2024年12月31日火曜日

2024年映画ランキング等を振り返る会

今年もこのヘタレブログにお付き合いいただきありがとうございました。
喪中なので新年のご挨拶等はできませんが、来年も面白い映画やゲームと出会えるといいなと思っています。

2024年の映画は全体的に肩透かしで期待外れのものが多かったのですが、振り返りとして個人的なランキングは記録しておこうと思います。

1位:アーガイル

これは文句なしに面白かったです。おそらく文句を言っている人は、ヘンリーカヴィルが主役じゃなかったからでしょう。

しかしそこを逆手にとって、中年女性の妄想にヘンリーを使うのが実に巧妙でした。

2位:哀れなるものたち

結局、1年通して「この映画には色々含蓄があったなあ」と味わい深く振り返られるのはこの映画でした。思い出しても単純に驚きの展開が多く表現方法やキャラクターが独特でとても面白く、グロさにも個性があり、フェミニスト映画であるのにフィクションすぎて笑い飛ばせるので、結局映画って現実を少し突き放して観られるのが魅力だと感じる作品でした。

性とはなんなのか。自分の性にとらわれず自由に生き、周りのコンプレックスだらけの男性たちを突き放す主人公が痛快で清々しかった。

芸術点も高かったです。

3位:エイリアン:ロムルス

ホラー映画として良かったというのもあるし、ちゃんとリドリースコット味があって良かった。ただ、元祖のシリーズにはちょっと勝てなさそうな雰囲気。終盤吹き出してる人いたけど、私は伏線回収が楽しかったのでおk。

4位:ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ

主人公の二人のキャラが好きで観に行ったけど、池松壮亮氏をこんなに上手く使う監督がいるのかと感心した。怖いキャラクターなんだけど、日本ならではの歪んだ真面目さやストイックさが魅力でした。相棒がいるかいないかの相違も切なかったです。また、アクションもやっぱり魅力ですね。

5位:ゴールデンカムイ

原作への愛や忠実さが話題の実写化。

ドラマ版をXやYouTube切り抜きしか見てないのにそのクオリティの高さに脱帽です。

私は「江渡貝くぅぅん」の実写版がものすごい好きで、可愛さと、中性的な雰囲気が、絶妙な配役だと思ってます。ファンになりそうです。絶妙に可愛い。あれ以上童顔でも、男臭くなってもハズレだと思います。画像検索するとのっけから変態的なビジュアルが出てきますが白熊の剥製を着る姿はモフモフでゴールデンカムイが恐ろしい作品から一気に萌え萌え感が増してまいりました。

鯉登少尉は似すぎててドン引きです。やっぱいたら鬱陶しいだろうなあ〜王子様キャラなのになあ。私の王子様キャラは杉元だけどなw

6位:フォール・ガイ

まずはライアン・ゴズリングが非常にイケてるし、主人公でハッピーエンド(おいネタバレだぞ)なのもいい。ゴズリングは実に、悲しいエンディングが多いのでこの映画も大変心配したものだ。

アクションもいいしギャグのセンスも良い。特にオチが最高だった。

また、エミリーブラントのツンデレ力は半端ではなかった。ちょっぴり懐かしいラブコメの味がする。

7位:グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声

この作品の順位を下げた理由は、かなり前作と似ていて完全に二番煎じだったから。そうなると、家に帰ってグラディエイターを見て、「同じ感動を2回やったのか〜」と思ってしまいます。

ただ、シリーズに流れる高潔なテーマは何度観ても良いというのは間違いない。正しく生きようと思わせてくれる。若い人がたくさん見てくれるといいなと思っています。


番外編:ドラマシリーズ。

「ウェンズデー」は、このランキングの中だと3位以内に入れてもいい、大変な良作です。

世界観の構築、衣装やメイクのデザイン、毎話の見せ場、個性の強い魅力的なキャラクターメイキング、ギリギリまでわからない真犯人、秀逸なセリフ群。特に世界観の構築は明らかにティム・バートン大勝利です!お見事!

