2020年5月19日火曜日

ウエストワールドseason2 ちょっと理解しきれているか自信がないやつ。

Season1にてホプキンス先生が爆発(比喩表現)したため、カオス状態になった「ウエストワールド」。
いったいどうやって収拾をつけるのか…

という回ですね。

ですがseason2はなんかダメですね。相変わらず難解なのですがなぜ難解になっているかというと

・時系列がめちゃくちゃ。
もちろん最後までちゃんと見ればわかるようにはなっているが…ちょっと目を離したらもうわからないw
もうちょっとわかりやすくすればいいのにぃ。

・キャラクターがバラバラに動きすぎ。

・バーナードの頭の中がぐちゃぐちゃ。
視聴者の頭もぐちゃぐちゃです。
バーナードに関してはもはや時系列もわけわからないし、いるはずのない人が出てきたりするので。

しかしさんざん振り回されたバーナード、時々「あ、騙されてる」って気づくのが面白いです…。

キャラクターがバラバラに動きすぎの件ですが、
メイヴが、ショーグンワールドに連れていかれるのはかなりの蛇足だと感じました。

というかショーグンワールド自体がかなりの蛇足。

なぜなら。

やはりこの人たちもちゃんとジャパンを表現できなかったー!!

ウエストワールドの脚本家のキャラクターがアホだからという逃げ口上もあるかもしれませんがそれにしてもこれはない。

クオリティが下がりまくったので日本人視聴者はダウナーな気分になったに違いありません。

メイヴはそれでも日本語をがんばってしゃべってくれましたが、さすがに長セリフが来たらカンペ読みみたいになっていました。

そして私的にいら立ったのはやはり着物のクオリティがかなり低いことと、日舞がちゃんとしてないところですかね……。
アメリカ人なら騙せるかもしれませんが。

最後はアメリカ人が大好きな「HARAKIRI」で終わったので、もしやわざとやってんのかっていう気もしましたが割と真面目なようです。
でも真田さんはいつもほんとうに真面目に仕事するなあと思いました。

あとネイティブアメリカンのくだりもちょっと蛇足なのかなあと…
いまだに彼らの必要性はちょっとよくわかんないです。でも西部劇には、必ずといっていいほど「いないとリアリティがない」のであれでいいのかな。

メインはやっぱりウエストワールドの裏のプロジェクトというか本来の彼らの目的ですね、この辺は、確かに、おもしろかったです。

私は個人的にドロレスの父ちゃんがすごく好きで、
ああいうのが普通の人間だと思うし、性根は良い人だと思うんですよね、
何がいいって、娘のことを思い出すたびに、娘の話を振られるたびに超いい人の顔になるところなんですよね、
それが、ウイリアムとの対比でさらに際立つ。
ウイリアムはサイコパスっぽいので、この父ちゃんをバカにしていましたが。それはウイリアムには家族愛が理解できないからで。

この父ちゃんやってる役者さんの表情の変え方とかすごく好きで、見ていて飽きないです。

エドハリスさんについて
彼は、私はseason1で悔い改めるだろうと期待して
やっぱダメで
season2でもさすがにこれは悔い改めるだろうと思ったら
やっぱダメだったっぽいです。
多分続投なのでいつ悔い改めるのだろうかとwそれだけ気にして観ています。
なんで彼は、このゲームにここまではまって現実を捨ててしまったのだろうか…。
以前、「フォールアウト」にハマりすぎて恋人を無くしたと訴えてた男性がいたようですが、私はそれを見てフォールアウトは今のところ手を出していませんw
ギャンブラーの心境みたいなもんなんですかね。

おそらく次は現実が舞台になるのかなと思いますが、
ちょっと頭が疲れてきたので観るかどうかはわからん…。

今まで見た配信系ドラマだとLOSTが一番好きで、あれはエモい部分で共感できるものがすごくあったのですが(ただしストーリーは少々荒唐無稽)
ウエストワールドは正直どうかな~という感じで。
ちょっと人間性悪説を支持しすぎな感じがします。どんだけ人間嫌いなんだと。

ホプキンスさん見たいならまったく問題はないです。

そういえばホプキンスさんのセリフはいつも含蓄がありますが、
「アンドロイドが人間に近づいているのではない。我々がアンドロイドに近づきたいのだ」(的なやつ)を聴いて同僚がお昼に言ってたことを思い出しました。

「猫が人間に近づいているのではなくて
我々が猫に近づいているのかもしれない……」

私はすぐさまこの発言を大絶賛したのですが他の人はあんまちゃんと聞いてませんでした(笑)

あと「自由とは疑いを持つことだ」ってすごく進撃の巨人っぽいなと思ったんですけど
諌山先生はこのシリーズ好きだろうな……。



0 件のコメント:

コメントを投稿