2026年7月16日木曜日

アマプラで大爆笑した映画(20)「サユリ」

なぜ誰もこれを教えてくれなかったのかw

何気なく流れで見始めたジャパニーズホラー映画、「サユリ」。

サユリは、幽霊の名前である。こいつが、次から次へと引っ越してきた家族を殺すというありがちな展開だった。

が、5名亡くなったとき、ばあちゃんが突如覚醒した。

文字通り「目が覚めた」と言っていた。

突然、ロックンロールをかけて、ヒッピーな服装と髪型に早変わり。認知症が完全に治り流暢に喋り出すw

「復讐するんじゃ!!」

爆笑である。こんな展開だったら早く言ってくれよwww 

生命力溢れる太極拳と下ネタを幽霊にぶつけ、退散させるwww


サユリが怨霊と化した理由。

それは実は、この子もまた、親のエゴの餌食になっていた。

今回は最悪なパターン。父親の性的虐待である。

しかも、母親は気づいていたのに見てみぬふりをした。

サユリは徹底的に引きこもり、バケモンと化したのである。


このホラー映画の良いところは、サユリがまだ生きていた母親と和解するところだ。母の愛により、サユリは成仏できた。

(しかし、いまだに、私の家族を含め、専業主婦が夫の言いなりになるパターンは非常に多い。なので私はものすごい強くなってしまった。)


こんなポジティブなホラー映画あっていいのかよwと思ったが、鬱映画を何本か見た後だと「これはアリだな」と思う。


「この世は理不尽じゃ」

「うちを良く 外を良く」

「命を濃く」

「それで!大丈夫じゃ!!」


時に「ばあちゃん」というものは

世界で一番賢く強い生き物なのかもしれない。

私もこんなばあちゃんになりたい。

2026年7月15日水曜日

アマプラで面白かった映画(19)ドールハウス

ネタバレしないと語れないため、こちらもネタバレします!


こちらも去年上映され、ホラー映画ファンの間では「結構怖い」と噂されていた、日本製のホラー映画である。

ジャパニーズホラーらしさは随所に感じる。

また、昨日の「ガールウィズニードル」との共通点もある。昔、一家心中した家族の子供の霊が、人形に乗り移っているというものだ。

「昔の人形って人の髪使ってるっていうよね〜」と軽いノリで流され、人形の髪を切っているシーンなど、実に和製ホラーである。


かくれんぼのトラウマ

この映画が冒頭とても怖かったのが、かくれんぼで見つけてもらえず死ぬというシーンである。これは普通にかなり怖い。

実は私も、幼稚園の時かくれんぼで見つけてもらえなかったのだ!

あれは恐怖だった。4歳くらいで、幼稚園にてありとあらゆる恐怖を味わった中でも、トップクラスの恐怖である。

私は保育園に行かなかったため、年子で生まれた妹の面倒を見つつ、家でまったり生活していた。だが幼稚園に行くようになってから人生が激変。家の外は4歳児にとって、厳しすぎる「人間社会」が広がっていた。

隠れていても誰も見つけてくれず、そばも通らない。私は遠くへ来すぎたのだ。40分くらい経った頃、その異変に気づき、私は隠れた場所から出た。(映画は出れなかったので、出れて本当によかった)泣きながら教室に帰ると、ピアノを弾いていた先生が無表情でこちらを見て言った。

「なぜ泣いているのか説明しなさい」

先生は、点呼をしなかったのだろうか。私のことが嫌いなのだろうと思った。そう、この時点ですでに私は「社会」に疎まれている子供だったのである。そのことも恐ろしかった。先生は一切謝罪せず、逆に泣いていることを責めて説明させた。

思えばこの時点で私の人間不信は始まっていたのである。すでに、いじめられっ子の区分けに入れられていた。

そして、この映画ではかくれんぼで主人公の大切な子供が死んでしまう。

塞ぎ込む彼女は骨董市で見つけた日本人形を子供のように扱い、明るさを取り戻すのだが……


親のエゴ


佳恵は、人形を大事にし、ツーショットの写真も撮って壁に飾り、服の着替えや食事まで一緒にしていた。
だがある日、佳恵の妊娠が発覚し、事態は急転する。
好転したと言った方が正しいのだが…
当然ながら、人形に構っている暇はなく、だんだんと忘れられていき、放置される人形。
奇妙なことが起こり始め、どうも人形が嫉妬して娘をいじめているようにも見えた。

