2012年11月30日金曜日

BO2をひたすらプレイする会3 「ほんとに、どこほっつき歩いてたんですか?」

ものすごいハッピーエンディングを引き出した。
かんっぺきなやつ。
でも正直、確かに、しっくりこないw
ほんとにどこで何してたの的なwwww
ウッズのツッコミが的確すぎてwwwwww

最後にほほえましいセリフが出るのがすごい癒された。

なんでもないようなことが しあわせだったと思う

以下、ついでなのでキャラ感想。概ね好きな順番。

・ウッズさん
殆ど主人公。年をとるごとに口が悪くなるようだwwwwFワード言いすぎ。
年をとってもすごい元気。年をとると笑顔が可愛くなる。この年でも愛嬌があって驚く。
意外と素直じゃない。俺様体質だがやりすぎはしない。カラっとしたいい性格。
意外と照れ屋で硬派だと思われ。数々の名シーン、名セリフを残した。
英国人のプライスとはやはりかなり性格の違うヒーロー。

・クロエ
かっこいい。すげえ好き。声もかっこよすぎ。特にハーパー殴って名乗り出る時とかしびれる。
スキル高い女性はかっこいいよな!
CoDでここまで女性が活躍するのは珍しい。やはりお色気系ではなく髪も短く男前。

・アレックスメイソン
今回は更にだった。更に濃くなってた。
のそのそしすぎ。
でもセリフはかっこいい。かっこつけ度は前作の2倍くらい。
サムワーシントンの声がだいぶ低くなっている。
ちょっと渋すぎるので、もうちょっと笑って欲しいなとか思ったがメイソンが笑うところって確かに前作から殆ど見ない。
多分ウッズには笑顔を向けるのだろうがムービーでは出ない。
多分だけど…彼は天然ちゃんだと思う。 ウッズとの仲良しっぷりは異常。

・ハドソン
今回はお笑い担当。アフガンスタイルは完全にネタ。みんなもっとつっこんで!どうしてさいごのムービーでアフガンの格好してるか考えなさいよww思い出し笑いを誘うために決まってるじゃんかwww
ウッズVSハドソンが今回はかなりおもてに出てた。メイソンが止めに入るの期待してたんだが。
見事な三角関係(問題発言

・ファリド
ルート次第では聖人のような彼が見られる。最終的には大好きになった。とてもCIAのエージェントとは思えない、優しさと徳のある常識人だと思う。最後キリストかと思ったくらい。大げさだけど。

・ハーパー
損をする人。一緒にいないとやっぱり落ち着かない。「相棒」は必要だ。
名セリフ「男は顔より体だぜ!!」
…心と言って欲しかったwしかしハーパーらしい。
声がハスキーすぎるのが気になった。ちょっと聴きとりにくいんだよね。

・デビッドメイソン
今作の主人公。前作のアレックスほど 濃くなく、存在感もなく、周りを振り回すこともないので、すggっごいつまらないキャラ。ただの優等生。グラサン(操作用だけど)を取るとただの人。イケメンだけどなんかニコラスケイジを軽くしたような感じで別に好きでもない。
ウッズがFなら、デビッドはShitを言いすぎなんだが、それがかっこよくないんだよな…。
なんか特徴欲しかったけど、親世代が濃すぎてどうしようもない感じ。
実は何かと全ての人に愛されてると思う。

・サラザール
何考えてるのかいまいちわからなかった。顔はイケメンだと思ったのだが。

・ブリッグス
スタートレックとかに出てきそう。

・米大統領(女性)
怖そう~!

・メネンデス
頭はいいと思うが才能の無駄遣い。ちょっと女っぽいのがCoDの悪役の特徴か。
シスコンの度がすぎて気持ち悪い。あまり目を合わせたくないタイプだなと思った。
何かとネタに使えそうなキャラだけど。
ジョゼフィーナ狂乱ステージはあまり何回もプレイしたくない…。
なんで狂ったメネンデスを操作しなきゃいけないのかw


2012年11月28日水曜日

「ジョゼッフィーナ!!」 BO2をひたすらプレイする会2

ジョゼフィーナの回はできればスキップしたい今日この頃。

DISPATCHクリアできたああ!
なんかすごいすっきりした
なんか
未来が明るい気がする…ウフフ

初回は悪いもの見て
それから挽回しにいく感じだろうか。
なかなか悪くないぞ、うむ!(メーカーの目論見につられてやるぜ)

