2022年10月25日火曜日

RRR!!!

わたくし、先日遺伝子検査を受けてみましたの。それはそれは面白かったですわ。

まあ、なにが面白かったかって、

わたくしの遺伝子ルーツはなんとインドから。

インド、フィリピン、沖縄とわたってきたそうです。どうりで南国が好きなわけですね。わたくし、やはり、沖縄にいつか移住するべきなのかもしれませんわ。(わりに肌が白いんだが)※おそらく、母親の遺伝子が強いことが証明されてしまいましたね。 インド(ネパール?)カレー屋さんはだいすきです、ヨガも大好きで、インドは怖いけど一度食べて祈って恋をするみたいにヨガのレッスンを受けてみたいような、気もしないでもない。(本音を言うとヨガのグルになりたい)

というわけで、ナマステ!!!

今年最大級のインド映画、RRRについて熱く狂気の感想を語るわよ!わが宣言をもって法とせよ!(それ別のやつな)

筋肉!!!!!!

巷でゴールデンカムイの実写化が物議をかもしているが、インド人につくらせたらこんな感じになるんじゃないかという映画。美しき筋肉!!!!そして、「まじで強い」

熊の代わりに戦うのは、なんと、トラ!!!冒頭のトラとの戦いは実は伏線なのだが、ゴールデンカムイもそうだけど、無茶苦茶すぎる。

兄貴!!!!!

美しく、ピュアなブロマンスがテーマだ。クールな兄貴は、俺といるときは楽しそうに笑ってくれる。ギャップがすごい。ギャップ萌え。ラーマかわいすぎる。やられました。

ラーマはちょっと二重人格だけど、冷徹な仕事っぷりとは逆に親友ビームといるときはそれはもう子供のように楽しそう。キュン死。

ナトゥーの力!!

敵対するのは西暦1920年のインドを支配する大英帝国様。その麗しき英国式のパーティーに招かれたブラザーたちは…

とりあえずインドの踊りを披露するよね。

まあこの辺はインドびいきやから、「ナトゥーのほうがいけてる」で終わり。

でもなにがすごいて、体力と筋力でしょ!! 

バイクは武器

バイクで殴るのはデビルメイクライ5だけだと思っていた…。インド人はバイクで殴った後、

直接投げる

バイクを燃やして投げる

もちろん乗りものとしても

英国人殺しまくって「俺は悪いことはしていない!!!」

英国人は敵なので割と容赦なくぶっ殺す。しかし、鉄砲で撃つというよりは、銃床で殴る。あとトラに襲わせる。

それから、インド人は確かにいつも思うけど、人力がなんかすごい。人の力で有刺鉄線なんか、ぶっ倒してしまうのだ!

得意のスローモーション!!!

スローモーションで飛ぶスコットに大爆笑!!!!!

「正しいことがしたければ、偉くなれ」

踊る大捜査線の名台詞だ。私は管理職昇進があるたびにこれを思い出す。(転職のしすぎなので管理職になっては辞め、を繰り返してしまうがw)

ラーマは村との約束のために、警官として昇進していく。そのためであれば、一度は友人を裏切ったりするのだ。

だが!それがラーマのドラマであり、感動を呼ぶ設定なのだ。

もし!ラーマがバーフバリの兄貴みたいに、最初から最後までサイコパスってたら、こんなに感動はしなかったかもしれない。※バーフバリは別の意味でなぜか感動するんだけど、それは多分、 カッタッパのせい♡

LOAD! AIM! SHOOT!!  

ラーマは幼い頃、スナイパーの才能が発露した。それはもうすごい精度で彼は劇中でもあらゆる敵を銃殺もしくは、弓矢で射る。特に監獄から長髪で出てきたあとのラーマの上半身裸の弓矢をつがえる一連のシーンは恐ろしく美しく、もう神にしか見えない。

そう、この物語はふたりの神の話だ。

ひとりは火をつかさどる才能豊かな射撃の名人。

もうひとりは水をつかさどる、心優しき剛腕の持ち主。


この映画を観たあとに得られるもの

それは謎の自信。そうだ、鞭打たれても、鎖につながれて食事が出なくても、俺は絶対にここを脱出して目的を果たす!!!!

友人に理解されなくとも、彼のために生きる!そして愛するものたちのために!!!

神とはなにか。それはもう私の中では数年前からこたえがでている。

神は、あなたが信じる、あなたの価値である!!!!!!!

