リーアムファンだったら、今日は喜ぶべきリーアム新作映画の公開日なのだが、どうやらユナイテッドシネマ的には大々的に売り出したいらしく、しばらく観れそうな感じだった。(例の銀行強盗が改心するやつはやってくれなかったのに。あと除雪車の話もw←多分リーアムがちょっと悪いとやってくれないw)
コロナ禍でレイトショーが制限された時、TJOYの割引チケットを買ったのが1枚余っていたのだがなぜかそこではリーアム映画をやっていなかったw思案した挙句、ステイサム映画を観ることに。
金曜仕事が終わったあと、映画を観るってのは最高だ。特にステイサムなんかは、いい。
ステイサムの新作映画があるのは知っていたが、10月は他にも観たいのがあったので、どうせすぐ終わっちゃうだろうと思って放っておいたら、なぜかしぶとく生き残っていたのだw見てくれと言わんばかりである。
結果的には「意外とよかった」「9割方楽しめた」という感じ。すっきりするし9割方面白かった。
残念な点は、エンディングかな。全然ひねりがないwどうせこうなるだろう、と予測していた通りに終わってしまったw
しかしその直前までは、こりゃーどうなる??って感じ。
ざっくりというと、1/3くらいはちょっとしたミステリー。現金輸送車の高度なセキュリティ会社にステイサムが中途採用でやってくる。
ものすごいクールで全然笑わないが、ちょっかい出してくるやつらはうまくあしらう。とにかく冷静で肝が据わっている。「こいつ、何者だ???」
謎の転校生!!のような展開が面白い。ステイサムのキャラにはピッタリである。
また、ステイサムが奇妙な行動をとるたびに、視聴者側としては、何か調べるために入社したっぽいことがわかってくる。
しかも現金輸送車がしょっちゅう狙われる嫌な世の中に描かれているが、ステイサムはいとも簡単に強盗たちをやっつけてしまう。(このシーンが実は一番かっこいい)
ますます何者だ??となるが、時系列を入れ替えて丁寧な説明がされる。ここまではかなり丁寧だ。
後半がだれる、という感想の人の気持ちもわかる。ステイサムは復讐のために真犯人を探しているのだが、この真犯人たちがなんともつまらない、うだつの上がらない、退役軍人たちで、「年金がほしい」とかわけのわからないことを言っている。
日本は貧乏な国と認定されつつあるし(インフラ整ってるからかなりマシだと思うけど)、iDecoやNISAみたいな初心者向けの投資制度も整っているから、日本人の感覚で言うと真面目に貯めて真面目に投資していれば老後もなんとかなると思うのだが、彼らにはそんな認識はないようだ…。
強いて言えばこの悪党どもの中にイケメンがちらほらいて、注目すべきはクリントイーストウッドの息子さん、スコット・イーストウッドかな。役としてはあまり良くないが、確かに見栄えはいい。さすがクリント氏の遺伝子だ。
この悪党どもが厳重な装備でステイサムの会社を襲いに来る、クライマックスの銃撃戦はなかなかの緊張感があり、応援したくなった。
この作品の欠点としては:
ステイサムがギリギリまでアクションしてくれない(とにかく見せ場が少ないのが残念…)
ステイサムの最大の見せ場は序盤で終わってる感がある
悪党どもの会話がつまらない。モチベーションが年金とか…
エンディングがしょぼい
ヒロインが一見魅力的なんだがあんまり生かされていなかった
内通者がサイコパスすぎて意味不明。
「キャッシュトラック」っていう邦題はダサい。(Wrath of Manも良くないけどね)
良いところは:
テンポや緊張感はよい。ハラハラとさせて見せる力はあったと思う
序盤のひねりは魅力的だった(特にステイサムファンは歓喜)
内通者の正体が凄い(これが一番びっくりしたわww)
ジョシュ・ハートネットがなんかかわいい
銃撃戦は意外と面白かった。反撃する人、しない人がいて、反撃する人の熱いファイトがよかった。あれは盛り上がるぜ!
ステイサムの正体もなかなかいい。もしステイサムがただの退役軍人やFormer MI6とかだったらありきたりだが。しかしあの設定もちょっと生かし切れていないかな……
あとソニーなんちゃら4Kって書いてあったけど映像がクリアで綺麗でした。TJOYが綺麗なのか、そもそもスクリーンが小さいからなのかw
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