元々ラブストーリーも得意なティムバートンなので、学園ものにホラーを絡め、ラブコメも、ギャグテイストの友情ものも、非常に上手く描いていると思いました。もっとたくさんの人に見てもらいたいです!

ドラマシリーズでは、「フォールアウト」「地面師」も素晴らしかったです!今挙げた3つはとても見やすかったです。

Spotifyランキング

ここもまさかのアーガイルが1位。確かに好きだがそんなに聴いたのかw


解説:

トップソング

  1. アーガイル(テーマソング)
  2. ヘラルドオブダークネス(アランウェイク・ザ・ミュージカル)
  3. ナイトスプリングス(アランウェイク2DLCテーマソング)
  4. これもアーガイルのバトル音楽。ものすごいふざけてる曲
  5. エッセンス・オブ・サファイア。ドロシー・アシュビーのハープジャズで一番気に入っている音楽。

トップアーティスト

  1. ドロシー・アシュビー
  2. オールドゴッズオブアスガルド(アランウェイクに出てくるじいちゃんバンドの名前)
  3. アランウェイク
  4. バウアー(EDMアーティストで、ザ・バットマンのクラブシーンに使われている曲を作ったお気に入りアーティスト)
  5. マイケル・アベルズ(ジョーダン・ピールの映画音楽をよく作っている人)

このランキングは多分数学的に統計したもので、他にもOrbital、VarienというEDMアーティストをよく聴きます。

PlayStation振り返り

ゲームはそんなにたくさんプレイしていませんが、プレイした方だと思います。


余談!

Bluesky始めました。
Xがとても住みづらく切り分けができなくなってきていたので
一旦Blueskyに仮住まいをしております。
しかし公式アカウントがほとんど存在せず、映画.comくらいしかリポストしておりませんww(映画.comはマジで大量に投稿してくる。偉すぎる)
正直自由すぎてぬい撮りとか、意味不明な投稿ばかりしていますがそれでもよろしければどうぞ。
https://bsky.app/profile/aoiasaba.bsky.social

2024年12月29日日曜日

アマプラで面白かった映画(5) マッド・ハイジ R18

ハイジは激怒した。

必ず、かの独裁政権チーズ王を除かなければならぬと決意した。ハイジには政治がわからぬ。ハイジは、山の娘である。おじいちゃんに守られ、ペーターと遊んで暮らしてきた。けれども理不尽に対しては、人並みに敏感であった。

ひょんでもないことから恋人のペーターを殺され、自宅を爆破されたハイジは政府に捕えられ、脱獄をキメたハイジは復讐の旅に出ることになる。

ハイジの住む国「スイス」はマイリのチーズによって支配されていた。そのチーズは国民の思考力を奪い、独裁政権を可能にしていたのである。なお乳糖不耐性の人間は通報されおそらく排除される。ちなみにハイジは特にそういう発言はないが野生の勘でそれをかぎ取り、チーズ中毒を回避するが、そのおかげで反逆者と看做される。だがなぜか、マイリ大統領には気に入られてしまう。

筋書きはめちゃくちゃだが、復讐のためになぜか日本刀で訓練を積むことになったハイジ。途中で鍛冶屋が何かを鍛えているのだが出来上がった武器は日本刀ではなかったw
スイス伝統の武器だというのだが、特に名前などの説明はない。
なのに森で出会ったマイリの部下がスイスアーミーナイフを出せなくてオタオタしていると、なぜか日本刀を抜いて「これが武器よ」と言い放つ。

スイスアーミーナイフ(十徳ナイフ)は確かに出しにくい。私もカタログギフトで選んだので時々使っているが、旅やキャンプ、防災以外だと実に使いにくい代物である。もちろん旅先で刃物が必要なときはとても助かるのだが。

他にもクララがなぜかアジア系だったりと、色々ツッコミ待ちな部分がたくさんある。要は半分はギャグだ。

人が死ぬシーンがいちいちめちゃくちゃグロい。グロすぎて、嫌悪感が湧かないレベルである。あと男性を殺すときは基本的に股間を狙う。中には、謎の玉を二個落としていく敵もいる。