押し入れにしまわれた人形。しかし、偶然なのか、導きなのか、娘の真衣は押し入れから人形を引っ張り出して、お友達にしてしまう。
録画すると、真衣が人形と会話していることがわかる。その会話にはたくさんの重要なヒントがあった。(これは最後まで引っ張るヒントである)

この一連のシーンは、スピルバーグの「A.I.」を思い出す。

その映画での夫婦は、病気の息子を冷凍保存していた。代わりにと用意したAI人形を我が子のように大事にする。しかもAI側は両親を愛するようにプログラミングされているのだ。
なのに、その夫婦は息子が奇跡的に病気から回復すると、やはりAI人形を蔑ろにする。そして結局処分してしまうのだ。

私は思うに、「ドールハウス」も「A .I.」も、親に愛されなかったアダルトチルドレン拗らせ物語ではないかと睨んでいる。

子供を作るかどうかは親のエゴにかかっている。

ガールウィズニードルでは、男を引き止めるためにカタリーナは妊娠する。この手の引き止め方はもう何回も、リアルでもフィクションでも見てきた。

しかし何度でも言おう。女が泣くような恋愛や妊娠は、女には必要ない。友人でも子供が欲しいと言っていた人がいたけど、そんな欲望はおそらく、一時的な本能によるものだと割り切らなければならない。子育てに割かれる時間は膨大である。そして夜もろくに眠れないのに、相手は言葉を喋らないのだ。ノイローゼになることは、容易に想像できる。

実際親というのは二人目が生まれると一人目の子供はどうしても蔑ろにしがちだ。私は年子で妹が生まれてしまったため、1歳で出産する母から引き離され祖父母の家に行き、2歳から妹の面倒を見てたらしいのだが記憶にない。どうも妹の頭に落書きをしたらしいのだが、もはや伝説である。

親は完璧な人間ではない。むしろ欠陥のある人間ほど子供を欲しがる。子供がいることで、承認欲求が満たされるからだ。子供はうざいくらい自分を頼ってくる。言葉が発せられなくても、子供は誰が自分の母なのか理解している。常に母親の姿を探している。本能とはいえ、その力強い欲求に母親は自分の価値を見出すのである。

「アヤ」は怨念を抱えたまま、まだ人形に乗り移ったままである


アヤの親は、無理心中を企てた。そしてアヤだけが死んだ。それだけではない。アヤは母親に何度も打たれており、会話にちらほらその話が登場する。そして父親も狂っており、アヤの遺体を人形にしてしまったのだ。

アヤは何年も怨念を拗らせている。アダルトチルドレンと言っていいのかわからないが、「子供の時の恨み」というのはなぜか、何歳になってもなかなか忘れられない。別の家族を作っても、親が介護が必要になっても、お葬式が終わってもまだ恨んでいた人を知っている。

欲しいものが手に入らなかった。
妹や弟を優先させられた。
自分に一番厳しかった。

枚挙にいとまがない。

でもね、私はアヤみたいにはなりたくない。私は人間だし、貴重な残りの人生を、嫌いな人を恨むのに使いたくないの。

だから、この思いは別の形にして、世の中に放とうと思ってるの。

この映画みたいにね。




アマプラでよかった映画(18)ガール・ウィズ・ニードル

ネタバレあります。

無いと語りづらい。

私はこの映画、「シスターフッド」がテーマであり、

女性であるが故の苦悩「女性にまつわる問題」を取り上げたものだと思う。

舞台は第一次世界大戦終結時のデンマーク。

主人公カタリーナは軍服を縫製するお針子を生業としていた。だが大変貧乏で、家賃を滞納しまくっていた。

工場の社長と恋人関係になるが、結婚を狙ってのこと。わざと妊娠し、結婚のお許しをもらいに豪邸に行くと、無理やりあきらめさせられる。嘘だと疑われていた妊娠は本当だった。

