2013年3月27日水曜日

MOHの感想

メダルオブオナーをなんとなくやってみたよ!

すごく不思議なのが

TIER1はむさくるしいのに

RANGERはヒゲそったイケメン揃い…

何この違い。

まあそれはともかくとして、よく言われるのが、CODとの比較ね。

個人的にはCoD派ですね、やっぱり。

でも、MOHがリアル系と言われるのは納得いきます。

ちょっとリアルすぎるかなっていうくらい、リアルで、
途中で戦争にまじで嫌気がさしました。
音楽があまりなかったり、あと音声が録音しただけあって、本当に本物でした。
たぶんアフガニスタンで銃撃ったらああいう音がすると思います。You Tubeで本物観たけど、そういう感じでした。
本当に、臨場感がありすぎて。
本当に、自分が撃たれてるみたいな、相手が撃たれてるみたいな錯覚がすごくて。

そういう意味では成功でしょう。
でもここまで、ゲームでリアルさを追求しても、嫌になるだけだなって思いました…。

総じてエンタメとしてはCoDのほうが遥かに好きですね。
楽しくて楽しくて止まらないのはCoDのほうです。
ストーリーとキャラクターにドキドキしますし。
想像のストーリーなのでリアルさはないのですが、
キャプテンプライスに執着心持ったり、キャラが死んだら泣くのはやっぱりCoDです。

MOHは全然感動しませんでした…
臨場感は本当にあったし、顔も覚えられない同僚(リアルすぎて顔覚えられん)を助けに行く最後はそこそこ燃えましたが
リアルなので、あんまり感動の演出もなかったです。

どっちかっていうとテクニカルな部分に燃えましたかね。
特にステルスプレイはいつでも燃えます。
なんどか見つかってえらいことになりましたが…

でもやっぱり、何度でもプレイしたくなるのは、CoDです。
プライスや、ソープや、ギャズや、メイソンやウッズやハドソンがいる、CoDが好きです。

2013年3月26日火曜日

いけめん王宮真夜中のシンデレラ一回クリアした

あ、あれ?これってGREEログインしてないとだめなんか??笑

まあいいや。

一回アランでsugarクリアしました。

シナリオがとてもよくて

続きが気になって仕方ありませんでした。
また、無料で最後までいけるのも大サービスだと思います。

キャラもいいですが、アラン一択なので、アランしか見えておりませぬ。

犬みたいでかわいいこですw

あとのキャラは

ルイは、たぶん世の中の女子にはすごいウケが良いだろうかと。
でも暗そうなので、私はちょっと苦手。
なんでかっていうと、私が暗いから、ダブる暗いで奈落に落ちるからw
私はアランみたいな、やけに前向きにひっぱろうとする人のほうが、バランスとれるのです。
何やらリアルな感想w

ジルは、エロ担当だけど、エロじゃなかったら好きだったと思う…
しゃべりとか丁寧で知的で好み。でもお姉さんっぽい。

レオは眼中にない。お前どうみても渋谷系だろ…

アランかわいいよアラン。
あまり甘えてこないけれど、たまに甘えてくるとすげえ萌える。
いいこいいこしたくなる。
でも結構頭良くてズバズバ言うので、喧嘩になりそうな気もする。
ちょっと動物っぽくて言葉より態度やボディタッチ、表情で気持ちを示すことが多かったかな。

あんまり、いうほど「俺様」ではなくて
どっちかっていうと、
照れ屋で男っぽい、だけど好きな子にはすごく優しく、独占意識がすごい強くて嫉妬深くて一途、仕事に対して真面目。
っていう典型的な男っぽい男だと思います。

なんかあれだな。
私は主人公ほど素直でも低姿勢でもないけど、それでもアランがいいなあと思う。

最初はエンディングsugarでした。今honeyに向けて再度攻略中。

sugarは、これから平凡で楽しい同棲生活が始まるのかなっていう、なんか甘々な終わり方でした。あったかくていいと思うよ。普通に家族とか作りそうですね。

だけど、アラン騎士はやめたんかな???転職???

えんでぃんぐで主人公が号泣したときはつられて泣きそうになった。
クリアするのに一ヶ月半かかったからね…。
あとアランがすごい一途で、それが切なかった。あれは、好きじゃないとできないとおもう…。
まあゲームなんだけども

ちなみにソーシャルゲームなんてまともにやったのは初めてだけど、
あんまり友達ができる感じじゃなかったな。
でもなんとなく、うすーくつながってる感じはした。

あとこのゲームに興味を持った方へ。
明らかに18禁だと個人的には思うので、そういうの苦手ならやめとくべきww
とはいえ、逆にあんまり期待されても困るって感じですかw
ライトエロって感じですかね。



2013年3月15日金曜日

マスターキートンの感想(前編)

