2020年12月30日水曜日

町田くんの世界

ずっと観ようと思っていたのだけどやっと観れました!

直感でこれは私好きそうと思ったのだけどあってました

町田くんのキャラが良いよね。

会社の同僚が、「天然な男は嫌い!」と言うんだけど、その人別に、頭悪いわけじゃなくて、受け答えが遅いだけだし、性格悪い人なんて他に大量にいるのに、勿体無いなあと。

私は天然でも、性格の良い子が好き。受け答えが素早い人って上っ面だけだったり口八丁の嘘つきや、他人見下してる人多いもん。

町田くんはとても優しい男子なんだけど、それで女性に勘違いされやすい。

ヒロインの猪原は性格悪いのに、町田くんを好きになってしまうんだけど

最初は相性悪いのではと心配した。

町田くんみたいなタイプには、雷みたいな恋は向いてない。

私もそう。

勢いでぐいぐい来る人の恋は短命で、天然ちゃんのスローペースの前に一気に減速し、あっと言う前に燃え尽きてしまう。

猪原が町田くんのペースに合わせるまでは、とてもイライラするし、諦めろとすら思った。

猪原が言う通り、自分が好きな人が、自分を好いてくれるなど、奇跡だ。大体は、すれ違ったら終わり。

でもたまたま、猪原に町田くんはとんでもない質問をし、彼女を傷つけたことに気づく。

そこで初めて、町田くんは恋を自覚するのだ。

そこからは感動のストーリーで、特に自分の親に励まされるというのは泣けた。

誰もが一度は気になる、なぜ、自分の親たちは結婚したのかという疑問。

その答えがとても良かった。


興味を持つというのは本当に大事だ、

私が、心惹かれる人やキャラクターは、大体初対面で驚くことが多い。

大丈夫なのかこの人。という人が気になってしまうのだ。そりゃ健康的なイケメンや、運動神経のいいやつは、価値が高いのもわかるけど、きっと特別な人は、そんなスタンダードをひょいっと超える場所にいる。


エンディング付近は強引な展開と、イマイチな演出でしたが笑、何故か伏線が回収されていて、それなりでした。

町田くんは一見ドジっ子で鈍感だけどカワイイし、自転車のシーンとかみんなに愛されすぎていて、笑えるけど良かったです。

2020年12月27日日曜日

これは楽しいwCoD:BO COLD WAR

年末セールで安くなってたから買っちゃったわ。

 自称スパイ大好きっ子ですけど

これは良いw❤️


設定を自分の好きにできるw

女、スパイです。久しぶりね?

元KGBからアメリカに寝返ったアジア系女性スパイ…

エイダ・ウォンかYO!!

盗聴器がタバコ箱に入ってたり、ピッキングしたり。

そうそうピッキングわかってきたわ!

ピンが、振動したらそこでしばらく止めると、

錠が上がるわよ。

だいぶ上手くなったわ。

もしかしたら動画で紹介できるかもね(^_−)−☆

2020年12月20日日曜日

「魔女がいっぱい」アン・ハサウェイの怪演映画

最近は、ここ1年くらい、アメリカのレトロソングをかきあつめてプレイリストにして聴いていることがあります。

歌詞がすごくいいし、昔の曲は歌がとても上手いのにゆるくてゆったりしててエモい。癒される。

調べたら大体1960~1970年代w古いw生まれる前w私の精神年齢よいかに……。

この映画もなんかそういうテンションと時代性がありました。

実際冒頭でおばあちゃんが孫を元気づけるために、歌名忘れたけどいかにもな感じの曲をかけてノリノリで踊ってくれます。最後も踊りで締め。

この映画はなんとなくノリ的には子供向けでディズニーぽさがあるのかな?と思っていたのですが、実際ディズニー的な感じはしました。

でもどっちかっていうと、昔スピルバーグが作ってたホラーギャグ映画「グレムリン」に似ていると思います。ディズニーだったらこんなアホなノリにはしないかなと…w(教訓いれてきそう)

導入:嫌な予感

中盤:嫌な予感が当たる

クライマックス:カオス

終盤:ハッピー(なのか?)エンド

話は正直浅いし、あんまりこだわりも感じなかったので、正直あんまりおもしろくなかったですが

アン・ハサウェイは今回もすごかったです

彼女は本当に期待を裏切らない

怪演は何度も見てるし毎回大爆笑させられますが今回もそんな感じでした。

でもとても美しい!!!生脚で10cmヒール余裕。

しかし、西洋文化ではありがちですが、美しい魔女の正体は醜かったりしますよね。今回もそうですね。

なので、アン・ハサウェイの美しさだけに惚れこんでる人はしんどいかもしれませんw

呪術廻戦の真人並みに変形するし顔も結構おぞましい変わり方をします(ネットで話題になったので見てるかもですが)。

でもすごい綺麗でしたね~衣装も、5,6着あったかな。ファッションショーですね。SWep1のアミダラ思い出しますね。ピンクのケープにリボンとかついてて、メイクも毎回変わるし口紅の色もころころ変わりますが全部見事に着こなしてましたね。

個人的にはエンディングがな~、あれじゃちょっと……あれはディズニーだったら絶対やらないと思いますww

さて精神年齢いくつなんですかくらい古いアメリカンソングのリストを参考までに貼っておきます。私はこれで癒される。

ほとんど映画のBGMとかに使われてたやつかな。でもチャーリーズエンジェルとかですよ。Brandyっていう、嫁にいけない女の子の歌にすごく同情しますww

 

ところでアホなホラー映画としてはグレムリン結構好きで、最後グレムリンが画面覆いつくして小刻みに揺れながらゲラゲラ笑ってるのを見るとどうしても吹き出します。ぬいぐるみ

2020年12月16日水曜日

ゴールデンカムイ第三期 第35話

これは、すごかったですね、

個人的には、26話のスチェンカがめちゃくちゃ気に入って無料配信中の一週間毎晩見てましたね頭がおかしかったと思いますw岩息のセリフは概ね覚えたといっても過言ではない。(何に使うの?)※物真似に使ってもマニアックすぎて伝わらない 

でも35話は真面目にすごい

一番すごいのは尾形

尾形はなんとかアシリパから秘密を聞き出そうとするけれど、鶴見ほど策略がうまくないので(というかかなり下手)警戒されまくる。挙句の果てには嘘がばれ、

「あーーーあ……時間切れか………」

ここからの津田さんの芝居は誰もが一回は聴くべきではないかと…!

尾形の抱える闇は前回も書いたけど本当に深い。自分だけがサイコパスだとどうしても認めたくないらしい。ある意味、不思議な悪役ではある。清いやつを汚したくてたまらないらしい。

本性を現して獣のように戦うキロランケ。(キロランケの考えてることはマジでよくわかんないです…)

間際になってインカラマッのことを思い出して本気を出す谷垣。 彼も原動力がブレない。

本気出して狂気で切り裂く鯉登少尉。ついこないだまで「小さいトナカイいた!」と騒いだり、優雅に紅茶飲んでいたボンボンとは思えない。獰猛であるwそんなに何度も斬らなくてもよくないか……。

こんな時でも優しさと真面目さがにじみでる月島。「島から出たかった」と家出娘が言うのを聴いて、故郷を思い出したに違いありません。そんな悲しい過去をもぐっと飲み込んで、帰りなさい!と諭したうえで、爆弾にひっかかった後も一番に心配するのは鯉登少尉の安否。いい人すぎる。

アシリパさんをどんな手段を使ってでも、守り通す杉元。

そしてアシリパは意外と、用意周到だなと思わざるをえない。

彼女は、悲しみにくれながらも、どこかで、ずっと尾形を試すような質問をしていた。

ウイルクの娘だし、やはり頭が良いのだろう。

ウイルクも、純粋に見えるけどやはり用意周到というか、合理的すぎて純粋に見えるのかもしれない。

ウイルクもきっとそうだけど、アシリパにも絶対的に信頼のおける相手がいた。それが杉元である。

尾形のことは最後まで疑い続けていたが、杉元には自ら、手を伸ばした。でも誰でも、あの体験を一通りすれば、杉元のことは信頼できると思う。

今回はほぼすべてのキャラクターの本性が出てくるすごい回でしたが、そろそろ終わっちゃうのかと思うと大変残念です…。月曜の私のやる気は次はなにで補填すればいいんだw

でもアプリでなんとかかんとか原作を読み続けていて、

尾形は、本当にしぶといやつですよ……

でも気になります!尾形の行きつく先。彼が、銃以外で、何か自分を支えられるものを見つけられると、いいんですけどねぇ。

2020年12月13日日曜日

GANTZ 実写版

今さら観ました!

以前無料で漫画が読めるときに映画がカバーしている部分(千手観音編)まで読み、すごく面白かったので早く読めばよかったなあと思ったのを覚えています。

この漫画家さんは絵がめちゃくちゃ緻密で美しいのに、内容はどす黒くて、どこかドライで、だけで人間の感情について細やかに描写もしていて、かつ個性もあり、非常に優秀な方だと思います。独特のえぐさはあるので万人向けではないかもしれませんが。

ガンツよりは、「いぬやしき」の方が私としてはレベルが高いかなと感じております。話が短くて完成度高いというところで。

また、独特のセンスだなと思うのが、主人公が傲慢な若者で結構なおバカであるところ。等身大ではあるのですが、バカで未熟なイケメン高校生を主人公にすえて、強い能力を与えるという設定で、 案の定暴走したり、うまくいかなかったりしてバカなりに成長していくのが面白い。よくある正義感とか、優しさや人情があるわけでもなく、割と冷めた等身大の性格であるところがリアルだなといつも感じます。

いぬやしきには主人公がふたりいて、老人の方が能力を善きことに使い、世界を救えることに喜びを感じますが、若者の方はやはり作者さんの傾向なのか傲慢でバカで、気に入らないやつをどんどん殺してしまいます。友人や家族は守るのに、他のやつはゴミのように思っているようです。

(ちなみにいぬやしきの実写はダメすぎてブログ書く気にはなれませんでした…木梨さんは元気よすぎですね)※いぬやしきはなぜかアニメのクオリティがめちゃくちゃ高いです。特にメカの表現。なんであんなにクオリティ高いのか、理解不能なくらい。

ガンツの実写ですが、俳優陣が演技力高めでキャラクターにも合っていて、またガンツスーツをスタイリッシュに着こなすことができる人たちでビジュアルも損なわなくてよかったです。あのスーツのスタイリッシュさがやはり目を引く作品ではあると思います。(田口トモロヲさんの腹が出ていたのはご愛敬ということで)そして不気味な黒い球も、実写だからこその存在感がありました。

また、実写では例の巨乳の女の子「岸本」に対するセクハラ表現は最低限に抑えられていて、それもよかったです。彼女に対してみんながセクハラしようとして、でも巨乳の所為で大きなコンプレックスや心の傷をかかえていることを告げられて、主人公が意気消沈してあきらめるシーンなどは、「性的に女性が消費されることへの警鐘」であるわけで、女性を性消費しがちな日本の二次元文化に対して堂々と反抗しているなあと感心したものです。

玄野は前述通り、傲慢でバカな(実写では)大学生ですが、その対極として「加藤」という青年が出てきますが、このキャラクターが非常に良い。

普通の少年漫画だと、主人公の横にいるやつって大体クールで優秀で鼻もちならねぇライバルというパターンが多いですが、加藤は不思議な性格をしています。

昔玄野に助けてもらったから、尊敬していて、謙虚で優しく性格がよく、なのに喧嘩も強い。当然岸本にも一発で好かれて、玄野には見向きもしません。

ライバルどころか、まったく敵意も、競争心も持たず、最後まで玄野を純粋に慕い続ける、天使のような男子です。

漫画だと彼が喧嘩を売られるシーンがあるのですが、すごく困った顔をして、冷や汗をかきながら出向いてまず喧嘩売ってきた派閥のボスを潰しに行きますw

つまり加藤の頭の中では、「うわ、嫌なことに巻き込まれたなあ。ここはボスだけ倒せば、一番早く、被害者最低限で終わるよね。」という合理的な思考回路が走っているようです。強いのに謙虚すぎる加藤ならではの思考。このシーンは面白かったですね。

こんな、おもしろい設定のある作品ですが、ほぼほぼ原作通りに展開するし、役者も魅力的ではまってるし、展開もスピーディーでラストをちょっとひっぱりすぎくらいひっぱって綺麗にまとめてるなあと思いました。ただ、続編にひっぱろうとしすぎるのはいかがなものかなといつも思うけど、 

加藤は、漫画とは全然違うルックスだけど松山ケンイチ君の独特の天然っぽい感じがキャラに合ってたし、二宮君の生意気な感じは玄野にぴったりですよね。傲慢なセリフ言わせるとハマる。

千手観音と戦うシーンはおもしろいんだけど、個人的には他の敵がとにかく気持ち悪いんですよねぇ…。特にネギの子…。

でも、実をいうと原作の方がはるかにグロいし気持ち悪いので、実写から入るのも悪くないなあと感じました。リスペクトを感じました。少なくとも1作目は…。2作目はこれから観ます…。


2020年12月5日土曜日

「コンスタンティン」いまさら観た

私はエクソシストっていう職業が大変好きなんですがね……

いい映画ですね!!

特に中二病患ってる人にはよいでしょう!

本格派スタイリッシュ★悪魔狩りエクソシストアクション映画といったところでしょうか……

デビルメイクライみたいな紹介文ですが、DMCは色々盛りすぎなんですよね、私に言わせれば……

Vさんは黒一色なので割とスタイリッシュですが、コンスタンティンの主人公ジョンも、

黒いスーツに白いシャツ、黒いネクタイ

だけの衣装でこれが斬新でよい。

悪魔も過度な表現がありません。かなり控えめ。

ガブリエルの衣装がすごい斬新でセンスが良いですね。腕に、いろいろ巻いてるんですがチラ見えしたのは「SORROW」だったかな。色々な単語が書き込まれているようです。でもファッションショーに出てきそうな、センスのよい衣装です。

そしてルシフェルも独特。これが中二病が行き過ぎると病んだ感じの若者連れてきそうですがこの映画ではおじさんなんですが、ルシフェルが元天使であることを知っている人なら納得いくと思いますが、真っ白なスーツに、足元だけが黒い……。

かっこいいなと思いました。

足から堕ちたんでしょうね。

ガブリエルの女優さん、ティルダ・スウィントンさんは、ドクターストレンジですごい気に入ったのですが、今回もよかったです。こう、味方なのか敵なのかよくわからない不思議な雰囲気がたまらないのと、天使は、性別がないか「両性具有」とされていますが、ティルダさんの雰囲気が中性的でぴったりでした。

雰囲気映画だし、プロットは超ありがちな感じですが、映像表現やキャラクターの作り方、デザインがとてもセンスがよくてとにかく美しくて酔いしれる感じでした。ビジュアル的に見ていて飽きない。

キアヌ・リーブスもぴったりだし彼じゃないとこのスタイリッシュな空間は似合わないなと思いました。

私は、天使や旧約聖書の話が好きだから、いろいろ調べたことがあるし基礎知識があるからなおさら楽しめますが、中二病入門編としてもいいかもしれません。

※かなり聖書に忠実なので、あまりバカにできない本格的な内容ですが

本格的なエクソシストが見たいのであればアンソニーホプキンス主演の「ザ・ライト」がいいと思います。ホプキンスが悪魔にとり憑かれるシーンはあまりにも似合いすぎててちょっと保存しておきたいレベルですね。怖いですけどw

2020年12月2日水曜日

プレイグテイル実況#02

いきなり冒頭で「プレイグストーリー」とか言い出すヤバいことになっているのをアップしてから気づきました。

ああもうめんどいから直さないぞwww

相も変わらずポンコツ実況となっておりますが

やはり背景は美しいですねぇ

にしても、なんでこんなにダーク極まりないゲームにしてしまったのか…ある意味中世フランスらしいですけど。

ルカは、将来有望なイケメン美少年ですが、
英語の発音だと名前が「ルーカス」になってしまい
スターウォーズ感がハンパないので自分の中では一応ルカと呼ぶことにしておきますw

今回はさらにちょいちょい映画ネタが……。

ゲームがダークすぎてあんまりダークだと、自分の声が影響されてどんどん低くなっていく気がしますwしかし明るいゲームなんかあったっけかな…自分の家にはないかなw

アンチャーテッドの実況やったら非常にヤバいことになるのはわかってるんですが(ネイトになりきる可能性が大)。


2020年11月22日日曜日

ラストベガス

主演

ロバート・デニーロ(パディ)

マイケル・ダグラス(ビリー)

モーガン・フリーマン(アーチー)

ケヴィン・クライン(サム)

ケヴィンさんに関してはよく知らなかったのですが、美女と野獣のベルのお父さんでした。

そういえばその映画見たとき、お父さんの人格の変貌がすごいなと思ったのを覚えています。普段はぼーっとしてるんだけど本気出すとかっこいいお父さんって感じ。

他の人はもちろん…演技力は言うまでもなくベテラン中のベテラン、大御所ばっかりのすごいメンツですよねw

この4人がベガスでバカ騒ぎをするコメディー映画なのですが

これが、ハングオーバー!のメンツだったら途中で飽きたかもしれませんが、この4人はそもそもの設定がひどい。60~70代のおじいちゃんたちで、

パディは最近奥さんを亡くしたばかり。

ビリーはいい年こいて独身の軽薄プレイボーイで、20代の女にプロポーズ。なぜか承諾される。キモイくらい若い時のテンションひきずってる。服装とかもヤバい。

アーチーは孫がいるし、要介護w

サムは薬が必要だし、奥さんには「浮気して男を取り戻してきてくれ」と言われる始末……。

このギリギリな感じの初老のおじいちゃんたちが、人生最後くらいの羽目の外し方したところで、あまり責める気が起こらないところがミソだと思いますw

しかし、思ったより裏事情が複雑なのは、ちょっと驚きでしたが……。

その設定必要?と思いつつ、なんというかおじいちゃんたちだからこそ、渋い!!過去があるからこそ、今できる最良の選択とは!おじいちゃんにならなければ、わからなかったことが、たくさんあるんだと、思い知らされました。

独身でバブリーひきずった勘違いビリーだって(俳優がマイケルダグラスじゃなかったら見ておられんキャラクターw)、実はずうっと独身貫いた理由があったりとか。 とても切ない理由で、彼はずうっと独身だったのです。

私はこの中だったら断然ロバートだと思いますが(マイインターン見て本当に良い役者だなあと思い知らされた)繊細で真面目で、慎重なパディですら、ビリーの想いには気づかなかったわけですよね。

シリアスなのはいらないかなあと思いつつも、この設定があるからこそラストが盛り上がるのかなあと思いました。ただのバカコメディーもいいけど、バランスがとれてますね。それにロバートデニーロをただのコメディーに使ったらちょっともったいないかな。

他のキャラがあほかっていうとそうでもなくて、サムが浮気の寸前にすごい理由で「やっぱりできないなあ」って言いだすんですけど、これは人によっては号泣するシーンかもしれないです。

アーチーは、若者に素晴らしい知恵を授けておりました。

「いいかい。女性には、指図するのではなく、訊きなさい」うまく訳せてるかわかりませんが。

Don't tell her to dance, ask.

