※この日記は、筆者がネイトになりきって書いたものです
※多少の誇張表現が見られます
※ネタバレ必至
※本当のエレナはもう少し女の子っぽいです、多分
ほとんどエレナ女王様の日記になってるが許してくれ。やっぱり俺は彼女に気があるみたいだ。絶対他人には言えないけどな。
エレナが俺が首にかけてる指輪を見て、おずおずと訊いてきた。
「それ…だれからもらったの?女性?」
キター(゜∇゜)いい質問だ!俺はちょっとじらしてから言ってやった。
「フランシス・ドレイクが残した指輪だよ」
エレナの顔が険しくなった
「てんめ。ホモの上に歴史オタクか」
「ちょ、ちげーよ!ゆ、指輪ってものは男から贈るもんだろ」
エレナはちょっと首をかしげたが、納得したようだった。
しばらく進むと、アナログなトラップにかかった死体が展示してあった。
「やだあ、怖い…」
こういう時だけしおらしい女だ。
「カメラあればよかった」
「!!死体撮るのかよ!!」
「だってこのトラップ…すごくない?手作りでしょ」
「いやその…論点ちげーよ」
なんとなく会話がかみ合わないが、なぜかそれが楽しい俺はおかしいのかもしれない。
しばらくすると、サリーと合流。しばらく3人で探検した。だが、明らかに怪しい場所を見つけたので、サリーに無線機を貰って、一人で遺跡の中へ移動。
その際、珍しくエレナが
「気をつけてね」
と心配そうに 声をかけてくれた。このツンデレが。この際乗ってやろうじゃないか。
「ふっ、俺なら問題ねえよ」
と振り向いてかっこつけた次の瞬間、入口に頭をぶつけた。
「いてー」
入口が閉まる時、エレナ女王様の侮蔑の表情がちらっと拝見できた。
美しいスペイン風教会の遺跡に迷い込んだ。不思議でかわいいトラップがいっぱいで、何度も死にかけた。遠く離れたベルを同時に鳴らせという指示には参ったぜ。なんとかくぐりぬけたけどな!
しばらく進んで3人で合流したが、うっかり3人でトラップにはまってしまったので、咄嗟の判断で、サリーを押し戻した。別にわざとじゃない。ほんとだぞ。
そして、奇怪な迷路に迷い込んだ。ここは何度も落ちた。なんかもう気が狂いそうだったが、原理はいまいちわからないがゴールにたどり着けた。
しかしエレナ女王様ときたら、この辺からまたツンツンしだして、
「ここの扉開けてね。待ってるから」
と言って、なーんにもしようとしない。確かにレディファーストは紳士の基礎ではあるが…
この旅が始まって以来、「ドア開けるまで待ってるね」が計3回はあった。たかだかドアを開けるために俺は何度か死にかけた。
正直言って、エディー(後述)がしょっちゅう襲ってくるのでビビリきっていた俺、扉がひらいた瞬間「ヒイッ」と叫んで後ずさってしまったが、エレナ女王様は堂々と真ん中を通って入っていらした。
しばらく進むと、途中で切れている梯子が見つかった。
「ねえ!かたぐるまして!」
女王様のご命令キタ~!!!
よろしいのですか?じゃない、また俺をこきつかうんだな。惚れた弱みだ仕方ない。そもそも彼女に俺は肩車できないしな。俺も上へ登らせてもらえますように!
へへ…大人の女を肩車はちょっとえろいな!と思いながら「乗れよ…」と膝に手をつくと、
彼女は乗っかってきたが、かなり…予想外に重い。
そこでつい口走ってしまった。
「思ったより…重いなお前…」
げしっ
蹴られた。
女王様…
しかし女王様は上に登ると、「ロープ降ろしてあげようか?」と優しい言葉をかけてくだすった。その次の瞬間!
血相かえてエディーが飛び込んできた。エディーがどんなキャラかっていうと、エディーマーフィーと大差ないのでそう考えてくれて構わない。ちょっと小柄だ。
「やべーよ!マジヤバイ!人外魔境キタΣ(゚д゚;)」
「アンチャ名物じゃねーか」
「でも元祖のこえーよ?Wait till you see!」
「中途半端英語!大体お前興奮するとスペイン語でしゃべる南米人じゃなかったのかよ」
「それは筆者のスペイン語がHola!como te llamas?レベルだから…って」
そしたら向こうから何か四つん這いの生き物が…
ギャアアアアアアアアアアア
(次回へ続く)
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