ショービズの話で、「ラ・ラ・ランド」を下品にしたような感じですかね。
ただ、私前に「ラ・ラ・ランド」酷評したんで、こっちのほうが好きだと思います。
エマ・ストーンがちょっと苦手なんですよね…。
その点、マーゴット・ロビーは本当にキュートで魅力的で、天才的女優と感じました。表情の変わりようがくるくると目まぐるしくて、目が離せません。
それから後半の、ストレスたまってぶちまけるシーンも最高でした。
これがわたしたちの期待するマーゴット・ロビー!ハーレイ・クインの狂気!!もしレディガガが大成功しても、私はマーゴット・ロビーのハーレイクインを永遠に愛すると思います。
また、マーゴット・ロビーの個人的な性格によるものなのかもしれませんが、男性に対する愛情表現が愛くるしくて共感が持てました。
そして!
お相手役のディエゴ・カルバが今回、「またもや新人イケメン発掘」でした。2022年はロバート・パティンソンを始め、ブランドン・ペレア、ラーム・チャラン等世界各国のイケメンを映画で楽しむことができた素晴らしい年でしたが、今年のトップバッターはディエゴ・カルバかな!
最初はカオスなハリウッドで雑用係として働いていたマニーでしたが、周りが大狂乱でもひとり冷静にものごとに対処していく優秀さをジャック(ブラピ)に買われ、あれよあれよと出世していく。後半からは、綺麗なスーツに身をつつんだ絶世の美男子姿も見ることができます。
タンクトップの時もあったんだけど、身体が引き締まっていて美しいし、どっかメキシコで苦労した感を漂わせながらも、謙虚で真面目で正直な感じが始終好感がもてました。
実質主人公はマニーだと思います。
ブラピは水先案内人であり、大した役どころとは感じませんでした。あとせっかく黒髪で出てきてくれたけど、ブラピに黒髪が微妙に似合わないんですよね。やはり元から金髪だからなのかも。
ジョニー・デップは昔から黒髪がよく似合っていてゴスなメイクや衣装で我々中二病の心をつかんだし、ロバート・パティンソンもなんだかんだで金髪ではないので(テネットでは染めてた)、茶髪を少しダークに染めたくらいならよく似合ってるし、もともとヴァンパイアやってたしそのころからちょっと暗いんですよね。でもブラピはいつもの少々ちゃらい役どころでした。
全体的な感想として、ハリウッドの歴史とか、あの世界独特の文化とか、とにかく映画が好きな人がつくり、映画好きの人のための映画だと思います。しかもアメリカ映画ね。
あとネリーが初めて映画の撮影に挑む時のあの緊張感!映画製作や、撮影の現場に興味がある人にもおすすめです! 1920~1950年くらいなので、最新の撮影技術の話ではなく、昔はサイレントで字幕を手描きで描いてたとか、カメラが手回しだったとか、そういうのに興味がある人には大変おすすめです。特にトーキーに変わったとき撮影の手法が完全に変わってしまうのが、みどころだったな~と感じました。現場の悲壮感。
私もWEB制作を20年やってきたので、映画一本作れなくもないですね。ちなみに令和の今でも現在進行形で悲鳴をあげています。悲鳴の種類が変わっただけです。
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