ホビット 竜に奪われた王国 の感想！！

個人的には

大変面白かった～！！！！
超絶おすすめ！！！
最近平和ボケしたなまぬるい人生に飽き飽きしてる人とか、
ぬるま湯に耐えられないフラストレーションためてる人にぜひぜひお勧めしたい！！

後半１時間くらいは、富士急ハイランドのジェットコースターと、スプラッシュマウンテンとスターツアーズと、センターオブジアースと、タワーオブテラーを連続で乗っているような、
素晴らしい臨場感があり、
とにかく、とにかく楽しい！！の一言に尽きる。
手に汗握るすごいスリルがあるけれど、ゲームと違って途中でストップボタン押せないのがね…！
結構まっすぐ座って見れない感じでしたよｗｗ


あまりネタバレはしない主義だけど、これから見る人は以降読まずにね！

まずはいきなりそれか、って言われそうだが我らがレゴラスの帰還！！
今回女子ファンの目玉でしょうからね。
時系列的には、かなり若い時の話になります。ギムリが子供の時ですからね。
なんというか生意気で偉そうな感じで出てくるのですが、
しかも王族ということでちょっと冷たい感じ。
でもでも！なんと今回珍しく、恋をしている様子！！
かわいいじゃないの！！
途中でちょっとだけ、その彼女に笑顔を見せるシーンがありますが、その時の優しい童顔は昔LOTRで観た時の衝撃の美しさが損なわれておりませんでした。
本当に美しいエルフだと思います。

それから、やっぱりこの時から、
バケモノレベルで強いですｗｗｗｗｗ

もはや優雅を通り越して別のいきもの。
レゴラスだけ動きが異常だと思われた。

白馬に乗りやがって。あの野郎。


キーリ。
なんとレゴラスのライバルとなってしまいました…ｗ
キーリは前から美人さんだと思ってましたが、本当に顔も綺麗だし
茶目っ気があってとってもキュートだと思います。ヒゲが気にならないイケメン。
まあ普通に見てたら、タウリエルとのカップルはこの人だろうね。「これは夢だ」と言ってるシーンがめっちゃ好きです。キーリかわいい。

バルド。
ワイルド系のイケメン。個人的に何も思いませんでしたが画面映えするなあって思いました。
彼は恐らく次回作で、汚名を払拭すると思います。
家族想いで義理人情堅いというのに、祖先の過去の所為などでやたら疑いをかけられていて不憫なお父さん。
微妙にドワーフと似ているので、もうちょっと説明してほしかったｗなじんじゃう。

ビルボ。
もはや主人公というより、ギャグ和ませキャラ。白い宝石を探しに行くシーンはかわいいのに意外と勇敢で楽しい。
実はトーリンよりも、義理堅くてさすがホビットだなと思います。根はすごくいい人なんだよね。

トーリン。
残念ながら微妙な存在感ですが、この人は迷いながら成長していくタイプだと思います。
そういうテーマなんだと思う。本シリーズの真の主人公かもしれない。
今回もやっぱり、ツンデレだったけど、前より緩和されてきましたね。

ガンダルフ。
やはり何を考えているのかいまいち不可解なキャラクターですが、観客の絶対的な信頼を勝ち得るベテランの重厚感があります。重厚でありながら、飄々とした安心するキャラ…
イアンマッケランの声は本当に好きです。格好良い。
魔法の使い方もすごくいい。ぼそぼそっとしゃべって杖をつくだけで魔法が使えるこのベテランっぷりがなんともいえない。
魔法が空気を伝わる時の「ブウン」っていう感じのサウンドエフェクトが大好きで、最初のＬＯＴRの時えらい感動した覚えがあります。
光と闇の戦いはＣＧなのにすごくひきこまれます。
「ガンダルフは強い」っていうのがよく伝わってくる。

今回面白かったシーンは
樽で川をくだって逃げるシーン（まさにアトラクションｗｗ）
それから、やはりスマウグとの戦い全般ですね。
長かったけれど、先が気になって全然飽きないし、
ドワーフは見た目カッコイイ連中ではないけど、チームワークはどの種族にも負けないと思います。
製鉄所の井戸みたいなところで、上下の感覚が狂うくらい、アップダウンの激しい戦いが繰り広げられるんだけども、
実写映画にＣＧが取り入れられるようになってから、
一番、今でも、驚くのは、ＬＯＴＲシリーズですね。
目が回りますｗｗｗｗｗ
え！今どっち！誰が上？！
ってなるんだけど、演出が上手いのか、全然気にならないし面白い。
アクションの動きは無茶苦茶なんだけど、他の映画にはない面白さがあります。 音楽的っていうのかな。テンポが良い。

ゲームで言うとＣｏＤに近いなと思うんだけど、ドラゴンの大きさがハンパではないので、スケールでかすぎてとっても楽しかったです。
ああいうスケールの大きいもの描写できるようになりたいなあ～。。。
ドラゴンは予想以上に良いキャラです。よくしゃべるし。
主人公の心理の隙を突いてきたり、褒められれば喜ぶといった、プライドと誇りまで持ち合わせている始末。

遊び心も満載でありながら、
仲間意識や義理人情、恋愛感情、過去への執着、利益への執着、大衆心理、人ではない生き物のプライドまで…
たくさんの感情が入り乱れていて、
その中に、唯一、執着がゼロに近い主人公が居て。
不思議とすっとまとまって見えてくるので不思議でした。

主人公が執着しているのは、たった一つの指輪だけ。
でもそれだって、所有していることに対する欲だけ。

絶妙なタイミングでそれがクローズアップされることによって、
なんだかポカンと穴があくのが、このシリーズの良いところだなあと思います。

終わり方は相変わらず詐欺ですけどねｗｗｗｗ
ええ、そこかよー！次回大体見えたよｗって思ったｗｗｗ

ビルボが無事おうちに帰る時、どう帰るんだろうって気になります。
ビルボって一人暮らし派なんだよね…。