2021年7月17日土曜日

ブラックなウイドウ観てきました

実はエンドゲームを観ていません。

エンドゲーム観てないと各所で「ああ、この人はこうなるのか…」ってネタバレされちゃうんだけど、正直アベンジャーズのファンとかではないので、全然気にしてないので、また今度エンドゲーム観ますね★

スカヨハが見たかっただけなんですけど、実はブラックウイドウ自体もよく知らなかったので、ざっくりウイキペディアを読んでいきました(笑)しかしあまりの長文だったしあんまり、必要はなかったかもしれません……。

しかしKGB出身は、熱い。


映画自体は、ちょっとパンチが無さ過ぎてゆるいアクション映画って感じでした。

スカヨハとフローレンス・ピューが目的なら全然いけると思います。ただこのふたりに興味がないとまったくもって面白くない可能性がありますw


ナターシャ(スカーレット・ヨハンソン)について

相変わらず抜群のスタイルですね、ポスターなどでわざわざ全身を見せるのはスカヨハならではの売り方だと思います!でもやっぱり金髪がいいです!最後金髪を見せてくれるのですがやっぱり似合ってました。

でもスカヨハはやっぱりLUCYが一番好きで、あの時は青い髪のかつらとかも似合ってました。

ナターシャのいいところは、強さや美しさをさらに凌駕しているあの「優しさ」じゃないですかね……。

優しいな!と思いました。

イイ女の必須条件は色々ありますが、最後の仕上げは「愛」だなと感じます。

 

エレーナ(フローレンス・ピュー)について

若草物語ですっかり気に入ってしまった女芸人プロレスラー風のフローレンスさんですが今回も惜しみなく太い首と太い二の腕をさらけだし、自由きままにギャグなシーンも演じ切っておりました。あと拗ねるシーンは完全にエイミーでした、彼女、本当に末っ子妹キャラだと思いますwかわいいんですけど、なんか笑っちゃうんですよね……

お姉ちゃんがスカヨハとかナイスコンビすぎて面白かったです。ナターシャはあんまりギャグは言わないんだけど、ちょっとだけノッてくれる時があって楽しい。 


男性に支配される女性の解放という主題

非常にわかりやすい主題ですが、もうだいぶ飽きてきてる感はやっぱり、ありますね…しかもなぜ、その男が若い女の子ばっか拾ってくるのかも謎だったし。単純に気持ち悪いなとは思いますが。

一昔前のチャーリーズエンジェルは、ボスは男だったけど支配されている感はなくて、エンジェルはそれぞれ彼氏がいて、「良い男と悪い男」を分別してるって感じがして、そっちのほうがナチュラルだったかなと思います。

たとえばドラゴン・タトゥーの女でも、リスベットはすべての男が嫌いなわけではなく、ミカエルは気に入って許してたりしましたもんね。

まあちょっとこの辺のテーマは浅いなという感じですね。そしてスカヨハが彼を殴っても、それほどスカッとはしなかったけど、女性側の洗脳が解けるのはスカッとするかなとは思いました。

私は正直、あんまり男性に支配されたことがないからかもしれません。基本的に上司にも対等に文句を言うので。なんならちょっと上から目線なので…

よく母が父に抵抗できなかったり、父の悪事(犯罪ではないですが…)に乗っかったりしてるの見てましたけど、なんでそうなってんのかよくわからなかったですw


偽りの家族という主題

こっちのほうが今回は大きかったかな?

最初は偽りの家族に騙されて生きていたと憤慨しているナターシャですが、実はそこには深い愛があった、と気づいていく…。

血のつながりって本当に大事なんでしょうかね。

幼い頃は血のつながりはとても大事で、血族だけが私を守ってくれると思っていました。でもそれはそれで、正しかったのだと思います。

ただ、成長するにつれて、私は10代からもう既に親にも不信感を持っていたし、精神的に自立していくのは早かったんだなと思います。

衝撃のエピソードが、4歳くらいの頃の記憶であります。もっとも古い記憶のひとつなのですが。

子供に習い事をさせたい親はたくさんいると思います。私の母親はピアノに未練があり(彼女は確かに上手いのですが)、生まれた娘はすべてヤマハ音楽教室に通わされました。

しかし、社交性ゼロの私には地獄で、今でも教室の入り口のモザイクを恐怖の目で見つめていた感情を覚えています。

ある日、突然「他人のお母さんの横でオルガンを弾く」というわけのわからない企画がなされました。

しかし、今でも鮮明に覚えていますが、私がおそるおそる座った席の「他人のお母さん」が、とても優しい声で、「上手ねぇ」って言ってくれたんですよね。

私の母はものすごいピアノに厳しくて、上手いなんて一度も言ってくれたことがありませんでした。なので、「他人の母は優しい」とその時安堵したのをよく覚えています。

血のつながりがあればそこに愛があるのか?というと、私の実体験をもとにして言えば正直「その人間による」と思います。

ナターシャは最初「騙されていた」ことに怒っていますが、エレーナは「あれが私のすべてだもん」と別の意味で怒ります。

実の親のほうが毒親、なんてのも普通にあることだと思います。

主題として説得力はあまりないものの、血がつながってなくたっていいよな。と思えるのはいいことですね。

だって、世界は広いもの。

自分の実親が気に入らなくたって、「そんなのはあるある」でいいんじゃないですかね。



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