オマージュはおそらく、エイリアンシリーズと、マッドマックスはなんとなく理解できたと思う。他にもありそうだが。

また、やたら女性が脱ぐ。マイリの部下の女性はなぜかおっぱいを常に丸出しにしている。
囚人は無駄にシャワーを全裸で浴びたりするが、これはアウシュヴィッツを例えているのだと思う。

ハイジの最終衣装が一体どこから湧いたのかわからないが、なんか森の女神が用意したっぽかった。あの人絶対物理的に存在しないだろ。ともかく、最終衣装のビジュアルは素晴らしい。ハイジをミニスカにして、黒い編み上げブーツにガードルを見せておさげにしている。これが成人したハイジの勇姿である。

アニメバージョンが大好きな人には全くおすすめできないが、捻くれまくって一周した大人には大変おすすめだ。

何しろおんじがかっこいい。おんじがかっこいい(大事なことなので)。ドントブリーズしそうな外見だ。

なにしろ眼帯をしているしイケオジである。今にも「待たせたな…!」と言って来そうだし武器は狙撃銃である。眼帯をしている理由は冒頭を見直すとわかるだろう。

この映画はなまりきった日本国民にも警鐘を鳴らしてくれるのではないだろうか。
年末年始、正月休みで腐りきらないためにも、一人で休憩中に観て気を引き締めたり苦笑していただきたいと私は思う。

次回:「ハイジとクララ」お楽しみに!!予告では、クララがガトリングガンで中毒チーズ配送車を爆破していたよ。

2024年12月15日日曜日

柱展行ってきました

甘露寺さんみたいにルンルンしながら・・・・

と言いたいところですが怖いオタクに絡まれないかビビり散らかしてキョドりながら行きました。

私はもちろん無一郎くんのカードを選んで!

無一郎の各柱についての評価ですが、多分やっぱり悪気はなくて思ったままを言ってしまうからか、多少「大丈夫か」みたいな評価をしてて笑いました。まあそこが可愛いとも言う…声の調子はおっとりしてるから、やっぱり天然なんだと思う。

名言がランダムで出る箱みたいな装置で、私は一発目からいきなり

「ありがとう」

って言われてすごいの引き当てちゃったなと思いました。

しかし隣で煉獄さん推しらしき人がずーっと煉獄さんにセリフ言わせてて(空いてれば何度でも可) 

「うまい!」「俺の継子になるといい!」ってずっと言われてて

笑うの堪えて腹がよじれてさらに挙動不審になってしまいました。なんでか知らんけどほんと煉獄さんのセリフどうしても笑う。最初見た時ちょっと狂気だなと思った。鬼滅は何度か狂気感じてる。普通のシーンでもなんかおかしい。けどそれが鬼滅の味なのかもしれない・・・

何人か概念コーデとか似たような髪型にしてる人がいてわかりやすかったです。特に女子はね。

欲を言えばもうちょっと可愛いグッズがあれば良かったな〜。

あっちなみに会場は今、すっっごい暑いです。熱気ではなくて、暖房が、です。

コートは脱ぐ羽目になると思うので、袋かなんかあるといいと思います。私は腕にかける羽目になり・・撮影とか、カードにカメラかざすのとか面倒な感じになってました。冬休みに行く方の参考になれば・・

2024年12月14日土曜日

The Game Awards2024所感

例によってまず小島監督とサム・レイクをまず見ましたw

ものすごい長いので飛ばしまくった。Xで追った方が速いかもですが、サムのスピーチだけの切り抜きはなさそう。作られるかもしれんけど。

サムレイクらしいふざけ方

https://www.youtube.com/live/LfnUQ-qKsdQ?si=tFOLNpa0ssMvEByU&t=14933

またゲーム・アワードに戻ってきた。

ループしているように感じる。

一体何回ここに来た?

何回受賞した?

