私が幼少期最初にハマった二次元男子が鬼太郎だった。彼は最初の推しであり、今でもこういうタイプの男子が好きだと思う。
その鬼太郎のパパの話をやるってんでちょっと見てきた。
どうやら、鬼太郎のパパやママの話は以前からあったらしいが、今回の主役の一人はなんと目玉親父になる前の鬼太郎のパパ。しかもやはり、名前がないw w
鬼太郎のパパは、ずーっと妻を探しているのだが、飄々とした身なりの割に体格がよく、表情はともかくイケメンの類だと思われた。が、実際の主役は水木であり、水木は比較的イケメン扱いである。
話の内容はとても子供には見せられないような、近親相姦や児童虐待など、かなりエグい内容である。無論直接的な表現は避けられていたが。
鬼太郎パパはとてもいい人で、そういったことに怒りも見せつつ、すごいバトルを繰り広げる優秀な幽霊族だった。(どうも彼の一族は強いらしい)
鬼太郎も確かに強いなって印象はあったけど、パパがでっかい妖怪とか掴んで投げ飛ばすのには驚いてしまった。顔がアレなので余計驚く。というかシュールである。
でもやっぱり鬼太郎パパが一番可愛いのは自分の妻を自慢する一連のシーンである。こんなの子供が見ても意味不明かもしれない。
幽霊族の生き残りで孤独だった鬼太郎パパは、膝を抱えて一人で暮らすど隠キャだったが、どういうきっかけか知らんがママと出逢う。それからのパパの人生は薔薇色だった。人間と同じように楽しく遊んでいるシーンがある。シュールだったが可愛かった。
この映画はそんなシュールでかわいい鬼太郎のパパにハマれないとちょっと面白くはないと思う。
私は鬼太郎のパパかなりお気に入りでした。
なおストーリーは大日本帝国が太平洋戦争で負けて経済復興を目指しているあたりの歴史を理解していないとなんじゃそらって感じなのと、「血液銀行」の意味がわかってないとちょっと???な話になっている。
血液銀行というのはかつて日本に存在した、有償で人の血を買う銀行のことです。ただ、あまりにも古すぎるので私も調べるまで知らんかったし、いったいどこの年齢層に向けてるのかわからなかったけど、鬼太郎自体が古い歴史を持つ作品なので、これはこれでありだと思うし、若い子が興味持ってくれてもいいと思う。
昭和30年代っていうと今の80代が若かった頃、って感じになるが。
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