フリー・ガイをもう一度観てみた。この映画は2021年で一番気に入っていた映画。
やっぱり素晴らしい映画だと思う。2回目のほうが泣けたw
まずはキーズの「続編をリリースするよりバグを直しましょうよ!」で心臓グサグサくるw
そして売り上げを上げたい社長の気持ちもわかるが、実はソースコードは盗品なんだよな。リアリティある。エンジニアリング業界の闇を的確にとらえているなと。
恋愛ものとしても完璧だ。
ゲーム内のキャラクターと恋をするのはあるあるとして。
実はそのキャラクターって、「誰かがつくったものなのだ」とゲームのキャラに言わせるのも秀逸だ。散々伏線を張って最後にもってくる。
そしてそのつくった人はすぐそばにいたりするのもいい。 最後に気づくのも素晴らしいエンディング。
一般市民を「モブキャラ」と捉え、「自由に生きていい」というメッセージに変える脚本の手腕も完璧だ。
私たちはそろそろ、特殊能力をもった完璧な勝ち組ヒーローものなんて受け入れられなくなってると思う。
一般市民が巨大な権力と戦うストーリーは熱い。
そして一番やばいボスキャラが完全にギャグで、特権使ってヤバいギャグをぶち込んでくるのも「とっておき」感が素晴らしい。
映画の終盤に近付くにつれて、それが加速していくんだから構成が完璧だ。
ひねりはないと思われるかもしれないけど、3本柱のストーリーを同時に展開させて、
仕込むギャグのレベルも高いし、ゲームならではのギャグも研究されてていろんな視点から見ても納得の内容だと思う。
2回目に観たら、途中でカメオ出演していたチャニング・テイタムに気づいた。
彼はなに?もう変態キャラとして確定してるの?wイケメンなのにもったいない。でもすごく良い味出してるから、これからも変態でお願いします!!
あえて欠点を挙げるなら、モロトフガールのデザインはまずい。けど、あえてだと思う。
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