みたいなセリフだったと思います。あと「セクシーさより美しさを褒めなさい」と言ってたな。なんかそこはすごく納得しました!!!!!

こういうのって年配の人が言わないと説得力ないんだよね~。

おじいちゃんムービーの良さってこういうところにあるよなあと思うし、
おじいちゃんに価値があるかどうかは、本人の心がけ次第なんだよなあと、
世の中で老害と呼ばれる人たちに言いたいし、
自分も、「好かれるのではなく尊敬されるような老人」になりたいなあと思います。

 


2020年11月20日金曜日

プレイグテイル実況#01

相変わらず超適当な実況ですがw

雰囲気が良いゲームなのでこういう世界観が好きであればご参考までに。

私は全部見せちゃうとゲームやってくれる人が減ると思うので、比較的気に入ったところだけをやはりダイジェスト的に編集していきます。

このゲームの注意点は

世界観は美しいけどやってることは結構怖い(CERO Zで18禁、主人公は人間を結構殺します)

ネズミが大量に出てきます。ネズミが嫌いであれば絶対見ないほうがいいです。


また、英語でプレイしている関係で、人物名を英語音声表記にしております。

 

動画の編集は慣れてきちゃったからAfter Effectsとか、特殊効果やアニメーションのほうを勉強せんといかんのだがなーーーw

2020年11月15日日曜日

「黒い家」という映画

 昨日の「世にも奇妙な物語」で大竹しのぶさんが怪演を見せて大好評でしたが(私もああいう悪役はかなり好きなほうですw)

「黒い家」の頃からサイコパス演技が上手いという定評があったそうなので、さっそく観てみました。20年前の映画。わたくし、若かったわあと思い出しながら観ておりました。スマホはもちろんない時代。MacはPowerMacか、eMac一体型のでかくて重いやつ使ってました。eMacは今思うとレトロSF風のおにぎり型のかわいいパソコンでしたが、それでアドビのソフトを使いこなしていたので、性能は悪くなかったです。むしろああいう形がリバイバルしても良いのでは。

テーマは一言で言うと、「大竹しのぶさんに果たして勝てるのか」が主なテーマですね。

あの明石家さんまさんですら、あの人は怒ると怖い。はっきり言わへんねん…と漏らしておりましたが……

サイコパスなので、どう見ても普通じゃない感じが最初から漂っており、しゃべり方は日本語は通じるものの、どこか浮世離れした感じの女性。おばちゃんの年齢なのにボディコンな服装をしていて、だけど髪の毛はぼさぼさ。顔と声はかわいいのに……一体、どっちに振りたいんだ、という掴みどころのないいでたちと性格。

大竹しのぶさん演じる「幸子」の家に恋人を探しにいく(おそらく拉致監禁されているため)あたりがめちゃくちゃ怖くて、その後もしばらくたって幸子が突然復讐しにきますが、窓からボーリングの球が飛んできた時には爆笑でした。爆笑だけど怖い!!!!

だって次何が飛んでくるかわかんねぇもんwww

何が起きるかわからないという点では非常によいホラー映画だと思いました。まあなんでトイレに金魚入れてるのかとか、不可解な点はあったものの、ちょっとした効果音とか、映像が突然止まったり切れたりする不快感による怖さみたいなのは、面白くていいんじゃないですかね。

ラスボス幸子との戦いはかなり長くて「やったか!?まだ生きてるのか!!??」みたいな感じはすごく個人的には面白かったですが、幸子があんな性格になってしまったかわいそうな幼少期の描写とかもっと入れないとマジでただのサイコパス映画だと思いました。

その点はちょっともったいないかな。(とは言え、子供の育て方間違えるとあんなになるんだから子育ては大事ね!)

でも大竹しのぶさんが包丁を垂直に持って階段を這いずりながら登ってきたらすごく怖くないですか?追い詰めた時に立ち上がってすごく嬉しそうに笑うんですよ。ラスボスとの戦いで大竹しのぶさんがしゃべったセリフはその幼少期の思い出程度で、あとは「シャアアアアア」って蛇かなんかみたいな息を吐いているだけです。

ホラー映画観てドキドキしたいわ!っていう人にはおすすめできると思います。
しかしまともなミステリー映画が見たいとかだったらおすすめはできないかな!かなり気分悪いしww

2020年11月14日土曜日

ラスアス2おそらく最後の実況

ラスアス2最後の実況になると思います。時間かかりすぎなので…

レブ登場一連のシーンは気に入りすぎてて、ハイテンションになるとなぜかおっさんボイスになるという致命傷がありますがもう編集するのも断念しましたw

自分の声だけトラック変えたいけどPS4ではおそらくできないので。 

今回は臨場感のあるシーンだけピックアップしたので観ていても非常に疲れる動画となっております。日常的に命を危険にさらされることが無さ過ぎて退屈している方にお勧めいたします。

アビーは危険にさらされればさらされるほどサムネイルのような強烈な表情を見せてくれてそれも楽しいですね。

レブの無表情も面白いですがw(あとよく「なんだこいつ…(引き)」みたいな顔してる)

2020年11月9日月曜日

プレイグテイル、クリアしました

たったの一週間でクリアできてしまうゲーム「プレイグテイル」……w

ラスボスのパル〇ティーン感ハンパなかったですw

ちょっとスターウォーズやディズニー感を感じたのですが
どうやらこのゲームを作った会社はピクサーのゲームを作っていたそうで、、
確かに王道のストーリーに無難な展開、子供たちを活躍させ悪い大人を退治していく感じ……

しかしCERO Z指定

なぜなら

やはりアミシアは何人も人を殺す羽目になるところと、
敵として登場するネズミがかなり暴力的であるところですかね~
異端審問は人体実験をし、遺体を吊るしますからね。

ただ、フランスのゲーム会社(ボルドーにあるらしい)だけあって
中世フランスの描写はかなり的確
やはり、本場の会社につくってもらいたいところではありますからね!

フランスのゲーム会社といえばクアンテックドリームが代表格だと思いますが、
あそこがつくるゲームも素晴らしいですね
シナリオはトップクラスじゃないですかね。アメリカもいよいよ勝てないといった感じがします。エモい。よく練られているし人の感情に寄り添う内容。ラスアスも悪くはないですが、アメリカ人のつくるものってちょっと「ドライすぎる」感じがせんでもないですね。繊細さに欠ける。

このゲームに関して思ったこと

いいところ:
中世フランスを満喫できる
王道のストーリー
キャラクターがとにかくかわいい。特にヒューゴはかわいい
キャラクターボイス(英語)がめちゃくちゃかわいくてぴったり(特にヒューゴ)
私的にはラスボスのボイスもすごくいいと思う。雰囲気抜群なのにめっちゃ聞き取りやすい
絶妙な具合に自然にファンタジー感を混ぜてくる。錬金術とか良い
背景や衣装、小道具などのディテールがリアルで完成度が高く、素晴らしい
音楽や効果音に本物の弦楽器を使っており、ラスアスと似ているものの、ヨーロッパ感がとてもいい
シンプルにまとめており、作り手の余計な欲が見えないのでストイックで清潔感がある
シナリオの展開スピードがちょうどよく、伏線もきちんと張られている。大変丁寧
難易度が高すぎない

わるいところ:
エンディングが謎のひっぱり感がある(続編をにおわす?)
やや説明不足。特にヒューゴの能力がなぜヒューゴだけなのか説明してくれなかった。また、「能力を使いすぎるのはまずい」と言っているのにどうなるのか説明がなかった。
暗黒面に堕ちてからの復活が早すぎて描写が雑
やや操作感が悪いが、難易度はそれで調整されてるかも
アクションゲームプレーヤーにとっては簡単すぎるきらいがある
難易度の調整ができない
やりこみ要素がほぼ皆無
ローカライズが雑(字幕の改行があきらかにおかしい)

英語ができる人には楽勝で理解できるセリフ群なので、どうしても日本語じゃなきゃいや!という人にはきついかもしれません。

吹き替えは実装予定は無さそうですね。ただ、英語の傾向もヨーロッパ英語なので、ここで吹き替えされても雰囲気台無しになる可能性が。

ゲームに強い人だと少し物足りないので、雰囲気を楽しんでゆったりやるゲームだと思いますね。私にはちょうどよいです。

もし続編があるなら、引き続きストイックな感じでお願いしたい。

ゲームの内容的にはラストオブアスにめちゃくちゃ似ているのですが、あんな感じの引っ張り方はしないで欲しいですねw

 

2020年11月8日日曜日

プレイグテイル(3)

 ヒューゴ、私の預言通り、あっさり暗黒面に落ちて爆笑してたら、割とあっさり元に戻りました。

まああの子あんまりダースベイダーとか向いてる性格じゃないのよね

無邪気すぎるしw迫力皆無w

しかしあの強力なフォースで、悪い大人をバキバキ倒してるので、ほんとにそれで善と言えるのかは首を傾げるところですけど

あいつら子供だろうが容赦なくころしにきますからね…。

ヒューゴが善人体質なのが救いだと思いますね。

2020年11月6日金曜日

プレイグテイル(2)

 やっとユーゴ(ヒューゴ)の能力が発露しました。フォースに似ていてちょっと笑いました、、私の冗談がまさか本当になるとはw

しかし発露したばかりのフォースは、ゲームコントローラーではかなり制御が難しかったです。

さて、このフォースを狙ってる悪い大人たちにどう立ち向かうのか…!

楽しみですね

ダークサイドに堕ちないことを祈ってw

フォースって実は結構地味な能力じゃないですか?見た目的には。

私はそういう地味で上品なファンタジーが好きですね。

2020年10月31日土曜日

A Plague Tale: Innocence(プレイグテイル:イノセンス)

ハロウィンなのでハロウィンセールでホラゲを買ったわ!

ホラゲというかグロッキーファンタジーゲームって感じだけど…ダークファンタジー?

好きなジャンルです!

時は西暦1348年、フランス。

百年戦争が続くなか、謎の疫病、つまりペスト(黒死病)が蔓延し、フランスには暗雲が立ち込めていた。

そんな中、自宅が奇襲攻撃を受けた貴族の娘アミシアは、奥の部屋に「病弱だから」と匿われていた弟を連れて逃げることに。

どうも弟には特別な力が…??

彼は本当に選ばれしフォースにバランスをもたらす少年なのか!?

という良い感じのストーリーですね。

海外では大変よい評価を受けていたようですが、私も今のところ100点満点を差し上げたいですね。ラスアス2より良いと思いますw (ラスアスは1はものすごい完成度高いので、やるなら1をおすすめ)

時代考証とか、背景のディテールもリアリティがあってファンタジーとリアルの融合感が絶妙。画面は解像度は高くないものの、絵のように美しいです。

中世フランスだからこそギリギリあり得るファンタジー具合。
・黒死病
・異端審問(宗教裁判)、魔女狩り的なもの
・錬金術!

こういうの好きな人にはぴったり。難易度もそんなに高くないです。アミシアは格闘はできないので。頭は少し使います。

 

スターウォーズ感が否めないヒロインと弟ww

気が強いけど正義感があるまさにレイのような美人ヒロインと
無邪気だけど重大な秘密を抱えて追いかけられている美少年。

 


錬金術師見習いの「ルカ」14歳くらいですか。イケメン候補ね。
錬金術たまに失敗してるのがかわいいけど最初に錬金術教えてくれた時は神かと思いました。
アミシアはスリングしか使えません。(でもスリングで成人男性の頭蓋を破壊しますw

他にも筋肉勝負の鍛冶屋の息子や、盗賊の兄妹などもでてきます。意外とキャラが多い。

敵は普通の衛兵と、黒死病の原因と言わているネズミですが、
このネズミ夜間に目が光るし人を喰う恐ろしいバケモノと化しております。
火さえあればネズミを遠ざけることはできるけど、火が消えるとあっという間に食われてしまいます…

あんまり長くなさそうなゲームですが一応簡単に実況撮ってるんでまたそのうちまとめようと思います。このゲームは初見が一番わくわくして良いですね。



2020年10月20日火曜日

ゴールデンカムイ「いご草ちゃん」についての考察

 ゴールデンカムイのアニメ第27話の「いご草ちゃん」について
原作でも結局いご草ちゃんの結末はわからないままになっている。

気になって夜もよく眠れなかったので(笑)、簡単に考察してみたいと思う。

(この先は少々ネタバレするので、これから観る人は気をつけてください)

 

 

いご草ちゃんは月島がかつて戦争に行く前に、将来を誓い合った仲の女性である。 

月島は荒くれもので父親の素行も悪いため、島の人間からは嫌われていた。同じく、いご草ちゃんはいご草そっくりの縮れ毛をバカにされていじめられていた。つまはじき者のふたりは妙に気が合ったのである。

月島が戦争から帰ってくると、なぜか月島は死んだものとして扱われており、その噂の所為か、いご草ちゃんは姿を消していた。自殺した可能性を考えた月島は必死で遺体を探すが、見つからない。月島戦死の噂を流したのが父親だという噂を聞いて、怒りに任せて父を殺害。死刑囚として捕まっているところに、鶴見が現れ、いご草ちゃんは生きていると伝える。だが、そのあと鶴見と戦っているところ、別の同僚が「いご草ちゃんの遺体があんたの実家の床下から出てきたよ」と話しかけてくる。

その後、鶴見が月島に語った話は、「月島の父親がいご草ちゃんを殺したことにして、遺体は偽物を使い、島人と役人を納得させ、お前を監獄から連れ出すことに成功した」と語る。

さて、最後までいご草ちゃんが生きているのか死んでいるのかがわからない。月島はさんざん振り回されて最後はあきらめる描写が入っているが、いったい何が真実なのか考察してみたい。まずは生死から。

パターン1)いご草ちゃんは生きている

生きているなら、鶴見のやけにうまくできたお話の通りになる。

ここで、鶴見の話を疑う要素について考察したい。鶴見に問題があるとしたら、「いご草ちゃんに会ってきて、髪の毛をもらってきた」と月島に渡すシーンだ。

「お前が生きていることを伝えるべきだったか」と聞くが、これもなんだか胡散臭い。本気で良い人だったら、いご草ちゃんにも月島が生きていることを伝えてもいいんじゃないだろうか。これは、月島が「いまさら伝えても」と言うことを、事前に予測した上での鶴見の作戦&月島の意志確認ではないかと思われる。

パターン2)いご草ちゃんはやっぱり死んでいる

ここで、いご草ちゃんの死の理由で考察をわけていきたい。

1)自殺のパターン

これはちょっと難しい。おそらく自殺ではないものと思われる。自殺の場合、海に流されたりした遺体を引き上げるのが大変なはずだ。鶴見が髪の毛を手に入れるのが難しいのでは。

2)他殺:月島の父親が殺した

動機がわからない。この話はちょっと難しいと思われる。島人も遺体を見せられて無理やり信じさせられたといったところか。

さてここからが最悪の考察である。

 

3)他殺:鶴見が殺した

 

よくよく考えるとこれが一番しっくりくる、それが私はとても恐ろしい。

鶴見は月島の能力に目をつけたが、いご草ちゃんが目の上のたんこぶであった。戦争が終わったら結婚されて、もう二度と一緒に戦ってくれないかもしれない。鶴見はどうしても月島を引き留めたかったので、戦死の噂を自ら流し、父親も殺させた。