最近すごくはまっているアニメがある。

いまさらだが、GyaOで無料配信している「マスターキートン」だ。

以前TVで、浦沢直樹まつりと称してちょっとだけ抜粋を放送していた。
その時の録画も何度も繰り返し観ていた。

浦沢直樹、そして主人公はもと英国陸軍特殊部隊、SASの出身。観ない理由はなかった。

そして 、例にもれず大変話が面白い。

いいなと思うのは、殆ど話が一話完結になっているところだ。
キートンの温和な性格や浦沢直樹の作風もあると思うが、一見、非常に淡々と話が進むようにみえるが、きちんと完結している。
無駄な演出も派手な演出もないが、それがかえって知的好奇心を刺激する。
その淡々と穏やかな語り手の中に、とんでもないドラマが展開し、
何度もキートンは殺されそうになる。
が、何事もなかったかのように、彼は生き延びる。
この驚異のドラマを、うるさいBGMも派手な演出もなく、地味にきちんと語り上げるこの作風は素晴らしい。
時には泣ける話もあるが、そこにも、派手に泣く主人公は存在しない。
すべてを観客の感性に任せ、語り手は、ただ静かに語るだけ。
そんなものづくりの姿勢には感銘を受ける。
非常に上品で、上質なワインか何かを味わっている豊かな気分になれる。

以下、前半抜粋でお気に入りの話をば。


CHAPTER 3 「ラザーニェ奇譚」/STRANGE STORY OF LASAGNE
出てくる小さい女の子に散々批評されたキートンだが、最後に踊ってくださいと申し出るキートンに萌え萌えする話。
キートンは別れた奥さんに未練たらたらで、かわいすぎる。

CHAPTER 4 「不死身の男」/THE IMMORTAL MAN
非常にテンポのいい話で大変気に入っている。オチもいい。
ユーモアがありながら、真剣にサバイバルもする。
キートンの名セリフのひとつが
「あのホラ話で十分でした。昨日は本当に楽しかった!」これを危機的状況で叫ぶキートンが面白すぎる。対する老人はさらに上を行くが。

CHAPTER 20 「臆病者の島」/COWARD’S ISLAND
とてもドキドキした話。ミリタリ好きならたまらないだろう。
キートンも優秀だが、酒飲みの元傭兵の銃さばきがすごい。
どんなに酔っていても、その傭兵が強いだろうということはなんとなく想定できたので、楽しみにしていた分、クライマックスは燃えた。映画みたいな話だ。

CHAPTER 22 「シャトー・ラジョンシュ1944」/CHATEAU LAJONCHEE 1944 (00:23:39)
これは本当に泣ける。特に理由などない。リベロの命をかけた忠誠心が、胸を打つ。
合理化した現代社会の中で、リベロには、命をかけて守り続けたいものがある、というその事実が、胸をうつのだと思う。フィクションでアニメで泣ける作品はしばらくぶりだ。
そして登場人物は、派手に泣くやつはいないし、キートンにいたっては、「このワイン一千万…」と相変わらずののほほんっぷり。
押しつけがましくない感動が小憎らしい。

CHAPTER 25 「砂漠のカーリマン」/A KAHRIMAN IN DESERT
キートンは、複数の一般市民を抱え、砂漠でサバイバルをする。
このSAS出身のキートンの淡々とサバイバルを進める姿勢は、何度観ても驚愕する。
実に無表情。時には楽しそうに、窮地を乗り切ろうとするのだ。
彼が感情を見せるのは、仲間があきらめようとした時だけ。
訓練されているとは言え、あの状況で マイナスの感情を見せないのは尊敬に値する。
私は人が窮地に陥る時、無表情に事実を伝え、ただ無表情に助かる努力をする、ああいう人間を尊敬したい。

CHAPTER 29 「禁断の実」/THE FORBIDDEN FRUIT
キートンがちょっと嫌な探偵として描かれるが、それがまた小気味いい。
SASは特殊部隊として、時には現地にスパイ入りしなければならない。
その時、高性能な軍人でもあるはずのSAS隊員は、「どこにでもいる一般の無難な良い人」を
演じるように訓練されている。
それがキートンにはうってつけなのだ。
わざと車を壊して人に助けてもらったり、小鳥を懐に隠していたり、子供っぽい好奇心を全面に押し出したり…
演技とは思えない無邪気っぷりなのだが、途中からこれが彼の策であることに気付いた時は、驚いたものだ。
その彼の狡猾な対人スキルと、最後のクライマックスの静かな緊張感がいい作品。

CHAPTER 32 「背中の裏街」/A BACK IN THE BACK STREET
キートンがいろんな女性(娘含む)に翻弄される話だと思うが、冒頭で娘に容貌や姿勢を指摘されうろたえるキートンに萌えて、のちほど、泥棒に入る勇気がないから酒を飲むキートンに萌える話。
全体的にキートンに萌える話w