DISPATCHですが、

ゴリ押しで普通に勝てました

あ、あれ?
あと確か30秒も無かったような…(笑)
っていう時になんかいつのまにか
ミッション達成してました。

なのでコツというほどでもないけど
ドローン系を先に壊しておいたほうがよかです。
なんか5体以上ウロウロしてて、ヒトよりめんどくさかったので。
電子機器をかく乱するグレネードをみんな持ってるので、投げては撃ち、という感じだと思います。

私の腕で一回でダイジョブだったので大したことねーです。

それよりブリッグス提督は最後くらい「うおおおお!!メイソンお前すげええええ!!」つってハグとか胴上げとかするべきだろ!!!!

(笑)

あと個人的にストライクフォースがあんなに屍累々だったら
絶対普通は誰も参加したくないと思う…

2012年11月25日日曜日

BO2をひたすら色々な視点からやってみる会1

ストライクフォース、インドの回もなんとかクリアできるようになりました!

すごい単純な作戦ではございますが
簡単に言うと
敵が出現するポイントはいつも同じなので、最初の歩兵を操作してそこに自動小銃?を設置しておく。
せこい話ですが、敵がそこを通ると出落ちでやられる仕組みです。酷いw
この自動銃は敵がまっすぐ通る道に設置するのがベストですね。

あとCLAWSは結構重要なので、自動小銃を設置したあとはCLAWSを自分で操作して
まずは相手のCLAWSを落とします。同じ機械どうしのほうが多分楽。
歩兵はとにかく弱いから…。

基本的に防御ポイントは無視します(爆)
どうせ守りきれないので、歩兵は放置して、機械で来る敵来る敵登場とともにさよならしていただきます。

防御ポイントが2つ崩れるとメインコンピューターに行けるので、次は室内の固定自動小銃に自分を切り替えます。
ここで待機して入ってきた敵兵や飛ぶASD(結構厄介)をひたすらやっつけます。

大事なのはEMPを破壊することなので、他に何が出てきても全力でEMPを破壊します。
そのうちこの固定銃がぶっこわれるので、多分歩兵に切り替えられるのでそのまま操作し
EMPが設置される度に全力で破壊。
そのうち敵のEMPが尽きたのか時間オーバーなのか、「敵を殲滅せよ」という表示に切り替わるのでその通りにします。
この時は割と悠長にやってても大丈夫みたい。
最後の敵が倒れると笑えるほど速く画面が切り替わり、クリアとなります。

でもね…
これで全部ミッションクリアしたのに、最後のミッションがでなーいw
FAILED では無くなっただけ。
ということは…まだやり残したことが…。

パーフェクトにはほど遠いようです。
ううむ、最初からやり直したほうが速いのか?

ストライクフォースは最初すごい難しいと思いますが、コツをつかむと同じパターンでクリアできるようです。一度クリアすると、2回目3回目も同じパターンでいけることが多い。

難易度はレギュラーでございますがw

BO2 いったんクリアしてみた

噂通りのマルチエンディング。

一回目は、なんとなくその場その場で選択肢を選んでいったら、
明らかにバッドエンディングっぽい感じ。
なんかつめたーいノリで終わった。

じゃあ、と思って、途中から選択肢を変えてみた。
BO2はセーブデータは一個しかないみたいなのだが、
ミッションから選んでプレイできて、それを引き継いでずっと最後までプレイすればOK。
なのでまあまあ楽。
見たくない場面もあるけどね。(´・ω・`)

今のところ、「個人の幸せ優先」か、「世界の平和を優先」みたいな感じがした。
前者を取ると…結局世界が平和じゃないのでやられるような気がするが…orzorz

結果、ひとりの運命を変えてみたのだけど、
最終的には一回目よりひどいエンディングになったっぽい。
映像に写っている部分だけは、だけど。
ブラックオプスは前作もなんとなくげんなりするエンディングだったので仕方ないか…。
でもなんだろ、前作は、「えーそういうこと!」っていう感じだったので、すごい「謎が解けた」達成感はあった。
今回は「もうちょっとなんとかならないのかな…うーん」というエンディング。

