはセリーナであった。彼はおそらくセリーナに、遺伝子レベルで一目ぼれかなんかしたんだろう。

そう、ぼっちゃん本人もなぜかセリーナには異様に執着をしめしていた。お年頃だし、告白のようなものをして、正式に付き合っていると本人は思い込んでいたが、セリーナにはきっぱり否定される(笑)

このふたりの生きてきた境遇の違い、とりまく大混乱や悪い大人たちの介入で、ぼっちゃんは限界が来ていて、普通にお付き合いするつもりだったのが、やはり突き放すことに…。セリーナは腐れ縁程度に考えているがそれも良い。多分最後までこんな感じなんだろう。

この辺の極端にすれ違う感じは映画版と同じだ。でも私はあまり、切ないとも悲しいとも思わなかった。これこそがバットマンとキャットウーマンの関係なんだと思う。

ブルースは大局を見る人で、セリーナは自分の周りのことで精いっぱい。セリーナは「一般人」でブルースは「ゴッサムの守護者」「リーダークラスの人間」なんだと思う。

ぼっちゃんがお金持ちなのは別に悪いことではないし、ハウスオブグッチみたいに家を捨てて女のもとに走るのが良いとは決して思わない。ブルースの性格的に、見てみぬふりをして逃げるのは性に合わないだろう。

クローンは、ブルース本人のことを妬ましく思い、手始めにセリーナを奪い取ろうとしていた。そこで最終的に言ってた「君はたくさんのものを持っているから、本当に欲しいものがわかっていない」は突き刺さるものがあった。

だけど、ブルースの運命はそれらを投げ出すものではなく、「持っているからこそそれを有効に使う」ことなんだと思う。そしてそれだけの器の人間であるということだ。

そういう人が、セリーナとの恋愛に現を抜かすのはやっぱり違うよね…。

クローンは最初から敗北が決まっている道具としての人造人間なので、切ないものがあった。クローン人間でもアルフレッドはある程度世話を焼いていたので、一瞬だけど、ブルースが複雑な目でそれを見ていたのが印象的だった。あのシーンを入れるということは、ブルースがアルフレッドに多少なりとも独占欲を持っているということなんだと思う。 

クローンが、黒いフードを被って街をうろついているさまは、ちょっと映画版のぼっちゃんを思い出しました。

 

ブルースとジョーカー 

このドラマでのジョーカーは、普通の感じで出てこない。明らかに見た目と笑い方はジョーカーなのだが、ジョーカーと名乗るわけでもない。ジェロームという、いわばただの「有名人」である。

だが、こいつが民衆を扇動して遊園地で殺戮を始めた時、ぼっちゃんが明らかに通常とは違う怒り方をした。その前提として、アルフレッドが殺されたと思い込んでいたというのもあるんだが。

怒ったぼっちゃんはジェロームを追い詰めて殴り、そしてやはり、ギリギリのところで殺すのを思いとどまる。 アルフレッドはもちろん生きていたんだけど、この事件の結果、ぼっちゃんは自分の能力をどう使うか、アルフレッドに尋ねられ、「絶対に殺さない」という不殺の誓いをたてる。この事件で、ブルースは悪人を殴り倒す自警団として生きるきっかけを得たと思う。

ブルースがちゃんと人を殴ったり抵抗して戦えるようになったのはシーズン3からなので、時期的にちょうどよかったのかもしれないが、ジョーカーと他の犯罪者の違いはちょっとこれだけだと私はわからなかったかな。笑ってるのが腹立つってんならわかるが。

 

ブルースとアルフレッド

クローンぼっちゃんがすり替わった時、本体は何をしてたかっていうと影の同盟にさらわれていた。この辺は説明がなさすぎて、ノーラン監督の映画観てなかったらなんのこっちゃ!って感じだ。

しかもその後も、「君はダークヒーロー(ダークロードだったかも)になるんだお」ということを言われて武術訓練を受けさせられるのだが、ダークヒーローってなんやねん!説明がなさすぎる。なんでいちいちダークじゃなきゃいけないんだよw

だが、この先がもっとまずくて、洗脳として親を殺された時の心の痛みを忘れるように誘導されてしまう。影の同盟って結局なにがしたいんだろう。今回は、梟の法廷をつぶして自分らがのし上がるということまでしかわからなかったが、ゴッサムを平和に支配できるんだろうか?

