2017年1月26日木曜日

ファンタスティック・ビーストみてきた

去年観たい映画が多すぎて、ちょっと遅れてしまったのだが…

なんと結構満員だったよ。映画館。



結論からいうとそんなにすごい映画だとは思わなかったw
ハリーポッターの大人バージョンという感じだろうか。
でも大人な恋愛とかしてるかと思うと全然だった。もう全然。その辺は期待しないほうがよいです(笑
まあ、JKRさんの場合そこがいいと思うんですが。

あれですよね。

主人公萌えキャラだと思いませんか?!
そう思ったのは私だけ?!!

ポスター見た時は、結構やる気のあるキャラなのかなと思ったんですが。
全然でした。

挙動不審で、やや猫背でふらふらとおぼつかない歩き方をして、声にも張りが無く、 口元にも締まりがなく半開き、目は大きく見開いたまま。「この人大丈夫か?」という印象を受けるのですが

ひとたび自分の研究の話になると文字通り目がキラキラと輝きだす。
典型的な天然ボケ学者ですね。

魔法はかなり使える人なのですが、どういうわけかしょっちゅうドジをしててそれが話を荒唐無稽にしているんですが…

すぐ泣いちゃうし、率直で素直ですごくいいひとなので、周りが惹かれてなんとかなってるっていう感じでした。

特筆すべきなのが、自分の飼ってるビーストに対して
「ママですよ~」
って言っちゃうところですねwww 「ママ」なのかい!!!


主人公はすごくいいと思うのですが(ハリーよりも)
あとはなんだかなあ…という感じで…
脇キャラがちょっとね。

ストーリーも、虐待や差別などのテーマが織り込まれている割には
終わり方があまりにも、あっさりしすぎ。
特に、人の黒い意識から生み出される魔法の解決方法はもうちょっと掘り下げてほしかった。
そこ大事でしょ。

2時間を超える映画であれはちょっと……って思いました。

ただ、JKRさんの描くファンタジーはやはり、発想も個性的ですし、ディテールまで凝っているし、安定のクオリティはあると思います。
彼女ちょっと設定にこだわりすぎるところがあるんだけど
ファンタジーだからそのくらいの趣味性は必要なのかもしれないなあ。

あんまり期待しないでふらーっと観る映画かなあ、と思いました。



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