いご草ちゃんが絶望し自殺しようとしているところを、もしかしたら言葉巧みに誘い出し、殺したのかもしれない。

そうして、遺体を家の下に埋めても、掘り出さなければ見つからない。その前に髪の毛を切っておく。

月島が投獄されてから、しばらくしたら掘り起こして月島を無罪放免にする。

これで、鶴見の筋書はすべて彼の手中。主体的に進めることができる。

誰かが自殺するのを待つ必要はなかった。父親がデマを流したという「デマ」を流したのも鶴見だろう。もし月島が父を殺さなかったとしても、おそらく彼の性格的に、めちゃくちゃ殴るだろうから、そのあとそっと殺してしまえば彼がやったことにできるかもしれない。また、いご草ちゃんを「生きている」ことにして、安心させてあえて「探させない」ことも読んでいたのかもしれない。(もし東京に逃亡したのを見つけたら、刺客を送りそうである)

問題は、最後の「島の人間」が話しかけてくる内容である。

内容的には、おそらく鶴見の言う通りで、「月島を牢獄から出すため」であろう。

しかし、最初の鶴見の「生きている」話が嘘であることを今更伝えるわけにはいかない。

掘り出された遺体はあくまで偽物だと、彼は伝えた。月島を解放するための。(偽物で島人が納得するとも考えにくいので、これも嘘だと思われる)これも、月島に恩を売るための話にしている。(鶴見はよく芝居をうって、ターゲットに恩を売る)

話のつじつまは合う。

島の人間がテントの中を覗いたのは、月島にとどめを刺して、完全にいご草ちゃんをあきらめさせる(結婚の可能性をゼロにする)ためのおそろしい作戦のコマとして、使われたからだったのかもしれない。実際、月島は弄ばれているのに気づいているような描写もある。そして、この最後のオチを月島に強引に信じさせることで、島人たちが本当のことを言ってももう月島は動揺しないし疑うこともしなくなるので、完全につじつまが合うのだ。

いずれにせよ、他の部下に関してもそうだが、ターゲットの性格をよく読み解いた上での綿密な計画と、強引で残忍な実行力で、鶴見はターゲットを自分の忠実な部下に育てあげてしまう。

かつてMONSTERという漫画でヨハン・リーベルトは周囲の人間を殺してターゲットを孤独にするという方法をとっていたが、ヨハンは特に大きな目標もなく、ただあてもなくさまよっているような、世の中への怒りと憎しみを殺人で発散してるだけのように見えた。でも鶴見は違う。彼は合理的なのだ。ゴールデンカムイの登場人物の中で重要な人間は基本的に合理的である。それはウイルク、キロランケを見ればわかる。尾形は少々ヨハンなところがあるが、やはり少し子供っぽい感じが残る。単なるサイコだからだ。

鶴見は、合理的に作戦を進めて、壮大な計画を達成させようとしている。合理的に、周りの人の命を平気で好きなように使う。恐ろしいキャラクターではあるが、どこまで彼の手のひらで踊らされているのかを考えると、おもしろいところがある。


2020年10月8日木曜日

The Last of Us part2実況動画:2 エリー編

懲りもせず実況動画第二弾つくりました、エリー編、2周目なので

かなりふざけております

しかも2周目なのにド下手くそで自分でも驚きます……

せっかくなので難易度上げたのに、斧のおっさんに勝てず(毒矢の応援があるため)結局その後はEASYに戻しました。アホです。

ジェシーに風当たりの強い動画なので、ファンの方はごめんなさい。

しめの夕陽動画だけ1周目です。

あ、あと1時間近くあります。細切れエピソード数珠繋ぎだから止めやすいかも。

(地味にネタバレしているのでご注意ください)

 

もし次やるとしたらアビー第二弾、レブの登場シーンまでのところをまとめたいです。自己満足で……。

こんな動画堂々と公開してるけど基本的にはすべては自分のためという体たらくでいつもすみません。ブログも、ピクシブも、全部自分のためですw\(^o^)/オワタ

でもブラックオプス コールドウォーはちょっと実況したいかもしれない。あと全然古くなってしまったプライス大尉実写版。まだやってない…

2020年10月3日土曜日

事故物件、恐い間取り 観てしまった(笑)

まさかの4DXが公開されてしまい、その事実に大爆笑

そんなに人気なら、2Dで観ようと思って観てきました♪

亀梨くんがめっちゃかわいい

霊感がなくてのんきに構える亀梨君、お化けを怖がる亀梨君、時折取り憑かれて怖い顔になっちゃう亀梨君

怖い顔になってもイケメンなので、とても素敵でした
それだけでも見る価値はあったなと思います

あのふわっとしたVさんみたいな長髪が、

時には暗いオタクっぽくも見え、おしゃれな芸術家にも見え、時には、ほんとに悪霊に取りつかれた人にも見えて、いろんな意味で効果的でした。でもかわいかったです、あのふわふわ長髪は似合ってました。ファッションがとてもオシャレなのはさすが亀梨くんです。

映画がつまんなかったら、亀梨くんだけ堪能しようと思ってましたが

意外とちゃんとしたテーマがあって、ちょっと切なかったんですよ、

売れない芸人が、事故物件でちょっとしたネタをつかんだら、爆発的に売れ始める。調子に乗って次々と事故物件に住み、なんと交通事故にまで遭いながらも、ヤマメは売れることが嬉しくて、続けてしまう。

相方が先に不幸な目に遭い始め、先に降りるぞ!といいはじめ、ヤマメを慕ってくれる、唯一ヤマメたちの芸で大喜びしてくれた女の子が止めるにも関わらず、ヤマメはさらにやばい物件へ。

女の子は霊感があり、間取りを見ただけでどのくらいヤバいかわかるという。

ヤマメはたくさんの霊と一緒に住み、時には取り憑かれ、通りすがりの高田純次さん(笑)にまで「あんた色々憑いてるよ!」とお守りをもらう始末。

クライマックスではたくさんのお化けに襲われますが、

正直、笑いが止まらない感じではありました………

いや、霊はっきり見えすぎじゃないですかねwww怖くねーよwww

あれじゃない?中田監督、あんまり怖すぎるのはもうやめたんじゃないかな。怖すぎると、女の子とデートで見れないじゃない。それに最近は、センシティブな人も多いし。

まあ、最後らへんは本物の死神みたいなのが出てきて、それなりに怖いんですが、結論から言うと、「前に人が住んでたところはそれなりに何かある」ってことなんですよね

私は、霊感はないのですが、寝ている時は無防備なのか、目の前が墓地な物件ではよく金縛りみたいなのに遭いました。でも、息苦しくて目が覚める程度で実害はありません。

でも寝苦しい物件でした。しかもすごい閉塞感があって、廊下がオープンじゃないのに、廊下の窓開けるなって言うんですよ。

でも、クロユリ団地でも言ってたけど、霊的なものは、自分の中から出てくるものでもあるんですよね。だから、気休めでいいから、お参り行くとか、般若心経唱えてみるとか、お香を焚くと結構効果あります。

お高い霊的商法に騙されてはいけませんぜ。私なんかは、めんどくさいからSpotifyに般若心経唱えさせるし(効果はばつぐんですww)、お香はエスニックグッズショップで売ってる1箱100円くらいのやつ。香りが好きじゃないとつらいので、何種類か試すといいですが、「ハーモニー」がおススメです♥

もっとちゃんと疲れるくらい運動したり、すっごくおもしろい漫画読んでから寝るとかすれば、別にそんな悪霊なんかがつけいる隙はないと思うんですけどね。

ヒロインは、ヤマメのことを心から慕っていて、霊が見えるからこそ、彼を必死で止めるのですが、「誰にもウケなくても、自分の信じる芸をやってたのがよかった」と訴え、ヤマメが、「笑いは人の寿命を延ばすんだ」と自分の仕事の信念を語るところに、温かさを感じ、いい話だなあと思いました。

と同時に、売れないからって霊障に遭いながらも金を稼ぐという芸能界の厳しさが、とても切なかったです。

「金に踊らされてるな」と感じたら、おそらく引き際なんでしょうね。私も、自分の仕事が時々そうなっている気がして、自分自身を犠牲にして働くことのないように、気をつけています。

2020年10月1日木曜日

ゴールデンカムイ スナイパー対決

またゴールデンカムイがすさまじい企画を行っています。200話までコミック読ませてくれるそうですよ。

https://ynjn.jp//app/title/92?url=jp.co.shueisha.youngjump://open/title?title_id%3D92 

アニメ化されてないところから読んでますが私が一番笑ったのは155話、杉元たちがなぜかサーカスやる羽目になる話ですw 

ゴールデンカムイで一番かわいいキャラクターって誰ですかね?

私は、谷垣が一番だと思うのですが、(好きなのは杉元ですが)

サーカス編では、鯉登少尉は結構かわいいなって思いましたが、鯉登って、小生意気なキャラなんですよね

ばっちり技をきめて、突然無茶ぶりされた投げキッスもきめて、 ジャニーズみたいにきゃーきゃー言われて、でも杉元には意地悪するwww生意気アイドル系なんだなって思いました。一応イケメン枠だし。でも微妙にかわいくない表情なんですよね……イラっと来るんですよね…ww


ところで

160話あたりから

ゴールデンカムイ版、スナイパー対決が始まります!

わたくしの大好きなネタですね?

杉元側はもちろん、尾形がスナイパー。

尾形、アホみたいに狙撃したがりますよね・・ww

ロシア側はなんとヴァシリというおっさん。「スターリングラード」の狙撃手と同じ名前です……。

スナイパーが出てくる映画も結構観ましたが

一番好きなのはやっぱり「プライベートライアン」の狙撃手ですかねぇ。

撃つ時に祈りの言葉を唱えるってちょっと個人的に好きですね。

矛盾しているかもしれませんが、矛盾をあえて意識的に抱える人ってなんか好きです。

 

ゴールデンカムイ的、スナイパーの条件とは:

憎しみにかられて銃を撃たない
冷血である
臆病なまでに慎重
何時間でも敵を待てる

私はゲームでも狙撃が好きですが、理由はこの「臆病なまでに慎重である」ことですね
私の性格に向いていると思います。
メタルギアでも言ってましたけど、女性は辛抱強いのでこの条件に向いていると思います。
あと、体力と瞬発力がないので、前線で武器を振り回したくないのでw
それに、何時間も待って、たったの一発で敵を仕留められたら、最高じゃないですか。そういう謎に生産性の高い戦い方好きですよw

 

尾形はフィクション人物の中でも相当な冷血漢というか、私に言わせればサイコパス
もはや感情といったものがまったく見えません
味方を裏切るというか、彼はいったい誰を味方と思っているのか誰にもわかりません。
もはや、なにに執着しているのかすら、わからなかったのですが、今回は少しだけ、それが見えた回でした。

彼は、おそらくですが気に入っていた人物を、何度か、汚そうとしました。

というのは、その人物が、とても純粋で気高かった。尾形にはない、清潔さと輝きがあったのでしょう。尾形はそれを羨ましいと思ったのか、あこがれたのか、わかりませんが、
とにかく、尾形の持つ深い深い闇に、そいつをひきずりこみたかったんでしょうね。

これはたまに恋愛などでも見かける現象ですが、

私は、どちらかというと、「闇をすでに見た人」「絶望をすでに味わっている人」を探す傾向にあります。その方が理解を得るのが手っ取り早いからです。私が好きなキャラクターが大体何か暗い過去や絶望をすでに見ていたり、そのただなかにあるのはそのためだと思います。

しかし、尾形は自分とは違うものにひかれ、そしてそいつを自分と同じ色に染めたがった。最悪なパターンですね。これは犯罪者の発想だと思います。

尾形はかなり人気のあるキャラクターらしいですが、私はね、ダメなんですよね、絶望や闇と、できれば、共存したうえで、なおも、僅かながらも希望を持ち続けてほしいなって思っちゃうんですよね。

本当の強さは自分の中の闇だったり、絶望的な状況に気づいていながら、それを抱えて生きられることなんですよ。

そして、世の中の半分以上は、自分の闇から目を背けるようにして生きている

自分の中の闇や、実は気づきかけている絶望に対し、向き合わないとどうなるか……

おそらくですが、最近の芸能人の自殺なんかも、それに関係していると思います。

キラキラした世界で、他人と他愛もない会話だけをしながら、闇を見ないようにして生きていれば、向き合わずに済む。だけど、コロナ禍のせいで、ひとりの時間が増えてしまうと、今まで目を背けていた分が、ここぞとばかりに襲ってくる。

私はコロナ禍のだいぶ前に、身内の死が原因だったのか、ひどく死にたがる時期が数か月続き、だけど、それも初めてではなかったんですよね。

そんな時期を乗り越えてしまったら、もう何が来てもあまり怖くない。


まあ、一度は生きている理由を自分に問いただして絶望するのもいいんじゃないかなと思います……。

一度強引に納得させると、次はあまり怖くないです。あと「あきらめる」大切さというのもありますね。


果たして、尾形は、自分の中にある執着心に、どうやって納得のいく答えを出すのか。答えは出るのか。ちょっと、楽しみですね。

月島の過去もかなり泣けましたけど……

鯉登はあんまり悩んでなさそうだけどどうだろうww


2020年9月28日月曜日

「パッセンジャーズ」

アン・ハサウェイ主演ということでなんとなく見始めたのですが、非常に引き込まれる映画でした。構成が上手いといいますか。

ミステリー調になっているのですが、明らかにおかしい人が紛れていて、そいつの正体を知りたくてどんどん見ちゃう感じですね。

この映画は、ネタバレするとものすごくつまらなくなってしまうので、絶対にwikipediaとか、人のネタバレ感想とか読まないで、とりあえず観るべきだと思います。

最後まで見て終盤でスッキリするとともに、なんだか哀れな気分になりちょっと泣きたい気分になります。カタルシス的なものを感じました。

個人的にはこの手の題材なのにすごく上品につくっていて、普通に悲しさとか、やるせない気持ちを上手に描写しているなあと思いました。静かに、繊細に、騒ぎ立てることもなく、徐々に、予感が真実になっていく感じです。

アンに感情移入しやすいようにつくられていました。

そしてアンも含めみなさんの演技がすごく上手で、奇妙なテーマをすんなり受け入れられるようになっていました。


アン・ハサウェイの素敵サムネイルに魅かれて観た「シンクロナイズドモンスター」がマジどうしようもないダメ映画だったことを考えるとこれは快挙ですねwww

シンクロナイズドモンスターは絶対、全編ギャグにするべきでしょ!アンにギャグやらせなさいよ!(まあ半分はギャグだったけどテンション低すぎ)

2020年9月24日木曜日

TENET、観てきました

★一切ネタバレを見たくないという方は読まないでくださいね★

 

 

 

クリストファー・ノーランだし映画館で観よう!と思っていた作品なので、緊急事態宣言終了後初の映画館です。両隣をあけてくれるのですごく楽でしたw

前知識は数行のあらすじしか読んでいなかったので静かめなスパイものかと思っていたら全然で驚きました。全体的に最初から、ものすごくスピードが速くて、暴力シーンも結構ある。しかも難解。疲れている時には観てはいけないですね。セリフ全部理解したとしても、進行が速いから脳内で処理しきれないです。

この作品がなぜ難解になってしまうかというと、時間を逆行できるからなんですね、、

前半最初の任務で思わぬ敵と遭遇しますが、その敵は「逆行」している人間。簡単にいうと装置を通り抜けると時間を逆に進むことができるんですが、意味はわかっても映像で観ると「????」となります。逆行している人間は普通の人間と同じ場所を進むことができるのがややこしいんですが、逆行してる人間は、普通の人間からすると、セリフが逆再生に聴こえるんですね。 逆行してる車はバックでこちらに向かってきたりします。恐怖ですよあれは。

鏡を見ながら自分の前髪切りにくい、あの感覚ですね。

もうそれだけで、頭がこんがらがってくるのですが、前半のその思わぬ敵がもう一回登場するシーンがあり、それでつじつまがあってきます。

この「つじつま合わせ」を丁寧にやってくれるのはせいぜいここだけで、ラストバトルは正直かなりきつかったです。私の頭が。見終わった後全部時系列に書いて、逆行軍はどうやって進行軍を助けたのか推測しなければなりませんでした……

しかも最後の作戦は、冒頭でブリーフィングを行うんだが雑(たぶんわざと)で、 

多分紙かなんかに書かないとわからないですね。時間逆行する装置もその場にあって、目標もそこにあるんだけど、なぜかメインの任務は主人公ともうひとりの人だけで、そのもう一人の人がなんで来るのかいまいちわからないまま任務がスタートするっていう、、、

最後の数分はさらに意味不明なオチが待っており、ちょっともう一回見ないとわからないなあと思いましたw


てかあれなんですよ。英語を、全部聞き取りたかったんですけど、スピードがものすごく速いし、難解な単語を使うし、字幕がおそらく微妙にずれた翻訳をしているんだけど、意味合い的には合ってると思うんですね。でも多分英語で聴き取れたら、もっと「そういうことか!」って理解できると思うんですよね


多分ですけどwww


ただ、クリストファー・ノーランの映画って確かに独特な世界観を一生懸命つくってるしセンスもいいし音楽もいいしめっちゃかっこいいけど(全部は見てないけどインセプションは特に今回と似ている感じがする)

個人的にはエモさが足りなくて心にはあまり残らないんです……

だから「好き」と思ったことはないですww

今回は特に、ひたすら謎解きにいそしむ、ある意味ストイックで渋い映画なんだろうな。


2020年9月21日月曜日

オールド・ガード(ネットフリックス)