痛みを忘れることで、ブルースはアルフレッドへの愛も忘れてしまう。ここからは悲劇しか予想されなかったが、アルフレッドが目の前で大けがをすることで、ブルースぼっちゃんは「失ったかも」と強い感情に揺さぶられて洗脳がとける。ここで、影の同盟がいったん彼をリリースするくだりもちょっとよくわからなかったけど、急いでいるわけじゃないってことなのかね。

だがこの一連の出来事で重要なのは、アルフレッドの強い愛である。それはもう、見ているほうが泣きそうなくらい、アルフレッドは次から次へとぼっちゃんが幼かった頃の思い出を語る。いかに彼が愛されていたかということ、 そして、愛は痛みを伴うものなのだということ。言葉では洗脳がとけることはなかったけど、アルフレッドの「あなたのためならなんでもしましょう。あなたが殺したいなら殺せばいい」という覚悟が凄いなと思った。バーフバリのカッタッパを思い出す。

しかしですね、このドラマのアルフレッドは、前述通り、かなりの強面。男くさいわけではないんだけど、硬い英国人、英国軍っぽさがある。喋り方も、アメリカに合わせるつもりもなく、役者もイギリス人。

ほとんど感情が見えない、クールなキャラに、このような愛にあふれた強い決意のセリフは、少し場違いな感じがしつつも、かえってリアリティがあるかも、と思った。カッタッパやアンディサーキスのアルフレッドはそこそこ感情的で泣いたりもするけれど、ドラマ版のアルフレッドは目を潤ませることはあっても絶対に泣かない、みたいな強い意志を感じる。実は第一話で「泣いている姿を人に見せてはいけません」と言っていて、厳しいなあと思ったけど、彼はそれがウエイン家のプライドだと思っている誇り高い執事なんだと思う。

ラストあたりで、ブルースぼっちゃんは、自分がわからない。僕は何者であればいいのか。と重症から目覚めたアルフレッドに語り掛ける。いやいま目が覚めたばっかりなのに、ぼっちゃん、映画版でも開口一番で嘘つき呼ばわりしましたよね、も~~!困ったぼっちゃんやで。

ウエイン家の執事たるもの、その程度で動揺してはならないのだ。大変だな。

「守りたいものを見つけてください。それであなたの軸が決まるでしょう。私にとっては、あなたですよ」

やはりこのアルフレッドはなんだかんだクールで、こんな重要なこともさらっと言ってのけるのですが、だからこそ、アルフレッドすげーってなるし、ぼっちゃんももともとどっちかっていうとクールなキャラなので、ウマが合うのかもしれません。アルフレッドは父という存在を超えた、師匠という存在なのかもしれない。従者でありながら、指導者でもある。

次シーズンからは、自警団として活動するぼっちゃんが見られるようですが……


彼まだ15歳か16歳くらいなんだよね………


2022年6月6日月曜日

GOTHAM シーズン2観終わりました!

日付観てると結構頑張って観たんだなって感じの日程ですねw

シーズン2は怒涛の展開で、こんなにスピード展開したらネタ切れするんじゃないか?と心配しましたが、そんな心配もなんのその、そのままの速度でシーズン3に突入しました。

さらに驚きの展開があって、想像力に脱帽です………。

カオス味と狂気が増殖中。


ブルースぼっちゃん(14歳)

シーズン2の冒頭にて、どうやらトーマスはウエイン産業の闇を探っている途中で殺されたっぽいことがわかったぼっちゃんは、アルフレッドが止めるのも聞かず、どんどん真相を追求していく。

それだけならまだしも、市長ギャラバンがウエイン家に強い恨みがあり(トーマスよりはるか前の世代の権力争いで、ウエイン家に騙されて貶められたとされている)市長自ら、ぼっちゃんを抹殺することを決意。誘拐されて監禁されたりと大変だった。 

この時、急遽レスキュースクワッドが形成されるのだがこれが大爆笑である。メンバーが

ゴードン
ハービーブロック
アルフレッドww
そしてなんと、ペンギンとその手下である。

(ペンギンについてはあとで書くけどギャラバンに恨みがあるので執拗に追っかけてくる)

殺される寸前までいったのに、まったく諦めることもなく、ぼっちゃんは真相を追求していく。父親を殺した暗殺者に会いに行ったり、その暗殺者の依頼者をさがしに行ったりとまったく止まる様子がない。むしろ暴走している。父のコンピューターが直ると徹夜で中身を閲覧するし。

アルフレッドがギャラバンの手下に結構やられて入院し、「頼むからここにいてくださいね」と言っているのに、アルフレッドが眠ると「ごめんね」とすぐ出かけてしまう…。ポーカーフェイスで嘘をつくようになり、セリーナを利用して危なくなると突然突き放したりするようになった。(ただセリーナも一度ぼっちゃん泣かしてるのでおあいこかも)