多分だけど、あと選択肢はいくつか限られている。

今のところ運命を変えられるのはあとひとりくらい。他にもいるかもしれないが、表に見えてるのはそのくらい。

あとあるとすれば、ストライクフォースを完遂することだろう。

実はですね…とある画面から、やってないミッションの内容が見れてしまいます。
いいのかそれで。っていう感じだが。
あのミッションを完遂したら、未来は変えられる…かもしれません。

ストライクフォース、あとインドだけなんだけど…ちょっと方法変えてやってみたいと思います。
自分的にコツかなと思ったのは、3つ全ての防御ラインを防御しなくてもよいのでは。というところ。
最近そういう削った考え方をするようにしています…トレードオフみたいな。

過去は変えられるのかな?いまいちわからなかった。

なんにせよ、CoDはやっぱり、リアリストっていうか、バッドエンディングには定評あるゲームなので(笑)如何に全員幸せが難しいか、っていう意味で

大変大変勉強になりますね!

敵が資本主義や物質主義を否定しているのも、考えてあるなって思いました。

でもなあ~。正直意図がよくわからないんだ。
どれが真のエンディングなんだろうな。
2回やって思ったのは、どうも1回目が本物らしいのだ…。
後味悪いんだけど、一応謎はとけた感じ。

あと、死んだはずの人が生きてるのの説明が無さ過ぎるんだが。
延命処置か?

もしかして某ミッションやり直したらわかるのか(゚д゚;)
とかとか、謎が結構多いです。



2012年11月24日土曜日

BO2 ストライクフォース攻略メモ

あまりにもブリッグス提督に怒られるから私なりに攻略してみた
大したネタバレはないけど、未プレイの方には一応注意。
Be Advised! Aware of spoilers!

※アクセスがすごいから、ちゃんと更新してみるよ!

・インド
敵が出現するポイントはいつも同じなので、最初の歩兵を操作してそこにセントリーガンを設置しておく。
せこい話ですが、敵がそこを通ると出落ちでやられる仕組みです。酷いw
このセントリーガンは敵がまっすぐ通る道に設置するのがベストですね。

あとCLAWは結構重要なので、セントリーガンを設置したあとはCLAWを自分で操作して
相手のCLAWを落とします。同じ機械どうしのほうが多分楽。
歩兵はとにかく弱いから…。

基本的に防御ポイントは無視します(爆)
どうせ守りきれないので、歩兵は放置して、機械で来る敵来る敵登場とともにさよならしていただきます。防御ポイントが崩れるまでになるべくたくさんの敵を倒しておくこと。

防御ポイントが2つ崩れるとメインコンピューターに行けるので、即座に室内の固定セントリーガンに自分を切り替えます。
ここで待機して入ってきた敵兵や飛ぶASD(結構厄介)をひたすらやっつけます。

大事なのはEMPを破壊することなので、他に何が出てきても全力でEMPを破壊します。
そのうちこのセントリーガンがぶっこわれるので、多分歩兵に切り替えられるのでそのまま操作し
EMPが設置される度に全力で破壊。
そのうち敵のEMPが尽きたのか時間オーバーなのか、「敵を殲滅せよ」という表示に切り替わるのでその通りにします。
この時は割と悠長にやってても大丈夫みたい。
最後の敵が倒れると笑えるほど速く画面が切り替わり、クリアとなります。

・船沈めるやつ
落ち着いて一個ずつハッキングしていく。ハッキングはいちいち装置を設置し、終了するまで防衛しなければならない。まず言われたとおり真ん中。歩兵を操作し、そこまできたら設置、ハッキングが終了するまでその辺をうろつき、がんばって敵を倒す。
あらかじめ仲間は呼び寄せておく。 1ポイントにつき一回、全員呼びつけておく。
これでなんとか時間内に終了。
時間足りなさそうだったら、仲間を呼びつけている間にこっそり抜けて最後のポイントへハッキング装置を設置しにいく。
ハッキング装置が壊しにくい場所、影になってるところとかを一応選択。
あとCLAWは自力で操作し、あらかじめ周りの敵を倒しておくと楽。
歩兵よわすぎ。