もう忘れた。

何かが私をせっついている。

夢想から目を醒ませと。

そうだ。仕事をしに来たのだった。

ベスト・ナラティブの賞を渡さなければ。

受賞候補者はそれぞれ、凄い人たちばかりだ。

正直に言って、私はストーリーテリングの天才たちに感動し、嫉妬で圧倒されていた。

だが、彼らにそれを知らせる必要はない。(ニヤリ)

冷静に振る舞おう。

ステージにいると、踊りたくなる衝動に駆られた。

皆それを望んでいるはずだ。

…いや、それはまた今度にしよう。

今回は短くまとめる。

「それではベスト・ナラティブの候補者を発表します」

これは去年の見てると笑うわwwwさすがサムwwww皆それを望んでいるってwww

気になるゲーム

まずは噂をすれば影、のノーティードッグ

ちょっと期待はずれ。個人的にはラスアス3が良かったが、アビーのアンチがものすごいらしい。ちょっと信じられないくらい。海外は過激だな。アビーは被害者だと思うがなあ。

私はレブだけで50時間プレイできそうだけど?w

SFやるなら、フィフスエレメントくらいのPOPさが欲しい。

https://youtu.be/V0x8olX_p3o?si=Kiz67HGeV_-eHyQ0

大正浪漫どころではない龍が如く

https://www.youtube.com/watch?v=-hihuPFku9I

時代が時代なので農作業の鎌とかで首斬られてめっちゃ流血する。痛いw時代考証は凄いが流血もすごくてちょっとやりたくない。

龍が如くシリーズは歌舞伎町で絡まれるのが性に合わない(マジギレしそうになる)と周りの人にはいつも言い訳しています♡

Mafia: The Old Country

解像度や絵肌が一番凄い!と思ったのはこれ。でもマフィアか〜

大本命、上田文人氏の新作

忘れそうで忘れない上田大先生のゲーム。なんか色々連想してしまうが一番気になったのはナウシカとの類似性。

ただ、ナウシカがゲームになったらそりゃやりたいとは思う。間違いなく買います。

https://youtu.be/PzyVhwSe5UM?si=Cw0a-fGVYIFw5oNB

これが古代ロボット・・・ガン○ムの原型か(違
というか、上田さんのゲームで英語が出てくるなんて初じゃない?!まじでびっくりしたよ。


あとは小島監督のデススト2。展示会も一応行きました。

難易度高いと言われて少し震えているけど、私の出身地である「サイレントヒル2」もやりたいです。あっ静岡のことですよ?w

ちなみにサイレントヒルの無料配信版はあまりにも恐ろしくてクリアできてません。主人公が一切攻撃できないんだよ。そういうの無理。手汗がすごくて。謎解きは早くなったんだけど(慣れた)、追いかけっこはロジックがない(わからない)のでかなりむずい。もし本体もこれだったら私の根性がさらに鍛えられてしまう・・・・

あと、ゲームアワードには関係ないけど、鬼滅の新作ゲームで無一郎くんが使えるそうなのでそっちはやりたいなと思ってます。

刀は本当に苦手だけどw

2024年12月12日木曜日

「ウェンズデー」めちゃくちゃ面白かったです

せっかくネットフリックスに復帰したので他の話題作も見てみましたが、今のところ最強なのは「ウェンズデー」!海外でめちゃくちゃ流行ってた理由もわかりました。筋書きも面白いですが、キャラクターや設定も面白い!特に主人公があれだけ強烈だと彼女一人でいくらでも話が創れますね。

それにティム・バートンの本領発揮。やっぱりゴシックホラーでコミカルな世界を描かせたら彼の右に出るものはいないでしょう。

私は「アダムス・ファミリー」に何度もトライしてるのですがどうしても話が頭に入ってこずw合わないものと諦めていたのですが、 見事に作り変えてくれたと思います。話もするする頭に入ってくるし、わかりやすくてコミカルなテンポで見やすいドラマでした。でありながら、ちゃんとミステリーになってるところがすごいと思います!そこに友情も恋愛もファンタジーもちょうどいい塩梅で混ぜてくる、ちゃんとティーンエイジャーのドラマになってる…。

ウェンズデーは普通の学校に通っていたところ問題を起こし、Nevermore校に転校してきますが、そこはハリーポッターのホグワーツのような寮制度の学校で、アウトローな生徒が集められていました。しかしハリポタと違って狼人間がオープンに人種を語っているような学校でしたw