挙句の果てには無免許にて車を発進させるぼっちゃん。

この演出が、マットリーヴス版とかなり似ていたので、リーヴス監督は多分このドラマ、観てるな。

そして彼はついに依頼者であるヒューゴストレンジを突き止めるのだがもちろん監禁されるし色々大変だった。しかもその裏にさらに組織がいる。

それが、「梟の法廷」であった…。というのがシーズン2の話。怒涛の展開で頭が整理できてない。

パティンソン君がやたら次は「梟の法廷」やりたいって言ってたのはこれか。でもこれ終わったらバットマン終わっちゃいそうじゃないかw


完全にバトリングバットラーなアルフレッド

シーズン2開始すぐくらいに、突然女性を口説き出すアルフレッドが笑えた。何かのチャリティーイベントに出るぼっちゃんの付き添いかなんかだったと思う。

相手がゴードンの彼女だとも知らず。エピソードの最後でゴードンとキッスしてるのを見てぼっちゃんと「教えてくださいよ」「僕知らなかったんだよ」の応酬が最高。

熱心に女性とお話しているときにぼっちゃんが現れてすごい「なんなん」みたいな顔してたのも最高。

少々ギャグキャラの扱いになっているところもあったが、相変わらず全力で戦闘しているしよく怪我をする。

それにしてもぼっちゃんに次から次へと嘘をつかれ、逃走され、アルフレッド大変すぎじゃないか……。


ペンギン(30代前半)がかわいすぎる件

さてこのドラマで大変目立っているペンギンさんだが、実はギャラバンに愛する母親を殺されてしまい、暴走気味になった。しかし、彼の母への愛情が本物であることもわかる。

ギャラバンを殺した罪でアーカムに入れられるが、数々のテストをパスして「あなたは正常です」賞状をもらって出所するwその賞状をもらって大喜びなのがかわいくてたまらないw

しかも、その後父親が現れるのだ。

ペンギンはどうやら、家族の愛情に飢えていたらしく、母親になついていた時と同じように父親に懐く。かなりピュア。

なのに、財産を狙う継母に父を殺されてしまう。この辺は本当にかわいそうだった。

せっかくアーカムで「正常です」と言われたのに、あっという間に彼は悪に戻ってしまう。また、殺し合いだ。

ペンギンは実は、家族が大好きな子供っぽい大人で、環境のせいで悪人になってしまったのではないか、と今回は同情した。

ギャラバンに恨みがありすぎて、ギャラバン殺しなどにでかい武器をもって参加。

ロケット砲みたいなのもってきて吹っ飛ばしに来るので爆笑だ。

ピュアだし子供っぽいキャラクターで、一度継母が女を仕掛けたけど完全拒絶したので、DCらしい大人になれないキャラクターなのかもしれない。映画版はちょっと違う感じしたけどw


リドラーのアニキ

ついに殺人がバレてしまい、大半はアーカムにいるリドラー。だが、その前は実はペンギンを匿って、母を失い意気消沈していた彼を優しく看病していた。

その縁でかなりペンギンと仲良くなる。

頭はものすごい良いし、言葉遊びがあれだけほいほい思いつく頭脳ってすごいと思うんだけど、

やっぱりアーカムに入れられてる。(でもゆるいからよくペンギンと会話してたり、監禁したぼっちゃんと喋ったりするw)

 

ゴードンも暴走気味

もはや警察でもなくなったゴードン。最初はぼっちゃんの親の殺人犯を探していたのに、いつの間にかぼっちゃんを助ける保護者のひとりに…wwぼっちゃんを狙うのがゴッサムの悪の真髄のため、利害一致というか、ゴードン的にも許せないのだろう。

しかし、犠牲が出てるというか、リーとは別れるかもしれない感が出ている。

ちょっと笑ってしまったのが、ブルースに手伝ってもらってトラック強盗するシーン。もはや悪党だ…。ブルースに出資してもらって口止め料みたいなの払ってたけど。

あと、ストレンジがゴードンのそっくりさんをつくって警察署に送り込むエピソードが爆笑ものだった。ゴードンの役者さんがぶっこわれた芝居をしていて、真面目なアルフレッドはツッコミ入れまくり、ハービーはゆるふわな対応をしたが、最後にバーバラがやってきて全部バレたw

 

ハービーブロック

太りすぎです!!でも好きです!!ゆるキャラ!!!

 

セリーナ

かなりドライで良いキャラになっている。でもぼっちゃんは目的意識が強すぎて、あんまり仲良くしてる感じではない。セリーナが大事にしているのは主に女友達なのだ。

 

新キャラ:

ヒューゴ・ストレンジ

こいつがシーズン2の黒幕。ギャラバンは前半の黒幕だけど、遺体がストレンジによってリサイクルされてしまう。この人、ずっと遺体をリサイクルして超人ヴィランをつくっており、ものすごいめんどくさい悪役。

シーズン1のフィッシュもリサイクルしてしまった。後述するミスターフリーズも同様である。セリーナの友人も改造されてしまう……。

シーズン2で追い詰めたものの、ヴィランが脱走して大変なことになって終わっている。

なお、背後にいるのは梟の法廷。突然テレビ電話で誰かが出てきたなと思って、最初はなんだかわからなかったが、よく見たら梟のお面被ってた。

 

ミスターフリーズかっこいい

これか~みんなが言ってたの。(バットマン2に出して!という意見が多い) 確かにビジュアル的にかっこいいですよね。氷って。ペンギンやリドラーほど活躍してなかったけど。

実はミスターフリーズはもともと良い人なので、もうちょっと掘り下げられたらなあと思います。もし映画に出るなら。

 

 

さてシーズン3は……!