・車両護衛
これは一回で大体クリアできるので、特に言うことはない。
個人的には飛んでる人になるほうがかなり楽。ひたすら敵を撃つ。
で、結構つらいのが山の上にいるRPGの歩兵なので、優先的に倒す。
あとヘリと戦車は出てきたら優先的に全力で倒す。
橋の上に歩兵がいるので、橋を落とす。人より橋狙ったほうが楽。
馬で走ってくる人は直線状に攻撃して当たるポジションを確保。横に射撃するより楽。

・某女子救出
運がかかっている。最初はタクティカルで2手に分かれて捜索指示を出す。
ポイントが絞られてきたら、最後の一個が難関なので全員集めて、自分は飛行機から攻撃して周りのASDをメインに排除。
某アイメイク濃い女子がゲットできた場合、彼女を操作できるようになるので、自力で脱出する。武器は連射できそうなものを拾う。
あと女子を解放するのに時間かかってる時は歩兵をひとり選んで、直接彼女のロープを解くようにすると、速い。なぜか、近づくと敵にやられる傾向が多いけど、手動でやると意外と大丈夫だったりする。

・DISPATCH
これはひたすら盲目に敵を倒し続けるだけだと思う。
マシーン類を速めに片づけること!

【コツ】
総じてタクティカルだと、融通がとにかく効かないのが全体の難点。
8割方歩兵やCLAWを操作するほうがベター。自分で操作するとすごい歩兵が強かったりする。グレネード持ってるやつもいるし。何かを設置したりするミッションは歩兵を自力操作がベスト。
歩兵は弱いやつはあっさりと倒れるが、絶対にあきらめないのが勝つコツw
心が折れそうになるのが敗因かも…。
歩兵操作時は、立ち止まっているとさくさく撃たれるので、あほみたいに動きまわるほうがいいです。
飛ぶ機械を中心に、機械類を先に壊しておいたほうがよいかも。
左上の小さい地図を見て、敵が入ってくるルートをつかむとちょっと楽になる。



BO2やってみています

BO2はしごとで忙しい私のために(笑)アマゾンから届けてもらいました。

むっはー
ネタバレしないよう気をつけて参ります。

とりあえずさくさくと感想など…。
いや相変わらず無茶苦茶な話だな。
今多分クライマックスだと思うが、レギュラーで始めてみたものの、ひとつのステージで8回くらいやりなおしとか、クリアしてもクリアした気分にならねえ。
さっき飛行機をいきなり飛ばすミッションやってたんですが、全然操作がわからない。
相変わらず。
しかし実をいうとBOでウッズとハインド飛ばした時のほうがはるかにきつかったのでよしとします。
(BOはハドソンとヘリ飛ばした時も死にかけた)

今回マルチエンディングだと聞いていて、
結構たくさんの選択肢が出てきます。
私は結構ダメな子だと思います。
上司に頼まれた仕事でことごとく失敗☆彡テヘペロ!
めちゃくちゃ上司に怒られます。すごくリアル。「後で話す」とか言われてすげー怖かったです。
こいつはやばいぜ!
何度失敗しても割とさくっと立ちなおる、メイソンの息子「セクション」
セクションて名前かっこいいよね!
現場で取り仕切るリーダーのような存在なんだけど
中間管理職なのでこのくらい鈍感じゃないとね!
声が朗々としていていい感じです。

ウッズやメイソン、ハドソンは過去の回想という形で出てきますが、プレイアブルです。

ここがプレイアブルであることがすごく大事!
やはり前作のファンとしては、ウッズとまた戦いたいわけですよ。

ウッズの相変わらずのすごいハイテンション、持ち前の明るさがすごくいいですね。
深刻な状況でもかなり救われると思います。
アフガンステージがすごく好きで、開口一番「ショーターイム!!」って叫んでウッズが登場したときは

こいつ バカだな (愛すべき)

と全力で思いました。
ウッズの中の人はほんとおもしろいです。普段からあんなノリノリな感じで、愛想もよくて、ウッズに性格移ってるんじゃないかと思うくらい。
ちょっとおバカなのがいいところなんだよな…。
ウッズのファンが居すぎて、続編ができたんじゃないかと思うくらい、良いキャラですよね。

