2022年2月9日水曜日

バズ・ラーマン監督について

華麗なるギャツビーを観ていて、どうにも「ムーラン・ルージュと似ている」と思っていました。なにしろ映像の作り方がすごく似ている。

大袈裟なカメラワークや、わざとらしい演出、強烈に印象に残るビジュアル。そして音楽のノリの良さまで似ていました。

どうりで、同じ監督でした!

バズ・ラーマン監督の名前も良く知らずに、「オーストラリア」もいいなあ、と思っていましたが。

この監督の作る映画はミュージックビデオ的な雰囲気が強くて、超豪華なセットや衣装をこれでもか!と使って、贅沢なエンタテイメントという印象が強い。そしてちょっと大げさな表現が多いんだけど、「映画だからこそ」楽しめると思います。

私はそういう映画だからこそ観れる贅沢な世界が好きなようです。

ところで「ムーラン・ルージュ」はハーレイ・クインの華麗なる覚醒でも使われていた、「Diamonds are a girl's best friend」を思いっきり自由にアレンジしてニコール・キッドマンに歌わせています。

しかし一番気に入っているのは、この歌を「ボリウッドテイストに改造してしまった Hindi Sad Diamonds」。ムーランルージュ自体は、こんな強烈に怖い映画ではないのですが、これがかかってる時主人公たちは精神的に追い込まれた最悪な状況にあり、その狂気を音楽で見事に表現しています。

しかもまた、今回も歌詞が怖い。毎回同じなんですかね。

「女の子が年をとれば 男は冷たくなる
そして最後に魅力をすべて失う
けどダイヤモンドは一生女の子の親友」

みたいな。

 

これを繰り返し歌うってことは、まさに女性向けの映画なのかもしれませんね。 ギャツビーもね。

まあムーランルージュに関しては、ちょっと他人の歌をパクリすぎなのが気になりましたけどねw


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