2020年9月24日木曜日

TENET、観てきました

★一切ネタバレを見たくないという方は読まないでくださいね★

 

 

 

クリストファー・ノーランだし映画館で観よう!と思っていた作品なので、緊急事態宣言終了後初の映画館です。両隣をあけてくれるのですごく楽でしたw

前知識は数行のあらすじしか読んでいなかったので静かめなスパイものかと思っていたら全然で驚きました。全体的に最初から、ものすごくスピードが速くて、暴力シーンも結構ある。しかも難解。疲れている時には観てはいけないですね。セリフ全部理解したとしても、進行が速いから脳内で処理しきれないです。

この作品がなぜ難解になってしまうかというと、時間を逆行できるからなんですね、、

前半最初の任務で思わぬ敵と遭遇しますが、その敵は「逆行」している人間。簡単にいうと装置を通り抜けると時間を逆に進むことができるんですが、意味はわかっても映像で観ると「????」となります。逆行している人間は普通の人間と同じ場所を進むことができるのがややこしいんですが、逆行してる人間は、普通の人間からすると、セリフが逆再生に聴こえるんですね。 逆行してる車はバックでこちらに向かってきたりします。恐怖ですよあれは。

鏡を見ながら自分の前髪切りにくい、あの感覚ですね。

もうそれだけで、頭がこんがらがってくるのですが、前半のその思わぬ敵がもう一回登場するシーンがあり、それでつじつまがあってきます。

この「つじつま合わせ」を丁寧にやってくれるのはせいぜいここだけで、ラストバトルは正直かなりきつかったです。私の頭が。見終わった後全部時系列に書いて、逆行軍はどうやって進行軍を助けたのか推測しなければなりませんでした……

しかも最後の作戦は、冒頭でブリーフィングを行うんだが雑(たぶんわざと)で、 

多分紙かなんかに書かないとわからないですね。時間逆行する装置もその場にあって、目標もそこにあるんだけど、なぜかメインの任務は主人公ともうひとりの人だけで、そのもう一人の人がなんで来るのかいまいちわからないまま任務がスタートするっていう、、、

最後の数分はさらに意味不明なオチが待っており、ちょっともう一回見ないとわからないなあと思いましたw


てかあれなんですよ。英語を、全部聞き取りたかったんですけど、スピードがものすごく速いし、難解な単語を使うし、字幕がおそらく微妙にずれた翻訳をしているんだけど、意味合い的には合ってると思うんですね。でも多分英語で聴き取れたら、もっと「そういうことか!」って理解できると思うんですよね


多分ですけどwww


ただ、クリストファー・ノーランの映画って確かに独特な世界観を一生懸命つくってるしセンスもいいし音楽もいいしめっちゃかっこいいけど(全部は見てないけどインセプションは特に今回と似ている感じがする)

個人的にはエモさが足りなくて心にはあまり残らないんです……

だから「好き」と思ったことはないですww

今回は特に、ひたすら謎解きにいそしむ、ある意味ストイックで渋い映画なんだろうな。


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