堕胎するお金がないのか、自分で針を突き刺すカタリーナだったが、あまりにもひどい状態を見かねたダウマという女性が、子供が生まれたら連れてきてくれという・・・


始終、役に立たない男たち

恋人関係になった社長は親が金を出さないと言っただけで結婚をあきらめてしまう。しかも泣き出す。ここで彼の母親は、彼にハンカチを差し出すのだが、ここでは流石にシスターフッドが発生しなかった。

カタリーナの旦那はいきなり帰ってくる。戦争が終わったからだ。しかし戦争のせいで顔の半分が跡形もなく変形してしまっていた。この人に関しては気の毒としか言いようがない。この旦那については、愛情は本物だと思うので、気の毒ではあるが救いでもある。

次の職場の上司。カタリーナが職場で産気づいてしまい、上司には病院に行けと言われるが、その場で産むしかなかった。

そしてスヴェンソン。おそらく、ダウマのヒモだと思われる。ダウマはなんだかんだ言ってしっかり経営をしていたのだろう。


一方、女性は常にシスターフッドの概念のもとカタリーナをことあるごとに助ける。赤の他人でも。

カタリーナが堕胎しようと針を突き刺した時はダウマが手当をする。出産時は職場で名前も知らないおばちゃんが産婆になり、出産を成功させる。


ダウマの罪と苦悩

しかし、これはカタリーナだけの物語ではない。

ダウマは「秘密の里親斡旋」を行なっていた。カタリーナのように「子供を育てられない」女性から赤ん坊を引き取り、「お金持ちの良い人」に引き取らせるというサービスを有料で行なっていた。

カタリーナは十分なお金が払えず、この「砂糖菓子屋」で引き取った赤ん坊の乳母を務めることにした。だが、あまりにも里親が決まるのが早すぎる上に相手の姿が見えないのをあやしみ、ダウマの後をつけて気づいてしまう。ダウマは、引き取った赤ん坊を密かに殺していたのだ。

これだけ聞くと「ダウマは倫理観のない恐ろしい殺人犯」なのだが、私にはどうしてもそう思えなかった。

カタリーナはダウマに失望するが、ダウマはつまり、もっと恐ろしい地獄を見ていたのだ。

ダウマは何人もの子供を死産しており、子供の死に慣れてしまっている。

そして、「女性が子供を育てられない」「子供が負担になってしまっている」「けど殺せない」「できればどこかで幸せに育ってほしい」という問題も痛いほど理解していた。

彼女はなんというか、本物の「掃除人」なのだろう。

日本にもこのような残酷な歴史はたくさんある。「口減らし」と言って、避妊の知識がないために子沢山になりすぎ、育てられないため、生まれた直後に子供の息の根を止めるという風習である。特に見た目に障害のある子供は出産直後に殺されたりしていた。

そして残念なことにいまだに、望まない妊娠で堕胎する女性も後を絶たない。堕胎も子殺しも基本は変わらない。

ダウマが手数料を取って、「自分では絶対にできない子殺し」を引き受けていたとも言える。

実際ダウマは何度も情緒不安定な動きを見せることがあった。

なので、私はダウマをあまり責めることができないと思った。彼女が声高に、「医者や上品なマダムが養父母になる?そんな人いるかしら?」と叫ぶのも、私には理解できる気がした。

かつて、SNS上で男性同士のペアが子供を引き取って育てている動画を見たことがあるが、子供がニコリともしておらず、とても怖かった。

もちろん、養子で幸せになることもあるとは思うのだが。

だからこれはホラー映画ではない。

現実に十分起こり得ること、そして今でも似たようなことが起きていることを暗示している。

誰も嬉しそうではない。

カタリーナの旦那はモルヒネを。ダウマはやはり子殺しが精神的に辛いらしく、エーテルを飲んでいる。皆苦しんでいる。

私が結婚を断った最大の理由は、実は望まない妊娠が怖かったからだ。

この社長に限らず、男性はあまり妊娠を大ごとと捉えていない。本当に遊ぶようにセックスをする。子供はあくまでもついでだ。なので、私は絶対に安心できるまでは妊娠しないと固く誓っていた。その危険性があるとわかった時はどうやって別れるかの計画をし始めた。