小島監督をはじめとして漫画家さんなども絶賛していたオールド・ガードを見る機会に恵まれました。 絶賛されるだけあって、確かに面白かったし、シリーズ化しても良さそうですね。 

 主人公はシャーリーズ・セロンなのですが、45歳とはいえまだまだバキバキの美しさとキレのあるアクション。アクションに関しては、アトミックブロンドよりさらに磨きがかかっていました。

アトミックブロンドは見せ方が悪いのかもしれませんが狭いところで相手を投げたりするし、当時のシャーリーズはちょっと鍛えすぎなのか太めだったので、重いなあと思ってたのですが、今回はかなり減量しているのかスキニー穿いた脚はめちゃくちゃ細いし、顔は少しこけてましたね。でも爛々と輝く瞳は変わらぬまま。 

 あとシャーリーズ・セロンってとにかく表情作るのが上手い。新入りの腕試しではにやにやと好戦的な微笑み。これがかっこいい。過去に失った戦友のことを思うときは遠い目になる。それがとても美しく、こういうときは女性的。でも戦うときは完全に男のような表情。 

中性を極めたな、という感じです。

彼女は男の代わりも十分出来るのに、女性らしいセクシーさや母性を兼ね備えていて、完璧な女優になりつつありますね。 

 この主人公の髪型もちょっと特徴的で、日本の厨二病キャラだとありがちな、片方の前髪だけめっちゃ長いパターンwですが、両目が見えているときや、片方隠れているとき、何かと頭を振って髪を跳ね除ける仕草がアクセントになったりして、とてもキマッてました。 
 シャーリーズには今後も期待したいと思います。 

 ストーリーはよくある特殊能力ものですが、CG使うような魔法とかじゃないので、基本地味で、普通に銃やナイフ、体術で戦っていきます。なので、役者の訓練や、見せ方にかかってくるわけですが、アクションシーンは本当に良かったです。

あと銃を使い潜入したり突入するときは、完全にミリタリものなので、動きも軍隊のように訓練されたものでした。その方がリアリティあっていいし、メタルギアやCODやってる人だとゲームを観てるようで楽しいと思います。 

 そして設定が面白く、世界史が密接に絡んでくるので、歴史が好きだとさらに面白いです。

シャーリーズの使う十字架型の武器がすごく印象的。過去にあれで戦っていた思い出の武器なのか、基本的には手元に置いてあるようです。そこが個性を出しているな〜と思いました。
もしかしたら首につけてるメダルみたいなアクセもなんか意味があるのかも。明らかに続編待ちですからね。 

 ノリ的にはちょっとラノベやゲーム、漫画を思い出すようなライトな部分もあるのですが、ミリタリ色が強いのと歴史が絡んでくるのでアサシンクリードのような、ディープな世界観があり、決してチャラくなり切らないところがいいかな。

もっとシリアスに描いても良いかもしれないですね。なのに、シャーリーズさんなぜかいきなり酒をラッパ飲みにしたり、わざと不良みたいなことするのでちょっと面白かったです。てか、彼女いきなり暴れ出すとか、いきなり不敵な挑発したりとかほんと上手い。普段めっちゃクールなのにww 

 あとは残念なのはBGMかな〜。音楽、意外と重要なんだなって、ダイバージェントの時も思いました。
真面目に聴かないようにはしてましたが、意外と自分が音楽好きなんだなって改めて思いました。 

 昔は映画のサントラを結構買ってた気がします。
CODでは映画音楽をよく作っているハンスジマーを使ったりしてましたもんね。あとリュックベッソンがよく使ってたエリックセラも大好きだし、マッドマックスのBGMも、結構好きですwジョンウイリアムズは言わずもがな(しかし作りすぎで一部被っている)。久石譲さんも、坂本龍一教授も好き。マニアックなところだと、昔ヤマカシっていうパルクール映画があったんですが、それのヒップホップなBGMがものすごい完成度高くて、サントラ買ったりしましたね。 

 音楽は大事。ゲームももちろんそうだけど。雰囲気を損なわない音楽って、大事w

2020年9月13日日曜日

鬼滅の刃やっと全部観たよ!w(今更感)

今やコンビニに行くたびに自己主張してくる恐ろしい人気の鬼滅の刃ですが(笑)
アニメのほうは一応全部観終わりました。そしてなんだか中途半端な終わり方ですが…他にも読みたいものとかあるので次シリーズやるまで放っておこうと思いますwやらないかな?いややるだろうな……

私には、この作品がどうしてそこまで人気なのかは、正直、わかりませんでしたと、結論から言いますけれども、(笑)

キャラクターで、人気投票しろって言われたら、間違いなく「ゆしろう」に入れようと思いますwww

そんくらいかな!

ちょっと全体的に子供っぽいところが気になりました!子供向けなのかもしれませんが!
でもなんか、大人のファンも結構いますよねwとくに芸能人があのキャラが好きとか普通に言ってるのをちょっとニヤニヤしながら聴いている次第です。

私が、なんで「ゆしろう」がいいかっていうと(漢字がよくわかんねぇ)、

あの子はね、大人女子の願望を具体化したキャラクターなんですよね、だから男性にはピンとこないと思います。大人女子的にああいうワンコみたいな「自分を全肯定してどこまでもついてきてくれる」男子っていうのがとても気分がいいっていうだけですね。あの子の欠点は嫉妬深いところですが、それさえも、私のためなのねと思えばかわいいものです。しかし時々、謎の冗談を言ってくるのは、彼の、ストレスなのか……

でも大人女子は、ああいう子を、ひきつけておくために、ずうっと、美しくなきゃいけないのねと思うといきなりしんどくなって遠い目になったりします。

 

アニメにおいては、「柱」はいっぺんに出てきすぎなので目を白黒させて終わりました。覚えられるかお前ら。強烈だし。とにかく。

鬼は、やっぱり累が、印象に残りますよね、思ったより長い間出てきてくれて、ちゃんと過去の、なぜ鬼になったのかまで説明してくれたので。(諏訪部さんの鬼もおもしろかったですが)

あと、累を見ていると、すごく色々考えさせられました。自分の家族のことをです。

私は、家族ごっこなんか求めてなかったけど、あの人たちは、ちょっとした家族ごっこをいつもやっていて、

前に、母親がちらっと「私、お母さんとして認められるようにがんばるわ」って言ってたことがあって、ゾッとしました。私もう、30代とかだったんですよ。あの人は、いつも不安なんですよね。自分が、母親をできているか。というか、本質的にはできてなかったから、だと思うんですけどw

まあ、そんな自分の家族のことも重ね合わせて観てはいたものの、累が憎めないのは、彼は、理想的な家族をいつも思い描いていて、その幻想に囚われていて、なにかっていうと逃げてる鬼を自分の「家族」に引き入れる。その時にちゃんと手をつないだりするのがかわいいなって思いました。あと、空っぽの器を丁寧にならべて、ご飯食べないのにおままごとのようにご飯食べてることにしたり。

ある意味とてもシュールなキャラクターなんだけども、願望はとても純粋なんだなと思って、やはり、かわいそうだなと思わざるを得なかったですね。

鬼滅がおもしろいなと思えるところは、そういうかわいそうな鬼さんたちに、主人公が優しいところなんじゃないかなと思います。

それから私は長女だけど、妹を命がけで庇ったりは基本しないし、長女だからって痛いの我慢したりしないので♥そういう意味では、ちょっと感情移入しづらいところはあるかなと思いました。でも、おそらく、主人公がふわっと優しい感じで、猪突猛進ではないところが、人気の秘訣でもあるのかなあと思った次第です。

2020年9月6日日曜日

「ダイバージェント」どこにも属さないという強さ

 なんと行きつけの美容師さんから教えてもらった映画ですw

(グランドイリュージョンもおすすめされましたが、あれはお世辞にも面白いと言い難い感じではあった……種明かしとかは面白いんですけどね)

ちなみに彼女はいわく元パリピ★でリア充で、外見は完全にアメリカ西海岸のギャルなんだけどガチな博多弁でしゃべるのが面白いです。カットの腕は良いです。よくしゃべる割に。

 

ディストピアにおいて、なぜか「シカゴ」だけが生き残っており(笑)、そのシカゴの中で派閥が作られていて(ハリーポッターの寮のような感じで)、その中のどれに所属するかは、本人たちがある程度の年齢にくると選べるようになっているらしい。

適性テストは事前に受けるのだが、選ぶのは本人の意志。

主人公はトリスという女の子(本名はベアトリス)で、適性テストで奇妙な結果が出てしまう。冒頭なのでネタバレというほどでもないのでいうと、彼女はどうも「異端者」、どこにも属さない、ダイバージェントであるという。でも、異端者は、世界から見れば畏怖の存在であるから、隠して生きろという。彼女は堂々と、「勇敢」ドーントレスに所属することを選ぶ。

しかし、私の目から見ても、ドーントレスっていうのはちょっと過激な雰囲気の漂う派閥である。勇気などを試されるテストを何回か、受けさせられるのだが内容が過激で、どうも何かがおかしい。そして何度か、母親や適性テストの試験官が登場し、とにかく異端であることを隠せ、と警告してくる。

伏線は大きくはってくるし、中盤以降でついに派閥にわけられた真の理由が判明してくる。そして異端は、あるあるだけど、他人の洗脳に影響を受けない。異端であることの強さ、というのが痛快だなと感じた。この辺はSFとしては非常に良いテーマを取り扱っているなと思ったし、現代社会において、特に日本は、かつては「異端」であるものは口を封じられる傾向にあった。だがそれも、崩壊しつつあるだろう。

コロナウイルスの影響により、かつては許されるはずもなかったリモートワークが定着しつつある。

私は、もう10年以上前から、リモートワークは実現可能だ、マネージメントがさぼっているだけ、と思っていたし、成果主義もそうだと思っていた。

異端は、マネージメント側、あやつりたい方から、支配者から見れば畏怖の存在であることは確かだ。彼らは、私は、支配者に対して意見を言うことなど恐れない。

そういった、「強い意志」というのはもっと前面に押し出してもよかったと思う。題材が非常に良い映画なんだけど、まあ料理が雑。演出も雑。非常に残念。インパクトに欠けて、 印象に残るシーンをつくるという努力にも欠けていて、緩急がはっきりしていない。あと、音楽の使い方も非常に雑で(特にエンディングはひどいw)、とにかく安っぽいのである。

きっと原作はすごいちゃんとしてるんだろうなって感じる映画だったので、惜しいなと思いつつ、このくらい、しっかりしたSFが増えるといいなあとも思いました。

 

演出とか、背景のデザインや作りこみを頑張ってる大作映画はいくつかあるものの(ジェームズキャメロンさんがつくるものとか……)話がなんだかいまいちだなあと思うことは多いので、世の中アンバランスなところって、ありますよね。

私は割と、低予算で、なんかひどい宇宙人とか出てくるのに、なんか面白いエネルギッシュな映画とか、好きですねw

2020年8月30日日曜日

やばいっこれやば

 https://www.playstation.com/ja-jp/games/call-of-duty-black-ops-cold-war/

 

あわばばばばばばばばb


『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』の舞台となるのは1980年初頭、各国が覇権を争う激動の冷戦時代。

プレイヤーは精鋭の工作員となり、世界の勢力均衡を崩し歴史を変えようと画策する謎の人物「ペルセウス」を追跡する。ウッズ、メイソン、ハドソンといったお馴染みのキャラクター、そして策略を阻止しようと奮闘する新たな仲間と共に、陰謀渦巻く世界で闇の核心へと迫っていく。

歴史上の人物たちと出会い、過酷な真実に直面しながら、東ベルリン、ベトナム、トルコ、ソビエトKGB本部など世界中の象徴的な場所で戦いを繰り広げよ。

 


いやちょっとこのあらすじだけでも戦慄走るだろ……

ときめくだろ………


(ときめく方向がおかしい)

2020年8月23日日曜日

The Last of Us part2実況動画:1

今夏動画編集を覚えようと思い、ラスアス2の実況を撮って
なんとかマシに聴けそうなところだけ切り取って編集しました

使用したソフトはAdobe Premiere Pro

映画「シン・ゴジラ」などの制作にも使用されているプロ仕様の動画編集ソフトです

なんでいきなりそれから始めたのって言われそうですが、
うちの会社でも基本、どんな短い動画でも(インスタ用でも)アドビプレミアを使っているからです★

(あと、私本人がアドビに毎年お布施をしていまして、ちゃんと会社のではなく自分用のアカウントを持っていてすべてのソフトを使えるので…)

私は動画担当じゃないんで今のところ使わされていませんが
どうもフリーランスの知り合いに言わせると、動画の仕事は金が稼げるらしい…(しかし彼は撮影から自分でやるので、ちょっと手伝ったけどものすごいきつかったw編集が限界ですかね。動かなくてよかったんですが立ったまま寝そうになったので)

一応キンドルで参考書を買って基本的なところは一通りできるようになりましたが

いかんせん私本人の声がとにかくひどいんで、w

声が合わなかったら視聴をただちにやめていただければこれ幸いです♥

私の声は小さい上に低いんで、マイクの入力音量上げすぎまして

編集してたら切り離せないことに気づき、あとで全体のボリューム調整したほうがよさそうだなと学習しました…。

音声の具合の編集が一番難しかったです。アドビはある程度自動でやってくれるんですが元がダメすぎるのかも…wwプリセットもどれが一番いいのかまだわからないっす。

個人的にはあと、アビーの臨場感しかないやばいシーン集をつくりたいです(今回ラットキング入れちゃったけど)。 あともうちょっとアリスたんと遊んでるシーンとか。

2020年8月9日日曜日

……クロユリ団地………

 GYAOチェックしてたらクロユリ団地がやってたので即観ましたw

私は成宮くんの大ファンなので。彼は今海外逃亡していて、インスタグラムでしか拝見できませんがお元気そうです。いい具合にマイペースですねw三浦春馬くんもちょっと見習ったほうがよかったのかもしれないですね…

2013年の映画なのでかなり前ですが、主役は前田敦子ちゃん。

パートナーともいえる脇役が成宮くんですね。

中田秀夫監督作品は何本か見てますけどこれも面白かったです。

ストーリー展開がすごく良い。リングもそうだったけど、「なんでだろう」と思う伏線がすごく多くて、謎解き仕様になっているので、先が気になって最後まで見ちゃいますね。話が面白いのはすごく良い。

そもそもですね、主人公が我々視聴者に嘘をついているんです。

違和感は最初からちょっとあるのですが、ホラー映画だからね!と思っていたんだけど明らかに何かがおかしい。

顕著なのは親御さんの会話。毎朝同じセリフを繰り返している。ウエストワールドか!と思うような展開。

そして弟。いくらなんでも年が離れすぎてないか?10歳は離れている。まあ、そういう家庭もあると思うんだけど、映画に取り入れるには違和感のある設定。

この違和感を見逃してはならない。あとですごい効いてきます。

しかしすでに隣人に違和感ありまくりなので、視聴者は隣人の違和感にひきつけられちゃって、なかなか主人公の違和感にまで気がまわらないことでしょう。これもうまいと思います。

そのあと、孤独死した人の部屋を片付ける専門清掃会社の従業員と出会いますが、これが成宮くんですね。こんなイケメン清掃業者いてたまるかよwみたいなかっこよさw

この成宮くんが言うセリフも謎解きのヒントになる。

「生きている人は時間が進んでいるが、死んでいる人は時間が止まっている」

これは両親のセリフがなんども繰り返されるのにつながっているのではないか…?

そして、隣人の霊がまだなにか訴えている、見知らぬ子供がなついて遊びにくる、両親は同じセリフを繰り返す…この複雑な違和感が少しずつ、まとまってくる流れがすごく上手だなと思いました。

ちょっと終わり方は、また救いがないなあと思いましたけど中田さんのホラー映画って大体そうよね。

注目するべきは主人公のメンタルの弱さというか、病み具合。

前田あっちゃんのファンは恐れおののいたのではなかろうか。

本当に病んでるのではないかと思うような、すごい病み具合でした…またそれが似合うという。

成宮くんはクセのある悪役が上手いけど、意志は強いほうかなと思うので…。

でもあっちゃんは完全に病んでて、でも「病んでるあっちゃんもかわいい」と思う人が結構いたんじゃないかなっていうくらい似合ってました。

過去にとらわれ、生きているのに「時間が止まっている人」

やけに幼い服装をし、口調も退行していく…。

テーマ的にはやはり「前に進まなきゃダメだ!」ってことなんでしょうね。(救いのない展開の割にテーマが前向きなのはよい)

怖さで言ったらリングのほうが圧倒的な怖さありますけど、この映画の怖さは精神的にじわじわくる感じだけどものすごい刺激が強いわけでもない(まあシーンによってはしんどい人もいるかもしれませんが)ので、比較的ライトな気分で見れるかなあと思います。

冒頭の隣人の部屋に入るシーンが一番怖かったかもしれないw

 

次の中田監督の映画「事故物件 恐い間取り」のプロモーションを兼ねていると思うんですけど、私亀梨くんも大好きでー!!日本最大イケメンは成宮くんと亀梨くんだと思っているのでこのふたりが共演してた時はどうしようかと思いましたね。しかもヒロインはすずちゃんでした……

亀梨くんの髪型がVさんみたいになっててワロタのですがイケメンはなにやっても似合うんだなと痛感…なう。

それはともかく人がのぞきたいけどのぞいてはいけない「都市伝説の世界」

私は大好物なのでちょっと観てみたい気はあります!!(しかし映画館だと逃げられないな!!)

