2021年7月27日火曜日

★犬鳴村★恐怖回避ばーじょん★

ホラー映画がこわくて見れない!(´・ω・`)そんな人のために用意された「怖いところに来ると謎の演出やヒントを出してくれる恐怖回避ばーじょん」。

アマプラに出てきたよ、と聞いて観てみました! 

冒頭が一番もりもりでした。

もはや何が起きているのかいまいちわかりませんwww

しばらくすると、冒頭の恐怖導入が終わり、静かな説明などのシーンになっていくのですが、その後もなにかと登場人物は犬鳴トンネルに行ってしまいます。

そして恐怖シーンになるとおもむろにスライドインしてくる

DJ INUNAKI。

皿をまわしてくれます♪

大爆笑。

幽霊がおっかけてくる時は、徒競走の音楽が流れます。

2割くらいが下ネタだったのが非常に残念なところですが、

個人的にはDJ INUNAKIで毎回笑ってしまって、

あと、突然すごくまともなツッコミ「霊って車で逃げ切れるんだ…」とか出てくるとふいを突かれて笑ってしまいました。

話としては非常に悲しい話ではあるのですが、ちょっとこうなんていうのかな~ミステリーが足りないっていうのか。

リングとか、ブレアウイッチって、ミステリー具合がすごくよかったなあ~と。どうしてビデオ見たら死んでしまうのかとか。ブレアウイッチはそもそも何に追っかけられてるのかわからないのがよかったし。

幽霊出てくるのはいいけど、露骨だとあんまり怖くないんですよね。

悲しい話であれば、もっと盛り上げられたのではないかな~と思いましたが

話自体には興味が持てました。

謎の赤子がどこへつながるのか~とか。

ただ、人間が突然犬っぽくなるのの意味がわからなくて、考察とか調べたんですけど、あんまり、関係なかったみたいです。狂犬病かと思ったんだがなあ。

その辺も詰めがいまいちですよね。

2021年7月23日金曜日

「スキャンダル」すごくよかったです!

 突然ですが、今山口県宇部市にいます!

シンエヴァのラストで突然出てくる駅ですね。


べ、別に聖地巡礼とかじゃないんだからねっ!!
本当は奄美に行く予定だったのよ!
連休直前になって、台風がクリーンヒットしたから、飛行機が欠航して、仕方なく山口県に行き先を変えたの。
しかも下関に泊まるつもりだった。
でも気に入った宿がなく、なぜか宇部新川駅ばかりがヒット…。
せっかくなので、来てみました。

今のところ特にエヴァっぽいものは見かけません笑

さて、前置きは長くなりましたが、ホテルにVOD一泊無料がついてきましたので、「スキャンダル」を観てみました!

これは、コロナ禍に入るとき、1917を観た後これも見たいなとは思っていたんだけど、コロナなんやらでお預けになっていた映画。
でももっと早く観るべきだったと思います。
とてもいい映画でした、スカッとするし、途中の過程でも

シャーリーズセロンのあまりの美しさとかっこよさに痺れまくるので

映画館で観るべきでした…。

3人の女優、3人とも大好きなので、軽く感想を書いていこうと思います。

まずはニコール・キッドマン


私は世代的にもニコール・キッドマン全盛期を体験してきましたので、今でも大変好きな女優さんです。一見肉食でガツガツしてそうですが、意外と可憐な役も多いのです。
今回の見どころは女性の権利を訴えるために、すっぴんで登場するシーンです。
しかし老いてもニコール・キッドマンですからね。やっぱり、顔の造形が美しいのですっぴんでも綺麗だなあと思ってました。
まずは彼女が、特攻隊としてセクハラ問題を訴え、活路を開いていきます。

マーゴット・ロビー


マーゴットロビーも言わずもがなこのブログで散々言っている通りお気に入りの女優さんの一人。
気が強そうな外見ですが、意外と心に弱さや脆さを抱えた役が多いですね。
彼女は表情豊かな芝居が見どころだと思います。
セクハラされて戸惑い、怯え、緊張する芝居は大変リアルでした。
セクハラされても出世するぞ!というときはものすごいメイクが濃くなって、それこそハーレイクインみたいな鬼のような形相になっていき、スカートも短くなっていきます。
でも最後らへんで自分自身を取り戻すときは、いきなりボーダーのカットソーとパンツルックに戻っています。強烈な目まぐるしい変化を楽しめると思います。