この映画に描かれていることが全てだとは思わない。だけど、やっぱり打算的な妊娠は碌なことにならないのは事実だ。


資本主義と少子高齢化

今日「急に具合が悪くなる」も観た。「資本主義は成熟すれば確実に少子高齢化になる」という理論が展開されていて、共通するものを感じた。

資本主義社会において、お金がない状態で子供を産むのは非常に危険である。

人間は残念ながら未熟な状態で生まれてくる。馬のように数時間で立つことはできない。最初から言語を話すこともできない。歯が生え揃わず、固形物が食べられない。発話に2年以上かかる子供もいる。睡眠時間も最初はまちまちで、夜中に泣き出す。それでありながら、有袋類ではないのでおぶったり、ベビーカーで移動しなければならない。そして当然ながら、働けるのは15年以上後だ。しかも現代は共働きが普通で、職場で白い目で見られながら母親が時短で働くのだ。

この「赤ん坊」が進化しない限り、少子化はやむをえない。赤ん坊はコスパもタイパも非常に悪い、お金持ちの趣味やペットだと言われているくらいだ。

資本主義のもとで、会社は利益を最大限にするためになるべく給与を下げようとする。そんな動きの元に、まともに子供を育てられるだろうか。

資本主義は、社会を食い潰していつか崩壊するだろう。その時、どんな社会が待ち受けているのだろうか。





2026年6月17日水曜日

ブラックオプス6「暗躍」

攻略方法

私がクリアできたので大したことないが、どちらかというと、というか強く「ステルスプレイ」をお勧めする。

潜入工作員はセヴ一人のみ。パンテオンは大量にいるので、戦いになると結構厄介。

その代わり、逃げ隠れする場所はたくさんあるので、少し見つかっても逃げれば大体OK。間違っても撃つな。

どうしても敵を排除する必要がある場合は、テイクダウンで。一番バレにくい。

ヘリコプター:その辺の部屋に何故か許可証が落ちているので拾って渡すのが楽だが、会話して許可を得ることも可能。

SAMサイト:私はワイヤーカッターで導線を切った。直接SAMサイトにいくと高確率でバレそう。なんか誰かと喋ってもいいっぽいね。

レーダー:爆薬設置が意外と簡単だった。でも電力切った方が安全かも。

いろんなやり方があるので楽しいよ!

まあ、ただタイトルにも書いたけどレギュラーのパンテオンはタバコ吸って文句ばっか言ってるのに朗らかで、お前らゆとり世代かよ。って感じだった。そりゃやられるわ。





2026年6月15日月曜日

Call of Duty Black Ops6 ブラックオプス6!

何か面白くて安めのゲームはないかと探していたらブラックオプス6がだいぶ安くなっていたので買ってみました。

今回もスパイアクションてんこ盛りでかなり楽しかったです。

プレイ自体は。

ただ、ストーリーのエンディングはちょっと不満です。次回に引っ張りすぎ。これだとコールドウォーの方が良かったかな。

なにしろ、主人公が生きているかわからない。最後に出てきた人間が主人公の顔だと思っているのですが考察だとそうでもなさそう。でも最後に顔出すならやっぱり主人公じゃないの???

