10話のカイル。
すごくいい。
最近自分の職業をやや呪いかけていて、
何もかもが嫌になりかけていた。
私の職業のいいところは、せいぜい、世界中どこの地域に行ってもやれること。
受け入れ先があれば、転職し放題。
だけど、それは医者も同じだ。
その点カイルの仕事っぷりってすごくいい。
なんていうかもう職業の時点で、他のキャラクターをはるかに凌駕している。
医者というのはこんなにも、魅力的で高尚な仕事なのか。と思わせてくれる。
私に言わせれば日本の医療は先進的だが、サービス業としては最悪な状況である。
わかっている。高齢化社会だし、医者が疲れる仕事だってことも。
だけどあまりにも雑で高慢な医者が多い。むろん、薬さえ出しておけばいい場合も多いので、もはやサービス自体には期待してない。
病院に行く前に、医者に何を言うかぜんぶセリフを考えてから行くのだ。検査と、処置と薬だけをもらうために。
だけど、カイルはなんていうのかな…
あのふざけたゆるい性格が逆に本質ついてるんですよね。
患者って、大半は精神的にダメージ受けてるんですよ。
例えば、
今朝、電車を降りて胃の中のものを全部吐いてしまったんです。胃酸でのどを痛めて、ほとんど声が出ない。
脚が痛くて、いつまで歩けるか不安。
3週間経っても、風邪がひかなくて、苦しい。
そんな、ダメージを受けている患者をあのゆるさが、うまく受け止めているなあと思うんですよね。
所詮二次元だからって思うこともあるけれども
医者と乙女ゲーは結構相性がいいもんだなあと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