女帝:シャーリーズ・セロン


この映画の中では一番活躍しており、旦那と子供がいてバリキャリのパワフル美女!みんなの憧れの的。
まあ今回も美しさが半端ない…。
彼女のためにブルーレイ買おうかと思うくらいには美しかったです。今回は坊主でも黒髪でもなく、ふわふわの金髪ですがそれも似合っていて。
デザインの効いたオシャレなワンピースを何着も着こなし、こんなに美しいキャスターなんかいたらニュースの内容も入ってこないよwっていうレベル。

最初はあまりにも化粧が濃くて誰だかわからなかったのですが、彼女喋り方は変えないので、このドスの効いた声は…シャーリーズ・セロン様…wwと、少し遅れて気づきました。
しかもあの低めの声でズバズバ、トランプ大統領候補に切り込んでいきます。
とにかく毒舌がすごくて痛快でした。しかもテンションを上げるというよりは、ずっとクールなままで…。
トランプの反撃に対して「フフフッ」って鼻で笑う声が怖くてですね〜w
すごくいいですね!!!!


話の大筋は、権力者が権力を利用して、このような金髪の美女(ロジャーは私利私欲でセクハラを行うので、好みのタイプは常に同じ)ばかりをセクハラして、その代わり出世させてやってたという話。

セクハラは私も何度でも遭遇しています、幼い頃はスカート捲られるとか、太もも触られる程度でしたが、社会人になると、今度は下ネタを浴びせてくるとか、謎に付き纏われるとかが多かったです。とにかくキモいのですが、一言だけ、言わせてもらうと、

女性が嫌がるような性的発言や提案を行うことで、得をするのはその男性だけです。しかも一時的なもの。

この映画のように、いずれバレて左遷させられることもあるでしょうし、
周りのまともな男性からしてもはた迷惑ですよね。
仮にですけど、独身の女性が複数の男性から好かれていたとして、
誰かが、彼女に下ネタ吹っかけたり、いやらしい目で眺めて追っかけ回していたとしましょう。その子が「この会社の男性は危ないからダメだ」と判断して男性とのコミュニケーションを遮断したり、避けたり、飲み会に一切来なくなったりしたら?
彼女のことをいいなと思っていた男性全員が振られるということになりますよねー。
何にもいいことがないのです。公害なんですよね。

スキャンダルでは、最高権力者がいい思いをしていましたが、これだって、狙われている女性の本命男性との間に亀裂が生じることもあるでしょう。権力に弱い男性は非常に多いものです。なかなか、助けてはくれません。

もし女性が優しくなかったり、すごく怖い顔をしていたり、笑ってくれなくなったとか、やたら避けられるとしたら、
誰かにセクハラされてるのかもしれません。
セクハラが横行すれば、少子化も否めないでしょう。

本当にセクハラはろくなことがないです。もしその女を力尽くで手に入れたとしても、愛されることはないでしょう。待っているのは、地獄だけ。

この映画を観て男性がどう思うかは、その男性の生きてきた世界によるのかなと思いますが、私は決してセクハラには屈しないと決意を新たにし、シャーリーズ・セロンみたいになりたい!と思いました。

2021年7月22日木曜日

「推しの王子様」というドラマを最近観ています!

まだ二話目ですが!

推しにそっくりの男性が空から降ってくる!という実に少女漫画的な都合のいい導入。

しかし女の子が降ってきたら受け止めるべきだと思うが、ヒロイン、彼を受け止めなかったww

本当に推しだったら…腕が折れようと受け止めたいと思いますが…

しかしそこは現実。そいつは外見が推しにそっくりなだけで、中身はポンコツ男子でした。

おそらく家庭の事情で、お金も家もなく、日雇いバイトの毎日。

そして面白いのが、実はヒロインは乙女ゲームの開発をしている小さな会社の社長なのです。

そして自分のつくったゲームのキャラクターにぞっこん。自分の好みをキャラクター化したのでしょう。もともとこのドラマを観ようと思ったきっかけは意外と彼女の好みが渋いっていうか、黒髪アシンメトリーの長髪だったこともあり。

