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2017年7月7日金曜日

LOSTっていう海外ドラマについての雑な感想

amazonプライムで適当に流してただけなので、実はストーリーをきちんと把握してないところも多く、雑な感想です。
ですがね、時々、ちょっと涙したいほどにいい話が出てくるんですよねぇ…その分、つらい話も多いんですが。

あらすじ


飛行機がとある島に落ちて、そこからサバイバルの日々が始まるんだけど、普通の島じゃなかったみたいな話。というか普通じゃないどころか、実は無人島じゃなかったとか、なんとか。

テーマはおそらく、「運命や権力と戦って越えていく」みたいな感じ。

壮大だが設定には科学的根拠が無いので、ファンタジーだと思ったほうが無難。
設定よりも、情緒面や精神面についてかなり卓越したシナリオ・演出・役者の演技などが楽しめる。みんなかなり良い芝居をしています。
登場人物はやや高齢であるのでふざけたノリで見ることができず、楽しめる人の層を選ぶかもしれない。なんか精神的で哲学的な話が好きな人にはおすすめ。精神的にはかなり成熟してる話だと思う。シリアスなんで真面目に見ると疲れるかも。

サバイバル自体にはあまり重きを置いてないので、マスターキートンみたいなのは期待しないほうが良いです。

登場人物


ジャック

主人公。超いい人。医者。なんか浦沢直樹先生の漫画に出てきそうなタイプ。
すごいイケメンではないが、目が表情豊かで優しい。泣きながら笑うなど高度な感受性を持つ。つか役者の泣き方が上手すぎ。真面目すぎて裏切られたりするとキレ方が怖い。意外と激情家。

 

ケイト

ヒロイン。すぐに人を殺す、やんちゃを通り越してめちゃくちゃ怖い女の人。確かにセクシーだけど恋に落ちるとさっきまでくそ強かったメンタルがボロボロになるし、感情的だし、ちょっといやな感じがする。女性には優しいのでよくわからないが、業がかなり深いことは確か。地獄行くと思う。

 

ソーヤー

ワルメンに見せかけてそうでもないというお得なキャラクター。顔もダントツでイケメンな上、メンタルも屈強。絶対モテると思うのでムカつきます。セクシーでしかも強い。ほぼ完ぺきでそれもなんかむかつくw

デズモンド

神のような能力を授けられるが普段の言動はいたって普通の男性。むしろ冴えないヘタレに近い。ペニーさんが大好き。どっちかっつーと尻に敷かれてる。ペニーさんは運命の人。かなり運命に振り回されており、見ていて痛々しい。

 

ペニー

デズモンドは運命の人。なぜか父親に反対されているせいでひどい目に逢う。多分デズモンドがヘタレっぽいからだと思われる。記憶失ってもデズモンドに逢うとニヤニヤするのが可愛い。デズモンドより意志が強く、デズモンドへの思いは何があっても全く揺らがないところが魅力的。美しいとか着飾る感じではなく、素に近い自然体な演技がぐっときます。

ジン

韓国人の人。サンと結婚してる?らしい。どういうわけか妻より存在感が薄いw

サン

屈強なメンタルをもち地味に目立つ行動力のある聡明な韓国人女性。英語ペラペラなのに賢いのでわざとわかんない振りとかする策士。普段はめっちゃクールだがジンのことは大好きで、彼に何かあると全力疾走でブチ切れる。小柄な割にかなりエネルギッシュ。

チャーリー

軽いノリのムードメーカー。ちょっとかわいい感じ。シングルマザーになってしまったクレアに対し、「男なんていても邪魔になるだけだからな!」と軽いノリでなぐさめてくれるすごいいいやつ。攻撃的でも悲観的でもなく、ひたすら調整役にまわってくれる。一見頭悪そうだが人の話をよく聞く上に、許すという懐の深さがあり、まず激情しないし冷静に状況を観察できる。ジャックとの大きな違いはそこ。

クレア

若くして妊娠したが男に逃げられた、かわいそうな女の子。美人で明るくしっかりしており、悲劇に見舞われなければ相当幸せになれただろうに。チャーリーとはあまりにもお似合いすぎるカップル。

ジュリエット

独特の神がかった雰囲気を持つ優秀な美人女医。トラブルが起きても彼女が叫んだ試しは無い。非常に賢い。悪いこともするけれどそれは誰かのためである。私はこのキャラクターが一番好きかなあ。だけどソーヤーとくっつくのよねぇ…

ベン(どっちかっていうと悪人?)

よくわからなさすぎる。びっくりするほど冷静。手術中に目が覚めても全然驚いてなかった。怖い。

 

ジョン(どっちかっていうと悪人?)

