リマスター版では最初からDLCの2章が追加でついてくる。
もったいないとは思いつつも、やはり知りたくてプレイしてみた。
なんと、本編の続編である。
サム・レイクはまたやってくれた。
本編よりパワーアップしているのだ……
暗闇は、もはや瘴気のようにそこらじゅうに煙をあげている。お香でも焚いたかのように。
最初の場面がノーマルでクリアできない。実は方法があるのだが、わかりにくすぎて、パニックを起こし、イージーでやり直した。最初の場面でアイテムが落ちてないので敵殲滅ができない(わかりにくい逃げ道を探す)という驚愕の難易度設定、、「一度クリアしてるんだからわかるだろ」と言わんばかりだ。ドSめ。
みなさんの子供の頃を思い出してほしい。
ボール一個で、いくつの遊びをしてきたか。
ボール無しでも遊んだ。どろけいやら鬼ごっこ、だるまさんがころんだ、かごめかごめなどだ。
紐一本で、あやとりをした。
子供は遊ぶためならなんでも使った。子供はいつも、遊びを生み出すクリエイターであった。
今はプレイステーションなんていう精密機械で遊んでいるが、サム・レイクはきっと子供の頃のクリエイティビティを忘れていない。
あんなに少ない要素、懐中電灯、銃、フレアや電灯、くらいしか要素がないのにまた新しいゲームステージを創り出した。そして脇キャラのバリーに「お前頭いかれてんな」なんて言わせている。頭がいかれてるくらいクリエイティブなのはこのゲームをつくった人だ。
電灯の下にいると敵が襲ってこないロジックを利用して、時々しかつかない電灯を創り出した。他にも、へんてこなステージが色々ある。だがすごいのは、本編から特に使うアイテムやCGを追加しないでその世界を創り出しているのである。
人の考察を読んでいると、「ミスタースクラッチとはなんなのか」をよく見かけるが、続編のDLCには明らかにミスタースクラッチがいる。彼が敵であるといっても過言ではなかったようだ。
むしろこの続編は意味が大変わかりやすかった。ネタバレなので、ここからプレイするとちょっと興ざめだが…。
驚いてしまったのが、「アランの旅は続く……」としめられていた。
この作品に多大な思い入れがあるのだろうか。確かに、不可解な終わり方をしているなと思ったけど、アランひとりの中で起きている出来事だとしたらあまりにも壮大である。
アランは、自分の創造の中に、埋もれてしまったのだろうか……。
DLCはもう一個あるけど、終わる気がしない。
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