 

ぼっちゃんが

増えます

 

(斜め上の展開に爆笑しております。どうするんだアルフレッドww)

2022年5月28日土曜日

GOTHAM シーズン1見終わりましたのでまとめ(ちょっとシーズン2も入ってる感想)

このドラマ、なんだかんだ面白い。

悪役が入れ替わり立ち替わり出てくるだけで、本筋はなんなのだろうと考えていたのだけど、実をいうと

ゴッサムは結局マフィアと警察と市長(政治家)とウエイン産業のバランスで成り立っているらしい

シーズン1の最後で悪党たちの間でひと悶着あり、シーズン2に入るとペンギンがのさばりはじめ、ペンギンとゴードンが協力してバランスをとったりし始める

で、ウエイン産業はどういう立場かというと、ゴッサムの資金源でもあるんだけど、やはりなんかきな臭いことをしている役員がいるらしい。それをかぎつけたブルースがやはり狙われて、アルフレッドがバトルするのがシーズン1。まだブルースは戦うことができないため、ほぼプリンセス状態w

シーズン2に入ると市長のおじさんが出てくるんだけどこの人が「ゴッサムにはヒーローが必要だから」と表向きはヒーローを装うが、結果的に悪いやつで多分ブルースを狙うことになりそう。まだ詳しく語られていないが、どうもウエイン家になにか恨みがありそうだ。

あくまでもゴードンが主人公のはずなんだけど、なんとなく観客側にいるというか、第三者的な立場でものを見ていることが多い。影が薄い。ブルースのほうがはるかに危ない立場にいる。

そのせいか、アルフレッドが強面でめちゃくちゃ強い。英国陸軍特殊部隊、通称SASにいたころの話や同僚も登場する。一回撃たれ、一回刺されとえらいことになって、毎回ぼっちゃんが悲しむのでかわいそう。特に刺された時は「もう家族は彼しかいないのに」とゴードンに泣きついていた。12歳のぼっちゃんまだまだ可愛らしい。

キャラ別に現時点での感想をまとめておきたいと思う。

ブルースぼっちゃん(12歳)

シーズン2になるとすこーしだけ声変わりし始めるけどまだまだかわいい。なにがかわいいってアルフレッドとはよく衝突するんだけど、怪我をするとやはり超心配するし、ピンチのあとはゴードンとアルフレッドによく抱きついて親愛を示している。素直でお人よしで典型的なブルースぼっちゃんかもしれない。

しかし、セリーナとの関係はどうも映画版もそうだったけど素直にいかないというか、セリーナがちょっと怖い。一度派手に嘘をつかれて泣いていたのに、次に会った時はもう許していたんだけど、アルフレッドがとあることを知ってしまい、セリーナにかなりきつく「もう現れるな」と言って追い払っていた。

多分次も誰かに騙されると思う。ぼっちゃんこれじゃあ人間不信になっちまいそうだが、アルフレッドとゴードンはなんだかんだ絶対裏切らないし、ぼっちゃんも喧嘩したら必ず和解しに行っていますね。でも、ぼっちゃんはやはり激情家なところがあるので、時々火山噴火みたいな怒り方をします。

アルフレッド

すっごく面白い。このドラマの目玉キャラかもしれないw強面で目つきが鋭く、体格も結構よくて、声がしわがれていて迫力がある。SAS出身だけあって独特のポーカーフェイスでやり取りをする。英国紳士らしい皮肉な発言も満載。ぼっちゃんのことは絶対裏切らないと思うけど、それ以外の人物に示す警戒心は迫力がある。

だからこそか、ぼっちゃんとのやり取りがたまにコントっぽくなって面白い。

ゴードンのことはすぐに善良な人物と見抜いたのか、「男子を育てたことがない」と苦悩をもらしていた。「今までの任務で一番難しいこと」とも。それだけぼっちゃんのことを大事に思っているということなのかも。

ちなみにめっちゃ戦います。執事の服のままバトルしますw銃も撃てます…。あんまり感情の起伏が見えないが、笑顔がかなり少ないのが気になるところではある。その分信頼できるのかもしれないけど。

そして戦えるのに料理もできて、この人はいったいどれだけ才能豊かなのか。

セリーナに関してはブルースのところに書いたので割愛しますが、ちょっと太ましいかなあ…かわいいっちゃかわいいけど。なんか悪い面が誇張されている気もするんだけど、結局彼女はなんだかんだ犯罪者ですよね。