ウッズは生きており(彼は杉元と同じで不死身なのでしょう、兵士には一定数「不死身」が存在しますね)、相変わらずいいやつです。ナイフや銃を懐かしそうに触っていますが、後頭部は禿げてきています。

アドラーは相変わらずの超イケオジですが、やはり正史ではハドソンやメイソンがいないのが寂しい。ちなみに途中でウッズが「メイソンの息子は俺が引き取ろうと思う」と言い出して、胸熱でした。

また、敵側に寝返ったキャラクターが、途中からどうもトラウマと催眠のダブルパンチで操られてるっぽいことが判明します。(敵に寝返ったというよりは、本人がテイクオーバーする感じか)

この思い込みやトラウマからの脱却がアランウェイクやサイレントヒルとそっくりの世界観で、何度も障害物を打ち壊して進んでいく様、自分とそっくりの敵を大量に殺さなければいけないシーンなど、意味深ではありました。個人的には嫌いではないのですが、「それはコールオブデューティーでは無いのでは」と思ってしまいました。

許せないのが「覚醒」の章です。

毒ガスを吸った主人公が幻覚を大量に見るのですが、これもCONTROLとかなり似たような世界観で、クリーチャーと化した人間にガンガンに襲われますがもはや人間の形になっておらず、変なビームとかかましたり、最終的には精神攻撃をしてきます。

一箇所だけ上手く攻略できた「ディレクター」がいますが、あとはかなりの難易度で、まともな動画撮れてないかもな…

特に赤いやつが嫌です。主人公はグラップリングフックを使って引っ掛ける場所を探して逃げ回りながら攻撃します。なので、マップが狭いと追い詰められやすい。なぜなら、なぜかゾンビも同時に湧くからです。しかも量が半端ではありません。

最初だけ、セントリーガンを用意してくれますが、次からはあまり装備がありません。初見殺しすぎて、ほとんどの人が1回目はぶっ殺されてて「???」となっていたし怒ってる人も多かったです。

マップが広い場合はグラップリングフックで部屋の反対側に飛ぶと、当然ながらゾンビたちは向こうがわから走ってくるので、振り向いてすぐ撃てば勝てるんですがね。

これを4回繰り返してカードを揃え、通ると最後に総仕上げの5体めがいてかなり怒りましたが、ここのマップは上下の移動が簡単にできるので助かりました。進撃の巨人みたいな動きをすれば勝てます!

潜入ミッションについて

潜入ミッションはいくつかありますが、楽しめたのはセヴでパンテオンの本部に潜入するやつ。めっちゃ大胆で楽しいですが、最終的にはやはり一人殺す羽目になりましたな…パンテオンの兵士は普段は英語も通じるし超いい人たちで、なんだか裏切るのもしんどくなりました。しかもヴォルクータ跡地にいるんで超寒そう。

カジノの裏側も楽しかったです、これは完全にメタルギアソリッド。水中から敵に近づき、倒したら死体を水に引き摺り込めばOKなので、クリアリングができました。あとはメタルギアで培ったスニーキング能力を活かすwこの手のゲームはもっとあってもいいですね。小島監督に期待!

あのビル・クリントンのパーティーに潜入するやつもまあまあ面白いです。これは3パターンあるので全部やってみたいところ。私はクロークのコートからメモを盗んで脅すやつにしました。

動画はアップするかも・・・しれない!個人的に面白かったとこだけ。

とりあえずアドラーがイケオジすぎて、草。






2026年3月26日木曜日

ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編 とても良かったのでおすすめです

原作ファンの方がより楽しめますが、何も知らなくてもまあまあ面白いと思います。

しかし冒頭2シーン連続で男どもの裸を鑑賞できるシーンがあり、しかもラッコ鍋だと、全員つけまつげをつけてメイクしているのでちょっと初見の方大丈夫かなと心配になりました。

その道の方は大変満足とお見受けいたします。

キャラクターの再現度がとにかく素晴らしかった。

私の今回イチオシの、🩷門倉部長🩷

和田 聰宏さんがこんなにハマると思わなかったですね。目つきや立ち居振る舞いから完全に門倉でした。

陽動作戦が胡散臭いのに、本人が毒にも薬にもならないのほほんとした性格のため、誰も門倉を疑わない。

しかも門倉の懐の深さで、部下のちょっとした不正も見逃してあげてるから、部下たちもまさか門倉がスパイだとは思わず懐いてしまっている。

抜け目ないのに優しくて(適当とも言う)、偉そうにしない門倉さんが大好きです🩷しかも強運。

アニメ版も相変わらずのほほんとしてますな・・・弾丸をハエって言ったり。

実写になったことで、「この人実在するぞ!!!!!」みたいな気分になってさらに好きになった。

個人的には一番結婚したいタイプです🩷(金カムではあと、杉元と岩息舞治が好き)

