2023年12月3日日曜日

映画「ナポレオン」を観て

リドリー・スコットだし多少なりともの期待をして観に行ったんだが

今年最大の駄作じゃないだろうか?ゴールデンラスベリー賞すぎないか?これ……

いやはやとにかくつまらん。まあ、結末は世界史専攻の人はみんな知っているだろう。ジャンヌ・ダルクもそうだがフランスの英雄はなぜか悲劇的な末路だったり、いまいちパッとしないが、ちょっと今回はdisりすぎじゃないか?

わかるよ、リドリー・スコットは英国人だからな。

そりゃフランスの英雄なんて好きじゃないだろう。

だが、映画じゃないか。もうちょっと、英雄みたいなシーンもあってもいいんじゃないだろかーと思ったが正直、持ち上げられていたのは一瞬くらいだったよね。

ナポレオンは戦争の神みたいなところがあったと思う。

なので、戦争のシーンに期待していた。

戦争自体はよく描けていると思うが、「最後の決闘裁判」に比べると緊張感が半分以下。ナポレオンが大活躍という感じもないし、いけてるメインキャラ戦士がいるわけでもない。

そして話の1/3くらいが、嫁のジョゼフィーヌとの話なんだが、最初はちょっと面白いなと思ったのだがなんとも、中途半端であった。

 

戴冠式などのビジュアル自体は確かに素晴らしいのだが、これだけの予算をかけて、大物俳優のホアキン・フェニックスを使ってこれなのか。なんだか大変がっかりした。特に観ている間ずっと、「え、このまま進むの?」という失望感がぬぐえなかった。

あとエンディングもなかなか酷かった。

どうせならコメディ映画にすればいいのに。

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