2024年10月27日日曜日

アランウェイク2 DLC「レイクハウス」をクリアしました

楽しみにしていた「レイクハウス」DLCですが、

海外勢が言っている通り、少々短く、肩透かしでした。

ナイトスプリングスが非常に面白かったのでちょっと残念です。

ただ、今回はアランウェイクの本質に迫るストーリーで

コルドロンレイクが

何をどこまで芸術とみなすのか

という問い、そして

人為的に、AIなどが真似して創った芸術は芸術とみなされるのか

などの、本質的な問いに挑む話でしたが

(特に、アランの文体を学習させて小説を書かせるタイプライターなど、まさに我々が直面しているAIによるクリエイティブ乗っ取りの恐怖をビジュアルからも感じました)

残念ながら、科学者の夫婦が喧嘩(競争)を始めてしまったため、研究がぶち壊しになり、実験体であった画家は気が狂って暴走。(しかしそれも、アランの力である可能性がある)

彼が命を賭して残した絵は残忍なオーラを放ち、スレッショルドと化していました。

アランの小説よりも遥かに禍々しい、絵画の力。

私にはわかるのです。

文章で禍々しいものを書いても、限界があるんじゃないかと(私もぐろぐろ小説は大好きですが)。私が油絵を大学で好んだ理由は、

油絵って、グロくすればするほど教授に評価されるのですよ。

洋画って、当時は特に、受験前からずっとそうでした。

だからもし凄まじくネガティブなエネルギーを持たせたいなら、絶対油絵だと思います。

なので、アランの小説より強い敵が絵から出てきている理由は、直感的にわかります。

その次にグロいのが「映画」じゃないっすかね、映画は、グロいのが多いですね、監督の精神を疑ってしまいますが、そもそも、まともな精神の人は昨今は映画撮らないと思うんですよね、

健康的な性欲を持って、アゲアゲエンターテインメントを撮ってたジェームズキャメロンの時代は終わったと思っています、

しかし、ジェームズキャメロンはリドリースコットと逆で、「機械=暴力」として描くのは本当に上手いので、きっとキャメロンは機械が怖いのでしょうね、リドリースコットが怖いのは「女」だと思います笑。そして人間が嫌い。

今回、私がモノマネして遊んでたエステベスが主人公なのは嬉しかったですが、独特の毒舌以外はあんまり面白いところがありませんでした。

まあ、個人的にはエステベス、独特の面白さがあるので、今後もちょっと出てきては毒吐いてほしいかなと思ったり。

クオリティはとても良かったです。特に音楽、サウンドエフェクト。ちゃんとホラゲになってました。

ただ、私はCONTROLはコンクリの建物の中で戦うのが鬱になるので、アランウェイクシリーズの方が好きです。




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