いやはや、爆笑しっぱなしだった。今年入って一番お気に入りの映画!!「アーガイル」!
何が面白いのか書いていこうと思う。
主人公の女性作家が太り過ぎだし中年
デートもお断りして自宅で一人きりで小説を書き続ける。同居人はネコちゃんのみ。
お母さんとはしょっちゅうビデオ通話してる、一人っ子。
このぽっちゃり女性作家がなぜか電車で銃撃戦に巻き込まれる。この時点で絶対ないわwって思う展開。しかも飛行機すら乗ったことないのに、ガンガン巻き込まれて飛行機ももちろん乗せられる。
このおばちゃんが太っているというのが終盤、かなり効いてくる。何しろワンピースドレスで脚を開いてバトルしまくるのだwスタントマンもムッチムチなのではwもはやプロレスラーである。
ヘンリー・カヴィルがいちいちキメてくる
女性作家の書くスパイ小説では、「アーガイル」というイケメンスパイが主人公。これが彼女の中で妄想を極めて世界有数のイケメン、ヘンリー・カヴィルの顔で出てくる。これがイケメンすぎるのと、いちいち銃撃戦でウインク飛ばしたり、髪の毛撫であげたりして(角刈りなのにな)こっち向いてキメキメしてくるのが笑える。しかしヘンリー・カヴィルである。もうイケメンすぎて、彼だけを観ていたい。もう部屋に彼の顔を貼ってそれだけ観ていたいくらいのイケメンだった。
英国にはイケメンがいすぎだ。
ロバート・パティンソンと共演してくれないだろうか、、、笑
現実世界にいるスパイは冴えないおっさん!
現実世界のスパイが優秀なんだがマジで冴えない。ブサメンでもないが別にイケメンでもない。ムキムキでもない。優秀なんだけどノリが軽すぎて詐欺師か泥棒みたいであるw
この「小説と現実のギャップ」も笑うところだよな。
アクションがメチャクチャな上に安っぽいBGMがかかる
アクションがめちゃくちゃありえないんだがそれだけでも面白いのに、なぜか毎回しょっぱい80年代の安っぽい音楽がかかってダブルパンチで笑える。
がアクションはかなり頑張ってる!でも殺しすぎ!!!!
個人的にアイススケートアクションが一番笑ったww
ストーリーは少しアランウェイクっぽい深みがある、メタフィクション
作家が書いたストーリーが現実と酷似している。これどっかで聞きましたね?そう、アランウェイクです。
さて今回は「小説家が書いたことが現実になるパターン」なのか?冒頭で言われる通り彼女は予言者なのか??
ストーリー構造も非常によくできています!(私はキングスマンは見始めたらすぐ飽きてしまったのですが、そっちも話が面白いならもう一度見てみようかな?)
私がいいなと思ったのは、フィクションが現実になる場合、このくらいの深い設定が必要だよねっていう裏付けが比較的ちゃんとしていたところです。まあ、実際現実的にありうるかというとかなり疑問ではあるんだけど、強引な展開が笑えて許せてしまいます。
恋愛は蛇足だと感じましたが、愛が勝つなんていうしょっぱいエンディングじゃなくて、すごく良かったと思います。
ロジカルな人間にとって「愛が勝つ」ってのはちょっと現実的じゃないんで。
愛は栄養であり、燃料なんですよね。ロジックにエンジンをかけてくれるのが、愛だと思います。
ちなみに毒親持っている人には、相当爽快な展開もありますのでお楽しみに。企みのある父親のあの役者さんの芝居が最高だったwwww視聴者は彼の正体を知っていて、来た途端に驚愕するんだけど、主人公は「パパ!」って言ってるのでああいう演出はうまいな〜と思いました。
↓この曲聴いてるだけで笑えてくる。キャスト全員出てるやんけ。控えめに笑うヘンリー!!
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