宇佐美が本物だった

対して宇佐美、最後まで門倉の宿敵となりましたが、性格的にも真逆で、スパイであることもすぐにばれます。(にしても、スパイとスパイが一緒に働いて犬堂を騙していたとはw)

実は一番苦手なのは宇佐美です。鶴見と似ているが、鶴見に盲目的に忠誠を誓っているが故にさらに手に負えない狂人。

特殊なコンタクトをつけてるそうですが、黒目が小さくてリアルでした。あとフェイスラインが本当に漫画と同じで。綺麗なお顔なんですよね・・・でも本当に人の殺し方が残酷で・・

あと喋り方と声が完全にイメージ通りで、もしかしたらこの人をモデルに宇佐美を描いたのでは?というくらい似ていました。怖い。

鶴見が仕上がってた

鶴見がマジで本物になってしまった。特に囚人が解放されて襲ってきた時の、すごい笑顔でガンガン人を殺していく時の玉木さんの顔。もう原型がなかった。

あれは鶴見である。(声もだいぶ仕上がってきた)

土方も仕上がってた

長髪で殺陣をやって似合う人ナンバーワンではないだろうか、、舘さんのスタイルもいいし、あの短めの黒コートとブーツがくそかっこいいのに刀の斬りつけ方もかっこいいですね。

あと、声だけでみんなが振り返るシーンで、かなり中田譲治さんに近づいてるなあと思いました。アニメと融合しそうな外見、素晴らしい。

鯉登少尉と夏太郎がとても可愛かった

この二人は原作より可愛いので、ファンが増えそうな気がした。特に夏太郎、ただの可愛いイケメンやし。この辺はアイドル枠。

あと、鯉登少尉のアクションがすごくいいね。この人も刀だし、かなり大体に真正面から跳んで斬りかかるのですごい派手で映える。

簡単に死にそうな戦い方だけど、猿吠えが怖くてみんな身を引きそうな気がするwモス。

月島

独特の冷気を出していた。特に銃弾支えてるシーンがとてもシュール。個人的にフードが可愛いと思っている。

ゲンジロちゃん

前より濃くなってますよね・・・・・・・????

都丹 庵士

違和感よ来い。ちょいイケメン寄り。

犬堂

どの辺が北村一輝なのか。もはや原型がなかったw


あと尾形も、二階堂も、よくぞここまで再現したなあと・・元々できそうな人を集めてるのはわかるんだが。親を殺しておいて平然とアシリパと話してるあのサイコな感じは尾形だなあ。顔が綺麗なのに、全然感情がないというか・・

家永の人、すごい美人なんだけど、羊たちの沈黙のハンニバルの真似を頑張ってやってくれててなんか笑ったww絶対違う(似てない)けど頑張ってるのが笑える。

実写でいいのは、やっぱり爆発とか、暴動が起きたり、人がもみくちゃになるシーンなどがリアルだったね・・特にこのシリーズは気合入ってるなと思います!

2026年3月20日金曜日

ウィキッド 永遠の約束「無限と有限の間に」

ウィキッド ふたりの魔女(パート1)で、エルファバは「私の未来は無限」「私たちは無限」と繰り返す。その無限は「Unlimited」という単語で繰り返し表現され、タイトルではないが、劇中に何度も同じ音で歌われていた。シンシア・エリヴォの低い声が温かに響く単語で、良い歌である。

しかしパート2ではまるで対比のようにエルファバは自分の能力を「有限」だと歌う。「Unlimited」「I'm limited」に変わってしまった。音節が同じため、全く歌が損なわれないのも皮肉である。