ハリポタが爆発的に流行した結果この手の寮制度の学園ものって日本でもめっちゃ流行りましたが、その中ではダントツで面白く作られていると思います。つかルームメイトのイーニッドが空気読まない陽キャなのもいいし、ド陰キャを隠そうともしないウェンズデーと両者一歩も譲らずなところが自由すぎて好感が持てます。

ウェンズデーは自分が陰キャであることを恥じず、アイデンティティとして高らかに私は人間嫌い!一人でいい!怖いものが好き!暗闇と血が大好き!と物怖じもせずに宣言しています。でありながら、頭脳明晰で自分の目標(プロ作家になること)にわき目振らずに邁進している、実は優秀な16歳。

敵に回る人にも、「あなたのように孤高で固い意志を持つ姿には憧れるわ」と言わせてしまうほど。しかも戦えないかと思ったら普通に運動神経抜群で笑いましたw自分の身長ほどある剣を持ち上げたり、体術で男を倒したりw

でもウェンズデーの魅力って、軸がブレないところだと思いますね。頑固なんだけど、ブレないからあんまり派手な間違いをしないしフラフラしないので。

このあまりの意志の強さに複数の男子生徒に想いを寄せられる上、散々イーニッドと喧嘩してもいつか自然と仲直りするんだろうなという謎の安心感がありました。それにしてもドラマ8話中、何度「あなたって人の気持ちなんかどうでもいいのね!!」と罵倒されたことか。

でもウェンズデーってその程度だと屈しないというか、絶対媚を売らないのでかっこいいなと思いましたwおじさんにだけは笑顔を見せるんだけど、あんまり可愛くない笑い方だったので、あのまま仏頂面でいいのかも…w

それにウェンズデーって決して甘いことは言わないけど、かと言って無駄な殺生はしないし、合理性に基づいて動いてるから罪のない仲間が怪我をして入院したら気遣っている場面も見られたし、決して悪い子ではないことがわかるので、これは人気出るだろうなあと思いました。しかもこの女優さんがとにかくどの場面でもバッチリ「ウェンズデー」なんですよね。美人で可愛い、でも無愛想。強烈な存在感でした。でもやっぱりすっごい美人!声も可愛い。そしてすごい難しい英単語を使ってすごい早口で喋るので、最初字幕なしで見ようとして形容詞についていけず、日本語字幕表示にしました。普段の会話ではそんなに難しいことは言ってないのですが、ウェンズデーは作家を本気で目指していて相手をボキャブラリーで圧倒するのが好きなので、冒頭は特に難しい単語を並べていると思われます。

ゴスロリ界隈にどのくらいウケているかはわかりません。日本人だったらもっとミニスカとか好きそうですが、これでも十分だろ…猫耳つけるフェティッシュなシーンもあるので、一部のゴスロリ界隈はイチコロだと推察します。が、なぜか私はずっと進撃のスクールカーストのミカサしか連想しなくて苦笑してました。

あのミカサの口紅のあたりがすげー似てる・・・。あとアイメイクな。ミカサが恋してなかったらこんな感じだったのかもしれない。

ウェンズデー屈指のわけわからんシーンの一つ「ダンス」。リアクションに困るw最近ダンスミームも流行ってますからね。ミーガンも、デッドプールも、アランウェイクもw

それにしてもこんな変なダンスでも美しいよな〜〜



2024年12月7日土曜日

プレイグテイル・レクイエム クリアした感想&攻略

プレイグテイル レクイエム、クリアしたのですが、正直鬱エンディングで鬱ゲーだなと感じました。まあ、多くの人はうすうす勘づいてはいたと思うのですが。

だけど、アミシアって希望を持ち、どんな時も前に向かって進むぞ!的なキャラクターで、泣く時もルカやヒューゴから離れて泣くような子なので、なんだか、どっちを信じたらいいのやら…という感じではありました。私は割とヒューゴ側の考え方をする人で、希望がない場合に勝手に希望を妄想で創り上げないタイプなんですよね。リアリスティックに最小限の被害に留めるにはどうしたら良いか考えてしまうタイプ。でないと、サバイブできないと思っているから。