推しにそっくりという「航」は確かにすごく綺麗な顔をしていて、黒髪長髪も似合っています。特にボロボロの状態からブランドもののスーツに着替え、美容室で髪の毛を整えてもらうと、どこか影のあるイケメンが完成。下手すると二次元より綺麗かもしれません。 

あと最近ふわふわした女性っぽいイケメンが流行ってるのかなちょっとつまんないなと思っていたので、ややワイルドな男くさいキャラがいいなあと思いました。

しかし中身は相当のポンコツ。

義務教育は卒業してるはずなんだが、字が汚いし敬語使えないし、英語はもちろん読めない。すごいギャップです。

ここからは女性によって受け止め方が異なると思いますが、私の推しは大体外見は、二次元だから美しいパターンは多いですが、中身は大体変人か「なんかおかしいよ……」みたいなキャラが大変多いです。それかすごいコミュ障とか。

なので外見すごいイケメンなのにポンコツなのはむしろちょっと美味しいくらいにいただいております。むしろかわいいレベル。

このキャラクター「航」が、もしヒロインを利用してヒモになろうとしたり、自分の外見を利用して女ちょろまかして渡り歩いてるとかだったら、女性の視聴者はがっかりですよねw

でも航くんは、ヒロインの仕事に対する熱意に共感し、尊敬の念を抱き、一緒に働くと言い出します。最初は手のつけようがないポンコツでしたが少しずつ、学習し始めています。

素直でよろしい!!!

まあこの辺は少女漫画のご都合展開だな~とは思いますね。

今後、どう展開するかはさっぱりわかりませんが、割と、テンション的にはのほほんとしたノリだと思います。今のところ。あんな小さな会社だったらもっとハードワークだと思うのに、みんな友達みたいに楽しそうに仕事しやがって、弊社とだいぶ違う気が。

現実だと……きちんとした男性に育てて愛したとしても、卒業してっちゃうんだろうなとは思うのですが……トホホ…どうしても現実が頭をよぎるw


でも私の歴代推しは、たぶん育てたあとも離れていかない気がします。なぜならそういう子を選ぶからww

2021年7月18日日曜日

リーアムがニーソンの「ファイナル・プラン」観てきました

リーアム・ニーソンは新しい映画が出たらなるべく観るようにしています。

癒し効果が絶大なため、男性に対する不信感が大幅に減少するのです…(笑)

前回、ファイティングダディ怒りの除雪車だった、スノーロワイヤルでは多数の人間が死ぬものの、今回はリーアム、基本的に人を殺しません。

そこがすげーなって素直に感心しました。

 

リーアム・ニーソンは、脚本を読んでから出演を決めると言っていたことがあります。 

今回の脚本はとてもよかったんじゃないでしょうか。まあ唯一謎だったのは、主人公がなぜ銀行強盗を始めたかの理由なんですけど、説明されても「お、おお…ん???」っていう謎めいた感じの理由でした。まあ、トムってキャラが天然変人なんだなあっていう理解です。それも含めて、リーアム特有の純粋さとどこか欠陥のある良い人、というキャラが出ていました。

リーアムは今回は除雪車の時ほど怖くはなくて、攻撃性は低めで、始終どこかかわいいところがありました。もともとかわいいおじさんなんですが、1年前にできた大好きな恋人の女性への一途な思いを貫く芝居がとてもかわいいです。

リーアムの演技はとても細かくて、自首する時の緊張感、誠実さを証明する時の無垢さ、だんだん怒りがつのってきて例の「怒りのリーアム顔」(かなり特徴的)、細かい策略を巡らす時のクールな顔、恋人に対する優しさとお茶目な顔など、今回も多数の表情を見せてくれました。

脇役はちょっといまいちな感じではあるものの、キャラクターのバランスはよくて、本物の悪はひとりしかいなくて、あとはそれぞれの正義や哀しみを持つように描かれていてよかったです。あとちょっと複雑なストーリーにはなってるので、みんながそれぞれどういう風に動くだろうか?と想像したり追っていくのが面白いストーリーでした。

オチも多少は読めるものの、ニクイ演出だったりして、結果的には満足度高いと思います。


それにしてもこの映画に出てくる女性たちの天使っぷりはすごいですよね。

旦那を悪の道から救ったり、強盗を改心させたり。

私もそんなイイ女になりたいと思います!