メイソンはあまり変わってないですね。サムワーシントンだなあ、いいなあと思ってました。
おとなしくて真面目です。

ハドソンはアフガンスタイルがお笑いにしか見えないw
正直、ハドソンは可哀想なキャラクターだなと思います。
なんていうかサラリーマンですよね。ウッズみたいに好き放題言いたいこと言わないし。
上手く交渉できなくて反論せずにたじろいでた時はかわいいと思ってしまった。
 ハドソンには子供がいるそうです!ああびっくり。
きっとすごい心配性で毎日口うるさくしつけするんだろうなあ…ああハドソンパパ。

でもあのグラサンはやめたほうがいいと ちょっと思った(デザイン的にそろそろ…)

未来編は光学迷彩が普通に使えて、なおかつ光学迷彩を見破る装置が武器についていたりして、色々実用性考えられてるなあと思います。
音楽もテクノな感じでかっこいいです。
ドローン敵の量が少なめなのが救い。バイナリドメインでもう機械相手は嫌だなって思ってたので。別に人を倒したいわけじゃないんですが、機械があんまり好きじゃないみたい。

今回武器のカスタマイズや装備の選択がキャンペーンでも出来て、日本人仕様になってるなwって思いました。
まあ洋ゲーっていつもやめどころがわからなくなるから、ステージ一個終わったらミッション選択画面が出るのはいいかも。
ここで今日はやめとこう、って思えます。

それにマルチエンディングならなんどかやらなきゃいけないので、、、
このシステムもいいなと思います。

2012年11月14日水曜日

【読んでみた】アンディマクナブのBravo two zero

不謹慎かもしれないが、大変面白い本だった。

本作品はノンフィクションであり、アンディ・マクナブさんがSASに入隊するまでの話、入隊してからの話、そして、メインの湾岸戦争の作戦にリーダーとして参加し、捕虜になり、釈放されるまでを描くお話である。

淡々としているようで、そうでもない。
とにかく著者の身に起きていることすべてが日常とはかけ離れているからだ。
事実を連ねるだけで、小説になってしまう。
荒唐無稽なのに、それが現実。現実は小説より奇なりとは、このことだ。

湾岸戦争の頃、私は子供だった。
※年齢逆算禁止令※

しかもたまたま、アメリカに住んでいた。今思うと貴重な体験をしたと思う。皮肉にもその頃、日本人学校で、第二次世界大戦の恐ろしさを朗読で聴かされていた。私がWW2のことを知ったのはその頃だ。日本は敗戦国のため、おぞましい話ばかりを聞かされ、今でも子供の頭でどれほどひどかったのか一生懸命想像したのを覚えている。祖父は両方とも、戦争に行かなかった(徴兵される前に終戦などで)。祖母は、防空頭巾を装備するのはめちゃくちゃ手慣れており素早く、例の地震の時も冷静だった。
そんなふうに、「戦争」とはあまり身近なものではなかったのだ。

湾岸戦争は連日、CNNで放送された。これがリアルに「戦争」を初めてTVで観たことになる。夜は大体、CNNで湾岸戦争の模様をつけっぱなしだった。暗闇の中を対空砲火が青白く上に飛んでいる映像しか覚えていない。昼間の地上戦は、確かに子供には見せられなかっただろう。

そしてアメリカの学校に行くと、イエローリボン運動が流行り、セレブレティがチャリティで歌を歌って兵士に送り、兵士が敵地でそれを聞きながら涙する、といった映像も流れた。

それがおそらく米国の兵士を初めてTVで観た瞬間だろう。

しかし、子供心にわかっていた。あれほど日本人学校で「戦争はよくない、ひどいものだ」と聞かされていたから。こんな歌を歌って送ったところで、彼らは明日にでも戦争で死ぬかもしれないのだ。
そんな複雑な思いを、抱えながら育った。

そしてだいぶ大人になって、ゲームの影響もあってこの本に行きついた。SAS出身で本を書く人は結構いるようだが、この本は特に生々しい。フィクション作家が多い中で、これは事実が書かれているからだ。

湾岸戦争はれっきとした戦争だった。
アメリカに住んでいても、私にはちょっとした小競り合いにしか見えなかった。だが、ここに実際に死ぬ直前までとんでもなく痛めつけられた兵士がいる。