2022年10月16日日曜日

「マスク・オブ・ゾロ」におけるヒーロー像

マスク・オブ・ゾロはバットマンの原作にもなったとか言われている、古い小説「怪傑ゾロ」をもとにした映画である。昔TV放映されてて見たような覚えがあるんだけど、今回ちゃんと見直してみた。

ゾロはお貴族様なんだけど、黒い覆面をかぶって(といってもはちまきみたいなやつ)民衆を助ける、バットマンと同じく「自主的なヒーロー」である。

映画の冒頭で、初代ゾロ(アンソニー・ホプキンス)は正体を見破られ、自宅に押し入ったラファエロっていう、政府の偉い人に逮捕され、嫁が殺され、乳飲み子の娘はさらわれてしまう。

このあと、本編の主人公のアレハンドロ(アントニオ・バンデラス)が出てきて、 兄を殺されたと嘆いていたところ、昔ゾロからもらったメダルを初代ゾロに見つけられる。(ゾロはアンソニーホプキンスらしい奇策で脱獄してきたのだ)

これがきっかけで、ゾロに多大なあこがれをいだいていたアレハンドロは2代めとして修業を受けるのであった。

これだけだったら、単なるエンタメアクション映画だと思うし、ちゃんと見てないとそれだけしか感じとれないかもしれないけど、アクション映画として非常に完成度が高いのであまり気にならないかもしれない。つまりなんとなく見てても面白いのは面白いのだ。

だけどこの映画が、ただのヒーロー映画として終わらなく、映画を観る目が肥えてる人も唸らせる理由はこの初代ゾロの悲しみにある。

ゾロはかつて、自主的に民衆を救い、たたえられていた。本物のヒーローだった。

しかし、傍若無人に逮捕され、20年も投獄されていた。嫁は殺されているし、娘はなんとラファエロの娘にされてしまっていたのだ。

20年。

ちょうどザ・バットマンのブルースが両親を殺されてからの月日と同じ経過時間だ。

映画の途中、やる気満々で若いアレハンドロが、初代ゾロから言われる冷水のような言葉がある。

「私は民衆のために戦ったが、その見返りとして、妻を失い、娘は奪われ、そして人生も失った」

ヒーローをやっても失うものばかりだったことをアレハンドロに告げる。このシーンは結構刺さった。とても怖いことだと思った。ヒーローの本質はここなのだ。

ゾロも貴族だったし、お金に余裕があったからこそ、覆面ヒーローができたんだと思う。だけどバットマンもそうだけど、別に見返りなんかないのだ。自己満足なのだ。政治を邪魔したら、テロリストとして逮捕されても文句は言えないかもしれない。ザ・バットマンでもなんども警察に怒られている。本当は、「邪魔」な存在なのである。

これがヒーローの本質なのだ。

逆に考えてみたらどうだろう。

ではなぜヒーローものがもてはやされるのか。

それはおそらく、「警察への不満」「政府への不満」がそうさせるのであろう。

本来のヒーローは、警察、消防士、レスキュー隊、自衛隊、政治家であり、その下にいる民衆だって、それぞれがヒーローになれる。

だけど、普通の人間はあまりにも無力だし、お金にも弱いから、アベンジャーズみたいに、なんかすごい能力をもったヒーローになれたらいいなあなんて思うのかもしれない。

それでいうと、ゾロやバットマンなんかは特に能力をもっていない。持っているのはお金だけだ。つまり余裕があるということ。だけど、現代社会だったらちゃんと寄付するなり、社会に役に立つようにお金をまわせばいいだけの話なのだ。今年のバットマンではそれが割と生々しく描かれていた。

そんな現実的な話は聞きたくないし見たくもないよ。と言う人は、若くてかっこいい新しいヒーローアレハンドロに釘付けになればいいし(貴族に扮するバンデラスのイケメンっぷりはハンパない)、現実がうまくいかないことを知っている人は、初代ゾロのアンソニー・ホプキンスの哀愁漂う素晴らしい芝居に酔いしれればよい。

つまりこの映画のすごいところは、主人公2人のどちらから見ても楽しめるところだ。また、キャサリン・ゼタ・ジョーンズの情熱的な恋や、女性としてどうあるべきか、みたいな視点から楽しむこともできる。

悪役は単純にサイコパスなところがあって、あまり納得はいかないのだが、上記3人のキャラクターだけでもお腹いっぱいで、楽しい映画だ。

 

2022年10月11日火曜日

10 クローバーフィールド・レーン

クローバーフィールドHAKAISHAがアマプラに来たわよ!この名作パニック映画を観たことがないなんてどうかしているから、なるべく早めに鑑賞なさいな。ちょっと疲れる映画だから退屈しているときに観るとグッドよ。

続編だという本作なんだけど、なんでみんなが怒っているかというと、続編に思えないから、らしいんだけど

いや、これはこれでいいんじゃないかしら?