無限には「inifinity」とかもあるけど、unlimitedとしておけば、対義語がlimitedになるため、わかりやすいからそうしたのかもしれない。

私はこの歌を最初に聞いたとき、時透無一郎の無は「無限の無である」という概念を思い出していた。

エルファバの未来は無限で、彼女のポテンシャルも能力も無限の力があった。魔力は終わりが見えないほど、優秀だった。エルファバは無限の可能性を夢見てエメラルドシティへ赴き、魔術書「グリムリー」に出会い、即座に能力を開花させる。「Defying Gravity」とは「重力に逆らう」という意味で、彼女はそれを歌いながら空を自由に飛び回る。

エルファバは無限の可能性と未来と能力を持ち、自由な女性としてエメラルドシティから飛び立った。

素晴らしいエンディングのようでありながら、その黒い服装と緑色の肌は、不吉な未来も暗示していた。

しかし私は、まだこの物語に期待していた。その外見から差別されていた女性が、正しく能力を認められて、活躍する日が来るのではないかと。

「オズの魔法使い」を初めて見たのは10歳くらいの時だったと思う。まだ配信サービスなどなく、親が買ってきた英語だけのビデオを見ても、オズが如何にダメな男かがよくわかるようになっていた。なんとも大人が汚い、セコい生き物なのかもよくわかってしまう、少し残酷で現実的な世界観がそこにある。

ウィキッドも舞台は同じなので、基本的には現実が如何に残酷であるかを突きつけてくると同時に、観客にもそれは跳ね返ってくる。

実力以上の地位に縋っていないか?

実力以上に自分をよく見せようとしていないか?

エルファバはおそらく登場人物の中では一番エゴが少なく、まともな判断を下せる人間だ。

そこでエルファバは諦める。自分には世界を変えられない。いや、もし変えるなら、自分が悪い人間として淘汰され、グリンダに「良き人」を演じてもらおうと、エルファバは決断した。賢い、エゴのない決断である。

そこで歌われるのが「私は有限だ」という歌である。

では無限の力、無限の可能性とはなんだったのか?

厳密に定義しよう。おそらく「力」というのは有限である。無一郎が敗北したのと同じだ。能力というのは限界があると私は思っているし、そもそも人間には寿命がある。

しかし「可能性」は無限である。これは科学的に限界を定義しようとしても難しいからである。例えば、ノーラン監督の映画みたいに物理的に時間を逆行するとか、五次元で生きた人間が意志を持ち続けるのはおそらく不可能だと思うが、エルファバの置かれている世界では魔力の「可能性」に限界はないだろう。

無一郎は「他者のためなら人間は無限の力を出せる」という意味を込められた名前であり、

エルファバの無限の能力は、実はグリンダの協力があれば、良い方向に使われ、国をおさめられたかもしれない。

私は結婚したことがないからわからないけど、多くの作品に繰り返し語られる物語がある。それは人間は、自分の欠陥を補うパートナーが与えられるという神話である。

エルファバのパートナーはフィエロではない。

おそらくグリンダだったのだろう。

同性がだめとか、そういう話ではない。信念が違っていたから、二人は協力して生きることができなかった。

その証拠に、パート1でもパート2でも、エルファバは何度も「私たちは、一緒であれば無限」「勝てない敵などいない」と歌っていて、グリンダは否定していない。

無一郎が敗北した理由の一つに、最初に黒死牟に出会ったとき「一人だったから」という考察を多く見かけたのも、同じような理由ではないかと思った。

エルファバが自分の可能性を初めて「無限」と自覚して喜ぶ時、いささか傲慢さを禁じ得なかったのは、私だけではあるまい。

人間は協力して生きていきなさい。協力すれば、無限の力が得られる。

そういう意味合いが込められている作品なのかもしれない。


それにしても、エルファバだけがいつも割を食うのは何故なんだろうな。私は、フィエロなんか手に入れたところでどうかな、と思ってしまうのであった。恋愛を描くにしても恐ろしく中途半端である。

モヤモヤする割には、問題作と言えるほどの深みも感じていない。原作をちゃんと読んだほうがいいのかもしれないが、ビンタ合戦にあまり感動しなかったので笑、あんまり深く関わりたくない気もする。

ミュージカルというのは概して話が適当なパターンも見かけるけど、そういう作品なのかもしれない。