ゴードン

主人公らしいのだがどうにも影が薄いのが気になる。綺麗めなおじさんという感じ。

ハービー・ブロック

個人的にはこっちの方が好き。ゴードンの相棒だが皮肉屋で暴力的な尋問をするのでどうかと思っていたんだけど、独特の人間味があってどうにも嫌いになれない。ゴードンが教科書みたいな善人すぎて、ゴッサムに合わないのかもしれないwあと、RDR2のアーサーに似てるからかなあ。

エドワード・ニグマ

のちのリドラーである。実はシーズン1ですでに殺人を犯しているのだが、なんと検死官として証拠を隠滅してしまった。でもそろそろリドラーに覚醒すると思う…。もう時間の問題。動機はオフィスラブなんだけど、一回失敗したかと思いきやまた意中の女性と急接近し、殺人犯なの絶対いつかバレるって!と思いながらハラハラしている。

あと正直、意中の女性も結構気がコロコロ変わるので、ニグマさんは半分遊ばれていると思うし目を覚ましてほしい。明らかに警察署内でひとりだけ狂気の笑顔を浮かべているので、周りもきづいてほしいね…。

ペンギン

こいつは本当にすごい。細いし、戦闘能力が高いわけでもなく、例によって脚をひきずっているのでペンギンと呼ばれている。一見雑魚キャラなのに、なぜかあの手この手で生き残ってしまい、今やゴッサムの悪党の首領みたいになっている。まあ、なんだかんだ頭がいいのかな。あと顔も綺麗で画面映えする。

だけど首領になったらなったで、ペンギンが変な気を起こさないように、ゴードンが見張る必要性が出てきててちょっと面倒なことに。

マザコン設定がよくも悪くも効いてるんですよね…人間味を出しつつも、母をだしに使われることもあって、怖い。怒ると結構やばいので。映画とは全然違ってて結構やばい人だと思う。このドラマシリーズの核となるキャラクターと思われる。

バーバラとリー

このふたりがいまいちよくわからない。

バーバラはゴードンの元カノで、途中で気が狂ってしまい、次の彼女は「リー」なんだけど、結局リーが本命ってことなんだろうか。

バーバラの気の狂い方が、こうなることがわかっていたとでも言いたいくらい予定調和になっていてどうも戻りそうにないんですよね。ふるまいは完全に「ハーレイ・クイン」みたいになっていて、ハーレイポジションなのかと途中まで思っていた。

でもジョーカーみたいな青年が出てきたと思ったら、殺されちゃいました。バーバラとはいったい何者なのか…。あと、ゴードンを取られたとずっと思ってるらしいのだが、その辺もなんだかよくわからない(彼女から出て行ったシーンもあるので)。メンヘラであることは確かなようだ。

ジョーカーとは??

明らかにジョーカーポジションの青年が出てきたと思ったら殺され、終わったのかと思ったら、なんと。あの「高笑い」が周りに伝染し、ジョーカーっぽい人が増えていくという展開でした。むー。

伝染病だったのかジョーカーww社会…現象???

トーマス・ウェインが謎すぎる

シーズン1で一番驚いたのが「父さんには秘密があった。いつも、夜に書斎に鍵をかけてなにかやってた」とブルースが言い始め、ぼっちゃんは一度言い出したら聞かないのでアルフレッドに手伝わせて書斎を捜索したところ、地下室へのボタンを発見w

なんだそりゃあ、巨人の秘密でも書いてあるんじゃね!こっわ!

この地下室はシーズン2で強引に開かれますが、やはりトーマスがなにか怪しげなことをしていました。でも別に巨人の秘密とか、黒魔術とかではありません。

おそらくですが、バットマンにつながるようなことをしていたのだと思います。

ですが、アルフレッドがどうしても止めたくてPCをぶっ壊したので、現在修理中ですw 

このトーマスが裏で色々調査をしていたものを、ブルースが引き継ぐのであれば、すごくバットマン的に納得がいく展開ではありますね。

ただね、このシーンはね、ミステリーとかじゃないし進撃の巨人とも路線がまったく異なっていた。私はブルースぼっちゃんと涙ぐんだ。

トーマスは本当に本当にブルースのことを愛していて、すっごく大事に思っていて、その愛がトーマスの「この世をもっと良いものにしたい」「自分はもっと良い人間になりたい」という気持ちを動かしていった。その残骸だったのです。そして、自分が「本来は足を踏み入れてはいけない領域」で危険に巻き込まれて死んだときのことを想定した手紙が置いてあった。

もうそれだけで、いろいろ補完されたし、ぼっちゃんも救われたと思います。ただ強盗にやられちゃったのなら本当に無念なだけだけど、もし、ブルースとゴッサムを守るためにやられたんだったら、とても意義があっただろうなと。


ペンギンとニグマ以外のヴィランがいまいち魅力に欠けたりはするんだけど、入れ替わり立ち替わりの悪役たちもストーリー展開的には面白いものがあり、飽きさせないです。でも一番面白いのはやっぱりブルースとアルフレッドのやり取りや、ブルースがいかにトラウマから少しずつ立ち直って、成長していくかというところですね。

