2020年9月21日月曜日

オールド・ガード(ネットフリックス)

小島監督をはじめとして漫画家さんなども絶賛していたオールド・ガードを見る機会に恵まれました。 絶賛されるだけあって、確かに面白かったし、シリーズ化しても良さそうですね。 

 主人公はシャーリーズ・セロンなのですが、45歳とはいえまだまだバキバキの美しさとキレのあるアクション。アクションに関しては、アトミックブロンドよりさらに磨きがかかっていました。

アトミックブロンドは見せ方が悪いのかもしれませんが狭いところで相手を投げたりするし、当時のシャーリーズはちょっと鍛えすぎなのか太めだったので、重いなあと思ってたのですが、今回はかなり減量しているのかスキニー穿いた脚はめちゃくちゃ細いし、顔は少しこけてましたね。でも爛々と輝く瞳は変わらぬまま。 

 あとシャーリーズ・セロンってとにかく表情作るのが上手い。新入りの腕試しではにやにやと好戦的な微笑み。これがかっこいい。過去に失った戦友のことを思うときは遠い目になる。それがとても美しく、こういうときは女性的。でも戦うときは完全に男のような表情。 

中性を極めたな、という感じです。

彼女は男の代わりも十分出来るのに、女性らしいセクシーさや母性を兼ね備えていて、完璧な女優になりつつありますね。 

 この主人公の髪型もちょっと特徴的で、日本の厨二病キャラだとありがちな、片方の前髪だけめっちゃ長いパターンwですが、両目が見えているときや、片方隠れているとき、何かと頭を振って髪を跳ね除ける仕草がアクセントになったりして、とてもキマッてました。 
 シャーリーズには今後も期待したいと思います。 

 ストーリーはよくある特殊能力ものですが、CG使うような魔法とかじゃないので、基本地味で、普通に銃やナイフ、体術で戦っていきます。なので、役者の訓練や、見せ方にかかってくるわけですが、アクションシーンは本当に良かったです。

あと銃を使い潜入したり突入するときは、完全にミリタリものなので、動きも軍隊のように訓練されたものでした。その方がリアリティあっていいし、メタルギアやCODやってる人だとゲームを観てるようで楽しいと思います。 

 そして設定が面白く、世界史が密接に絡んでくるので、歴史が好きだとさらに面白いです。

シャーリーズの使う十字架型の武器がすごく印象的。過去にあれで戦っていた思い出の武器なのか、基本的には手元に置いてあるようです。そこが個性を出しているな〜と思いました。
もしかしたら首につけてるメダルみたいなアクセもなんか意味があるのかも。明らかに続編待ちですからね。 

 ノリ的にはちょっとラノベやゲーム、漫画を思い出すようなライトな部分もあるのですが、ミリタリ色が強いのと歴史が絡んでくるのでアサシンクリードのような、ディープな世界観があり、決してチャラくなり切らないところがいいかな。

もっとシリアスに描いても良いかもしれないですね。なのに、シャーリーズさんなぜかいきなり酒をラッパ飲みにしたり、わざと不良みたいなことするのでちょっと面白かったです。てか、彼女いきなり暴れ出すとか、いきなり不敵な挑発したりとかほんと上手い。普段めっちゃクールなのにww 

 あとは残念なのはBGMかな〜。音楽、意外と重要なんだなって、ダイバージェントの時も思いました。
真面目に聴かないようにはしてましたが、意外と自分が音楽好きなんだなって改めて思いました。 

 昔は映画のサントラを結構買ってた気がします。
CODでは映画音楽をよく作っているハンスジマーを使ったりしてましたもんね。あとリュックベッソンがよく使ってたエリックセラも大好きだし、マッドマックスのBGMも、結構好きですwジョンウイリアムズは言わずもがな(しかし作りすぎで一部被っている)。久石譲さんも、坂本龍一教授も好き。マニアックなところだと、昔ヤマカシっていうパルクール映画があったんですが、それのヒップホップなBGMがものすごい完成度高くて、サントラ買ったりしましたね。 

 音楽は大事。ゲームももちろんそうだけど。雰囲気を損なわない音楽って、大事w

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