少しずつ、ギャングを脱退するものが出てきた。
スワンソン牧師が、ある日ミッションを終えるとすぐそこにいた。
なんというタイミングだ。俺のことを待っていたのか???たまたまだったのかもしれないが、某軍隊の人を列車で見送ったばかりだった。
スワンソン牧師が一体、なんの役に立っていたのか、俺にはわからないw
初めて会ったとき、彼はなんか酔っ払っていて、情緒不安定だったが、それは彼を説得してアジトに戻しても、延々と続いた。いつも情緒が不安定なのだ。
だけど、逃亡する時まで、彼は情緒不安定だった…笑
「アーサー、君は善良な人間ではない」
「そりゃそうだろうけど(ハッキリ言うなあ)」
「だが良い人だ」
「どう違うのー?!!」
うざいので早く列車に乗りやがれと促した。最後まで意味不明だった。もう2度と会うことはないだろう。大体、ギャングって悪いことしがちだから、統制が取れない。思い返すと、ダッチがリーダーとして慕われなくなったら、あっという間に崩れるような組織なのだ。
メアリーからまた手紙が届いた。驚愕である。なんで、住所がわかるんだ、と思っていたが、どうもギャングの女子と繋がっているようだった。ティリーから直接手紙を手渡されたからだ。(私書箱という選択肢もあるのに、それを使わないということはそういうことなんだろう)
若い頃もイケメンな俺 |
メアリーは完全にお別れしたいとのことだった。少しショッキングだったが、俺はもう長くはもたないだろう。メアリーに看取って欲しいなどと、甘えたことはぬかしてられない。彼女には子供がいる。
ジョンにも息子がいる。俺はジョンにも、逃げるべき時は全力で逃げろと伝えた。
セイディが最後に復讐したいというので付き合った。彼女はゲーム冒頭で旦那を殺された状態で発見される。その頃からずっと狂気を身に纏ってきた。とにかく怒りのままに行動していた。
俺とセイディは似ている。
もはや現世に留まる理由などない。なんとなく生きているだけだ。
ギャング以外に生きる道はなかったのだろうか。時々そう思うが、もはや引き返せる時期はとうにすぎてしまったのだ。たくさんのものを失ってきた気がするけど、最後に助けられるだけの人を助け、ジョンのように未来がある人間に、バトンを渡していきたい。
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