2020年8月3日月曜日

The World Needs Only One Queen(10)

かつてメタルギアソリッドで「スネークはひとりでいい」と言ってたのを思い出した

ソリッドVSリキッドのような

エリーVSアビー

一体何回殴りあったんだろうか……

最終的にはなんかどうでもよくね?と思った人は多いはず。

そもそも復讐など、不毛だと、最初からわかっていたはずなのに。

(でも最初にふっかけてきたのはアビーなんだよなーー)
(しかもアビーはもう復讐を果たしているし)


一応、クリアはしたんですけど
なんとも消化不良な終わり方。

復讐劇って個人的に大体気に入らないのが多いですねw
一番がっかりしたのが「嵐が丘」かなあ
何も知らないで、坂本龍一の音楽聴きたくて借りてきたらイケメンがひたすら復讐で人生棒に振ってて「んーどうなの?反面教師?」って思いました。

アビーのすごいところは、復讐のために男は捨てたものの
レブという心強い味方を得て、しかも次に行く場所はもう見つかっている
この子は、強いですよ。
ポジティブだし、ツンデレではありますが、良い子で人情もあるし。

エリーに感情移入できなかった理由はきっとそこで
エリーは基本ウエットなところがあり、過去を延々とひきずり、
精神的にも少し弱いところがある。
そこがエリーのいいところなんだけど、エリーはどういうわけか反骨精神みたいなのが強すぎて、復讐せざるを得ない。
弱さと強さのバランスが、あまりよくない。
気は強いし戦うスキルはあるものの、アビーほどの筋肉もないし。
自分に無理を強いているので、とても不安定。
最後は痩せてしまって(情緒不安定から食欲がないらしい)エリーよ早く諦めて、普通の生活にもどろうよ!と思っていました。
最後痩せて怪我もして、段差も登れないくらいになっていてVさん思い出しました……

ただ、個人的に、シナリオの終わらせ方はちょっとやはり不満でした。
もっとダイナミックな展開があればなあと……
極端な話、みんな仲良くなっちゃうパターンとか
そもそもウイルス(胞子)が全滅するとか。
でもそれやったら、「続編が作れない」とプロデュース側はセコイことを考えている可能性も…。
CoDモダンウォーフェアは3作連続しましたが、ちゃんと終わってましたからね。中だるみ感もなかったですね。ただ、ブラックオプスはダメっすねwあれは1回完結でよかったと思います。ただし、2はウッズが好き放題やってきた罪を贖うという意味ではシビアだけどいいシナリオでした。

今作のテーマはひたすら「不毛」だったので、もし続編があるなら、1のように、「感染を終わらせる」方向にもってって欲しいかなと、、
感染者がまだいて、原因の胞子がまだ存在するのに、人間同士が争っているさまは、実に無様で不毛でした。

ジャクソンシティは基本的にあまり攻撃をしないから、いいと思います。
実はセラファイト自体も、レブの言う通り、教祖様がまだいたころのように、争わない性格であれば、自然に帰依して生きるのは素晴らしいことだと思いました。個人的にはセラファイトの生き方は好きでした。
WLFは軍隊と大差ないので、強いけど怖いし、あまりいいと思いません、リーダーの拷問の仕方もちょっと…。
ラトラーズはもうちょっと描写あってもよかったと思うけど、まあさんざん酷い目に遭わされたし、もう会いたくはないですねwWLFが崩壊して全員不良になったみたいな組織だし。

あとラトラーズ出てきてからすごい勢いでシナリオ終わっちゃったので、
なんかもうひとつ……ここにクライマックス持ってくればよかったのに。
と思いました。

ゲームプレイ自体は面白く、以前よりさらに不可思議な生き物が出てきて、怖かったけれど楽しめました。
ストーカーやラットキング、それから壁に埋まってる感染者にはほんと、辟易しました…。

まあでも臨場感や完成度は、ラスアス1には絶対に勝てないと思いますね。
あれのエンディングは私は問題あると思ってるんですが、それでも、ストーリーとしてよく完結していたし、あの辺の演出もすごくよかったですよね。
驚きのエンディングっていう。

2020年7月29日水曜日

スーサイド・スクワッド

「女はちょっと イカれてる方がいい」

名言いただきました~!!!

この言葉を胸に明日も狂気を抱えて生きていきたいと思います。

以前から気になっていたあのベタにパンクなビジュアルの「ハーレイ・クイン」
ワンスアポンアタイムインハリウッドで、マーゴット・ロビーの可愛らしさに釘付けになり、
きっとこれもかわいいに違いない!とそれだけを期待して観ましたが
確かに、ハーレイ・クインは可愛らしいですね。
彼女だけで見る価値があるというもの。
あとはむさくるしい男がほとんどです。
魔女は確かにセクシーですが、かわいいとはいいがたいし、
「カタナ」は、まあ、どうしても日本刀が好きとかだったらいけるかもしれませんが…(このキャラはもうちょっと色付けてほしかったですね)

あらすじは非常に単純で、刑務所に入ってたDCのヴィランたちに、減刑などをちらつかせて悪と戦わせるという話です。そのチームを「スーサイド・スクワッド」と呼びます。

ただ、ハーレイ・クイン以外はあんまり……

魅力的でもないかなと感じましたw

ハーレイ・クインはもとは精神科医で、「ジョーカー」の治療を担当していましたが、なぜかジョーカーにたぶらかされて彼と恋に落ちてしまい、なんでもいうことを聞いちゃうようになります。

これだけ聞くと恐ろしい感じがしますが、なぜかハーレイは「それほど」痛めつけられた感じではありません。あんまり、殴られたりとかそういうDVな感じではありませんw

ハーレイは常に本気で彼を愛しており、「プリン」と呼んで、普通の恋に夢中な女の子のようにはしゃいで飛びつくのです。というかかなり楽しそうです。楽しくてしょうがないという感じ。つねに、ジョーカーがいればご機嫌。(いなくても割とご機嫌)

そういう「楽しそうな恋をしている女の子」という意味ではハーレイは本当に可愛いキャラクターですし、マーゴットロビーははまり役すぎますねw

そしてですね!今回のジョーカーは………

なんかイケメン仕様wwww

シュッとしてるww

ジョーカーってイメージではおっさんで口裂けメイクしてて…っていう感じですが、今回のジョーカーは細身でメイクはしてるけど顔は整ってるし、女性向け?!っていう感じがしましたwなんかちょっと…おしゃれでスタイリッシュなんじゃない?!っていう感じです。

これは…ちょっとした乙女ゲー仕様ですね!!

ハーレイのすごい格好、ツインテールを左右別の色に染め、ピタピタのTシャツを着て、お尻が半分はみ出てるすごいホットパンツを履き、バットを背中に担ぎ、お尻を左右に振りながらセクシーウォークする感じ。

なんかもう全体的にパンク女子向けおしゃれ映画みたいになっている。

脇役がちょっと…アレだけど。

でも個人的には「炎を使う男」はまあまあおしゃれなんじゃないかなと思いました。しかし彼はテンションが低すぎて、ハーレイにちょっと怒られていましたw

あとウイル・スミスも、立ち位置がちょっと曖昧というか、見せ所があんまりなくて…メンインブラックってすごくかっこよかったんだなあと思ってしまいますね。

2作目も気になっていたんですが、2作目から見るのもありだったかもしれないですねー。もうハーレイだけでいい。そしてあの「なんかちょっとオシャレなジョーカー」とラブコメしてブラックジョークかっ飛ばしていればいいと思いますねw

BGMもすごくよかったので、もうちょっとテンション上げてくれてもいいかな~と思いますが、やっぱり締めは「プリーン!」だったのが、よかったですね。かわいいです。あほだけど、ほっこりします。

2020年7月28日火曜日

女の子がいっぱいのラストオブアス2(9)

例のキメラはかなり手こずりましたが、

火炎放射器を使い切り、
炸裂するショットガンを使い切ったあたりで勝てました。意外です。

しかし最初は怖すぎて逃げ惑っており、
分離したストーカーを追う形になると、高確率で足を引っ張られ負けます。

なので真ん中にベッドが置いてある部屋でぐるぐる回るのが楽でいいです。あいつリーチめっちゃ長いので、絶対近づけてはなりません。

物資は豊富に置いてあるものの、探してたら捕まる可能性高いし、
ぐるぐる回れない場所に追い詰められるとかえって危ない。

それにしても、
冷静に見れなかったけど、
どこが目で、どこが口でどこが脚で脚は何本あったんだろうかw



そのあとはヒューマンドラマでまったりしましたが、
レブ問題発生。

なんとアビーは彼女が女の子だと気づいていながら、ちゃんと男子扱いしていました。

アビー、良い子すぎ!!

しかしスカーズにおいて、性別を偽るような外見をするのはNG。

スカーズは裏切り者は腕を折ったりします。とても怖い連中。
なのに、母親を連れ出したいレブは、ひとりで出て行ってしまいます。

レブはありがちですが、

熟練した技を持つ天才的な戦闘員であり、
だからこそ己の考えを曲げるタイプではありません。
クールに見えるのは、意志が強すぎて、他人の思考が介入できないからかもしれません。軸が太すぎるんでしょうね。

優秀なキャラクターにありがちな頑固さがありますねぇ。

2020年7月27日月曜日

ちょっと まって(8)

なんですか、この、
キメラみたいなの、、、、

ラスアスっぽくないwwww

どっか……

カプコンのゲームで見たような既視感があるw

感染者が5人くらいくっついてる感。すごくカプコンっぽい。

しかし、色味はやはりラスアスですかね。

ゲームオーバー時の演出がグロいので早くやっつけたいんだけど、どう戦っていいのかわからず一旦後退しました。疲れる。もう寝たいw

アビーは脳筋だからなのか、クリッカーのステルスキルにナイフが必要でそれが難易度を上げている…。



ところで……

天才少年「レブ」非常に頼りになりますが、(カムバックしたよ!)
たぶん、たぶんですけど……

おんなのこですねw

アビーが、気づいているのかいないのか、「良い弟ね」って褒めてましたけど、わざとなのかそれどころじゃないのかよくわからない。でもそれどころではないと思われる…。
異様に声が高くて男子っぽさゼロだったのも、違和感あったんだよね。

2020年7月21日火曜日

DMC5のLINEマンガ

すごく謎なんですけどカプコンさん公式の、DMC5のマンガがLINEマンガにあって、
24時間につき1エピソード解放するか、まとめて課金で買えるやつなんですけど……

なんとVさんが主人公!!

Vが主人公でいいの?と思いつつ、Vさんファンにとっては非常においしい内容となっておりまして、
まあこのキャラクターは謎が多すぎるんですよね。
登場時にまともな自己紹介をせず、名前はアルファベット1個に省略するし、明らかにひとりだけ外見も雰囲気も浮いてるキャラクターで、しかもろくに戦う力をもっていないので怪しい魔獣を操って戦うという…。
(あとあの謎の格好ねw)

ではなぜそうなったのか?をかなり漫画で丁寧に解説している感じです。

ぶっちゃけ冒頭からいきなりネタバレして、彼が生まれた理由から描いていて、
最初にやってくるのがグリフォンなんですがこいつがまた性格がVと正反対のため、なかなかうまくいかないというか、Vさんマジで最初やる気がまったくない。
おそらく力をほとんど奪われてしまっているから、茫然自失となっているのでしょうが…

そんなやる気のまったくないVさんですがなぜか高飛車な性格だけはしっかり残っていて、負けたくない、弱いといわれるのに耐えられない、まだ生きたいというわずかな願いで仕方なく、グリフォンと共存するようになっていきます。

高飛車だけれど、すごく劣等感とか、憎しみだけではなく悲しみもたくさん抱えたキャラクターで、善とか悪とかの価値観以前に、絶望から這い上がる姿にひきつけられてしまうところがありますね。

絶望から這い上がってくるキャラクター基本好きなんですよね、、毎日の楽しみとして、毎晩1エピソードずつ読んでいますが(笑)、ゲームの内容にさらに脚色していて面白いと思います!


はううう
シャドウ懐きすぎ
ベタベタ甘え過ぎ
かわいいいいいいいいいいい(*´꒳`*)


2020年7月20日月曜日

筋肉ガール、アビー編に突入!(7)

WLF(アビー),スカーズ、ジャクソンシティ(エリーたち)の三大勢力に分かれている今作ですが、アビーがスカーズに捕まり、吊るされた瞬間、謎のスーパースターに助けられました!

今作のMVPは君だ!

名前を忘れたけど、アジア人の姉弟の弟のほう。多分姉弟。

姉の命令ならなんでも無言でてきぱき処理していくスーパー少年だ。こいつがめちゃくちゃ強いwww
声変わりすらしていないからかなり幼いはず…。
鋭い目つきで不愛想、というか感情を一切見せないがとにかくてきぱきと戦う。弓矢の射撃能力がハンパではない。

この姉弟が出てくるシーンがハンパなく怖いので、一応動画に撮ったんだけど完全にパニック状態で何度も死んでいるので見直さないとどうなってるかわからないwけど臨場感がすごい。ここだけプレイしてもこのゲームの凄さがわかると思う。

クリッカーに囲まれた状態で、アビーは装備を取られているのでその辺にあった棒切れなどで戦う。もちろんかなりきつい。クリッカーに囲まれると正直勝てないので、逃げ回っていたら少年が鬼神のごとく戦っていた。

そうだ、彼に任せよう…w(クズ)

とはいえ、ひとりでは処理しきれない上に、お姉さんは腕を折られてしまっているので、一応戦いました。

あと、一回段差があるところでランナー3体に出くわしたので、これは降りなくても勝てそうだなと思って、いつもなら余る銃弾をゆっくり撃ちこんでいたところ、取り逃したやつを瞬殺してくれました。これも鮮やかだった……。

非常に頼りになる少年なのでこの章だけでも最後まで来てくれないかなと期待していたのですが、お姉さんを安全なところに隔離したのち、あっさりお別れされましたw最後まで不愛想で別れの言葉が「放っておいてくれ」

出来る奴ってなんでこうクールなんだ………(遠い目)

最近は、段差やクリッカーが通れない場所から、銃弾や投擲武器などで遠隔で戦えるところはなるべく遠隔でやっています……
でないと色々、きつくてもたない。

エリーだって正直、精神が憔悴しきっているというのに。

★余談メモ★
アビーは昨日85kg持ち上げたそうです
(私は現在、デッドリフト12kgが限界)



2020年7月18日土曜日

あと何種類いるのよ!敵!(6)

スカーズ
めちゃくちゃビビった
あの驚きは忘れないわ…
口笛聞こえたあと、ちょっとスナイパーっぽい感じで来る。
本体は弱いけど、正確に狙って来るのよね。

あとストーカー。
さすがストーカー。

まったく音がしない上に、気配も消してる。
そしてそこそこ耐久力ある。
でも結局乱闘した。

いつまで経ってもトミーに会えなーい。

2020年7月16日木曜日

ヤンキーガール エリーさんの苦悩(4)

弓矢ゲットしたぜー!ヒャッハー!!
これで遠距離暗殺し放題♪

シャンブレーは、近づいてもステルスキルできないので、正直、
燃やすか爆破したのち、たぶん一発で消えないので即座に銃に持ち替えてひたすら弾丸撃ちこむしかなさそうです。
あと、ちょっとトロイので、何かを投げて向こう向いてる間に背中撃つとよさそう。一回も攻撃食わらなかったことも。
しかし確実になにかおまけがついてくるんですよねwランナーとか。


ジョエルとの回想は切なかったです。

ディーナは今のエリーの「恋人」なのですが(同性愛者なので)
ディーナといる時よりジョエルといる時の方が
キャッキャとはしゃぎ、笑顔やドヤ顔がたくさん見れてものすごい楽しそうで逆に胸が痛いといいますか。
なんかちゃんと女の子してるというか。
ジョエルは、恋人ではなくあくまで父親という立ち位置だと思うのですが
本当に仲のいい父親が、まるで恋人のように、娘に大サービスしている感じ。
自分の娘が一番欲しがっているものを苦労して手に入れて、演出つきでプレゼントする、手の込んだバースデーイベントでした。ジョエルすごいよ…。

ジョエルの家には木彫りがたくさんあったので、ジョエルも芸術気質なのかなと思いますが、
エリーも今回なんと
詩を書いたり、絵を描いたり(しかもうまい)と
あれだけサバイバルをしながらも芸術的な才能が隠せないご様子…。

私がディーナどうも気に入らないと言ってたのは、
エリーと付き合う前に男子と付き合ってたんですよね、しかもかなり最近まで。
エリーがディーナ気に入ってても、そんなにコロコロ相手を変える女子って信用できるのかなと思ってて、
案の定、今回ディーナが妊娠していることが発覚して、

なんかこう…女同士の限界みたいなやりきれなさを感じました…。
そしてそんな女にさくっとひっかかってしまうエリーにもなんか納得いかないし、、、
(エリーに感情移入できないのはこの流されやすさ、ですかね)

あと、ディーナってエリーの気持ちに気づいてて挑発して誘惑してひっかけたようにしか見えないので、

やっぱジョエルとの愛情深い関係を改めて見せられると、「全然違うやんけ、幸せには見えない」と思ってしまうのでありました。

エリーに幸あれ。




2020年7月15日水曜日

ヤンキーガールエリーさんの凶行(3)

なんかシャンブレーっていうの出てきた

とりあえず見た目を目視確認したのち、

そっ……とPS4の電源を落としました(^ω^)

引き際って大事よね。(Vさんから教わったw)

ブローターの前に新人が出てくるなんてね………


今日は久々に「見ろ!人がゴミのようだ!」をやれました。なつかしいですね。
レンガを投げてクリッカーをおびき寄せて、敵と大乱闘してまとまったところを燃やすやつです。
鬼畜プレイかと思われますが、こうでもしないと勝てないシーンですね。

約2名取り逃がしましたが……。

2020年7月14日火曜日

ヤンキーガールエリーの大冒険(2)

エリーさんの凶行

とりあえずどんな敵でものどを掻っ切る(こわい)
必要と思えばどんな窓ガラスでも壊してまわる
見つかって戦闘になったら鉄パイプで豪打
余裕があれば狙撃
銃の改造などお手の物

伝説の幼兵、立派に育ちました………

エリーがむちゃくちゃ強いのでそれほど怖くはないですが
ディーナがあんまり手伝ってくれないし、やたら褒めてくれるだけであんまり嬉しくないかも……

今日は銀行の金庫を物色してたらなんと
ネイトさんの指輪を発見しました!