ブルースはやっとトレーニングを開始したところで、「やっぱり戦いたい」という意志がすでに見えています。でも最初は学校でいじめられたりして大変そうでした。ぼっちゃん。

2022年5月9日月曜日

GOTHAM/ゴッサム っていうドラマを観始めました

ネットフリックスでリコメンドにしょっちゅう出てきて興味本位であらすじ読んだらいい感じだったので観始めたのですが、結構面白いです。

特にザ・バットマン観たあとだと色々と…。過去の若いペンギン(すっごいスリムw)、リドラーな警官(このドラマでは警官役らしい。喋り方でわかってしまった…)、ファルコーネ(ファルコン)とマローニも出てきます。

しかし私はブルースとアルフレッドの関係性が萌えなんですよね。

両親が殺害された事件から始まるドラマですが、最初にアルフレッドが出てきた時は飛びついていったので萌え~!ってなりましたが、そのあとはやはり引きこもったりヘヴィメタ聴きながらやばそうな絵を描いてたりと病み具合が見てとれます。このドラマの主人公はなんと「ゴードン」なので、事件を通してゴードンと知り合い、しょっちゅうウェイン家に呼ぶことになります。

ブルースは自分の事件の犯人を捜すのにゴードンが協力的であることを見抜き、アルフレッドには反抗しても、ゴードンには信頼を寄せるようになります。それにやっぱりゴードンは唯一といっていいほどまともなキャラクターですし。

トーマスの方針によると、心理的カウンセリングは受けさせない、ブルースの好きなように生きさせてやれとのことで、アルフレッドは基本的にはブルースのやりたいようにやらせますが、案の定食事をちゃんととらなかったり、ほとんど寝なかったりと、アルフレッドが心配するようなことばかり。剣術の稽古は楽しそうに付き合ってくれましたが、散歩の提案はやんわりとお断りされました…。

登場時は厳格でビシっとした執事なのに、ブルースぼっちゃんの自由で頑固な意志の強さに、ちょっぴりしょんぼりし始めている、エプロン姿のアルフレッドの所在なさが可愛くてたまりません…。 しかも今回はアンディサーキスに比べるともっと渋いおじさんなのでギャップがすごいですね。

今回のブルースは完全に探偵の才能を開花させ始めていて、膨大な資料を毎日読み漁り、ボードに重要なものをピン止めしていきます。10歳だったと思うんだけどもwww

そしてトーマスたちが残したゴッサムを救うプロジェクトの交流会みたいなのにも積極的に出向き、代表と直接はきはき話したりします。コミュ障ではないらしい…。

このドラマ結構長いんですけど、最終的にはバットマンという発想に行きつくと思うので、ダラダラしながらも見続けておきたいなあと思っています。

 

それにしてもだよ。毎回毎回、よくもそんなに犯罪が起きるな?というくらい犯罪ネタの宝庫なゴッサムシティ。しかも、どうやらリドラー似の警官も最終的にはリドラーになるっぽいじゃないですか…。まあ、なぞなぞ好きすぎてすっごい同僚に迷惑かけてるんですけどね。

全員がそうとは限らないが、「奇人変人」と呼ばれている一般人がヴィランに覚醒しやすいみたいですね。ゴッサムは。「ジョーカー」もそういう話だったもんな…。 

トーマスの残したゴッサムシティ再生計画みたいなのは、ザ・バットマン観たあとだとああこういうことやりたかったんだろうな?と結構ディテールが細かく描写されているので掘り下げには最高ですね。ウェイン産業が残したプロモーションビデオみたいなのも流れています。

10歳にしてどうもマフィアたちがきな臭いことをしていると勘づきアルフレッドにどんどん質問するぼっちゃん強すぎる。


あとキャットウーマンの前身である「キャット」という女の子が出てきますが、彼女もなかなか可愛らしいです。どっちかっていうとホームレス女子なので、ラットキャッチャー2を元気にした感じですかね。

映像は少し雑なところが見受けられますが、やはりアメリカのドラマは強いなと思いました。普通に名探偵コナンみたいな面白さがあります。


2021年7月22日木曜日

「推しの王子様」というドラマを最近観ています!

まだ二話目ですが!