ジョンの正体は最後のほうでわかるが、不幸なだけで本当は人並みの幸せを望んでいたことが最後にわかるのが、切なくてすごく良かった。

 

ジェイコブ(悪人ではないが、ラスボスに近い)

すべてのカギを握る男。 悪人ではなく、悪を見守り続けてきたような感じのメイン人物。彼もまた、ただの被害者である。

特徴


女がくっそ強くて男はメンタル弱い。ただ、女は妊娠関連と男関連でヒステリックにはなる。

やたら女性が妊娠する。他にもやたら妊娠と出産の話が多い。どういう意味なんだw趣味かw多分人生について語りたいからなのだと思いますが。
女性の心理に関してはかなり生々しく描かれており、涙も笑顔も色々あり。

ラブラブのカップルほど引き裂かれるが、最後に会わせてあげる主義らしい。
愛情についての心理表現はかなり細かく、見ていて微笑ましい気分になる。若者の衝動的な恋愛感情よりかなり深い。
ちなみになぜか、三角関係ドロドロとかはあまりない。そんな余裕はないんだろうな。

やたら交通事故が多く、大半は「わざと」である。とにかく轢き方がひどい。全力で人をはねるので、いやな人は見ないほうがいいです。

24ほどグロくはない(と思う)が、精神的に結構「くる」感じの話が多いので、情緒不安定な人には向いてないかも。 数回に一回はドン底に突き落とされるが、数回に一回は希望に満ち溢れた描写があり、波は激しい。

人生について、結婚について、愛について、などの話が多め。やや高年齢層向け。ふざけた恋愛描写は正直ほぼ無い。愛情の描写はとてもいい話が多いです。

終わり方はエヴァンゲリオンちっくなんだけど、一応話としては終わってる。ただ、個人的にはちょっとすっきりしないかな。途中が面白いので許せる感じ。

萌えカプ


やっぱペニーとデズモンドが最強に好きです。
ペニーの一途さと強さ!!!そして是が非でもあのヘタレデズモンドを探しにくる根性。本人がいなくても過去の手紙からペニーの愛を受け取れるデズモンド。素晴らしすぎる。このふたりだけは、「お互いこの人しかいない!」「離れられない!!」感が凄かったです。

男性キャラについて


ジャックが一番好みではあるけれど、多分恋愛としてはペニーみたいになりたい。ので結局デズモンドを選ぶのかなあ。
チャーリーもかなりいいやつなんだけど、彼、多分ちょっとロリコンだと思うんだよね(問題発言)
そしてジャックは、なぜかケイトが好きなので、悪い女に振り回されがち。
私はジュリエットみたいなクールかっこいい女性にあこがれるんだけど、そうするとソーヤー選ぶことになるんだよねw

結論としてはデズモンドだろうか。彼は気が弱いし軸もよくぶれるんだけど、唯一、ペニーさんへの愛だけはブレない(ブレてもペニーさんが叱ったりして離さないので)ところは、信用できるのかなあ。

でもこのドラマの一番いいところってやっぱ
ロケ地がハワイなところじゃないですかね。

どんなにやばい状況でも波の音が優しいからなあ。

2016年10月2日日曜日

勇者ヨシヒコというTVドラマについて

世の中ではPPAPという動画がジャスティンビーバーの笑いのツボにヒットしたらしいですが、
私的には何気なく見始めた「勇者ヨシヒコ」というTVドラマのGYAO一挙放送が大変ツボっております。
おそらく同じレベルもしくはそれ以上ではないかと思います。

名前は聞いたことあったんですが、ちゃんと見たのは初めてでした。タイトルだけだと内容が想像できなかったのですが
ざっくり言うとドラクエの実写パロディです
はっきり言ってジャンルはギャグです。しかもかなりひどい脱力どうしようもないギャグもので、やる気はなくテンションは低く、たまにテンション上げたかと思うとひどいことを叫んでいたりします。下ネタは中学生レベルです。
そして低予算です。

しかしこの何とも言えないぬるま湯に浸かっている感が実家にいるような感じがして、居心地が良いのです。

では何が面白いのか?を紐解いていきましょう。(おい

■低予算を逆手に取ったギャグ

ハリボテのスライムを堂々と登場させることにより、まずがっかり感から生じる「こいつどうしようもないな」という笑いを巻き起こします。しかし、ハリボテには止まりませんでした。

何と、敵役モンスターにコアラのぬいぐるみを登場させました。人は入っていない、正真正銘のぬいぐるみです。
このぬいぐるみを役者が手に持って、抵抗しているような演技を全力でやっているのが実に可笑しいのです。

