当時結構話題になっていたが、私はデスゲーム系の映画やドラマが嫌いで、イカゲームも全く見ていないw
しかし、これ序盤はありがちで平凡だったが、途中から大変面白くなったのでブログに書くことにした。
前提あらすじ:
主人公はグレンパウエルが演じており、娘の医療費すら払えないためこの「ランニングマン」というTV番組に応募し、見事ランナーとして選ばれる。日本のバラエティ番組でもあるように、「ハンター」が「ランナー」を追うのだが、原作がスティーブンキングだけあって、捕まると殺されるww番組は視聴率をあげるために、主人公やその奥さんまでを悪役として描き、それに生成AIを使う始末。つまり映像の半分くらいはうそっぱちであり、主人公は母体に疑念を抱き、その正体を暴こうと画策する・・・
後半に入って、エルトンっていうど変人・・・というか狂人が現れるのだが(主人公が助けを求めて辿り着くのだが)こいつの狂気が半端ではない。
私は映画に出てくるこういうど変人狂人が大好物である。
特に面白かったのは、まず母親がもっと狂ってしまっていて、緊急ボタンみたいなのがあるんだけどそれを押すと、ハンターがランナーを追って家に押しかけてくるのだ。
エルトンは仲間なので押してはいけない!と最初は母親を止めるのだがなぜかエルトンが押してしまう。この辺から爆笑だった。
グレンパウエルは完全にツッコミ役になり、「なんでやねーーん」の連発だった。
エルトン明らかにインドア派なんだが、家に仕掛けた大量のトラップを次々発動、ド派手に戦い、脱出もカーチェイス。おっ始める前にMONSTER飲んでた時点で察するべきだったか。
どうなったは実際にご覧ください。
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まあエルトンっていうおもしろキャラはとりあえずおいておきますが。
スティーブンキングのプロットが素晴らしいなと思ったのは、やはり大きな組織、体制に対する疑念や抵抗ですね。
日本でもマスコミは「マスゴミ」なんて呼ばれてますが、フジテレビの没落なんかを彷彿とさせました。
途中で車移動のために捕まえたアメリアという女性はTVで放送された生成AIのフェイク映像を信じて主人公を罵倒します。しかしその後すぐ、アメリアのフェイク映像がTVで流れます。
すごいうまいなと思っていて、今って、SNSにも大量のフェイク動画が溢れてるわけですよね。クマが出没した映像が完全フェイクなのに騙されてた自治体とかもいましたね。
VIVANTでもそれをしょっちゅうネタとして使ってますが、これメタ的な要素があって、視聴率を上げるために今後生成AI映像が使われる可能性はあるわけです。
あと面白いなと思ったのが、TV番組は視聴率や支持が欲しい、「スターが欲しい」ので、最後のランナーである主人公をなかなか殺しません。
プロデューサーは主人公を怒らせるために嘘をつき、さらにギャラをちらつかせる。視聴率を搾り取るために、ギリギリまで使い倒そうと考えています。これは現実でもあることで、ロングランだったはずのコンテンツが昨今どんどん廃れてきていますよね。拝金主義がコンテンツを劣化させ、スターは老齢。インディジョーンズなんかを思い出しますね。
よくある手口ではあるのですが、では、主人公はどうするのか?というところが見どころではあり、また視聴者が何を信じるか、本当のスターとはなんなのか。色々、考えさせられました。
もしこれが原作通りであれば、スティーブンキングは、1980年代にすでにTV業界はおかしいと思っていて、生成AIがない時代でも、映像がフェイクである可能性を考えていたんだと思います。全く古さを感じませんでした。
また、ただ殺しあうだけのデスゲーム系コンテンツや、なぜか恋愛を絡めたがるコンテンツよりはかなりディープでよかったです。
エドガーライトらしさは?
私はあったと思います。まあそんなに見てないですが、、
ベイビー・ドライバーのようなちょっとイカれたテンポは、エルトンのくだりで遺憾なく発揮されていますw
結構速いので目を離すとわからなくなったりします。
あと、ケイティ・オブライアンはもっと使って欲しかった。ビジュ良くてこの辺はエドガーライトで良かったなと思ったけど。
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