2021年7月17日土曜日

ブラックなウイドウ観てきました

実はエンドゲームを観ていません。

エンドゲーム観てないと各所で「ああ、この人はこうなるのか…」ってネタバレされちゃうんだけど、正直アベンジャーズのファンとかではないので、全然気にしてないので、また今度エンドゲーム観ますね★

スカヨハが見たかっただけなんですけど、実はブラックウイドウ自体もよく知らなかったので、ざっくりウイキペディアを読んでいきました(笑)しかしあまりの長文だったしあんまり、必要はなかったかもしれません……。

しかしKGB出身は、熱い。


映画自体は、ちょっとパンチが無さ過ぎてゆるいアクション映画って感じでした。

スカヨハとフローレンス・ピューが目的なら全然いけると思います。ただこのふたりに興味がないとまったくもって面白くない可能性がありますw


ナターシャ(スカーレット・ヨハンソン)について

相変わらず抜群のスタイルですね、ポスターなどでわざわざ全身を見せるのはスカヨハならではの売り方だと思います!でもやっぱり金髪がいいです!最後金髪を見せてくれるのですがやっぱり似合ってました。

でもスカヨハはやっぱりLUCYが一番好きで、あの時は青い髪のかつらとかも似合ってました。

ナターシャのいいところは、強さや美しさをさらに凌駕しているあの「優しさ」じゃないですかね……。

優しいな!と思いました。

イイ女の必須条件は色々ありますが、最後の仕上げは「愛」だなと感じます。

 

エレーナ(フローレンス・ピュー)について

若草物語ですっかり気に入ってしまった女芸人プロレスラー風のフローレンスさんですが今回も惜しみなく太い首と太い二の腕をさらけだし、自由きままにギャグなシーンも演じ切っておりました。あと拗ねるシーンは完全にエイミーでした、彼女、本当に末っ子妹キャラだと思いますwかわいいんですけど、なんか笑っちゃうんですよね……

お姉ちゃんがスカヨハとかナイスコンビすぎて面白かったです。ナターシャはあんまりギャグは言わないんだけど、ちょっとだけノッてくれる時があって楽しい。 


男性に支配される女性の解放という主題

非常にわかりやすい主題ですが、もうだいぶ飽きてきてる感はやっぱり、ありますね…しかもなぜ、その男が若い女の子ばっか拾ってくるのかも謎だったし。単純に気持ち悪いなとは思いますが。

一昔前のチャーリーズエンジェルは、ボスは男だったけど支配されている感はなくて、エンジェルはそれぞれ彼氏がいて、「良い男と悪い男」を分別してるって感じがして、そっちのほうがナチュラルだったかなと思います。

たとえばドラゴン・タトゥーの女でも、リスベットはすべての男が嫌いなわけではなく、ミカエルは気に入って許してたりしましたもんね。

まあちょっとこの辺のテーマは浅いなという感じですね。そしてスカヨハが彼を殴っても、それほどスカッとはしなかったけど、女性側の洗脳が解けるのはスカッとするかなとは思いました。

私は正直、あんまり男性に支配されたことがないからかもしれません。基本的に上司にも対等に文句を言うので。なんならちょっと上から目線なので…

よく母が父に抵抗できなかったり、父の悪事(犯罪ではないですが…)に乗っかったりしてるの見てましたけど、なんでそうなってんのかよくわからなかったですw


偽りの家族という主題

こっちのほうが今回は大きかったかな?