最終的にはハムスターのぬいぐるみを登場させていましたが、あまりの小ささに笑いが止まらなくなってしまいました。

ちなみに、
ぬいぐるみは雑魚より強く、中ボスくらいでそんなにしょっちゅうは登場しません。人間の敵より強いです。

また、ムラサキの肩に乗っている鳥を飛ばす時に糸(ワイヤー)を消さない潔さに逆にウケました。しかも腹話術で声をつけていて、メレブが毎回突っ込むという低予算を利用した素晴らしい連続技です。

■勇者ヨシヒコが完全なる正義漢ではない

勇者ヨシヒコは実直で真面目ですが、それゆえに影響を受けやすいキャラクターです。
人情深いですがすぐに騙され、すぐに影響され、すぐに洗脳され、当初の大事な目的をいとも簡単に忘れてしまいます。
そしてヨシヒコは恋愛においてはなぜかかなりのクズになってしまいます。本性はドスケベですが、本人は真面目なつもりなので悪い事だと思っていません(でなければ見てられませんがw)。
天然であるがゆえに真面目にとんでもないセリフを叫んでいたりする事もしばしば。
「不倫は文化だ!」「巨乳が好きなのです!」「脱いでください!」などなど。

しかしギャグモノであるがゆえに、彼があんまりいけてるキャラクターだと全く面白くない。
それから恋愛でうまくいったらさらに嫌な気分になることでしょう。

■ツッコミが優しい

ムラサキのツッコミはめちゃくちゃきついですが、彼女は紅一点のヒロインなので、まあ許せるでしょう。
大事なのはメレブのツッコミです。
声が大きくないので撫でるような爽やかなツッコミをしていきます。
しかも大変面白いです。
ヨシヒコはかなり声が大きいのですが、ああいうタイプはボケに回った方が面白いですよね。ボケは大声で言わせるから面白い。
メレブのツッコミはよく聞いてないと聞き逃すくらい自然です。
個人的には
(貞子モンスターに対して)「くるよ!きっと来るよ!」
「なめこ育てるのって何が面白いんだろうね〜」
がお気に入りです。

メレブはナルシストで嫌味なキャラですが、実は全然怒らないしいい奴だと思います。うっとおしいけど。

また、「仏」のツッコミも優しいです。
この人は上司みたいな存在ですよね。
面倒くさがりで最終的には仏ビームで全部解決しますが、それまではやたら引っ張ってツッコミ入れてくれるのがきっと彼の優しさ。
この優しさが実家にいるような心地よさを与えてくれます。

■非モテ向けの、王道(リア充)をしばき倒すような数々のパロディ

悪役に有村架純ちゃんを持ってくるというなかなかの配役。
AKBをそのまま悪の組織のように描いたり…
また、ワンピースをバカにしたようなパロディはちょっと心配になりました。チャレンジングですね。
金八先生も相当いじられていたと思います。他にも、ドリフ(かなりギリギリ)、バックトゥザフューチャー(これは純粋に笑った)、ドラえもんなど。
メレブの呪文は最終的にパロディばかりになって、吉住さん、たけしさんのモノマネなどが普通に入ってきていました…
まあホラーはいいかなと思います。よく真似されてるしね。
貞子が走ると明らかに中身が男性なのが逆にウケました。

パロディも全体的にさじ加減がギリギリですが、面白いです。笑えます。

■モンティパイソン的なシュール系ギャグとその物量

「今それ?!」みたいなギャグが時々入ってくるあのシュールなセンスはさすがです。

また、色々な角度から様々な種類のギャグを盛り込んでとりあえずてんこ盛りにしてる感じは、努力を感じるのでいいんじゃないかと思います。正直言ってすべてがすべて面白いわけじゃないんですが、とりあえず入れてくる感じがなんか微笑ましいです。

■本筋を破壊することは意外と少ない

本筋である「魔王を倒す」などの筋は意外と妨害されません。
それを壊さないようにその道中でギャグをてんこ盛りにしてくるあのさじ加減は絶妙なセンスだと言っていいでしょう。
ボス戦中は大きなギャグは挟んできません。なので、エンディングは割とあっさりとしています。つまり、「エンディングはちゃんと終わればいい。エンディングは盛らない。大事なのは道中の面白さ」という姿勢なのでしょう。それも見ていてスッキリとします。

物語はどんなに引っ張ってもちゃんと終わらせた方がスッキリするという、謙虚で真摯な姿勢が伺えます。


次の勇者ヨシヒコは10/7からです。
おそ松さんみたいに、マッドマックスなパロディにも期待したいですね。(え、そこなの?!)