ノーティードッグファンサービスw

かなり長そうな予感がするのでほんとにじわじわですが、
一回敵に捕まったので急展開するかと思いきや、割とあっさり逃げおおせました。

2020年7月13日月曜日

The Last of Us Part II じわじわやっていきます!(1)

最近Youtubeのリコメンドとかにも出てきちゃうしnoteで記事書いちゃう人もいるしネタバレされるのが嫌なので自分でじわじわプレイしていくことにしましたwThe Last of Us PartIIです。

ラスアスの初回クリアしたのが2013年となっているので7年前。でも7年前ならなんとなく色々、覚えています。
私が大手企業に勤めることをあきらめた直後ですねw
人生の節目節目にいろんなゲームやってるので、割とこの時は人生あれだったとかあんな会社にいたとかいちいち覚えています。というか会社とか働き方とか変えすぎなのでw

ラスアス1はくっそ難しくてきつくて、なんでこんなゲーム買ってしまったんだ、と思いつつ、なんとかクリアし、なんだかんだ気に入ったので日本語吹き替えで2周目行ったのは覚えています。つか、デイビッドがとにかく怖くて、他のは、なんかなんとかなるんですけどね……あいつは……。攻略を見てチートともいえる技で2周目は速攻倒しましたけど。

今回の数時間プレイした印象です。
怖いので難易度はEASYです。
キャラクターの名前が全然頭に入らないというか難しいんですけどw
今回はジャクソンシティからなので、人がとにかく密集してるんですよね。密。

・エリーたんには感情移入できない
相変わらず私にとっては意味不明な性格っていうかツンデレなのかなあ。
サバサバしてるように見せかけてウエットな感じがします。
なんだろう…恋愛体質っぽい感じする。男っぽく見せかけて。

・ジョエルがすごくかわいい
エリーの機嫌とろうとするところとかデレすぎてかわいい

・ディーナ
なにかと誘惑してくるんだけど、なにがいいのかよくわからない…。まじで。なんかちょっと腹黒そう。

・アビー
こわいwそして筋肉www

・クリッカーが前回よりうるさい。
威嚇しすぎ!!!!
もしかしたら難易度上がってるかもしんない。そのかわり、吸い込みっていうか距離が離れててもステルスキルしやすい。

私の大好きな「くさむら攻撃」は今回も採用のため、割と楽しくやれているというか、前回ので慣れたのか、今回が難易度低めなのか、それほどキツイとは思っていません。
でもたまに大量に襲ってくるシーンがあるので、無理しないようにだらだら進めようと思います(^ω^)
ものすごいデータ重かったし長いのでしょう?これ。DMC5の倍以上はあったぞ(^ω^#)

システムがほとんど同じなのは助かる~~!!!
グラフィックはアンチャ4とあまり変わらないですかね。でも今回さらに綺麗になってるように感じる。コントラスト弱めで優しい感じです。


2020年7月8日水曜日

PIEN、あるいは「ぴえん」とは何なのか

それはおおよそ1年前の出来事。

社内で使っているGoogle製のChatに、同僚チームの若い女の子が
「🥺」
この顔文字を時々使うようになった。と言っても、実はPCだとちゃんと表示されないことが多いのだが。

これを「ぴえん」と読むと知ったのはかなり最近だ。コロナ禍のちょっと前くらい。

かつてはぴえんの代わりに私は「(´・ω・`) ショボーン」を多用していた。iPhoneが標準くらいになったのは割と最近だし、かつては絵文字は各携帯会社やメッセンジャーの種類によって違っていたし、今でもSlackの絵文字にぴえんは無い(つくれるけどね)。

それではぴえんとはどう言った心境をあらわすのだろうか?

ぴえんをよく見てみよう。彼(?)は今にも泣きそうに目を潤ませているが、涙はかろうじてこぼれないよう、押し留めている。演技派だ。

英語ではpleading faceと呼ばれているが、直訳すれば「お願いする顔」である。

お願い。何をお願いしているのだろうか。

PIENという個人開発ゲームでは、脚と手と胴体の生えたぴえんがプレーヤーを見つけ次第走って追いかけてくる。
そしてその「お願いする顔」と鉢合わせるとゲームオーバーとなり、やり直しだ。

彼(?)は、そのお願いが叶わないために、ずっとあそこをうろついているのだろうか。
どちらにせよ、あの顔は何かを訴えているとしか思えない。

私はこう思う。ぴえんは、「愛してくれ」と訴えているのではないか?自己顕示欲を満たしたい。この満たされない想い。人は称賛されたいと、褒められたいと、認められたいと常に願っている。だが実はそれの裏には「愛されたい」という強い欲望が眠っている。実は頑張らなくても愛されることはあり得るのだが、その欲望の強さゆえに、人は無視されることをことさら恐れるのである。不安なのだ。自分の存在が、誰にも知られていない気がして。

ぴえんは恐怖と欲の強さでついに肉体を得て、気持ち悪いがキレッキレの踊りも体得した。独自の歌をBGMとして纏ってすらいる。全てはプレーヤーからの愛を獲得するためだ。だが、ぴえんには、その甘えから自立してもらわなければならない。それがPIENのテーマだと私は思う。人生は自己顕示欲との戦いである。他人に認められたいあまりに、自撮りを加工しまくってアップしたりする、ああいう、痛さとの戦いだ。

そう。自撮りなんかしなくてもいい。自立した大人は大体その無意味さを知っているものだ。すごく美人なコスプレーヤーや芸能人でもない限りは。

ぴえんは最終的には成敗されてしまうが、脚の生えてない丸いぴえんはまだまだ床に転がっているのが見える。
愛に飢えた、自己顕示欲の、モンスター化する前の幼体である。

どうか世界のぴえんたちよ。焦らず、自分を受け入れてやってほしい。

そして大人になるんだ。良き大人に。ぴえんだった頃を、蔑むのではなく、認めて受け入れて、懐かしく語れるようになろう。

2020年6月28日日曜日

ヒューゴの不思議な発明

「ヒューゴの不思議な発明」は前からちょっと気にはなっていたのですが、
とにかくあの辺の時代はファンタジー映画が乱立していてもうお腹いっぱいかな~と思って観てなかったのですが

これ、ファンタジーっぽくしてるけどファンタジーじゃないんですねw

あとスコセッシ映画はやっぱ合わないのかなぁと改めて思った作品でした。

アカデミー賞で、美術や視覚効果で受賞していますが、それは確かに受賞できるレベルだと思います。とにかく全体的に画が美しいので、どこを切り取っても大変みどころがありますね。私は照明の使い方が好きで、影の部分に青を使い、光源にはオレンジを使うという手法がいたく気に入ったので、絵を描く時に使いたいかな~と思いました。
あと街の雰囲気とか役者の衣装とかもいいです!

この映画の最大の失敗ポイントというか、「もういいや…」と思ってしまうポイントは、終盤にかけて主人公の立場がなくなっていき(笑)、ジョルジュ・メリエスの復活にどんどん傾いていってしまうところですかね。
えー、子供が主人公じゃないのぉぉぉっていう残念感がありました。
もちろん、主人公はメリエスのおかげで人生が切り拓けていくので彼にとっては願ったりかなったりの展開ではあるのですが。
途中までは、機械の人形にさしこむカギをさがして見つけたりといった、ワクワク感があるのですが、
この調子だと、終盤鑑賞している子供は寝ると思いますねww
子供向けとするならば非常に中途半端ですね。

しかし、この映画の評価ポイントとして、私は絶対外せないと思って、あえてそのために感想を書こう!と思い立ったのは、

主人公の役者の素晴らしさ!ですね。

主人公を演じている少年は、まだ声変わりもしていない若さというか幼さですが、すでに大人を凌駕するような、鋭さや大人っぽさをもっており、
まなざしがとにかくいいですね。
目力がすごくあります。
冒頭でおもちゃ屋のおじさんに捕まるシーンでのにらみつける芝居でかなりひきつけられ、この子は普通の子供じゃないな…と感じ、それは最後まで続きました。
まったくもって媚びるとかそういうあざとさがなかったんですよね。

機械いじりが好きな少年ですがもはや機械いじりというレベルをこえていて、ほとんどエンジニアみたいなものですね。おそらく自分の頭の良さにも自信をもっているという感じです。
そのしっかり者という感じもよく出ていました。
大変な逸材をスコセッシは発掘してきたなあと思っているのですが、
9年前の映画なので、果たして、今彼はどのくらい活躍しているのか……
wikipediaでは大した情報は得られませんでしたが、私の見立てでは、その気があれば大した役者に成長するであろうことうけあいと思っていますが、どうでしょうねぇ~~

天才的な子役を薬物などでどんどんつぶしてしまうハリウッド界隈ですが、それも全員ではないと私は信じたいですね。

2020年6月27日土曜日

ゴールデンカムイの変な企画

なんかまた変な企画やってますけども…
暑いからですかねww


ゴールデンカムイが怖いかっていうと「そういうヒヤッとする怖さではなくて、全力で殴ったり殴られたり逃げたり追っかけられたりする怖さ」なので、どっちかっていうと、
暑い。と思う。

この企画のすごいところは原作が結構読めることなんですよね、
女装してるおじいさんの話(笑)と、
「へんみ かずお」と(説明が難しいので名前)
盲目の殺人集団の話ですね。
しかも、途中までとかじゃなくて、この3つのエピソードはきちんと完結まで読ませてくれます。

アニメは非常によくまとまっているのでアニメから入ったほうがいいのかもしれないですが、そのあと原作を読むと、杉元の心理描写が多めに入っていたり、豆知識が豊富だったりしてとても補完される感じがします。

でも「小銃が暴発しない方法をお教えしよう」って言われても……w
使う場面あるのかっていうw

なんだかんだ確実に露骨な下ネタが入るので合わない人は合わないと思うんですけど、やっぱりすごく面白いなと思うので、これからも推していきたいと思います!

下ネタは入るけどいやらしさが一切ないのがこの漫画のすごいところで、
ヒロインのアシリパさんに危機が訪れれば確実に杉元が覚醒して敵をしりぞけてくれるので、
女性はすごく守られてる!と思います。

10月からアニメ第三期やっちゃうみたいなんで楽しみですね!


2020年6月20日土曜日

マンダロリアンの感想というよりベイビーヨーダの感想♪

ディズニーデラックスに登録した当時、会社の映画のおじさんがひそかに気になっているというマンダロリアンも見ちゃえ~と思って観た、結果。

「ザ・チャイルド」と呼ばれている通称「ベイビーヨーダ」(チャイルドだと会話に出てきてもわけわからんので、アメリカ人が命名したらしい)こいつがめちゃくちゃかわいい。

最初、ヨーダが子供の頃の話だとばっかり思っていて、調べたら、全然違ってた…。ヨーダがお亡くなりになったあとの話らしいですね。

正直、ずーっとベイビーヨーダばっかり見ていて、話は、頭に入っているような、入っていないようなww

多分このドラマの話って、
・ベイビーヨーダの正体は結局なんなのか?
・マンダロリアンがマンダロリアンになった理由とか
を知りたくてずーっと続けてる感じだと思います。すこーしずつわかる感じで、マンダロリアンはずっと分厚い仮面をかぶっていて、しょっちゅう「外したら」と言われてるけどめったなことでは外さないらしい。

外したの見たけれどそれもそんなに感動がなく。

なので、これはザ・チャイルドを「カワイイ」と思えるかどうかにかかってるんだけども、
こんなに可愛いフィクションキャラクターはお目にかかったことがないというのが正直な感想。
グレムリンのモグワイもめちゃくちゃかわいいんだけど、あいつは、時々英語をしゃべりやがるので(笑)そのたびイラっときてたんだけど、ベイビーヨーダはちょっと鳴き声を上げる程度で言語はしゃべれない。
とにかくしぐさがかわいいし、笑顔の口元がかわいい。(しかしローブの下は想像してはならないww)

画像はピンタレストから引用してみます。


主食は生きてるカエルだよ。丸飲みです★



飲み物は普通に人間っぽく飲むらしい…………。



フォースを使う時のベイビーヨーダ。まだ子供のため、オビワンみたいにほいほい使うことはできず、一回何か動かしたりするとすぐに倒れて寝てしまう。 しかしこの時点で自分の身体の20倍くらいの大きさの生物を浮かすことができる。
腕が小さくてかわいい………(これを精いっぱい伸ばすしぐさもたまらない)



この種族に性別があるのかわからないけど、キャラは男の子のそれに近く、スリリングな展開や乗り物がスピード出したりするとこのように笑顔でキャッキャと楽しそうにする♪

あと機械いじるのも大好きなので、操縦席においておくといたずらばっかりしてめんどくさい。核弾頭とか発射しちゃうタイプ♪



かくれんぼしているベイビーヨーダ。実は敵から逃げていますwそれですらかわいいw
結構頭が良い子です。


まあとにかく何が言いたいかっていうと

ベイビーヨーダかわいすぎるってだけです。

でもほんとうにめちゃくちゃ癒されるのでそれだけでも見る価値はあるかもしれない…。
(この子は、動きがとにかくかわいいので、動画で見ないと意味がないんで)
ZARAからベイビーヨーダのTシャツ出たけどすぐになくなりましたねw

ディズニーデラックスでみたものの感想まとめ

ディズニーデラックスがディズニー+に変わったらしいですが、中身変わってないよね…。多分…。

私は当時はスターウォーズを見返して、以下の映画を見て、マンダロリアン満喫したらさっさと退会してしまったのですが、メモ程度に感想を。

(マンダロリアンは長いので別の記事にします)

このサブスクは延々と支払うにはちょっと内容が…偏ってますよね…w


プーさんと大人になった僕


ユアンマクレガーがとてもかわいいお父さんになっている。
しかし意外なことにプーさんが……。

今にも死にそうなしゃがれ声でボソボソしゃべる。
なんとなく全てを諦めていると言うか…。
プーさんの侘しさにはかなり気を惹かれるものがw
プーさんいいキャラクターだなと思いました。
疲れているように見せかけて図々しいというかw

無駄なもの、と大人が捨ててきたものが本当に無駄なのか?と問われるたびに少し胸が痛むような、ちょっと切ない感じの話。
子供向けではないですねー。

でもなんかこういう映画は好きですねぇ。

ズートピア


TV放映版をうっかり見逃してしまい、こちらでやっと観た。
公開当時、日本人女子がこぞって「森川さんの吹き替えやばーい★」と言っていたのでどんなもんかと吹き替えで通して観てみましたが

今回も私の受容体はM川さんに反応せずwww
何か世間から感受性がずれているのかもしれない…。

基本モテ男大の苦手っすからねw
(しかも当時、その吹き替えがどのくらいいいのかっていうのを細かに説明してる人とかいたんだけど、私の感受性がそれをほぼキャッチできないというのはどうなんだw)

話はよくまとまってて主人公のうさぎちゃんの行動がとにかくスピードが速いので飽きないですね。社会人として働く話がテーマなので、共感もできますし。
起承転結がとてもしっかりしている話ですね。

私にはどっちかっていうとキツネが一方的にうさぎちゃんに惚れこんでいるのではないのかと感じられた。

ディズニーでたまに出てくる「せこいメンズ」がまともなヒロインに惚れてしまうあのパターン。

ハン・ソロ


評価はよくなかったようだけど、そもそもハリソン・フォードの代わりがつとまる役者がいるわけもなく、そこに期待したら絶対つまらなくなる。突き放して観るのがいいと思う。
(しかし世の中のスターウォーズファンはちょっと異常なくらいハマってる人とか、映画そのものに異論を唱えてくる人とかいてめんどくさい。あっちが公式なんだからしょうがないだろw)

ハン・ソロはお金にうるさくて、ドライな楽しい冒険屋。それでいいと思う。
私は、やはりチューイとの初対面のエピソードがとても好きですね。

子供の頃はチューイが怖くてしょうがなかったけど大人になったらかわいいと思うようになりました。チューイが何言ってるか全然わからないのにハリソンフォードが受け答えしてるのが今でも可笑しくてしょうがないですね。