ラスアスの1みたいに世界を救うことを優先しないタイプの終わり方にはどうしてもモヤるタイプだし、進撃みたいにフェティッシュに終わらせてまた歴史は繰り返すよね。というのも消化不良。となると、現実をあくまでも厳しく受け止めたプレイグテイルの終わり方はシビアではありながら、理解はできると思いました。

ただ、散々頑張った結果がこれかよって絶対ほとんどの人は感じると思うので、やっぱり人を選ぶなあと思います。

背景は相変わらずとても美しく、グロさもアーティスティックなところがあり、作り込みや芸術性に関してはトップクラスの良作なので、真正面からお勧めできないのは残念です。でもだからこそマニアックなファンがつくだろうし、次回作を示唆するシーンもありましたので、アミシアの「次の世代にはこの責務を負わせたくない」という願いが、彼女自身の旅で叶うといいなと思います。でないとボロボロになり、髪を切られ、刃物で切られ、大事な人も複数失ったアミシアがあまりにも報われないです。この「負の連鎖を断ち切る」発想が進撃のラストにはなかったので、私は好きですね。

とはいえ良作だよね!ということで賞賛できる点を挙げていきたいと思います。


女性向けのゲームではないかと感じる良心的な部分

このシリーズは、美少女と美少年の話なのに露出や媚びがまったくないところもいいと思います。

正直日本人がつくるこれ系の西洋を舞台にした作品は、戦うには不適切すぎる巨乳を強調し、露出した衣装が多すぎる。

人間は胸を刺されたら死ぬので、むしろガードするべき箇所だし、脚を斬られても歩けなくなる(それを狙うゲームも多い)ので、脚を露出してるのもおかしいと思うのですよね。

そういう意味でも、プレイグテイルは女性向けだと思います。

しかもアミシアが戦う相手は成人男性ばかりで、彼女が捕えられても、基本的に扱いは男と同じです。

弟もルカも非力だし、頼りになるおじさんは3人ほど出てきましたが、使い捨てキャラっぽさがありました。レギュラーはソフィアだけなのだろうか。ソフィアは女性だから、生かされたのだとしたらやはり女性向けですかね。

ソフィアは私から見てもしぬほど格好良くて、女性ならではの思考の柔軟性があり、かと思うとアミシアに軸があるか確認するシーンもある。太い軸はあるが、それ以外のところはゆるっと自在に生きる。戦いを肯定しないが禁止もしない、男にも媚びず頼らず、格好良い女性であり、母を信頼できなかったアミシアの、真のロールモデルとなるでしょう。

父は前作序盤で殺害されているので、若い女性の母親からの自立の話とも言えます。実際女性の人生には母を超えなければならない瞬間ってあると思います。

ルカを中心とした男性キャラクター

ルカは前作からそのまんま続投でしたが、美少年すぎないけど愛嬌のあるルックスと、穏やかで理性的でありながら情けも持ち合わせてるほぼ完璧な男子だと思うんですが、13歳という設定からか恋愛の展開は用意されていませんでした。しかし、そこもこの作品のストイックさに輪をかけていると思います。

ただ、終盤「家に帰る」ことを目標にしたアミシアに誘われて「君たちは僕の家族だ」と答えていたので、ルカは帰る家がないのかもしれないし、この返事ってほぼ同じ家庭に入るみたいな意味合いだと思うので、そこに恋愛感情を挟まなくても彼なりの最大の愛情表現だと思います。

ルカはメンタルが非常に安定していますが逆にいうと感情があまり見えないので、分かりにくいのですが、激情家のアミシアに対して安心感のある相棒だと思います。このあくまでも女性をサポートする側に回る男子キャラがいるという点でも女性向けだろうなあと感じます。

ところでアルノーというおっさんキャラが出てきますが、アミシアが彼に対して信じられないくらい毒舌になるのがすっごい面白かったです。元々敵だったからなのですが。大体被せるように突っ込んでますよね。落差w

