2024年12月12日木曜日

「ウェンズデー」めちゃくちゃ面白かったです

せっかくネットフリックスに復帰したので他の話題作も見てみましたが、今のところ最強なのは「ウェンズデー」!海外でめちゃくちゃ流行ってた理由もわかりました。筋書きも面白いですが、キャラクターや設定も面白い!特に主人公があれだけ強烈だと彼女一人でいくらでも話が創れますね。

それにティム・バートンの本領発揮。やっぱりゴシックホラーでコミカルな世界を描かせたら彼の右に出るものはいないでしょう。

私は「アダムス・ファミリー」に何度もトライしてるのですがどうしても話が頭に入ってこずw合わないものと諦めていたのですが、 見事に作り変えてくれたと思います。話もするする頭に入ってくるし、わかりやすくてコミカルなテンポで見やすいドラマでした。でありながら、ちゃんとミステリーになってるところがすごいと思います!そこに友情も恋愛もファンタジーもちょうどいい塩梅で混ぜてくる、ちゃんとティーンエイジャーのドラマになってる…。

ウェンズデーは普通の学校に通っていたところ問題を起こし、Nevermore校に転校してきますが、そこはハリーポッターのホグワーツのような寮制度の学校で、アウトローな生徒が集められていました。しかしハリポタと違って狼人間がオープンに人種を語っているような学校でしたw

ハリポタが爆発的に流行した結果この手の寮制度の学園ものって日本でもめっちゃ流行りましたが、その中ではダントツで面白く作られていると思います。つかルームメイトのイーニッドが空気読まない陽キャなのもいいし、ド陰キャを隠そうともしないウェンズデーと両者一歩も譲らずなところが自由すぎて好感が持てます。

ウェンズデーは自分が陰キャであることを恥じず、アイデンティティとして高らかに私は人間嫌い!一人でいい!怖いものが好き!暗闇と血が大好き!と物怖じもせずに宣言しています。でありながら、頭脳明晰で自分の目標(プロ作家になること)にわき目振らずに邁進している、実は優秀な16歳。

敵に回る人にも、「あなたのように孤高で固い意志を持つ姿には憧れるわ」と言わせてしまうほど。しかも戦えないかと思ったら普通に運動神経抜群で笑いましたw自分の身長ほどある剣を持ち上げたり、体術で男を倒したりw

でもウェンズデーの魅力って、軸がブレないところだと思いますね。頑固なんだけど、ブレないからあんまり派手な間違いをしないしフラフラしないので。

このあまりの意志の強さに複数の男子生徒に想いを寄せられる上、散々イーニッドと喧嘩してもいつか自然と仲直りするんだろうなという謎の安心感がありました。それにしてもドラマ8話中、何度「あなたって人の気持ちなんかどうでもいいのね!!」と罵倒されたことか。

でもウェンズデーってその程度だと屈しないというか、絶対媚を売らないのでかっこいいなと思いましたwおじさんにだけは笑顔を見せるんだけど、あんまり可愛くない笑い方だったので、あのまま仏頂面でいいのかも…w

それにウェンズデーって決して甘いことは言わないけど、かと言って無駄な殺生はしないし、合理性に基づいて動いてるから罪のない仲間が怪我をして入院したら気遣っている場面も見られたし、決して悪い子ではないことがわかるので、これは人気出るだろうなあと思いました。しかもこの女優さんがとにかくどの場面でもバッチリ「ウェンズデー」なんですよね。美人で可愛い、でも無愛想。強烈な存在感でした。でもやっぱりすっごい美人!声も可愛い。そしてすごい難しい英単語を使ってすごい早口で喋るので、最初字幕なしで見ようとして形容詞についていけず、日本語字幕表示にしました。普段の会話ではそんなに難しいことは言ってないのですが、ウェンズデーは作家を本気で目指していて相手をボキャブラリーで圧倒するのが好きなので、冒頭は特に難しい単語を並べていると思われます。

ゴスロリ界隈にどのくらいウケているかはわかりません。日本人だったらもっとミニスカとか好きそうですが、これでも十分だろ…猫耳つけるフェティッシュなシーンもあるので、一部のゴスロリ界隈はイチコロだと推察します。が、なぜか私はずっと進撃のスクールカーストのミカサしか連想しなくて苦笑してました。

あのミカサの口紅のあたりがすげー似てる・・・。あとアイメイクな。ミカサが恋してなかったらこんな感じだったのかもしれない。

ウェンズデー屈指のわけわからんシーンの一つ「ダンス」。リアクションに困るw最近ダンスミームも流行ってますからね。ミーガンも、デッドプールも、アランウェイクもw

それにしてもこんな変なダンスでも美しいよな〜〜



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