それにしても初対面からなんとなく意思疎通してたけどそれってハン・ソロの能力なんすかね……。

私はこういう荒唐無稽でテキトーにたのしい映画は生き残ってほしい。

ローグ・ワン


主人公がフェリシティ・ジョーンズという私に言わせれば世界屈指の美女であり、その父親がマッツミケルセンというおいしいキャスティングだった。
話もふつーに面白くてそんなに、すごい感動の超大作とかではないんだけど、ふつーに、おもしろいのではないかと思います。はい


一番感動したのはカールじいさんの風船で飛ぶ話ですがそれは別の記事に書いたので割愛いたします。




2020年5月26日火曜日

「オートマタ」という映画

これは前からリコメンドに入っててどうしようかなと思ってたんだけどやっと見た。

このポスターのビジュアルがすごくよい。かっこいい。
アントニオ・バンデラスが僧侶のようにも見える。


出典:
https://eiga.com/movie/80130/photo/

冒頭の引き込み方がすごくよくて、ロボットがなぜ自己改造なんか始めたのか、が気になって途中までは夢中で見てしまう。

ひょんなことから、気を失って「砂漠」に連れていかれてしまう主人公。
この辺から、少し中だるみになる。
だけど、いちいち、構図が美しい。
砂漠がめちゃくちゃ綺麗。真っ白なんですよね。
ロボットたちも、白くて無機質。

オートマタのロボットたちはいわゆる「ロボット」で、見た目もシンプル。もともと、人間の家事を手伝ったり、人間が入れない放射線エリアで働くなど、業務をこなすものであるため。

だからなのか、このシンプルなデザインとバンデラスの濃い顔とのコントラストがすごくよい。

あとなんか黒いコートやグレーっぽいコートをみんな着てるんだけど、それが白い砂漠に映える。

絵的にはめちゃくちゃ美しくて、いちいちシーンを写真にして飾っておきたくなる、雰囲気映画ともいえる。
大スクリーンで見たら一大SF抒情詩って感じだ。
なにしろアクションとか書いてあるけど8割方静かだし、ロボットは多くは語らず、主人公のセリフも短くてわかりやすい。それがシュールで良い。なんか安部公房っぽさを感じる。

まあストーリーは雑っていうか、最後のほうはあるあるすぎてあんまりおもしろくないのが非常に残念なところですかね。だから評価が悪いんだと思います。

個人的にはこういうテイストでやっていくなら、ストーリーももっともっと振り切ってもいいのでは?という感想を抱きました。
最後にどんでん返しいれちゃうとかね。
例えば、もう人間には戻らない、とかね。
あと生まれたばかりのロボットにもあまりひねりがなくてつまらないかなぁ。
ロボットとの関係性ももっと詰めてもいいのかなあと思いました。

2020年5月21日木曜日

ファンタスティック・プラネット について

今の会社に入社してすぐに会わされた人間ふたりは、完全なる映画オタクであったが、会社の性質がWEB系の制作会社なので当たり前と言えば当たり前である。

片方は50代のおじさんだったが、彼の映画にかける情熱のような何かは凄まじかった。
情熱とかじゃない。
なんか、彼の、血と肉は映画でできているのではないかという感じのおじさんである。
すごいプライドが高いとかでもないし、テンションがめちゃくちゃ低い。
しかも映画の説明をさせると結構めちゃくちゃなのである。おそらく、食事のように映画を喰っているだけなのだろう………。

そんな映画おじさんに紹介されたのがこの「ファンタスティック・プラネット」であった。
サムネだけでドン引きである。




青い。

「なんですかこれは…」と聞く私に、案の定、言語コントロールが微妙な彼は、説明が出来なかった。でもネタバレしにくいから、いいのかもしれない。

百聞は一見に如かず。
なんと、GYAOで無料配信されていた。プライムでも有料なのに。一体GYAOの中の人はどんな人なんだろう…。

1973年につくられた手描きアニメーション映画で、ストーリーは良質なSFである。

とにかく宇宙人の外見が異様。青い肌に赤い目。耳が半魚人っぽい。なのに、体は人間のそれと同じだ。

彼らは我々と同じような「人間」を捕まえて、飼育してペットにし、かわいがって遊んでいる。

そのうち、ひとりが知恵を持ち、この青い肌の宇宙人から逃げ出すことに成功する。

プロットは普通のSFだと思うんだけど、全体的にシュールな雰囲気があり、アニメなのに残酷なので子供には見せられない感じ。

そして手描きでよかったなと思うのが、背景や出てくる生き物が独特なデザインであるところ。

動くアートを見ているかんじで、創造意欲はかきたてられる。

場面をカットして静止画で見たら、シュールレアリスム絵画にしか見えない。


でもまあ、映画としてはものすごい不気味だし、意外と不気味なのが人間の表現だ。
もしかしたらこれをつくった人は、リアル人間は苦手なのかも。未知の生き物とかは本当にうまいし、よく思いつくなあという感じ。

宮崎駿監督が影響されたという噂なので、クラシック映画に分類されるのかもしれない。
そういうクラシックな映画は、黙って観ておくと、あとで肥やしになるもんだと信じている。

しかしビジュアル…。驚愕のビジュアルですね…。
今時のSFだったらこんなの売れないからなかなか作れないだろうし、だからこそ媚を売らない作り方には脱帽ですね…。
別に売れなくても好きなもん作ろうという精神はひそかに、持ち続けるもんだなあと思います。
手描きだったら、確かに、つくれるっちゃつくれるしね。
それにこの映画がCGだったら恐ろしく興ざめであることも間違いない。

2020年5月19日火曜日

ウエストワールドseason2 ちょっと理解しきれているか自信がないやつ。

Season1にてホプキンス先生が爆発(比喩表現)したため、カオス状態になった「ウエストワールド」。
いったいどうやって収拾をつけるのか…

という回ですね。

ですがseason2はなんかダメですね。相変わらず難解なのですがなぜ難解になっているかというと

・時系列がめちゃくちゃ。
もちろん最後までちゃんと見ればわかるようにはなっているが…ちょっと目を離したらもうわからないw
もうちょっとわかりやすくすればいいのにぃ。

・キャラクターがバラバラに動きすぎ。

・バーナードの頭の中がぐちゃぐちゃ。
視聴者の頭もぐちゃぐちゃです。
バーナードに関してはもはや時系列もわけわからないし、いるはずのない人が出てきたりするので。

しかしさんざん振り回されたバーナード、時々「あ、騙されてる」って気づくのが面白いです…。

キャラクターがバラバラに動きすぎの件ですが、
メイヴが、ショーグンワールドに連れていかれるのはかなりの蛇足だと感じました。

というかショーグンワールド自体がかなりの蛇足。

なぜなら。

やはりこの人たちもちゃんとジャパンを表現できなかったー!!

ウエストワールドの脚本家のキャラクターがアホだからという逃げ口上もあるかもしれませんがそれにしてもこれはない。

クオリティが下がりまくったので日本人視聴者はダウナーな気分になったに違いありません。

メイヴはそれでも日本語をがんばってしゃべってくれましたが、さすがに長セリフが来たらカンペ読みみたいになっていました。

そして私的にいら立ったのはやはり着物のクオリティがかなり低いことと、日舞がちゃんとしてないところですかね……。
アメリカ人なら騙せるかもしれませんが。

最後はアメリカ人が大好きな「HARAKIRI」で終わったので、もしやわざとやってんのかっていう気もしましたが割と真面目なようです。
でも真田さんはいつもほんとうに真面目に仕事するなあと思いました。

あとネイティブアメリカンのくだりもちょっと蛇足なのかなあと…
いまだに彼らの必要性はちょっとよくわかんないです。でも西部劇には、必ずといっていいほど「いないとリアリティがない」のであれでいいのかな。

メインはやっぱりウエストワールドの裏のプロジェクトというか本来の彼らの目的ですね、この辺は、確かに、おもしろかったです。

私は個人的にドロレスの父ちゃんがすごく好きで、
ああいうのが普通の人間だと思うし、性根は良い人だと思うんですよね、
何がいいって、娘のことを思い出すたびに、娘の話を振られるたびに超いい人の顔になるところなんですよね、
それが、ウイリアムとの対比でさらに際立つ。
ウイリアムはサイコパスっぽいので、この父ちゃんをバカにしていましたが。それはウイリアムには家族愛が理解できないからで。

この父ちゃんやってる役者さんの表情の変え方とかすごく好きで、見ていて飽きないです。

エドハリスさんについて
彼は、私はseason1で悔い改めるだろうと期待して
やっぱダメで
season2でもさすがにこれは悔い改めるだろうと思ったら
やっぱダメだったっぽいです。
多分続投なのでいつ悔い改めるのだろうかとwそれだけ気にして観ています。
なんで彼は、このゲームにここまではまって現実を捨ててしまったのだろうか…。
以前、「フォールアウト」にハマりすぎて恋人を無くしたと訴えてた男性がいたようですが、私はそれを見てフォールアウトは今のところ手を出していませんw
ギャンブラーの心境みたいなもんなんですかね。

おそらく次は現実が舞台になるのかなと思いますが、
ちょっと頭が疲れてきたので観るかどうかはわからん…。

今まで見た配信系ドラマだとLOSTが一番好きで、あれはエモい部分で共感できるものがすごくあったのですが(ただしストーリーは少々荒唐無稽)
ウエストワールドは正直どうかな~という感じで。
ちょっと人間性悪説を支持しすぎな感じがします。どんだけ人間嫌いなんだと。

ホプキンスさん見たいならまったく問題はないです。

そういえばホプキンスさんのセリフはいつも含蓄がありますが、
「アンドロイドが人間に近づいているのではない。我々がアンドロイドに近づきたいのだ」(的なやつ)を聴いて同僚がお昼に言ってたことを思い出しました。

「猫が人間に近づいているのではなくて
我々が猫に近づいているのかもしれない……」

私はすぐさまこの発言を大絶賛したのですが他の人はあんまちゃんと聞いてませんでした(笑)

あと「自由とは疑いを持つことだ」ってすごく進撃の巨人っぽいなと思ったんですけど
諌山先生はこのシリーズ好きだろうな……。



2020年5月13日水曜日

ゾンビについてちょっとだけ語る:ウォーム・ボディーズについて

配信系ドラマで他にもちょっと気になったのは
「ウォーキングデッド」
私の周りでおすすめしてるのは小島監督くらいでしたが…
デスストランディングをクリアしたので、ノーマンリーダスが普段どういうのをやってるのかちょっと気になったんですよね。
でも私は、実は

ゾンビはかなり嫌いな部類に入る。

というか飽きた。

ラストオブアス2はやると思うけど、それはあのゲームがすごく面白いものになるというのはもう大体想像つくから。

ゾンビはもう飽きた~と思いながらなんとなく観たのがウォーム・ボディーズ」という映画でした。なんかツイッターで勧めてた人がいたので。

ニコラス・ホルト主演ですが、私は、マッドマックス以外でニコラス・ホルトをあまり見かけたことが無いというか、見ても印象に残ってませんでした。

サムネを見る限りゾンビメイクはかなり似合っているもよう。痩せてるからね!

すごく暗かったり、悲しかったり、シリアスな話なんだろうなあ~と思って再生したら

全然違った。

冒頭何分だったか忘れましたが、ニコラス・ホルトのゾンビが 
独白でペラペラしゃべり始めてからはずーっと爆笑してました。

なんだよ!これコメディじゃんか!!!

ゾンビはもちろん言語がしゃべれません。
なのに、いろいろあって、ニコラスゾンビは女の子に恋をしてしまいます。(この辺もすでにツッコミたい)
でもしゃべれない!コミュニケーションがとれない!女の子はめちゃくちゃ怯えています!!
表のセリフ「う…ああ……」
裏の独白「ああっ、なんで俺うまくしゃべれないんだかっこ悪い……」

いやお前ゾンビですから。
気がついてwwww 

裏の独白「俺すごく顔色悪い………」

ゾンビだから!!!!!!

それでも、ニコラスゾンビは女の子に好かれるために一生懸命がんばります。
がんばって

ちょっとしゃべれるようになったりするよ。

 
っていうほのぼのゾンビラブコメだよ。

結構あれなんじゃないかなぁ
日本の草食系の男性はこの映画好きなんじゃないかと思います。

説明読んだら「ロミオとジュリエット」を原案にしたらしいよ。(これを読んでさらに笑いが加速した)


私は魂が少々汚れているので思い出すだけで爆笑ですけど、まあ、コメディってことらしいんで…… 

ゾンビ映画はどれもつまんないなと思ってましたけど、これは異色すぎておすすめできます。発想の転換ですね。

2020年5月11日月曜日

ウエストワールドseason1やっと終わった…

自粛期間中やっぱり動画垂れ流ししたいな~と思ってみたいものから調べて結局のところ、AmazonPrimeにウエストワールドもゲームオブスローンズもあるじゃん!ってことになってやっぱりウエストワールドから手をつけました。
理由としてはアンソニーホプキンスが出ると聞いたとき、これは観たいなと思っていたので。

そういえばその前に24面白かったらこれから見てもいいかなと思ったんですが
どういうわけか1話目から全然心惹かれませんでした…
テンションが高すぎるというかうるさいっていうか、展開速いけど全然頭に入ってこない感じがしました。

ウエストワールドはオープニングの3Dプリンターみたいな映像からして好みですが。

ちょっとシーズン1の終わり方が衝撃的すぎて、今顔がひきつってますね。
ひどいな~こりゃ
っていうかこの後どーすんだ、収拾つかないじゃないか、っていう終わり方

ウエストワールドの世界観を簡単に説明すると、ウエストワールドはテーマパークの名前で
まあ、USJとかと同じですね
働いているキャストは全員アンドロイドです。ものすごい人間とそっくりでセックスもできます。

ゲームで言うと、アンドロイドはDETROITとかなり似たような感じの設定だが、見分けはつきません。血も赤です。(見分けがつかないことにより、のちほど衝撃の展開が)

パーク内の雰囲気は、ゲームでいうとレッド・デッド・リデンプションそのまんまです。アンドロイドがAIとして勝手にしゃべったり挨拶してきたりして、RDRと違うのは、オープンワールドなんだけど特にミッションはありません。
延々と自由行動を好きな期間楽しむ?というものです。
でもこういうの見てるとゲームは制限があったほうが面白いですね。
どういうわけか、ウエストワールドでは犯罪を好んで行う人間が多いらしい。
実は、RDRは犯罪を犯せるのですが、すごい速さで指名手配されますw
そこがよかった。
同じ会社のグランドセフトオートでは犯罪が犯せるために、社会から批判されておりましたが、RDRはゲーム内のキャラクターからめちゃくちゃ怒られたり反撃されます…ぼーっとしてたら撃たれてゲームオーバー。

あとウエストワールドの場合、他のキャラクターに殺されるという設定がありません。
だからいい大人がやりたい放題しています。
その辺はかなりひっかかるところ。

その辺の、倫理感とか、いい大人がアンドロイド相手に暴虐の限りを尽くして面白いんか?という疑問は沸いてくるものの、それは脇においといても面白いところはあります。

私はどっちかっていうと、
このテーマパークを創造した二人の人間についてずっと疑問を抱いておりました。
ひとりはアンソニーホプキンス。フォードという男。
もう人は「アーノルド」ですが、こいつがめんどうな人間です。

クリエイティブな仕事についているからか、私はこいつらの考えていることが始終気になっておりました。

正直いって、職業エンジニアとしてはフォードのほうが考え方が正しい。

ルールを設け、縛りを設け、バグが出ないよう、アンドロイドは徹底的に管理するべきだと思います。

しかし、アーノルドは違うんですよね……

私はアンドロイドやAIに「意識」を持たせるのはあまり意味がないと思っていますが
おそらくDETROITでもそうなんだけど、AIが人間のように意識や感情をもって自発的に動くことを、期待している人間が結構いるんだろうなあと思います。
アダムを創造することに成功したいというか。

でもそんなことをしていたら、人間と同じになってしまって、結局悪い感情や悪いAIが出てくるに違いない。

っていう矛盾のところを、ひたすら、このシリーズは模索してんのかなあと。

そしてアンドロイドと、ウエストワールドという世界を通して、登場人物が投げかける「人生の目的とは何か」「意識の礎とは」というテーマが面白いかなあと思います。

悲しい記憶は人格を本当に豊かにするのでしょうか?