ですがアルノーは嫌いになれないですね。ヒューゴにとっては力持ちの父親がわりだったし、権力から外れて生きようとする様も私は好きでした。

他のおっさんキャラも実はすごくよくて、私はジョセフはレギュラーでもいいと思いました。数少ないツンデレイケオジだったし。あと流れ宗教団体の長もすごいまともだったと思います。今回ちょっとシナリオの進むスピードが早すぎて勿体無いと思うシーンがいくつもありました。徹底的に同じキャラやマップを使い回すアランウェイクとはだいぶ違いますねw

攻略が面白かった

今回楽しかったのはマップの攻略。たくさんのスキルが追加されて、色々な攻略が出来るようになりました。

ボウガンが追加されたのは助かる。

タールは非常に地味なんだけど、ツボと組み合わせると結構使える。

ヒューゴが具体的にネズミを動かせるようになったのも良い。

また、マップの至る所に仕掛けが用意されてて、試すのが面白かった。

その反面、イベントバトルがかなりキツい。前作もキツかったが、特段キツめに出来てて、アランウェイク2を思い出す。ちなみにアランウェイクはチェックポイント次第では詰みます。

私はゆっくり考えるのが好きなので、イベントバトルより、通常のマップの難易度を上げて欲しかったかな。

ただ問題点として、装備をカスタムする方法がややこしく、私はツールを見つけることができずカスタムレベルがあまり上げられませんでした。また、スキルレベルが自動で上がるのも文句が結構出てるみたいですが私もポイント割り振り制度の方が好きです。


伯爵から逃げるシーンの攻略

何よりも腹たつのが伯爵ですよね。伯爵が出てこなければ助かった命が結構あったと思います。特に終盤は、脚本家がとち狂ったのではないかと思いました。前作の方が納得いく話でした。伯爵が狂う理由はわかるものの、自業自得で絶望的な状況になってるのに戦いを挑んでくるのはマジでこっちが発狂します。いいかげんそういうタイプの人は自害なすってください。

彼に騙されてアミシアが逃げるシーンは緊迫感があります。

最初ですが、アミシアは肩を脱臼してほとんど走れませんが、強引に走りますwこのへんのアミシアの英語声優さんの演技が凄まじくてむしろこっちが冷静になりますね。

レバーのある部屋に逃げ込むシーンがあると思います。ここはコツがあると思います。

まず、最初はレバーに飛びつくと思いますが、レバーを押すと伯爵が現れます。逆にレバーを押さなければ、伯爵は現れません。

これを利用して、部屋に入ったらすぐに部屋の中を探索して把握します。

レバーはどちらでもクリアできますので、どういう動線で動くか考えます。

また、一応ステルスのイベントになるので、割れる壺は全部伯爵が来る前に割っておきますww

小部屋に逃げろと多くの攻略に書いてありますが、いろんなパターンがあると思うので、私は、小部屋をチェックしてつぼを全部割っておきました。そして、伯爵の動線を考えて、

レバーを押す、伯爵が出てくる、レバーを適宜なタイミングで離す(ここで引きつけ過ぎると、少し離れていても捕まります)、伯爵と反対側から大回りして小部屋に逃げ込む、少し引きつけてから隙間から脱出、ここでしゃがんで音を立てずに同じレバーに戻る。

これを繰り返したら3回くらいで反対側のドアから脱出できるようになります。アミシアが今よ!って叫ぶのでわかりやすいですw

でもこのイベント、ラスアス1のデイビッドよりは楽ですよ・・あれ、デイビッドが食べにきますからね・・

ところで伯爵、伊武雅刀さんにそっくりだと思ってて最初から見るたびに俳優さん思い出してニヤニヤしてた。

続編があるとしたら

個人的にヒューゴ以上の可愛い弟は作れないんじゃないかと思っているので、続編があっても最初の作品は越えられないんじゃないかなと思います。

ただ、背景の美しさは今のところPS5ではトップクラスだなと思うので、ゲーム制作会社としては高く評価したいです。あとは脚本とゲームバランスさえよくなれば、別のジャンルでもすごいゲームが作れそうです。

