今年もこのヘタレブログにお付き合いいただきありがとうございました。
喪中なので新年のご挨拶等はできませんが、来年も面白い映画やゲームと出会えるといいなと思っています。
2024年の映画は全体的に肩透かしで期待外れのものが多かったのですが、振り返りとして個人的なランキングは記録しておこうと思います。
1位:アーガイル
これは文句なしに面白かったです。おそらく文句を言っている人は、ヘンリーカヴィルが主役じゃなかったからでしょう。
しかしそこを逆手にとって、中年女性の妄想にヘンリーを使うのが実に巧妙でした。
2位:哀れなるものたち
結局、1年通して「この映画には色々含蓄があったなあ」と味わい深く振り返られるのはこの映画でした。思い出しても単純に驚きの展開が多く表現方法やキャラクターが独特でとても面白く、グロさにも個性があり、フェミニスト映画であるのにフィクションすぎて笑い飛ばせるので、結局映画って現実を少し突き放して観られるのが魅力だと感じる作品でした。
性とはなんなのか。自分の性にとらわれず自由に生き、周りのコンプレックスだらけの男性たちを突き放す主人公が痛快で清々しかった。
芸術点も高かったです。
3位:エイリアン:ロムルス
ホラー映画として良かったというのもあるし、ちゃんとリドリースコット味があって良かった。ただ、元祖のシリーズにはちょっと勝てなさそうな雰囲気。終盤吹き出してる人いたけど、私は伏線回収が楽しかったのでおk。
4位:ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ
主人公の二人のキャラが好きで観に行ったけど、池松壮亮氏をこんなに上手く使う監督がいるのかと感心した。怖いキャラクターなんだけど、日本ならではの歪んだ真面目さやストイックさが魅力でした。相棒がいるかいないかの相違も切なかったです。また、アクションもやっぱり魅力ですね。
5位:ゴールデンカムイ
原作への愛や忠実さが話題の実写化。
ドラマ版をXやYouTube切り抜きしか見てないのにそのクオリティの高さに脱帽です。
私は「江渡貝くぅぅん」の実写版がものすごい好きで、可愛さと、中性的な雰囲気が、絶妙な配役だと思ってます。ファンになりそうです。絶妙に可愛い。あれ以上童顔でも、男臭くなってもハズレだと思います。画像検索するとのっけから変態的なビジュアルが出てきますが白熊の剥製を着る姿はモフモフでゴールデンカムイが恐ろしい作品から一気に萌え萌え感が増してまいりました。
鯉登少尉は似すぎててドン引きです。やっぱいたら鬱陶しいだろうなあ〜王子様キャラなのになあ。私の王子様キャラは杉元だけどなw
6位:フォール・ガイ
まずはライアン・ゴズリングが非常にイケてるし、主人公でハッピーエンド(おいネタバレだぞ)なのもいい。ゴズリングは実に、悲しいエンディングが多いのでこの映画も大変心配したものだ。
アクションもいいしギャグのセンスも良い。特にオチが最高だった。
また、エミリーブラントのツンデレ力は半端ではなかった。ちょっぴり懐かしいラブコメの味がする。
7位:グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声
この作品の順位を下げた理由は、かなり前作と似ていて完全に二番煎じだったから。そうなると、家に帰ってグラディエイターを見て、「同じ感動を2回やったのか〜」と思ってしまいます。
ただ、シリーズに流れる高潔なテーマは何度観ても良いというのは間違いない。正しく生きようと思わせてくれる。若い人がたくさん見てくれるといいなと思っています。
番外編:ドラマシリーズ。
「ウェンズデー」は、このランキングの中だと3位以内に入れてもいい、大変な良作です。
世界観の構築、衣装やメイクのデザイン、毎話の見せ場、個性の強い魅力的なキャラクターメイキング、ギリギリまでわからない真犯人、秀逸なセリフ群。特に世界観の構築は明らかにティム・バートン大勝利です!お見事!
元々ラブストーリーも得意なティムバートンなので、学園ものにホラーを絡め、ラブコメも、ギャグテイストの友情ものも、非常に上手く描いていると思いました。もっとたくさんの人に見てもらいたいです!
ドラマシリーズでは、「フォールアウト」「地面師」も素晴らしかったです!今挙げた3つはとても見やすかったです。
Spotifyランキング
ここもまさかのアーガイルが1位。確かに好きだがそんなに聴いたのかw
解説:
トップソング
- アーガイル(テーマソング)
- ヘラルドオブダークネス(アランウェイク・ザ・ミュージカル)
- ナイトスプリングス(アランウェイク2DLCテーマソング)
- これもアーガイルのバトル音楽。ものすごいふざけてる曲
- エッセンス・オブ・サファイア。ドロシー・アシュビーのハープジャズで一番気に入っている音楽。
トップアーティスト
- ドロシー・アシュビー
- オールドゴッズオブアスガルド(アランウェイクに出てくるじいちゃんバンドの名前)
- アランウェイク
- バウアー(EDMアーティストで、ザ・バットマンのクラブシーンに使われている曲を作ったお気に入りアーティスト)
- マイケル・アベルズ(ジョーダン・ピールの映画音楽をよく作っている人)
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