マット・リーヴスがつくったらもっとシャープになったかもしれないけどね。

確かにテーマはブレてるように感じるんだけど、この作品の面白いところは、

「はたしておっさんの言ってることは本当なのか?」

なのよ。もうそれだけなの。脱出するかどうかは二の次。

おっさんが言っている「外の空気は汚染されている」「攻撃を受けている」これがどこまで本当なのか、主人公には確かめるすべがほぼない。だから、わずかな情報から、本当かどうか考えて、脱出プランを練る。

しかし、このおっさん、明らかにおかしい。

途中で主人公のヒロインのことを「女の子」と呼ぶシーンがあるのだが、あきらかにヒロインが嫌そうな顔をする。

アメリカにおいて、成人女性を「女の子」と呼ぶのはちょっと病気と捉えられるから。

日本では、奇跡のアラフィフでもかわいければ女子、なんて呼んだりするけど、それは、日本では小児愛者が多すぎて、HENTAIがまかり通っているから。アニメが原因なんだろうけど。童顔に成人女性の身体をくっつけたりする。

でも上記はアメリカだと「精神病」とみなされる。危険人物なのだ。そう、このおっさん、だんだんやばくなってくる。超危険な液体を保持していたり、大きな嘘をついていたり。

だからこの作品はブレているのではなく、2軸で構成されている。

ひとつはやばいおっさんから逃げなきゃということ。

そしてもう1軸は、本当に外は攻撃を受けていて空気は汚染されているのか?ということ。

このふたつは違うようでリンクしている。

おっさんがやばいだけでも映画としては成り立つのだが、途中で本物かどうかわからないが、「ガス攻撃を受けた」という女性が窓にはりつくのだけど、これがヒロインに恐怖を与える。ヒロインはおっさんが嘘をついていると思っていたけど、この女性の登場で半分は本当らしいと思い始める。だけど、おっさんからは逃げたい。

ただひたすらその葛藤なんだけど、ミステリー色が強くてよかった。見ているほうも葛藤してしまう。

本家クローバーフィールドは、すでに攻撃が開始されており、バケモノの姿もちらちら見えるので、怒涛のパニック映画となっている。一見単純だが謎の面白さがある。

だから、今回は謎解きっぽく仕上げたのだろう。

 

特に面白いのは最後の10~15分くらい。ネタバレになるけどヒロインは脱出をきめる。ここまでもかなり大変だったので大変面白かった。さて、脱出した先にあったものはー?!!!!

またこれが面白いんですって。

個人的には、さっさと脱出したほうがよかったと思ったけどね。

「ゲット・アウト」も出ていくのが遅かったじゃないですか。だから、実をいうとラストバトルはちょっとしつこいな!と思ったんだけど、今回のクローバーフィールドはちょっと笑ってしまった。普通に「続くんかい!」って面白かった。だからこそラストバトルはもうちょっと長めにやって欲しかったかな。おまけに感じた。

エンディングは賛否あると思うが

ヒロインの決断って、 

「私は戦える女になった。だから人を助けに行く」

なんですよね。それがすっごくかっこいいなと思って気に入りました。

2022年10月8日土曜日

ロードオブザリング 二つの塔 IMAXリマスター版

本音を言えば一作目が最高。あの時の感動は忘れてない。

だけど今回のIMAX上映、期間がかなり短いようでショックだ。1作目は見逃した。そもそも、台風がクリーンヒットして映画館が閉まっていたのである…。

二つの塔はちょっとなかだるみしていて、3作目の方が個人的には好きかなあ。

1,3、2の順で好きかと思います。

今回不思議なことに、映像の良しあしよりも、LOTRに託された哲学のほうになぜか感動していました。

例えばセオデンが悪い部下にコントロールされて大事なものが見えなくなっていて、そこにガンダルフが来て気合の魔法で(笑)開眼させ邪気をはらうシーンがありますよね。あれは前に見たときもとても好きでしたが、映画館で観るととてもよく演出が設計されているなと感じました。

