いや、やっぱりサム・レイクは天才だよ。
もし天才っていうのがいるなら、彼だろうね。
何がすごいかというと
まず語り口のセンス。
映画をたくさん観ている人なのだろうと推察するが、下手すると映画よりうまい。
「遊べる映画」として十分成り立つ。
彼は、自分が作った緻密な設定を、それはもう出し惜しみするんだけど、それがとてつもなくうまい。
つまり脚本を書く天才だ。
人の知的好奇心を煽りながら、ぐいぐいとプレーヤーを引き摺り込んでいく。
我々は、現実ではないが現実に限りなく近いその世界に、どっぷりハマることになる。
そして、難易度も相変わらず上手に調整されている。
「もう無理、絶対無理」と思いながら、4回目くらいでコツがわかるようにできている。
いやはや、サム・レイクおそるべし。
私たちはクリエイターの前に平伏す必要なんかない。
ジョーダン・ピールも言ってただろ。
自分の映画を観て、何か作ろうと思ってくれたら。
そういうことなんだよ。
私は、サム・レイクのゲームをプレイしていると、ものすごく創作意欲が湧くんだ。
クリエイターってのは、職業じゃないと私は思っている。
この世の全ての人間が、クリエイターでありますように。
ナマステ。
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