ホラー映画のひとつとしてウォッチリストに入れてたんですが、
あんまりホラーって感じではなかったです。サスペンスだけどめちゃくちゃすぎるのでちょっとあっけにとられて笑ってしまうような、ちょっとギャグな感じの展開でした。
ブチギレ映画っていうか。タランティーノっぽさある。
下半身を吹っ飛ばされてる人が上半身だけで喋りますかね?結構冷静だったので「お前はビショップか!」ってツッコミました。
序盤はどこからか眠らされて連れてこられた人たちが、知らない森で目覚めて狩られ、逃げ出すところまで。
人が殺されて数が減る中、満を持して現れるのが「スノーボール」と呼ばれるクリステル。金髪の気の強そうな女性です。
どうも敵側は「白人が嫌い」らしく、狩られる側は目の覚めるような美しい金髪の女性とか明らかな白人が多い。
この「スノーボール」が異様に強くてですね、何気ない会話で「アフガンで戦ってたわ」ってあんた………(笑)
なんというかひたすら、このクリステルがバカスカ戦い続けるヒーロー映画みたいになってましたが、彼女の素早い判断能力は魅力的でかっこいいなと思いました。強いし頭もいいんですよね。なんかキル・ビルみたいな。
ただ、色々と疑問が残りました。
・クリステルは人違いよ、と言っているが本当だろうか。写真は明らかに彼女だったような…?
・どこに連れてこられたか結局よくわからない…。
周りがすっごい嘘つくんですよ。どいつもこいつも嘘ばっかりなので、もうどれが本当かわからない。
その辺を考察するのは面白いかもしれません。
一体どういう意図でこんな映画作ったんだwwって思うような内容ですが、トランプ大統領がお怒りだったそうなので、ちょっと痛快さを感じましたw白人差別や難民問題も描かれてましたからね。白い豚っていうのは……おそらく……
クリステルが徹底的に容赦なくやりかえすのがよかったなと思います。
人種差別の映画としてはエンタメすぎるのでどっちかっていうと女性ヒーローが活躍するサバイバルアドベンチャーでちょっとブラックジョークな映画だなあと思いました。
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