最初は偽りの家族に騙されて生きていたと憤慨しているナターシャですが、実はそこには深い愛があった、と気づいていく…。

血のつながりって本当に大事なんでしょうかね。

幼い頃は血のつながりはとても大事で、血族だけが私を守ってくれると思っていました。でもそれはそれで、正しかったのだと思います。

ただ、成長するにつれて、私は10代からもう既に親にも不信感を持っていたし、精神的に自立していくのは早かったんだなと思います。

衝撃のエピソードが、4歳くらいの頃の記憶であります。もっとも古い記憶のひとつなのですが。

子供に習い事をさせたい親はたくさんいると思います。私の母親はピアノに未練があり(彼女は確かに上手いのですが)、生まれた娘はすべてヤマハ音楽教室に通わされました。

しかし、社交性ゼロの私には地獄で、今でも教室の入り口のモザイクを恐怖の目で見つめていた感情を覚えています。

ある日、突然「他人のお母さんの横でオルガンを弾く」というわけのわからない企画がなされました。

しかし、今でも鮮明に覚えていますが、私がおそるおそる座った席の「他人のお母さん」が、とても優しい声で、「上手ねぇ」って言ってくれたんですよね。

私の母はものすごいピアノに厳しくて、上手いなんて一度も言ってくれたことがありませんでした。なので、「他人の母は優しい」とその時安堵したのをよく覚えています。

血のつながりがあればそこに愛があるのか?というと、私の実体験をもとにして言えば正直「その人間による」と思います。

ナターシャは最初「騙されていた」ことに怒っていますが、エレーナは「あれが私のすべてだもん」と別の意味で怒ります。

実の親のほうが毒親、なんてのも普通にあることだと思います。

主題として説得力はあまりないものの、血がつながってなくたっていいよな。と思えるのはいいことですね。

だって、世界は広いもの。

自分の実親が気に入らなくたって、「そんなのはあるある」でいいんじゃないですかね。



2021年7月14日水曜日

バトルフィールド5始めました

 久々のバトルフィールド。

最後にやったのはアラビアのロレンスと戦う謎のストーリィでした。

(でもアラビアのロレンスにはあまり興味ない)

今回、初めての北欧が舞台。ノルウェーです。

舞台をちゃんと変えてくるところは、企業努力を感じます!

しかも主人公の女の子とても可愛いし根性ある。

コールオブデューティの方が確かにハイクオリティですが、最近データが重すぎてですね。

ちょっとありえないくらい容量食うんです。インストールもアホみたいに時間かかるし。

それに比べると、バトルフィールドの軽さ、そして軽い割にとても綺麗なグラフィック。フロストバイト。この辺の企業努力はCODも見習った方が良いのでは…。

プレイグテイルも面白かったし、あんまりブランドで買わなくてもいい気がしてきた。


ゲームデータの重さって、ともすると、奢りなのかもしれない。


結局、スマホゲームも重いと大変ですもんね。ユーザーが離れる。私の仕事でも、データの重さは取り沙汰されます。任天堂が儲かる理由のヒントもそこかもしれない。平面絵でも面白い逆転裁判や、絵が動かなくても面白いサウンドノベル…

まあ、私は幸いPSに対してこだわりないんですが、

任天堂はほら、リア充のゲーム機だから、、げふうっ!!!

2021年7月11日日曜日

ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語 を観て

若草物語は、子供の頃ハウス食品の世界名作劇場のアニメで観ていたので、内容はぼんやり覚えていたんだけど、結末はまったく覚えてない。

あんまり、映画としては好きではないんだけど、女性から見ればちょっとした「結婚とはなにか・・」という重い命題との葛藤の話かもしれないし、男性からみたら「かわいい女の子いっぱいいるー!」って感じかもしれない。

とにかくかしましい。

うちも三姉妹だからわかるけど。

キャストに関しては、エイミーが大変好きで、数秒でミッドサマーの女の子だとわかりました。彼女の芝居ってすっごいオーバーリアクションで面白いけど、

お笑い芸人向いてると思うんですよね。

「ミッドサマー」はそもそも割とオーバーリアクションじゃないと伝わらない場面とかも多いしそういう作品だと思うんだけど、その点でフローレンス・ピューはぴったりだと思いました。

しかし、彼女なんていうかすごく強そう。肝っ玉母さん系っていうか、女子プロレスもいけそうな顔してるな~と思いました。


以降、ちょっとネタバレの罵詈雑言を書こうと思いますので、この作品が純粋に好きな方は見ないでくださいw





まあローリーが気持ち悪かった!!!


美男子なのはわかるけど、なんていうか常にふらふらしていてなんとも言えない「ダメンズ感」を醸し出していた。

彼はその辺にいる女ならだれでもいいのかわからないけど、エイミーとジョーを天秤にかける。しかもかなりわかりやすくだ。

エイミーに告白して断られ(しかもいうまえから「言うな」と気づかれる始末)、その後ジョーに「一生君しか愛せない」とか言っておいて、断られたので、あっさりエイミーに乗り換える。

ぜんぜんわからん。

なにを考えているのかw

「男の子怖いわ!」っていうセリフあったけどその通りやなw

ジョーは真剣に愛とは、結婚とは何か考えている真面目な子なので、あのダメンズにひっかからなくてよかったんじゃないですかね。エイミーに関してはなんとも言えませんが、天真爛漫だし、多少夫がバカやっても適当に殴ってすっきりするんじゃないかと思います。