しかしこの本のいいところは、とにかく淡々としているところだ。著者は実にドライである。つらい、苦しい、痛いとは書いてあるのだが、最後に救出されるとあっという間に元気を取り戻し、買い物に走ったりする。

実にドライで、タフガイなのだ。
しかも、SASが全員そうなのである。
なぜなら、SASは精神の強さを入隊前に何度も確かめられるからだ。それがテストの一部である。実際に尋問テストも受ける。

また、彼らは本当に優秀なのだな、と思った。戦う時には痛みも寒さも忘れてしまい好戦的になり、訓練のとおりに精密な射撃を行い、素晴らしい成果を上げる。でも隠密行動の時は痕跡すら残さず、音も立てない。なんという理想的な兵士達なのだろう。

しかし悲しいと思ったのは、戦いにおいては、彼らは本当に世界一優秀だとわかる。だが、たまたま悪天候に見舞われ、たまたまもらった情報がまちがっていただけで、敵にではなく、自然に殺されていくのだ。
とはいえ、最後のほうまで読むとわかるが、実に生き残る数が多い。普通あの状態であれば半数以上は亡くなっているはずだ。なのに、このSAS小隊はありえない人数が生き残り、本気で驚いた。 特に驚くのは、捕まってからも飲まず食わずで放置され、暴力を与えられ、文章にはつらい、と書いてあっても生き残っているところなのだ。しかもひとりだけではない。

現実的だな、と思ったことをあげてみよう。

意外と敵は気付かない。
驚くべきことに、間近まで来てもSASだと気付かないシーンが結構多い。もちろんある程度は変装してるのだが、意外と敵は油断しているようだ。

意外と現地の人は優しい。
これは海外旅行中に何度も経験したが、一番優しいのは一般市民、特に農民などである。
あからさまに兵士の格好をしている人にも笑顔で接してくれたりする。
しかしこれは、結局のところ、やっぱり上がちゃんばらやってるだけなんだなって悲しくなる。

意外と拷問はきつくない。
やはり人間である。実は相手を傷つけて喜ぶ人はそれほど居ないのである。TVドラマの24みたいなのは、実はあまり無いみたいだ。
その中途半端で原始的な拷問が、却ってリアルだった。
道具を使うより、拳で殴ったほうがすっきりするのだろう。だけど顔を狙うんだよね。だから出血がひどくて、想像したくない感じだった。

問題はどっちかっていうと尋問の方で、「ちがう」って言ってても思いこみがすごい。隠れキリシタンを追い詰めているみたいな尋問でした。他に質問ねえのかよってちょっと思った。

敵兵士はプライドが高い。
だから、あまり下衆なことはやらないと思っているらしいこともわかった。だけど、その分やらしいっていうか…精神攻撃が結構あるみたいだ。

驚いたことシリーズ。

SASの人は精神的にあきれるくらい強すぎます。
むろん、彼らは「英国紳士」でございますから、ユーモアを持ち合わせているのは当然です。ですが、逃亡中に見つからなかっただけで爆笑したり、敵兵に笑顔で挨拶したり、一般市民と笑顔で会話したり、死にそうになってるのに歌歌ったり、きっつい冗談言って遊んだり、キャンディ食ったり、基本的に「余裕」かますのが好きみたいです。
ですが…実際に強いのですげえ。
あと任務終わった後速攻遊ぶ精神がすごい。現金。

SASの人は紅茶飲みすぎです。
…ほんとに紅茶戦場で持ち歩いて た…。
しかし、どうもよく読むと、内容がココアみたいなので、なんでも「お茶」って呼んでるだけかもしれない。
でも出発する前は「オレンジペコー」って言ってたから間違いなく紅茶だ。

でも英国は紅茶安いし、飲み慣れてるし、コーヒーほどきつくないし、案外いいかもしれない。身体もあったまるしね。

あとなぜこれを言いたかったかというと、作戦遂行前に恐ろしい回数紅茶を飲んでいるからである。何かあると紅茶。どっかに到着したらとりあえず紅茶。作戦会議に飽きたら休憩で紅茶。

紅茶ざんまい楽し過ぎる…
あと迷彩服着たムキムキタフガイが紅茶囲んでいるの想像すると色々と笑える。

おまけとしては、米国との比較が随所に出てくるが、やはりあの時代は米国はバブリーだったみたいだ。米国基地にたかりにいくのはいかがなものかとちょっと思った…
ボールペンとか戦場で要らないだろ…。
M&Mはわかる気がするけど。溶けない!!!実はすごいレーション向きだね。


2012年11月5日月曜日

バイオ6体験版やってみた

ゾンビは大嫌いですが最近おもろいゲームもないのになぜかMW2のSPECIALOPSばっかりやっててすっかり銃撃中毒になってしまったため、バイオ6の体験版をやてみた。
バイオってまだ6なんだね!