誰かにささやかれた悪意(SNSなどもそうですが)を手放して、自分の意志を取り戻すというコンセプト。基本的には「自我が自由であるか?」を主題にしていると思うのです。娘のエオウィンも「檻に入れられるのが一番怖い。戦うことも死ぬことも怖くはない」と言っています。

しかしなんでだろうか、大画面だからか、ガンダルフが「老人から杖を取り上げるんかい…」とぼやいたあとほんのわずかな隙にアラゴルンにウインクして、アラゴルンがニヤ…と笑うのですがその一連のシーンにキュン死しそうになりました、かわいいよガンダルフ。

年取って思ったこと(今までとの違い)

英語意外と簡単だから字幕いらんな。

アラゴルンは今も昔もやはり美しい。汚い格好しているのになぜなんだ。ヘアメイクとか完璧だ。とにかくクーーーール。

レゴラスは今見るとめちゃくちゃ子供っぽいww少年エルフか。

ガンダルフは安定していた。それにしてもこの人はもう人間じゃないですね。

アンディサーキスがゴラムの声を機械を使わずにやっているのが今でも信じられない(たま~に地声が混ざってるのがまたいい。人間から堕ちた設定だから)。

 

IMAXリマスターの謎

リマスターがきちんとされているシーンとされていないシーンがあり、明らかに手作り感があったのだが、あれの差異はどっから原因が来ているのだろうか。

合成やCGがどうしても劣化する感じがあった。ホビットの身長差を合成でごまかす場合の合成感。また、ゴラムのCGはやはり2022年現在のCGに比べるとかなり劣る。劣るといってもキャラ造形がすごいので納得いってしまうけど。

ただ、モブキャラCG群像は意外と今見ても違和感ないんだけど、「普通、なにか突進してきたら逃げるだろ」というロジックがおかしいところはあったw

ナズグルや、オークの表現はあまり違和感がない。悪い生き物をつくるのが上手いよね…

キャラクターのアップは綺麗にリマスターされている。

特にアラゴルンやレゴラスのようなイケメンキャラはとてつもなく美しいので、初見だったら今見ても惚れちまうと思う。(LOTRは女性キャラがいまいちなのが難点)ケイト・ブランシェットが若すぎてピカピカしていた。でも不思議だよね。ガンダルフはおじいちゃんでもやっぱり素敵。

背景がなぜか、劣化感がすごい。この辺の理由はちょっとわからなかった。もともと解像度が足りないのかな。

アクションシーンなんだけど、たまに安っぽいアクション映画にある、残像出まくりでごまかすシーン」が結構多めなんだなと改めて思った。

総じていうと、「IMAXだとアラが見えるから通常上映がよかった」と思った。

2022年10月2日日曜日

MBTIの結果がINTJについて語る件

最近 小田切ヒロさんの美容動画にハマっているんだけど、理由としては、美容動画ってのはポジティブな内容しかないということがひとつ。また、メイクアップのコンセプトがしっかりしており、男性ならではの理論が展開される。

化粧品が安くても、ブラシが安くても、極論ブラシがなくても、彼は「技術と知識があればメイクはうまくなる」と言い切る。これはネガティブ思考に陥りがちな私にはとても素晴らしい哲学であり、私は、理論や理性はこの嵐のように没落していく日本という国家に生きる上で、非常に大事な価値観だと考える。

さて先日小田切さんがMBTI診断をやったら、あまりにもあたりすぎててびっくりしている動画を見て、久々に思い出した。

私はMBTIがINTJであった。

これは建築家っていう名前がついているんだけど、こないだ酔っ払ってるときに診断してもやはりINTJであった。

INTJの性格はざっくばらんにいうとこんな感じ。

内向的!

ひとり大好き!

本や知識が好き!

理屈っぽい!

なんなら冷血漢に見られがち!

計画するのが好き!

ともだちいない!

