2020年3月29日日曜日

「オーストラリア」これはいい映画です。暇なら見て損はなし。

前からヒュージャックマンファンとしては見たかったやつ。
(ヒューが出る映画すべてがいいものではなく、実は半分くらいはダメ映画なのが難点)

結論から言って早く見るべきでした。大変良い映画です。
すごく感動するわけではないですが、人によっては泣いちゃうかも!
鑑賞後大変すっきりするというのがひとつ。
また、オーストラリアの広大な大地を、ヒューが馬に乗って駆け抜ける、この爽快感。自宅軟禁されてる人にはとてもいい映画。
オーストラリア、いいところですよねー。私も大好きです。

ヒュー・ジャックマンはガチのオーストラリア人のため、なんら違和感のないオージー訛りを遺憾なく発揮!!
でもそれだけじゃあない。
ヒューのすごさはその百面相ともいえる変わり具合です。ヒゲボーボーのイケメンマッチョでワイルドに登場したかと思いきや、
舞踏会ではすべてのひげを剃ってタキシードで登場!

なんなんだよ、このイケメン野郎…。

脱いでもすげーし着てもすげーし真面目な顔でもすげーし笑ってもかわいいしひげがあればワイルドイケメン、なければ紳士イケメン、
挙句の果てには歌が歌えて無尽蔵な体力をもち、踊りもできるってな…。(性格もいいよ)

要は彼は天才だっつーことです。

ヒューを鑑賞するにもいい映画ですが、ニコールキッドマンも負けていません。
花のように可憐でありながら、オーストラリアで行われている差別や理不尽な人間に敢然と立ち向かい、男にもムチを振り上げます!!!
かっこいい。でもアボリジニの子供をかばう姿は母性満点で、なんとも女らしくいいキャラクターです。

敵のキャラクターはロードオブザリングのファラミアの人。顔はイケメンですがどこか何を考えているかわからない人という印象ですが、裏でいつもこそこそ何かをやっていて、アボリジニの子供を殺そうとしたり、とにかく悪いやつ。

こいつの悪さがストーリーをかなり動かしており、ギリギリ最後まで、彼は悪さを発揮します。

アボリジニの呪術師のおじいちゃんがすごく良い。
彼はいつも高いところなどにいて、すべてを見ているのです。

立っているだけで絵になる…アボリジニを見たこともない人には勉強になると思います。

オーストラリアも、アメリカ合衆国も、「現地住民」を蹂躙して建てられた国です。

それを忘れてはいけないのです。

そしてこの映画の舞台は第二次世界大戦。日本がオーストラリアを空襲し、史実ではありませんがアボリジニを殺すシーンもあります。

そんな、引き裂かれ、翻弄される「血のつながらない家族」である3人の、とてもさわやかな愛の話です。全然おしつけがましくありません。
単純に、好きだから一緒にいるという、とても純粋な話でした。

逆に血がつながっていないからこそ、純粋に愛せるのかもしれないと思うんですよね。

▼ヒュージャックマンの肉体美と冒頭のカンガルーネタが面白い動画。

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