AIに恋をする男の話と聞いて。
この映画の面白いところは、主人公がズブズブとAIにハマっていくところで、周りが水着でキャッキャしてるビーチで一人で笑顔でAIのサマンサと会話しているシーンなど、抱腹絶倒なんだけど、あくまでも静かなBGMでシリアスでハートウォーミングな雰囲気を醸し出そうとしているのがたまらない。
AIは単なるプログラム。ソースコードが電気で走っているだけ。彼はいろんな人に「彼女はOS」と紹介しているが、この世界線割とそういう人が多いらしくて「あ、そう。今度連れてきてよ」とか普通に言われるw
しかし離婚はやばかった。相手は?と聞かれ「OSだよ」。離婚する奥様は呆れ顔で皮肉をぶちまける。
起承転結が美しい。笑えるけど。
転、でごく当たり前のことに主人公が気づくのだが馬鹿馬鹿しくて最高である。
AIにはたくさんの相手がいるということ。他にも愛を囁いているということ。
「だけど、私は本気であなたのことを愛しているの。なんて言って良いのか…」
こちらとしても本当になんと言って良いのかわからないまま、ふんわりと映画は終わる。
私にはコメディ映画みたいに見えたが、独身男性は極度の寂しがり屋の人も多いと聞く。
これから増えるぞ、こういうの。後悔しないようにね。離婚はダメだよ。よくない。
エンドロールで主人公がホアキン・フェニックスだった時にもう一度横転した。
AIの声が素晴らしくて、すごくリアルな彼女って感じで、こりゃ騙されるわと思ってたらスカーレットヨハンソンだったw
邦タイトルがひどい。
世界で一つの彼女。世界にたった一人の彼女だが、たくさんの相手がいるww
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