システムが複雑なオープンワールドは私は実は好きじゃないので、システムはこのくらいでいいんじゃないかなと思いました。

やっぱりノーティードッグはこれ系のゲーム作らせるとダントツで上手いと思うんですが、最近何か作っている気配がないので、他の会社が追随してくれるといいなあ。


2024年12月1日日曜日

プレイグテイル・レクイエム 攻略のコツ

プレイグテイル・レクイエムですがかなり厳しい難所がいくつかあり、
いくつか私なりに攻略を考えたのでメモ程度においておきます。

もしこれからプレイする人がいて詰みそうだなと思ったらやってみてね。

今回ですがとてもじゃないけどスニーキングでは通り抜けられないマップがいくつか存在します。そう言う時は迷わず何人か殺害することをお勧めします。

このゲームは殺戮を勧めるものではなく、やらないとやられるから仕方なくやると言う方向性ですが、そう考えるとやっぱり殺さないと進めない箇所がいくつかあります。

でもこないだヒューゴに「なんで僕が殺すのはダメなの!?お姉ちゃんはいつも殺してるでしょ」って言われて結構グサグサきましたw

一発で殺す方法

一番楽なのはクロスボウですが、そもそも矢がたくさん持てないなどの欠点があります。矢は、「兜をかぶっている兵士」のみに使用します。また、リスキーな場面用にギリギリまで残しておいた方が良いです。

高いところから監視をしている兵士は大体何もかぶってないので、この人たちを真っ先にスリングで暗殺しておきます。(ここで調子に乗っていっぺんにたくさん殺すと多分見つかりますので高台にいる人だけにしておきます)

何もかぶってない人が背中を向けていたら、スリングで暗殺します。

壺にイグニファーを入れて投げるスキルを取得していたら、これは「兜をかぶっている兵士」に使います。これも一発キルです。

盾を持っている兵士は一発キルができないため、まずエクスティングスを投げて混乱させたあとで燃やすなり、石スリングするなりします。石スリングは何も消費しないのでお勧めです。

その他、便利なやり方

ネズミキル

ネズミを誘導できる場所にいた場合はこれを、兜をかぶっている兵士に優先的に使用します。

警戒して松明一個で近づいてきた兵士もエクスティングスを投げてネズミの餌にできます。

タールで燃やす

マップの中に謎の光る壺、また黒煙が上がっている壺(柱に括り付けてある)があります。これらは石スリングで破壊するとタールがこぼれます。

破壊された音で兵士が寄ってくるので、火を投げて兵士ごと燃やします。(寄ってくるまで待ちましょう)

タール壺を投げるとどこでも燃やすことができますが、狙い方が難しいので、固定されている壺は有効に使えると思います。先に壺をどんどん割ってしまうといいと思います。消えないので。

草ごと燃やす

丈の高い草はソフィアのプリズムで燃やすことができます。ソフィアが燃やすと兵士が様子を調べにきますが、実はここで火を投げ入れると、兵士に引火してそのまま焼死します。怖いゲームですねぇ。

草を燃やす時の注意点

同じ草むらの中にアミシアがいた場合一緒に引火するのでやめましょう。ゲームオーバーになります。

また、一回燃やした草は当然ながら生えてきません。1草むらにつき、1回のチャンスとなります。うまくやれば二人くらい巻き込める可能性はあります。

逆に、あんまり使えない方法

直接火を投げても慌てるだけで何も起きないので火を投げるだけと言うのはお勧めできません。もったいないです。タールを直接投げてもダメです。基本的にツボが必要になるのでツボは持っていた方が良いです。

X:血統の攻略の例を動画にしました。

でもこれ初見でTAKE4くらいで、結構苦労してますwこの辺のマップは本当にきつかった。

ただこれは普通のマップの場合で、イベント戦は結構単純にきついものが多いです。鷹匠には参りました。。趣向は凝らされていますが、毎回別のことやらされるときついですねw

今は伯爵に追っかけられていて非常に理不尽な状態で止まっていますw

すぐ終わるのかと思ったらとんでもない。

どこまでも話を深掘りしていく・・・物理的に地下深くまで・・・

ゲームがキツいからなのか、喉をやってしまい声がほとんど出ないため、今回の動画は実況なしです。風邪気味の時は交感神経を優位にするようなゲームは控えましょうw