体験版だったら気楽にできる。ぶっちゃけ5も本体に入ってるが、5の雰囲気が苦手。しかし5のクリスは軍隊っぽくてなんか好き。

バイオ6の体験版、なんとか3シナリオクリアしましたが、概ね以下のような感想。

1.レオン・ザ・イケメン編
実はこれが一番怖い。従来のバイオらしい、暗くてよく見えない中で音だけを頼りにゾンビーを探す。
一番怖いのは警報が鳴るシーンで、すっごい量のゾンビーズが襲いかかってくるんだけどよくわからないので最初は弾切れで死んでいた。
CoDは私はルーキーとかなので全然弾が切れないし、相手は人間なので相手の武器拾えばいいんだけど、バイオはそうはいかない。そんなところが実にバイオだ。そんな特徴がないとバイオとは言えない。
そして久々に弾が切れてカチカチ言ってる自分の武器に驚愕する。
残念だがここからは肉弾戦。
ヘレナというボインバインでおとなしそうな女子を操っているにも関わらず、エルボーかましたりめちゃくちゃ強い。
最後は強引にゾンビーを押しのけて、ポリスカーに乗った。
ヘレナはキーを探すことができないらしく、ゾンビーが群がってくる中、レオンが悠長に鍵を探している。
はよせえ、このイケメンきどりが(゚д゚)
と思っていた。

実は私はレオンがとても苦手だ。前髪が視界に入って実に銃を撃ちにくそうだ。
前髪の所為で撃たれてるところとかちょっと観たい。

2. クリス編
もう殆どCoDと変わりがない。あえていえば、
なんで土嚢に隠れられないのかさっぱりわからず、最初被弾ばかりしていた。
クリスが好きなので、自分はパートナーを選んだ。
He's always that awesome!!XD
ホ モ く さ い。さすが軍隊。

爆弾しかける間援護しろとか、ほとんどCoD。
しかし巨大なBOWが襲ってきたときは、でかすぎて逆に恐怖も無かった。寧ろ笑った。
これじゃほとんど、GOD OF WARbyサムワーシントンって感じだ。 タイタンの戦いとあまり区別がつかないわたくし。今度ちゃんと見るよ!サム!

一発でクリア。あまり難しくも怖くもなかった。見たことあるすぎる世界。

3. ジェイク (ほんとの良い男)編
ジェイクはかっこいい。
悪そうなので手を出してはいけないが良い男だ!ウホッ
声聴いたことあるなあと思ったらトロイ・ベーカーで、アメリカのゲームに色んな役で出てる。RPGってなんども叫んだって言ってた。
本人も結構イケメンだが多分ゲームオタクだ。

それはさておきシェリーが意味がよくわからないのだが、あんなかわいいルックスで攻撃時の声がすっげ怖い。フンッ!とかいう。

 あと翻訳があほすぎる。
英語が大変聴き取りやすいゲームなのであえて言わせてもらうが
「あなたが世界を救うのよ」とシェリーが言った後ジェイクが応えたのは
「先に自分を救いたい」
である。なのに字幕では「どーなってんだか」とかになっていた。
ただしここをかっこよく訳すのは確かに難しい。
「まず自分のこと考えないとな」って感じだろうか。これがジェイクの性格をあらわしている。自分は傭兵、仲間など存在しないし情もかけない、クリスとは真逆の性格だ。
しかしキャラとしては見者ではある。

そしてこのマップはとにかく

ストゥレラツ

が怖い。

怖いというか、倒すのが大変なのだ。
このマップは怖いっていうよりストゥなんとかを倒すことに専念してた。あとこのキャラクターの組み合わせは可愛くて好き。