映画の終盤では「あのクズの美しい顔を半分焼きたい。傷があったほうがかっこいいんじゃないかしら?」くらいはらわた煮えくりかえっていましたが、中島みゆきさんの歌にあるように、

「憎むことでいつまでもあいつに縛られないで」

を心に留めていきたいと思います。

そして「お母さん」の言った言葉「許しなさい」というのは、忘れてあげることだと思いますw 

明らかに片思いの時に無駄に情熱的に追いかけてくる男のクズ率って結構高いんすよねー。



ドラゴン・タトゥーの女をもう一度観て

 「ドラゴン・タトゥーの女」(2011)はだいぶ前に一度観て、強烈な印象を残していった映画である。レンタルが安くなっていたので、久しぶりにもう一度観てみた。

このブログに書いた覚えがないので自分のブログを検索してみたら、なんと下書き状態で2013年に保存されていたw

しかも内容が一行も書いてない。

なにしろこの映画、話が難解なのである。

内容は、スウェーデンで大ヒットしたミステリー小説を映画化したもの。

ミステリーものって、映画で観ると一回じゃよくわかんないことってありませんか。

一番の理由は登場人物がすごく多い。主人公のミカエルが、劇中で「人数が多すぎて誰が誰だかわからん」とメモを取りながら言うシーンすらある。

しかも名前がスウェーディッシュで、聞きなれない上に、なんかとても似ている感じがする。顔もなんか、「誰?」背景も「どこ?」みたいな。

主役のミカエルと、ヒロインのリスベットはすぐ覚えられるのにw

(ちなみに私は韓国人の名前が覚えられないので、韓国映画は非常に苦労します。顔もちょっと似てるし…w)

でもこの映画がどうしても忘れられなかった。それはひとえに、ヒロインリスベットの強烈なキャラクターが理由である。

 

リスベットというキャラクターの魅力

このキャラクターはたくさんの人に愛されており、レビューを見るとそれが一発でわかる。なんなら彼女のことだけを書いている人もいる。

話は典型的な猟奇連続殺人事件の話だ。セブンと同じ監督だから、似たようなものを連想してもいいと思う。今回は聖書を題材にしている。

しかしリスベットほど、強烈な印象を残していくキャラクターは、あまり見かけない。

近いところで言うと、デスノートのLみたいな感じだろうか。

とびぬけて頭脳明晰な調査員なのに、身体はタトゥーとピアスだらけで、なぜか眉毛を脱色しており、極端に短い前髪に、ミドルレングスの黒髪をカオスな感じでしばったり立たせたり自由にアレンジしている。服装は常に真っ黒で、革ジャンを羽織ってバイクで移動する。

こう説明するとすごくかっこいい女性に聴こえるんだけど、実はそこが彼女の魅力ではない。

女優はルーニー・マーラを起用しているが、彼女は決して怖い顔ではない。どちらかというとあどけなくて可愛らしい顔である。

しかも、シャーリーズセロンみたいな長身でもないし、筋肉もそんなについていない。小柄で華奢で、この衣装だとやさぐれた不良少年に見えなくもない。性別がわからないような、中性的な格好と顔をしている。メイクは黒ベースだけど、女性らしいメイクはしていない。チークとか、口紅とか、わかりやすい女性の記号は省かれている。

顔は全体的に白っぽくて、果たして死神なのか、天使なのか、あやふやで神秘的な印象を受ける。

彼女は「過酷な人生を生きてきた」と映画内で説明されている。しかも、映画内で一度レイプされる上に、ラスボスも「目をつけていた」ことを示唆するセリフがある。彼女はどうやら、男に目をつけられていじめられやすい体質のようである。

クラブで出会った女子にはすぐに心も身体も許すのに、ミカエルには警戒心バリバリで、少し触れただけでもびくついていた。

彼女がミカエルからこの謎の深い事件を引き受けるとき、印象的な言葉がトリガーとなっている。それはミカエルが言った、「女を殺した男の事件」というセリフである。

そう、彼女は理由なく彼女に目をつけて弱みにつけこみ、暴力や性的暴行を働く男たちが大嫌いなのだ。その言葉で彼女は秒で依頼を引き受け、すぐに捜査を開始する。

リスベットは劇中でも様々な不運な出来事に遭遇する。その不幸に強く反抗し、復讐していく様が、危うくて、魅力的なのだ。彼女が全方位最強の女性であったら、こんなにファンはつかないだろう。

