目が覚めると、女王様はおれを介抱してくれていた。
俺は女王様にすべてを告白した。
いままでのつらかった俺の人生。
兄ちゃんの記憶を。
俺は兄ちゃんのことを、忘れたふりをしていたのだ。
なぜなら、とってもつらかったから。
俺は、声変りする前の年齢で、兄弟ともにお尋ね者になった。
大きな犯罪はおかしてなかったが、他人の家に無断で入ったのは事実だ。
それに、警察がおっかけてきてるのに逃げてしまったから。
それからは、兄ちゃんにひたすらすがって、協力してアウトローな人生を生きてきたんだ。
だから、おれにとって、兄ちゃんはとても大切な存在だった。
失ったと思ったときは、耐えられなかったのだ。
そして、俺は、兄ちゃんの記憶を封印していたのだった。
エレナ女王様は、傷の手当をしながら、神妙な面持ちで俺の話を聞いてくれた。
「嘘ではないようだな」
エレナ女王様は、俺のぴよぴよ前髪をなであげた。
「つらい人生だったのだな、貴様」
「そうだよ~」
「そのくらい楽観的なバカでなければ、気が狂っていたことだろうな」
「女王様、あのね」
「なんだ」
「また、命をたすけてくれてありがとう(>_<)」
おれはこころを込めて感謝した。
すると女王様は、凄みのある笑顔で俺を見下した。
「今回ばかりは、見捨てようかと思ったがな」
キャアアアアア/////////////女王様!しびれますぅ~!!
「おうちに帰ったら、いっぱいお詫びをします、女王様」
「ハ!」
女王様は高らかに笑った。
「貴様は終身刑だ」
「へ」
「私に死ぬまで仕えるがいい」
女王様ァァァァアアアアア!!!(>_<)///////どこの乙女ゲー攻略キャラのセリフですか!それともBLの攻めですか~!!
あ、おれたちの場合NLか…男女の役割が…ちょっと未来的すぎるけど…
「さあ、お前の兄ちゃんを助けにいこう」
「うん!女王様!」
このあと、俺たちの結婚後初の共同作業冒険が始まった。
俺たちの息はぴったりだった。
女王様は次々と提案をしてくれる。
女王様が撃たれているのを助けようとしたら、女王様、車で傭兵をはねとばした。
「さすが俺の女王様」
「フン。他愛もない。こちとらブランクがあるというのに」
「女王様さぁ…」
「なんだ早く言え」
「結婚したらちょっと太ったよね」
殴られた。
俺たちの冒険はまだまだ続く………
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結局バリバリ戦いに参加するエレナ様。
久々夫婦が楽しすぎるので、ちょいと脚色してみました(いや、盛りすぎw)
まじめな会話もちゃんとしてますので、未プレイの方はぜひプレイしてみてくださいませ。
BGMが切ないんだよぅ。
エレナは大人ですな
そして、ネイトはやっぱり、チキンだと思います。
むろん、幼いころにいっぱい悲しい経験をしたことで、チキンになった可能性はあると思います。逆に、リスクを冒すことには慣れているとは思いますが、やはり、やっと手に入れた幸せを壊すのはとても恐ろしいのでしょう。
ただ、おバカで雑なだけではないと思います。
エレナちょっと太ったよね。むちむち感がいいね。
そして、ネイトはやっぱりかわいくなったと思うw
あとエレベーターから釣られて戦うやつすごいきついというか、意味がわからなくてなんどかしにました。
車で「流れに逆らうな」って、無茶ぶりすぎるし…
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