この映画はアメリカでは早々に封切りされていて、一時期ツイッターでも話題になってました。日本ではまだまだかなあと思いますが。
まあぶっちゃけそんなに熱量はないしすごい映画でもないのですが、私はこの手のコメディ映画は率先して観にいくタイプです!!!
熱量的には「ヒットマンズワイフズボディガード」の半分くらいしかないですが、その分ゆるふわ脱力系で超癒されますw観ている間がとても楽しい。
最近不況だし物価上がってるのに給与上がんないわ~、ボーナス出ないわと嘆いている人、レイトショーでも利用してぼんやり楽しんでいただくのはいかがでしょう……
人は死にますが残虐なシーンはほぼなし。
主人公は推定40~50代くらいの作家のお姉さん(サンドラブロック)だし、体力もそんなにありません。
お相手役のムキムキ男(アランかダッシュかどっちかで呼ばれる)は、身体はバッキバキですが戦闘能力が低くメンタルが豆腐。最近こういうキャラ増えましたよねww
時代を反映しているなと思います。
多分、ブラッド・ピットはこの映画すごくやりたかったと思うんですよ。でもブラピだとかっこよすぎるためか、メインキャストからは外されています。彼はあくまでも水先案内人。
ブラピだと完成度が高すぎるんですよねw
まあ逆手にとれば、ブラピが超かっこいいシーンがありますので、ブラピのファンも大満足でしょう!どっちに転んでも正解、ブラピの使い方が最高に上手な映画です!(今までブラピが苦手だった私も「いい感じにベテラン感出てて最高じゃん」って思いました)
チャニング・テイタムがとにかく弱々しいというか、雑魚感がすごいのですが、ブラピにあこがれながらいっちょ前の男になっていく感がよかったのと、あと彼はコメディの素質があるなと思いました。とにかくおしゃべりで何かっていうとわーわー喋るのでそれだけで場が持つというか。
でもこのキャラクター、JKみたいな怖がり方をするのに、時々いいことをいう。私は
「ひとりでも喜んでくれてる人がいるときに、自分の作品を卑下するのはその人に失礼だと思うけど? 」
というセリフがめっちゃ刺さりました。なんて良いことを言うんだ。
それだけでも今回この映画観てよかったわ。
主人公の作家のロレッタは、もう次の作品書きたくないと言ってるような、何かうんざりして疲れている50代の女性。しかし、人気作家であることは間違いない。
40~50代って、もう疲れた、引退したいなあなんて思っちゃう年齢でもあるんですよね。でも我々の定年は会社員でも65まであるし、引きあがる可能性もある。
ましてや作家であれば、70代もあり得るでしょう。
この映画は中年女性やもちろん男性にも、いいと思いましたね。
一応ラブコメの要素もあるものの、要素的にはかなり薄いと思っていただいて大丈夫です。かといって、それほどアドベンチャーでもないのですが、なんというか、アンチャーテッドをもっと一般人レベルに引き下げたうえで、くだらない感じにしたライトなコメディ映画という感じですね。でも大筋は冒険映画だしそういう意味でも楽しいです。夢がありました。
ツッコミどころは満載です。その辺はコメディだと思わないときついかもしれません。
まずサバイバル知識ですが、ヒルは手でひっぺがさないほうがいいと言われていますね。ライターやたばこを近づけて火であぶると簡単にとれるそうです。
あと洞窟にはランタンで入るべきではないですね。ヘッドライトにしてくださいw
ただ、ギャグのセンスは本当にすごく良い。
サンドラ・ブロックのナチュラルすぎるおもしろ芝居。(彼女はどのコメディ映画でもめちゃ面白いですね)
チャニング・テイタム、おしゃべりすぎて面白いw(うざさが最高)
ダニエル・ラドクリフの狂気と過剰な演出。
ブラピこの映画好きなんだろうな~っていうブラピの謎のやる気w
あと単純に会話がすごく面白くて、脚本書いてる人はすごく才能あるんじゃないかなと思いますw
ブラピはブレットトレインでもギャグやってくれるのかな。そうだったら楽しみだなw
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