推しにそっくりの男性が空から降ってくる!という実に少女漫画的な都合のいい導入。

しかし女の子が降ってきたら受け止めるべきだと思うが、ヒロイン、彼を受け止めなかったww

本当に推しだったら…腕が折れようと受け止めたいと思いますが…

しかしそこは現実。そいつは外見が推しにそっくりなだけで、中身はポンコツ男子でした。

おそらく家庭の事情で、お金も家もなく、日雇いバイトの毎日。

そして面白いのが、実はヒロインは乙女ゲームの開発をしている小さな会社の社長なのです。

そして自分のつくったゲームのキャラクターにぞっこん。自分の好みをキャラクター化したのでしょう。もともとこのドラマを観ようと思ったきっかけは意外と彼女の好みが渋いっていうか、黒髪アシンメトリーの長髪だったこともあり。

推しにそっくりという「航」は確かにすごく綺麗な顔をしていて、黒髪長髪も似合っています。特にボロボロの状態からブランドもののスーツに着替え、美容室で髪の毛を整えてもらうと、どこか影のあるイケメンが完成。下手すると二次元より綺麗かもしれません。 

あと最近ふわふわした女性っぽいイケメンが流行ってるのかなちょっとつまんないなと思っていたので、ややワイルドな男くさいキャラがいいなあと思いました。

しかし中身は相当のポンコツ。

義務教育は卒業してるはずなんだが、字が汚いし敬語使えないし、英語はもちろん読めない。すごいギャップです。

ここからは女性によって受け止め方が異なると思いますが、私の推しは大体外見は、二次元だから美しいパターンは多いですが、中身は大体変人か「なんかおかしいよ……」みたいなキャラが大変多いです。それかすごいコミュ障とか。

なので外見すごいイケメンなのにポンコツなのはむしろちょっと美味しいくらいにいただいております。むしろかわいいレベル。

このキャラクター「航」が、もしヒロインを利用してヒモになろうとしたり、自分の外見を利用して女ちょろまかして渡り歩いてるとかだったら、女性の視聴者はがっかりですよねw

でも航くんは、ヒロインの仕事に対する熱意に共感し、尊敬の念を抱き、一緒に働くと言い出します。最初は手のつけようがないポンコツでしたが少しずつ、学習し始めています。

素直でよろしい!!!

まあこの辺は少女漫画のご都合展開だな~とは思いますね。

今後、どう展開するかはさっぱりわかりませんが、割と、テンション的にはのほほんとしたノリだと思います。今のところ。あんな小さな会社だったらもっとハードワークだと思うのに、みんな友達みたいに楽しそうに仕事しやがって、弊社とだいぶ違う気が。

現実だと……きちんとした男性に育てて愛したとしても、卒業してっちゃうんだろうなとは思うのですが……トホホ…どうしても現実が頭をよぎるw


でも私の歴代推しは、たぶん育てたあとも離れていかない気がします。なぜならそういう子を選ぶからww

2020年6月20日土曜日

マンダロリアンの感想というよりベイビーヨーダの感想♪

ディズニーデラックスに登録した当時、会社の映画のおじさんがひそかに気になっているというマンダロリアンも見ちゃえ~と思って観た、結果。

「ザ・チャイルド」と呼ばれている通称「ベイビーヨーダ」(チャイルドだと会話に出てきてもわけわからんので、アメリカ人が命名したらしい)こいつがめちゃくちゃかわいい。

最初、ヨーダが子供の頃の話だとばっかり思っていて、調べたら、全然違ってた…。ヨーダがお亡くなりになったあとの話らしいですね。

正直、ずーっとベイビーヨーダばっかり見ていて、話は、頭に入っているような、入っていないようなww

多分このドラマの話って、
・ベイビーヨーダの正体は結局なんなのか?
・マンダロリアンがマンダロリアンになった理由とか
を知りたくてずーっと続けてる感じだと思います。すこーしずつわかる感じで、マンダロリアンはずっと分厚い仮面をかぶっていて、しょっちゅう「外したら」と言われてるけどめったなことでは外さないらしい。

外したの見たけれどそれもそんなに感動がなく。

なので、これはザ・チャイルドを「カワイイ」と思えるかどうかにかかってるんだけども、
こんなに可愛いフィクションキャラクターはお目にかかったことがないというのが正直な感想。
グレムリンのモグワイもめちゃくちゃかわいいんだけど、あいつは、時々英語をしゃべりやがるので(笑)そのたびイラっときてたんだけど、ベイビーヨーダはちょっと鳴き声を上げる程度で言語はしゃべれない。
とにかくしぐさがかわいいし、笑顔の口元がかわいい。(しかしローブの下は想像してはならないww)

画像はピンタレストから引用してみます。


主食は生きてるカエルだよ。丸飲みです★



飲み物は普通に人間っぽく飲むらしい…………。



フォースを使う時のベイビーヨーダ。まだ子供のため、オビワンみたいにほいほい使うことはできず、一回何か動かしたりするとすぐに倒れて寝てしまう。 しかしこの時点で自分の身体の20倍くらいの大きさの生物を浮かすことができる。
腕が小さくてかわいい………(これを精いっぱい伸ばすしぐさもたまらない)



