2019年9月16日月曜日

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド。面白いです!

ヤフー映画では酷評が多かったですが、一言言わせてください。

タランティーノを知らないで観に行くのはよろしくないです。

タランティーノの特徴と言えば、以下。

まず悪役は非常に残酷な仕打ちを受けがちです。必ず大虐殺されます。
私はそれを、「暴力的な愛」と呼んでいます。
顔をつぶして血まみれにするのが好きですよね。

パルプ・フィクションなどをご存知のかたはわかると思いますが、基本的にオシャレ好きです。
今回はレトロアメリカンが炸裂。
年代は1960年代です。

なお私はそれよりかなり後にアメリカに4年住みましたが、基本のアメリカンな雰囲気は変わっておらず、理解できるところが多かったです。

「アイラブルーシー」や「バットマン(昔の)」、映画「大脱走」を見ていたりすると、すごく笑えるものがあります。
大脱走にディカプリオが出ているわけないのですが、合成で出してくれたりしますw
あとFBIっていうTVドラマも出てきます。
(自分はアイラブルーシーは見ていたのですが、どっちかっていうとスパイ大作戦、Aチームの人なので残念ですwでもバットマンのTVドラマはダサくて良いです)

そして。
タランティーノは物事をわざと複雑にしたり、
喧嘩させたり、
ブラックジョークが大好きです。

ひどい暴力映画なのに、クークラックスクランが「この衣装前が見えねえ!!」は笑いました。

この辺の特徴を踏まえてから見ましょう。

なおディカプリオはともかく、
ブラピはぶっこわれてますので、イケメンを拝みたいというモチベーションもあまりよろしくないです。

それに最近のディカプリオときたら、タランティーノにいじられまくってジャンゴでも腐った悪役をやってました。
今回も悪役が多くて、なんだかなあと思いました。

ただ、私はね。私がこの映画を評価するのはね。

ブラピやレオがイケメン扱いじゃないからなのよ。

ディカプリオは、落ちぶれていく俳優。
セリフを忘れたら癇癪起こして、ヒステリックに泣き叫ぶ。子供のように。

ブラピはやる気のなーいスタントマン。いや、仕事はできるんだけど、なぜか売られた喧嘩買っちゃって、トラブル起こす。
で、なかなか仕事こない。
強すぎて、ちょっと絡まれても相手をぶちのめしてしまう。

強いブラピはかっこいいのですが、、やりすぎで怖いキャラになってるし、
奥さんを殺したという噂があります。真相は闇の中。
そして、いつもニヤニヤ~としていてすごく不気味。何を考えているかわからない。体は傷だらけだし、ちょっと殴ったら人が吹っ飛ぶしで怖い。

どっちも正直落ち目でかっこよくない。
それがすごくいいなと思います。

ブラピはね、12モンキーズみたいに、頭いかれてるほうが似合いますね。
ただ、ディカプリオはあのドヤ顔が気になるので、偉そうな悪役やられると、さらに嫌いになりそうです。
実はふたりともあんまし好きじゃないんですよねー。
私が好きなのはリーアムとか、ハリソンとか、ユアンとか、キアヌとか、いかにも真面目というかいじりにくいタイプの正統派天然俳優なので。
チャラい超大人気俳優は多少いじってもまず人気落ちないですもんね。

ストーリーは、
基本的には落ち目のディカプリオがキャリアの危機と、スランプを乗り越えて、俳優としてまた返り咲くまでの話。
サブストーリーとして、それに付き添う貧乏なスタントマンのブラピが、ディカプリオとお別れするまでのお話。しかし、とうとう別れるという日に、大事件が…
裏側には、有名なマンソンファミリーとシャロンテート殺人事件がからんできます。
ですが、最後までその結末がわからないようになっていて、事件が近づくにつれて、速いカット、ナレーションなどが入りワクワクしてきます。