これ以外の作品でも、サスペンス仕立ててよくまとまっている作品がいくつかある。
題材としてもハリウッド映画にひけをとらないレベルで、ただのサスペンスにおさまらず人生の在り方にまで言及し、非常に良質。
また、キャラクターも、特に主人公が多面性やユーモアのある無邪気で非常に魅力的な人物であり、万人に興味をもたれるだろう。

ドラマ化しても人気出ると思う。

2013年3月13日水曜日

ジャンゴの感想

※ややネタばってますのでよろしく※

実は興味本位で回答した映画のアンケートで、
たまたま試写会が当たったのが、「ジャンゴ」であった。

会社の帰り、疲れた私の精神にこの映画は、あまりにも刺激的すぎた。

しかし同時に、楽しかったとも言えよう。
まあ、すっきりはするよ。

平たく言えば、すごく純粋なラブストーリーだと思う。

そういってしまうと、平和な人たちが見たがると思うが、
なんにせよ、タランティーノである。

キル・ビル2は私は感動した。
あれもラブストーリーの一種だったと思う。

しかし人死にはハンパない。

今回もハンパない。

正直、「暴力的に純粋なラブストーリー」と言い切れるだろう。
タランティーノは正義と愛をふりかざす。
いつも、それには暴力がともなう。
とにかく、全力で悪をたたきのめしてしまう。犯罪的なまでの暴力で。
だから、この映画は好きとは言い切れないし、二度と観たくない。

女一人奪回するのに関係無い人の死ぬこと死ぬこと。
死にかたも残酷だ。
一番ひどいなと思ったのは生きたまま犬に食わせるやつ。
もうひとつは、生きたまま目をくりぬいて、そのままぶち殺すやつ。
この2つがとにかく残酷で、それだけで色々気力をそがれた。
忘れようと思っても忘れられない。
しかし、暴力映画にはいい側面もある。
これだけひどいものを見せられると、
「ああ、自分は目玉くりぬかれたり、くりぬく仕事じゃなくてよかったなあ」
と安心するのである。
日々ストレスのたまっているひとには逆に効果的だろう。
何しろ、目玉くりぬいた人は、仕事でそれをやったんだからね。上司命令で。

ラブストーリーとして一番感動したのは、もしかしたらクリストフ・ヴァルツが
ブルームヒルダに会って、優しいドイツ語で話しかけるシーンかも。

絵もいわれぬ緊張感と、優しさがこもっていた。

キャラクターの感想はおおむねこんな感じ。
・主人公ジャンゴ:冷静な観察力や行動、皮肉のこもったシャープなセリフ群と屈強な精神力と肉体で、理想的な主人公。だが、悲痛すぎてなかなか感情移入はしにくい。スタイルよくてかっこよかったな。
・ドクターシュルツ:本作一番の食わせ者。基本的に合理主義だが、結局最後に主観と正義感が出て自らを滅ぼしてしまう。本当は良い人なんだよね。個人的にはこっちに感情移入かな。
・ムッシュキャンディ:もっとも敵にまわしたくない男。狡猾で悪趣味。とにかく趣味が悪すぎ。ディカプリオは役選んだほうがいいよな。悪趣味なところは似合ってたけど。冷酷無比で、感情があるとは思えないが、ありえないほどのシスコン。情緒面の成長に問題あり。
・ブルームヒルダ:綺麗な人。主人公とお似合いだった。けど守られてばっかりかな。
・スティーブン:サミュエル・L・ジャクソンの存在感がすごい。ある意味一番印象に残ったすさまじいキャラクター。彼のしゃべりは独特で、空気を読まないキャラが上手。

まあひとことで言えば、キャラもカオスだ。
空気の読めない偏った連中ばっかり。でも実際、人生の大半ってこんな感じじゃないかな。

話の進め方としては、ちょい長いなと思ったけど、途中で大どんでんがえしがあり、最後まで楽しませてくれた。でも長いかなと思う。残酷シーンが多すぎて、長いと疲れる。

ギャグについてだが、残酷すぎて殆ど笑えなかったものの、ものすごい気に入っているシーンが一個だけある。
それは、黒人大嫌いな、KKKのはしりみたいな連中が、例の白いかぶりものをかぶって群れて襲ってくるシーン。

このKKK団体がすごいあほで、「かぶりものをかぶってると前が見えにくい」「サイズが合わない」「貴様!俺の母ちゃんの手作りなのに失礼だぞ!」等々喧嘩して、全然まとまらないシーン。

このカオスっぷりとアホっぷりはタランテイーノらしくて上手だなと思った。
実際、こういうだらしない組織って結構あるよね…。