この種族に性別があるのかわからないけど、キャラは男の子のそれに近く、スリリングな展開や乗り物がスピード出したりするとこのように笑顔でキャッキャと楽しそうにする♪

あと機械いじるのも大好きなので、操縦席においておくといたずらばっかりしてめんどくさい。核弾頭とか発射しちゃうタイプ♪



かくれんぼしているベイビーヨーダ。実は敵から逃げていますwそれですらかわいいw
結構頭が良い子です。


まあとにかく何が言いたいかっていうと

ベイビーヨーダかわいすぎるってだけです。

でもほんとうにめちゃくちゃ癒されるのでそれだけでも見る価値はあるかもしれない…。
(この子は、動きがとにかくかわいいので、動画で見ないと意味がないんで)
ZARAからベイビーヨーダのTシャツ出たけどすぐになくなりましたねw

2020年4月26日日曜日

ドラマ「高嶺の花」が結構面白かった

リアタイでは見ていなかったんだけど、
このほどよいドロドロ具合は私の好みである。

石原さとみさんは、「似ているかも芸能人診断」で昔自撮り送ったら似ていると判断された女優さんなんだけど
たぶん似てるのは分厚い唇だけだw
この唇の分厚さは、メイクのネックになる。
これ以上面積を増やしても意味がないから、薄くしてごまかすパターンか、濃い色を中心に入れて外側にむけてぼかす。
コンシーラーで引き締めることもできるが、コンシーラーは使いすぎるとメイクもりもりになってしまうので好きではない。

余談でした。

石原さとみさんが演じる「もも」は気位高いお嬢様で、華道の家元の娘である。

芸術の才能が抜きんでているということで、父親から「恋愛に現を抜かすものではない」と言われているが、彼女も普通の…いや、極端な女性で、恋をするととことんのめりこむ。ストーカーと化して、厳重注意を受けるくらいだ。

彼女はとても恋愛に真面目で一途であるからこそ、男は受け入れてくれないと嘆く。
その名台詞は以下の通り。

「私の愛は素敵なの。素敵なくらいエグいのよ。

だから男は受け止められない。

ぶっ壊れるか、その前に逃げられちゃうの。

それを見て私は寂しくて悲しくて、この人も偽物だったかって絶望しちゃうの。

だったら誰も愛さなきゃいい。好きにならなきゃいい」


これの意味がわかりますか?
私には、わかる。

私はこのドラマが別段大好きではない。
だが、脚本は秀逸であり、
私のパーソナルな恋愛志向には大変似ているものがあった。

愛したくない。愛すれば、必ず裏切られる。

ももはそう思っていると思う。

どんなに愛を注いで尽くしても、最後は男が腐って捨てざるをえなくなる。
それは、私の愛が強すぎるから。
私を理解していないから。
だから、私は、その人を「偽物」と思うしかないの。
 
ワンチャンあるとか、告らせたいとか、そういう軽々しい言葉で、恋愛を成立させるな。
そんなの、犬や猫以下だ。

ももの気持ちは、完全に私とシンクロする箇所があった。

私も、婚活パーティーに行くと、
「プロフィールを偽ったらどうですか」
と言われることがある。

経歴が立派すぎる。仕事が出来すぎる。海外旅行に行ったら英語は全部私に任せてくれれば出国前から帰国まで、手続きは全部ひとりでできてしまう。
男が活躍する場面はほぼゼロだ。
実際は、隣にいるだけで多少狙われにくくはなるのだが。

軽く「高嶺の花」と言えるような存在になってしまった。
もちろん、虫みたいな男は寄ってくるけど、どうせ口説けないことは最初からわかっているのでうっとおしいだけだ。
さしで飲みにいっても、私が強すぎて相手が先につぶれるのは飲む前からわかっている。

ももが好きになった男は、「プーさん」と呼ばれている。もはや本名を忘れた。

とにかくブサイクである。

ブサイクにありがちな、「声はよい」人。
しかも性格も良い。
いいじゃない、それでうまくいけば。と思うが、ももが華道の家元を継がなければという運命にあるため、大変困難な道を歩むことになる。

家元はとにかくサディスト並みに厳しい。

強引に、彼らの間を裂こうとする。
しかも、「芸術家には罪の意識が必要だ」と…

わざわざ、心に、記憶に罪悪感や闇を植え付ける、というのだ。

確かに私もいままでひどい目にあっては、全部を芸術などに注いできた。

でも好きでそうなったわけではない。

私はこの厳しい発言だけは許せなかった。

芸術家だったら結婚や恋愛をしてはならないというのだろうか。そんなのは嘘だ。結婚しても作品をつくる人はたくさんいる。

「もも」も、同じく葛藤する。

そしてドラマの最後に、彼女は非常に男前な決断をする。

さすが石原さとみ氏だ。

彼女は男前な役が多い。

進撃の巨人では男並みに前線で活躍するハンジ。
シンゴジラでは、美人だがけったいで勇猛果敢な次期アメリカ大統領だ。


もしかしたら、分厚い唇以外にも、私は彼女に似ているのかもしれない。