ちなみに私は、レイプしてきた男に復讐するシーンがとても好きで、それが強烈すぎて忘れられませんでしたw(警察に報告しないで自分でやっちゃうのがリスベット)

この復讐劇のために、彼女いつもより黒いメイクにするんですよ。面白すぎます。あ、そこは演出するのね、っていう。そういえば、マッドマックスのフュリオーサも目の周りの黒ずみ(笑)を濃く塗りなおすシーンあるじゃないですか。ああいうテンションなんでしょうね。「復讐タイムよ!!」みたいなテンションで盛り上がりますよね。怖いけど。

 

ミカエルという、ダニエル・クレイグの新たな一面が良い

ダニエル・クレイグが007に起用されてから、私はあのシリーズを見るようになった。そのくらい、前のボンドは嫌いだったのだ。なんか顔が濃くて、にやついていて、毎回違う女と寝てる調子ぶっこいたおっさんだと勝手に思っていた。まあ、男性向けの映画かと想像していた。

ダニエルは007として黙って突っ立ってると相当クールで、私の想像するスパイの印象に近くて一目で気に入ったのである。

この映画に関しては、何を考えているか一瞬わからない007とは違って、だいぶ人間らしいダニエルを見ることができる。いたって普通だし、なんならちょっととぼけた印象さえ受ける。そしてリスベットのほうがはるかにクールで、彼女は決断力が強すぎるため、常に彼女にリードされ命令される始末である。

冒頭でうまく丸め込まれて、別荘で調査を始める時、別荘に猫が住み着いていて、なぜか一瞬でミカエルに懐いてしまう。この猫がとてもかわいい。

そして、ベッドでミカエルと一緒に寝ているのである……もはや、007には見えないw

スーパーで猫缶買ってきちゃうミカエルなんて、もう萌え萌えおっさんである。 


この映画はこの2人のキャラを観ているだけでも楽しいので、話はなんとなくしかわからなくても、最後まで観れてしまう。小説だともっと細かいのかもしれないが、実写だと正直、観客が推理するのは難しい。

そんなずるっこい映画だけれども、犯人を見つけてしまった時の緊迫感、犯人の心に巣くうどうしようもない悪の話など、たっぷりと時間をとって恐怖感を煽ってくれるので、何度観てもなんとなく面白い、不思議な映画です。


2021年7月5日月曜日

トゥモロー・ウォー【Amazon Prime Video】

 クリス・プラットって言ったら、これが有名ですよねw

 

 

まあそれはともかく、愛嬌たっぷりのおっさんクリス・プラット(42)が主人公ということでアマプラ会員の私は早速観てみました!!

話の大筋はAmazonのサイトで観ていただくこととして(内容はかなりわかりやすいですw)、キービジュアルが完全にゲームライクだと思っていたのですがまじでゲームっぽい展開でした!

しかも常々私は「アンチャーテッドの映画はクリス・プラットを主演で使うべきだ…!」と思っているくらい、彼はゲーム顔だなあと。

すでに色々な映画で銃を構えていると思いますが、今回はかなりFPS仕様だったかなと思います。

前半の未来へ送られてから、戻ってくるまでの一連の流れはスピーディーでとてもエキサイティング。もうそこだけで終わってもよかったんじゃないかと思うんですが、
この映画良くも悪くも真面目なので、後半は謎の地球外生命体をなんとかして早めに潰したい、ということで科学者や優秀な生徒の力を借りて、エイリアンの発生源をつきとめるまでに至っています。

そこはクワイエットプレイスに比べるとかなり真面目だし、話的にはすっきりするのですが、

ちょっと長すぎるかな~~というのはありましたw

でも、話のまとめ方としては、家族との関係性や将来の不安までもを完璧に解決して終わるという、丁寧なつくりに好感がもてました。

ただ、ちょっと安っぽい演出があったのと、前半の緊張感は最後らへんにもっとあってもよかったのかな~と。結構あっさり終わった感があったので。

でもこれアメリカ人大好きなパターンだと思いますねw