有名人だとイーロン・マスク、ビル・ゲイツ、クリストファー・ノーランなど。

強烈なメンツである。優秀な起業家が多い。 

それからなぜかフィクションのキャラクターを分類したがる人が多いんだけど(それは意味があるの?とINTJは訊きたい)

この中に必ず「ブルース・ウェイン」が入っているww

そうか…道理でなんか似てるなと思ったよ……

INTJは女性では非常に少ないと言われている。道理で男性が、寄ってくるけど近寄ると「こわ!」という顔をして逃げていく。でもまた来る。みたいな。

恋愛の仕方は一生わからないんじゃないかなと思うこともある。

ブルースはモテるというキャラ設定があるけど、レゴバットマンを見てたら本当に自分が気に入った女性には全然好かれない(笑)というパターンがありそうな気がした。それはINTJの悪い癖で、少々傲慢なところがあるゆえ、女性から見ると「めんどくせえ…」ってなるから。だけど、INTJは理想が高いし洞察力が高いから、一番いけてる女性を選んじゃうんだよね。

私は幸い女性に生まれたため、これが男性だったらさぞかしめんどうなことになっていたかもしれないと思う。 

INTJはブルース見てるとわかるとおもうけど、「偉い人」に果敢に立ち向かってしまう。立場は平等だと思っているし、権力者を信じていないから。私ひとりだけが「なぜ社長の言うことをきかないといけないんですか?」と天然で質問してたことがあって、100%スルーされたことがあるw

トランプ元大統領がセクハラしてきたらおそらく遠慮なく殴ると思うし。

しかも目標達成型志向なので、まっすぐに立ち向かえない場合はスパイ好きな自分の知っている知識を総動員してありとあらゆる方向から復讐したりするw 

INTJを怒らせるとかなりめんどうなのは事実だ。

INTJは生きづらいか?

生きづらいと思います。だってブルース・ウエインなんですよ。ぼっちだし、プライド高いし、少々傲慢だし、陰キャだし。飲み会でひとりだけぼんやり黙ってうつむいていることが、若い時はみじめな気分にもなったんだけど、最近は「どうやってこれ抜けようかな」と考えるようになったw(お手洗いに立つと勝手に席替えが行われる法則を最近知った)

この年になってわかった。別にいらない友達は、いらんのですよ。やっぱり。

ひとりのほうが効率がいいし、ひとりでやってればハラスメント問題を考えずに済むし、わけのわからん人がからんでくることもない。

ただ、問題は「それでもお金が稼げるかどうか」なのだ。

名だたる起業家が名前を連ねるINTJのメンツだが、

私にそのような気力や能力がどこまであるだろうか。どちらかというと、「気力」が足りない。なにか嫌なことがあるとすぐに世間に絶望してしまう。

なので、中途半端なINTJをやってるのはほんとによくないなと思う。

INTJがおそらく素晴らしいと思われるところ

偏見がないという特徴がある。私は多少偏見があるが、それは自分に対して危害を加えた人たちのことを責めているのであって、本来は男性と女性は同等に扱われるべきだとずっと思っていた。

アメリカにいた経験から、黒人差別を考えたことは基本的にない。むしろ黒人のもつ体力と底抜けの明るさとたくましさにいつもあこがれている。アメリカの経験で「白人より有色人種のほうが優しい」「日本人より中国人のほうが合理的」などの観察力が身に着いた。

また、性差別問題でいえば私はいわゆるオカマさんが大好きだし、女性の文化を取り入れる男性が非常に好み。体育会系の男性は全滅です。

INTJが偏見がない理由は理屈っぽいからというところもある。だから「社長も同じ人間やんけ」とか言い出す。ただし、社長がすごく尊敬できる人の場合はまったく異なる対応をする。真実の探求者であり、その人の地位ではなく、能力をがっつり見抜くタイプ。

だから私はチャレンジングな部下だと言われてきた。本当に正しいと思えば、相手がセクハラ野郎でも不倫してても、仕事においては一切差別はしない。ただ、飲みにいこうと言われたらありとあらゆる手段でお断りしますw 

INTJが大成功する人とただ嫌われるだけのぼっちにわかれてしまう理由

とにかく社交性がない。これに尽きる。でも頑固に自分を守り続けていて、実はちょっとしたことでも傷ついて「やっぱり人間なんか信用できひんわ!」と思うのがINTJである。内気なので、よくわからないいじられ方をすると「攻撃された」と判断してしまうのだ。

私が今までのキャリアで絶対的に必要だと思っていたのが、新選組でいうところの「近藤さん」の存在。たとえば私が土方みたいな立場であって、私を信頼して内気なINTJの発言をちゃんと聞いてくれる人の存在である。でもこれがとにかく「めんどう」なので、転職活動はいつも難航する。

だが、INTJは起業家にも向いているので、どこにいってもなじまないと泣いているくらいだったら、やっぱり自分の会社を興そうと思いますw

INTJにしては腑抜けで燃え尽きがちなのが問題やんな…