I will not accept a life I don't deserve.
私は、自分に見合わない人生は受け付けない。
この一言だけは必ず出てくるミア・ゴス主演シリーズ。これは完結なのだろうか?一応完結しているようには見える。というか、おそらくマキシーンの一番の敵はいなくなった。
このシリーズって単なるホラー映画、スリラーと捉えると大した内容じゃない気がするんですよね。では何がこのシリーズを特別にしているかというと
これがなんとなく、なんですけど
- 絵面がとにかくおしゃれ。
- 抜群のセンスがある
- これは映画というより、映像アートが作れるタイプの人、どこを切り取ってもなんとなくおしゃれ
- 語り口調がクール
- ミア・ゴスのキャラが魅力的
- 特にパールは可愛かったですが
- マキシーンの小悪魔な雰囲気も良い
- やっぱりテーマ
- 女性が鬱憤を晴らす姿が痛快
で今回のストーリーですが、私的にはそれほど舞台の美しさには心惹かれないのですが、まず街中にストーカーが出回っていて女の子が次々と殺されている中
マキシーンはまず、一人目のストーカーに武器を向け脅し、跪かせ、なんと○○○○を足で踏みつけて血みどろにします。(個人的にはそんなに血まみれのアレを見せなくてもいいと思いましたがその辺は、このシリーズでは定番)ここで一気に
つかみはオッケー!!!!
ってなりました。
勝手にカメラ回してた男は、キーホルダーを鍵を外に出すように握ってそのままぶん殴る。この「鍵を指の間に挟んで武器代わりにする」はXでも少しバズってたポストで、私もよくよく考えたら銃刀法違反になる武器は持ち歩けないから、これが一番楽な方法では?となりました。
ただ本気で殴ったらかなり危ないと思います・・・鍵って頑丈だからね・・・
このあとも、女性監督(エリザベスデビッキ、脚長すぎ)に「障害があったら潰しといてほしいんだよね」って言われて物理的に男を潰してました・・・
パールが猟奇殺人の話で、Xはホラー映画と捉えると、マキシーンはきちんと最初に問題提起され、「ナイトストーカー」を暴いて確保するサスペンスになっており、私はマキシーンが一番観やすいと思いました。マキシーンはゴールがはっきりしており、パールはただ殺害を続けるだけ(ドリフっぽい)。Xは「この殺人夫婦から逃げられるか?」という話なので典型的なホラーですね。
マキシーンはたくさん殺人をします。ストーカー、盗撮、自分を拘束しようとする人たち。確かにマキシーンは殺人犯ではあるのですが、殺してなかったら自分が殺されていたでしょう。
総じていうとハリウッドで人気女優になるのはこのくらい殺人をしなければなれないという皮肉なのかもしれません。実際、終盤では「ハリウッドはカルトである!」って言ってくる人いますし。
私はとても痛快に観ることができました。
女性には特に、このシリーズはすっきりするんじゃないかと思います。まあグロ表現多いですけどwなんだか癖になって観てしまうところはあります。
タランティーノよりは静かで観やすいですね。
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