3月公開のザ・バットマンの予告編を映画館で観て、私はそのどす黒いオーラを放つ中二病陰キャバットマンに釘付けになった。こいつはきっと新人俳優に違いない。掘り出し物だぞ!まったく期待していなかったバットマンの新作に私は俄然興味を持って、帰宅してからネット検索して、驚愕してしまった。
あのハリポタでキラキライケメンを演じていたロバート・パティンソンだというではないか。
いや、しかし、テネットでも彼を観たような気がする。ひどい。あまり、記憶になかった。というか、正直に言おう。
テネットのパティンソンは、私に言わせればなんかオーラが貧相で、「疲れている」ように見えたのだ。
だが、その時、すでにパティンソンはバットマンのオファーを受けていたという。
クリストファー・ノーランと言えばバットマン3部作を創った人だ。パティンソンはなんという因果だ、とインタビューで語っていた。あの貧相なオーラが、疲れたブルースウエインの前触れなのか。
果たしてパティンソンは陰キャなのか、陰キャぶっているだけなのか、ちょっと気になった私はアマゾンの密林へ調査に向かい、トワイライトを借りてみた。(バットマンのおかげなのか、今100円セールになってる)
結論から言うと。
彼は90%陰キャだと思われる。
私の感受性の中に「陰キャリトマス試験紙」があり、それが陰キャ色に染まっていった。はっきりと。
トワイライトで、パティンソンは「ヴァンパイア」を演じている。
もうこの時点でかなりの陰キャ中二病だ。
この物語は、主人公が転校するところから始まる。典型的なライトノベル風乙女ゲーのシナリオだ。
ベラは黒髪の美少女だが、なぜか目の下にクマがある。これは中二病オカルト風乙女ゲーであることを示しているに違いない。そんな、ちょっぴりクールビューティーなベラは、転校先で一躍大人気。次から次へと男子に口説かれる。
でもあたし、普通のチャラ男は嫌なのよね。
そんなある日、すっごいイケメンが通りかかるのを見る。だが、周りの女子には「あいつゴージャス(アメリカ風超イケメン的表現)だけど、誰とも付き合わないのよ」と言われる。
生物の教室に行くと、そのイケメンがひとりで座っているのだが、オーラがおかしい。
様子もおかしい。
なんだか何かに耐えているようだ。吐き気?クスリでもやっているのかしら。ベラはびびりながら隣に座るが、この顔が真っ白なきもイケメンは一言も発しない。何かにラリっているのか、わずかに身体を揺らすだけで、挨拶すらしなかった。
あのイケメン、きもかったな……。
その後、色々あってベラはとんでもないことを聞かされる。
実はエドワード(パティンソン)はヴァンパイアで、ベラはすごくいい匂いがするから喰いたくてたまらないんだそうだ。キモ!イケメンじゃなかったら犯罪者だ!
だけどエドワードは「我慢する」という。すごい我慢する。こりゃもうじらしプレイとしかいいようがないが、どっちが何を我慢してんだか途中からよくわからなくなる。もういいじゃねぇかめんどくせえ!付き合おうぜ!!!!
っていう、すごく変な話だ。
まあ、この、好きだけど付き合えないというか、食いたいけど食えないみたいなキモさが、パティンソンにはうってつけだったと言わざるを得ない。
ちなみに、一番ヤバかったのはその後だ。
エドワードは恋をしているが、例によって相手を食っちゃうかもしれないから遠目にベラを見ている時があった。
例によってチャラ男につきまとわれるベラ。それを見るパティンソンの目つきがかなりやばい。
人を10人くらいぶっ殺しそうな顔をしていた。
パティンソン君、凶暴な陰キャ、決定でお願いします。
ちなみにパティンソン君が脚本を書いた自分主演動画っていうのを見たんだが、
頭がおかしかった。
(コメントにもinsaneって書いてある)
↓パティンソン君の変な動画
0 件のコメント:
コメントを投稿