2018年7月13日金曜日

BANANA FISH 2話

早速伏線が回収されましたね!

1話で「また映画出ないのか?」って言ってて
「お?役者なの?」って思った人いると思いますが、あそこでアッシュはもっと怒ってもよかったと思いますが、そういうことです。

アッシュがギリギリまで怒らないのは、彼が非常に知性が高いから。
あんな育ち悪そうな環境で、実はIQがむっちゃ高い。数学の問題を解くシーンとかも後で出てきます。
それでも2話であそこまで怒るというのは相当なことが起きてるってことです。

2話は本当に悲しかった……

エイジが号泣してくれたから彼に代弁していただいた気分なんですけど、
アッシュの幼少期というのは本当に悲惨極まりないです。
あれであそこまで立派に育ってギャングをまとめられるカリスマになったのは、彼の知性が高かったからだと思います。
どう考えても周りの大人は悪知恵以外は働かないですからね。

原作を初めて読んだ時、2話目は確かにものすごい展開が早くて、
「えーーーーっ」って思ったのをまだ覚えています。刑務所入るまでがあっと言う間ですからね。
マービンとの関係を知って驚いたあとあのポルノ映画ですからね。びっくりしかないですよね…展開が速い速い。
しかも仲間が早速死んでしまうし。
この漫画はこれからもあっさり人が死んでいきますが、それが現実、なんですよね。
リアリティがあります。

2話で唯一癒されたシーンが
「お前はいいな、あんな風に飛べて。」
のシーンなんですが
あの一言にめちゃくちゃいろんな感情がこもっていて、ほんと号泣しかないです。

アッシュはあんな風に自由には飛べない
アッシュは本当は自由になりたいと思ってる
アッシュは本当は、自由で何にもけがされていないエイジを羨ましく思い、憧れている

そんな感情が凝縮されたたった一行の言葉。

純粋無垢なエイジの前でだけ、むき出しになる、まったく飾らないアッシュの気持ちが、普段はがちがちの鎧に固めている姿とのギャップが、哀しいなあ、切ないなあと思います。

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