最後どうなるかが楽しみでずっと見れる映画だと思いますので、はたして事件がどうなるのか?というモチベーションで観に行かれることをおすすめします。

残虐シーンはありますが、なんか今回は特別に爽快で気分がよかったですw
役者が叫びすぎでおもしろかったです。
タランティーノ映画の特徴として襲われたりしている間ものすごいギャーギャー叫ぶというのがありますが
叫びすぎで笑ってしまいました。

個人的な意見ですが、
おそらく瀕死の状態であんなにギャーギャー叫んで無駄に銃を撃ったり、プールでバシャバシャやらないと思います。

きっとタランティーノがああいうカオスが好きなんだろーなーと思いました。
全体的にシュールな笑に包まれますが、非常にスッキリ感のある映画ですので、ストレスたまっている方にお勧めです。

それにしても、ジャンゴは悪役のディカプリオが胸糞悪かったし、ヘイトフルエイトも気持ち悪かったし、イングロリアスも頭剥ぐのほんとやめてほしいけど、今回は悪役がアホすぎてほとんど何もできておらず、スッキリ綺麗におさまってて、気に入りました。
でもまあタランティーノならキルビルが最強ですね。あれを超えることはもう無いのかな~。

2019年9月1日日曜日

【たまには違う俳優を翻訳】ハリソン・フォードがシュールすぎる件(1)



ジミー・キメル
「私はスターウォーズの大ファンで、歴代出演俳優の特定のふたりにおいて何かしらの敵意、いざこざがあったということを感じている。私は彼らの間に何が起きたのかを知らない。おそらくは女性を巡った何かだろうが、それ以降、私は彼らに戻ってくるように…
(サイレンが外で鳴り響き始める)
「なんか…大丈夫なの?
 何か外で起きてる?
 ちょっと見てくるから、ここで待っててね。」


(屋上に立つチューバッカ!)


ジミー「何が起きてるのさ」
「飛び降りだ」
ジミー「そりゃまずいな。ちょっとかして、俺はあいつを知ってる」

ジミー「チューバッカ!俺だ、ジミーキメルだよ!」
チューバッカ「うヴぉぁ」
ジミー「こんなことはやめろ。まだやることがたくさんあるだろう
チューバッカ「うぁうぁうぁ…(首をふるチューバッカ)
ジミー「なにいってっかぜんぜんわかんねー!
チューバッカ「うぁー!
ジミー「もう一度言う。何言ってるかわからない!
(すっと入ってくるハリソン・フォード)
ハリソン「ジミーどうしたんだ
ジミー「おお!チューバッカだよ、飛び降りようとしてる
ハリソン「あぁ………
フッ、
よかったな。
ジミー「だめだめ、よくないよ~!!
何言ってるの!よかったって!よくないじゃーん!
ともだちでしょー!なんとかしないと!
(拡声器を奪うハリソン)

 ハリソン「てめぇその〇▽×口を閉じやがれ!!!
チューバッカ 「ヴぁああああああ
ハリソン「言い訳はやめろ!おめーが自分で選んだことだろ!!
チューバッカ「うヴぁああああああ
ハリソン「あいつはな!俺の嫁だったんだぞ!!!
チューバッカ「うヴぁああ
ハリソン「知らねえよ!!!!聞きたくねぇな!!!
知らん!知らん!勝手に飛び降りろ!!!そのほうがマシだ!
ジミー「やめろよ、なに言ってるんだ!
あれはともだちだろ?
君たちが、いろいろあったのは知ってるよ。

でもそれははるかかなた、昔の話だろ?
銀河系のかなたの。

なんとかしないとだめだよ。
楽しかった頃のこと。思い出せないの?
ほんとうに、楽しかったころのことだよ。

(ハリソン・フォードの走馬灯)

 ハリソン「覚えてるさ…

ジミー「じゃあ、行ってやれよ。ともだちのところに。

ハリソン「チューイ…

チューイ……
来いよ、この歩くデカカーペットめ。


(なぜかスターウォーズを歌うジミー)


ハリソン「黙れ〇×野郎!!!!!

ジミー「悪い



感動的な動画ですね!!!!!!!!!!!!!!


こんな時でもしっかり芝居するハリソンがかっこよすぎる。