もしそれが本当であれば、私は今までの人生が少し救われたのかなあと思います。


それにしてもドロレスが怖い。

アンドロイドなのにバキバキ成長していく。
絶対アーノルドがなんか仕込んでるに違いない。

他のキャラクターは、アンソニーホプキンスがやはり最高ですが、
あとは微妙かなあ、
エド・ハリスの黒い男は、最初ただのサディストだと思ってましたが
単純にウエストワールド中毒者ですね。しかし彼の正体もおもしろかったです。

アンドロイドだとメイヴが好きです。
非常に好戦的ですが、自ら運命を切り開く姿勢がよい。でもそれですら、誰かのシナリオ通りではないのかという疑惑はありますが…。

この話ってどこまでアーノルドが仕組んでるのか、が気になって観てしまうというところもあると思います。

人間は確かにクズが多いんですけど、だからといって、DETROITみたいにアンドロイド優先の話もちょっと違うと思うので、その辺は冷静に展開してほしいなと…完全にアンドロイドワールドになったら多分見なくなると思いますw

2020年5月4日月曜日

デビルメイクライ5がオッケーバブリーすぎる件

去年上司から無理やり貸されたゲーム
「デビルメイクライ5」
まったくやる気がないので手を出してませんでしたがせっかくなので、この機会に3日でクリアしましたw

話のあらすじと世界観:
主人公ダンテには双子のアニキがいるが、死んだかと思ってたけど今回複雑な過程を経て完全によみがえってまた壮大な兄弟げんかをする話。
なんでよみがえったりするかっていうと
ダンテとその兄貴は父親が悪魔だかららしい(意味不明)(しかし事実)。
テーマは「身内殺したらあかんねん」。

でも喧嘩はする。

キャラクター:

ダンテ:昭和のおっさん。別名森川さん。
ちゃらすぎて反吐が出るような、バブル期をひきずる勘違いキモおっさん。こういうのがいるから日本の経済はなかなか回らないのだ!
とにかく無尽蔵に強く、脳筋。
おかげで、ストーリーも、脳筋。
その証拠に、とくにコマンド覚えなくてもこのゲームはクリアできるw
なお、腕っぷし以外は大馬鹿なため、光熱費や家賃を滞納しがち。兄貴子供いるのにダンテにはなにもない。

ネロ:平成の寵児。別名石川界人。
スタンダードなイケメン。わざと不良ぶっているがいい子である。
しいて言えばまるで個性がない。

V:今にも死にそうな中二病患者。
常に体を斜めにしており、動画でみると一発で「やばい人」だとわかる。
が、戦うときは召喚した式神を使う、ウイリアムブレイクの詩を引用するなど知的な面を持ち合わせており、昭和のおっさんよりかなり役に立つ。
お母さんの愛がほしかった。かわいそうな子。

バージル:ダンテのまともなお兄ちゃん。神は何を間違えたのか、ダンテに幸運を与えバージルは不幸に追いやったため、ずうっと恨んでる。日本刀で戦う土方歳三みたいなかっこいいおじさん。
あたしこっちのほうがいいですー。

まあとにかく色々とダメな感じのゲームですが、Vとバージルには同情します。
あんな脳筋相手にしてたら絶望するわぁw

私のお気に入り死にそうな中二病Vさんはこちらの動画にまとめましたのでいかにやばいかをご確認ください。




なお、昭和のおっさんがオッケーバブリーな動画はこちら。
対比用に良いと思います。

私はドン引きでした。


2020年4月26日日曜日

ドラマ「高嶺の花」が結構面白かった

リアタイでは見ていなかったんだけど、
このほどよいドロドロ具合は私の好みである。

石原さとみさんは、「似ているかも芸能人診断」で昔自撮り送ったら似ていると判断された女優さんなんだけど
たぶん似てるのは分厚い唇だけだw
この唇の分厚さは、メイクのネックになる。
これ以上面積を増やしても意味がないから、薄くしてごまかすパターンか、濃い色を中心に入れて外側にむけてぼかす。
コンシーラーで引き締めることもできるが、コンシーラーは使いすぎるとメイクもりもりになってしまうので好きではない。

余談でした。

石原さとみさんが演じる「もも」は気位高いお嬢様で、華道の家元の娘である。

芸術の才能が抜きんでているということで、父親から「恋愛に現を抜かすものではない」と言われているが、彼女も普通の…いや、極端な女性で、恋をするととことんのめりこむ。ストーカーと化して、厳重注意を受けるくらいだ。

彼女はとても恋愛に真面目で一途であるからこそ、男は受け入れてくれないと嘆く。
その名台詞は以下の通り。

「私の愛は素敵なの。素敵なくらいエグいのよ。

だから男は受け止められない。

ぶっ壊れるか、その前に逃げられちゃうの。

それを見て私は寂しくて悲しくて、この人も偽物だったかって絶望しちゃうの。

だったら誰も愛さなきゃいい。好きにならなきゃいい」


これの意味がわかりますか?
私には、わかる。

私はこのドラマが別段大好きではない。
だが、脚本は秀逸であり、
私のパーソナルな恋愛志向には大変似ているものがあった。

愛したくない。愛すれば、必ず裏切られる。

ももはそう思っていると思う。

どんなに愛を注いで尽くしても、最後は男が腐って捨てざるをえなくなる。
それは、私の愛が強すぎるから。
私を理解していないから。
だから、私は、その人を「偽物」と思うしかないの。
 
ワンチャンあるとか、告らせたいとか、そういう軽々しい言葉で、恋愛を成立させるな。
そんなの、犬や猫以下だ。

ももの気持ちは、完全に私とシンクロする箇所があった。

私も、婚活パーティーに行くと、
「プロフィールを偽ったらどうですか」
と言われることがある。

経歴が立派すぎる。仕事が出来すぎる。海外旅行に行ったら英語は全部私に任せてくれれば出国前から帰国まで、手続きは全部ひとりでできてしまう。
男が活躍する場面はほぼゼロだ。
実際は、隣にいるだけで多少狙われにくくはなるのだが。

軽く「高嶺の花」と言えるような存在になってしまった。
もちろん、虫みたいな男は寄ってくるけど、どうせ口説けないことは最初からわかっているのでうっとおしいだけだ。
さしで飲みにいっても、私が強すぎて相手が先につぶれるのは飲む前からわかっている。

ももが好きになった男は、「プーさん」と呼ばれている。もはや本名を忘れた。

とにかくブサイクである。

ブサイクにありがちな、「声はよい」人。
しかも性格も良い。
いいじゃない、それでうまくいけば。と思うが、ももが華道の家元を継がなければという運命にあるため、大変困難な道を歩むことになる。

家元はとにかくサディスト並みに厳しい。

強引に、彼らの間を裂こうとする。
しかも、「芸術家には罪の意識が必要だ」と…

わざわざ、心に、記憶に罪悪感や闇を植え付ける、というのだ。

確かに私もいままでひどい目にあっては、全部を芸術などに注いできた。

でも好きでそうなったわけではない。

私はこの厳しい発言だけは許せなかった。

芸術家だったら結婚や恋愛をしてはならないというのだろうか。そんなのは嘘だ。結婚しても作品をつくる人はたくさんいる。

「もも」も、同じく葛藤する。

そしてドラマの最後に、彼女は非常に男前な決断をする。

さすが石原さとみ氏だ。

彼女は男前な役が多い。

進撃の巨人では男並みに前線で活躍するハンジ。
シンゴジラでは、美人だがけったいで勇猛果敢な次期アメリカ大統領だ。


もしかしたら、分厚い唇以外にも、私は彼女に似ているのかもしれない。

2020年4月24日金曜日

海外版「ザ・リング」

日本語版見てると結構面白いかもしれない。

雰囲気は完全にゴシック系ホラーのそれ。

貞子の名前は「サマラ」

アメリカでこの名前だったら、確かに「気持ち悪い」という印象を受ける。

ビデオの内容は、アメリカンテイストのシュールなアート系動画という感じ。

日本版より少し、具体的になってるのが面白いなと。
確か、動画の中のハエを捕まえるシーンなんかなかったよね?あったっけ?

全体的にバイオハザード感があるのであの世界観が好きならおもしろいかも。
画がアートっぽいので、見てても結構神秘的な雰囲気が楽しめる。

ただ、ビデオを見た後顔が水死体みたいになるのは気持ち悪いのでいただけないなあ。。(そういう映画だよw)

日本版よりは、明るいというかそれほど怖くなく、主人公が一生懸命謎を解き明かそうとするので、ミステリーとしては楽しい。ヘビーレインみたいな感じかな。
最後どうなるのか気になって観ちゃいますね。

海外版貞子の面白いところは、なぜか瞬間移動するとこですかねw

まあ、実体がないから瞬間移動して当たり前なんだろうけど。

それにしても、サマラが井戸に放り込まれる以前からなぜあんなに悪魔的に人を狂わせることをしていたのかは、ちょっとよくわからんかった。
父親のせいなのかな。

あといつも思うけど、超能力使って井戸から出れないのか?とも思う…。
彼女の超能力って全部映像系なんですよね。
ものを動かせないのは本当に残念というか。



2020年4月19日日曜日

テリー・ギリアムワールド:「ゼロの未来」

私は、この映画に関してあえて、他人の評価は見ないで感想を書こうと思う。

私は映画「12MONKEYS」の大ファンである。

大学生の時、レンタルDVDで初めてその映画を見たとき、最初からビジュアルなどに釘付けになった。展開などもうまいし私好みの味付け。
今、新型コロナウイルスが蔓延しているなか、ウイルスによって地下暮らしを余儀なくされている主人公が、ウイルス蔓延の原因を過去に探しにいく話を見るのは、少々不思議な気分になるかもしれないが、探しにいったら解決するならすごい話である。

なお、新型コロナウイルスと同様に、12MONKEYSのウイルスは基本的に人間にしか感染しない(今回の新型コロナは猫などにも感染するらしいが、今のところバタバタ死ぬとかそういう報告はない)。
外に出れば動物が闊歩しているが人はいないという不思議な世界である。
(ちなみに今福岡を出歩くと公園でカラスが幅を利かせており、少々怖い)

「ゼロの未来」は、ビジュアルは12モンキーズに酷似しており、実に私好みである。古びた教会の中に住む主人公は、12モンキーズの主人公とよく似ており、最初は、ブルースウイリスをまた使ったのかと思った。
だが、クリストフ・ヴァルツであった。神経質なスキンヘッドの、エンジニアのような職業の男だ。

彼が、冒頭で「会社に来てもそれぞれがひとりで違う仕事をしているんだから、在宅でいいじゃないか!」と駄々をこねる。まるで私のようである。

だが、この主人公のしている仕事…「エンティティ」を解析して「ゼロを100%にする」は終わりがない。
100%になることはないというのだ。

まあエンジニアの仕事というか、研究者の仕事なので、例えば円周率の計算を延々とやっているような話であり、正直飽きる。

12モンキーズはウイルス蔓延の正体をつきとめなくては!という使命感をずーっと感じるのだが、このゼロの定理はおそらく終わりがないことを、視聴者も感じる。なので、飽きる。

しかも、ゼロの定理を解析することの理由も、コーエンにはわからない。

彼は、自分の存在意義だけを、教えてもらうことを祈っている。

この辺の「目的」はよい。12モンキーズと少し似ている。実は12モンキーズの主人公ジェームズも、自分の、人生の目的をずっと探している男だ。

だが、ジェームズが具体的なのに対して、コーエンは抽象的すぎて、よくわからないし、終わり方も哲学的すぎる。

12モンキーズは決して、明るい話ではないが、全体に漂う絶望と希望の間を揺れ動く詩のような美しさと趣があった。

しかしゼロの未来は、どちらかというと絶望しか見えないのだ。

舞台は素晴らしい、古い教会をモチーフにするのは、なんとも趣があって美しい。
衣装なんかも趣向をこらしているし、ちょっとフィフスエレメントや、ブレードランナーみたいなビジュアルもある。

だがこの作品はあまりにも現実に近いのである。

舞台が教会なだけで、やっていることは、毎日エンジニアリングしているだけだ。ちょっと面白い画面にしているが、毎日PHPやRubyを書いているのとあまり変わりがない。


もしこの作品に無理やりテーマを持たせるのであれば、コーエンのように生きてはならないよ、という皮肉なのかもしれない。

というわけで、テリーギリアムを見るなら、「12モンキーズ」がおすすめです^^

2020年4月5日日曜日

「モテキ」映画版

個人的にこのパターンだと最後全員にふられたほうが面白いと思うのだが、エンディングは意外だった。

もしかしたらドラマだと全員に振られるのかな?

主人公の森山未來くん演じる「幸世」はセカンド童貞だけど、彼女が欲しくてたまらない、草食ヘタレ系男子。だけどひょんなことから2人の女性と三角関係になる。
4人とか言ってるけど残りの二人はほとんど関係がないw

筋書としてはかなりつまらないんだけど、
前半の演出がすごく面白い。例えば「おっさんずラブ」とか「勇者ヨシヒコ」のように、ギャグをふんだんに交えて、ミュージカル調にして、流行ったJ-POPをバックにPerfumeと踊ったりして、絵として結構おもしろいものがある。
おっさんずラブのフラッシュモブがめちゃくちゃおもしろかったけど、あんな感じである。

また、ツイッターで知り合うあたりのやりとりもすごくうまい。
なにがうまいって、幸世のツイートが面白すぎるww

だけど後半になって三角関係が泥沼化すると、突然シリアスになってとてもつまらなくなる。
その点でいうと映画としては全然面白くなかったといえるが、前半の個性的な漫画っぽい演出は好み。

あと女性視聴者として気になるのが、長澤まさみの存在である。

そりゃ、あの子はめちゃくちゃかわいいし、手とか脚とか細すぎでしょ!長すぎでしょ!って思うけど、
幸世はそれだけで彼女を好きになりすぎである。できすぎてるし、なんで長澤まさみ演じるみゆきは、知らない男に肌を見せまくり、肩を出してショートパンツで現れ、胸元も見せてるんだ。それで部屋に上がりこんで寝るとか、頭がいかれているとしか思えなかった。

このみゆきの自由奔放すぎる行動と、あまりにもラッキーすぎる展開は男性に都合のいい展開だなと思って、その辺はしらけた。

まあ、でもこのバカなノリは面白いですよね。

あと、みゆきの心の闇や泥沼化していく心、ライバルとして現れた「るみ子」が交際を断られて発狂するシーンも女性のドロドロした部分を見せてくれている。

女性というのは非常に美しい生き物だが、常に心に傷をかかえている。
私は、傷つかないで生きていこうなんて女は大嫌いだから、こういう描写はすごくいいと思う。
どんなに好きでも大体毎回恋をするたびに、女は泣く羽目になる。
その辺を男性にご理解いただけるとすごくうれしいかなと思う。

正直幸世の考えていることはよくわからなかった、単に、タイプの女を選んだだけっていうことはわかってる。
でも、他の女を泣かせたり、その気がないのに抱くのはやっぱりまちがい。そういう点では、男性都合の話なんだなーと思う。

まあ長澤まさみ彼女にしたい気持ちはわかるがなw

2020年4月2日木曜日

娼年、良い映画っすね〜

その時期、私は完全に鬱病だった。

このままでは資金が底をついてしまう。
わたし、スキルを持ってるのに全然活かせない。
身内が老衰などでバタバタ死んでいくのも重なって、私は憂鬱な東京から逃げ出そうと思っていたけど、勇気が出なかった。

その時その人と出会った。
飲みにいきましょう。と彼女は誘ってくれた。
私のようなおばさんのくだらない悩みも聞いてくれた。

こういう時彼氏でもいたらなぁ。
と私は思っていた。
彼女は男を誘うのは簡単だよ。
と言っていた。
女は男を買うのは難しいんでしょうかね。
と聞いてみた。彼女はとてもグラマラスで、美人で、実際セクハラが嫌になって会社員をやめて起業していた。
「そういう商売も考えたんですよ。
でもね、裏にヤクザがいるから…」
そうなのか。ドイツみたいに合法じゃないのかな。

娼年というのは、松坂桃李くんが娼婦の男性バージョンをやる映画です。
端的に言えばそう。

私は結構前に松坂桃李くんをドラマで見て、
なんて気怠げな青年なんだ。と思っていた。
草食っぽくて、だるそうで、ボーッとしてて、バラエティではいじられると低い声で苦笑する。
ラジオではtiktokをチックタックと言ってしまう。
天然ちゃん。

でも芝居はうまいな、とずーっと思っていたし、単純にああいう普通にいそうでいないちょうどいいイケメン具合が好みのタイプだった。
松坂桃李くんのファンはきっと大人しくてまともなんじゃないかな。
街で見かけても、無言でニヤニヤしたり、軽く手を振る程度で、胸に秘めちゃいそう。

そういうわけで割と日本の若手俳優ならこの子〜と思っていたので、今回の映画で確信が持てた。
彼は凄いですね。
賞をもらえて当たり前ですね。
とにかく芝居がうますぎですね。
普段だるそーにしてるから、感情に色がついた時がわかりやすい。
芝居がわかりやすいというのかな。
静と動。コントラストを自在に操っている。

映画全体としては、
クラブパッションがですね、客が面白い。
性欲の吐口を求めてる女性ばかりかと思っていたら、全然。

女性というのは難しく、怖い生き物。
ゴールデンカムイで、女は怖いぞ。というセリフがありますが、
女性キャラがほとんどいないので響きますよね。
ゴールデンカムイは男の話なので、女はかなり少数なんですね。
女はね、自分が客観的に見ても凄い生き物ですよ。
私ね、誰一人人間は信じていないと思います。
セックスの途中で夕飯のレシピ考えたりできるのも女ですね。
器用だし、何考えてるかわかったもんじゃありません。
嘘をつくのも、犯罪も、スナイピングも、女の方が上手いと言われていますね。

しかし、「りょうくん」は無垢な心のまま、女を理解していきます。
彼はなんでも、スポンジのように吸収。
ありえない性癖や、気の狂った男性までも、丁寧に相手してしまいます。

この映画が、冒頭通り期待を裏切らず、ただのAVであったら、わたしも感想書く気は起きなかったかもしれません。

しかし、話が進むにつれて、女の複雑さを学び、その強さを知り、性欲の正体を知り、りょうくんは成長していく。

そして女性観客はこの映画が示す女への理解具合に感動します。


男性のAVは、性欲解消が目的かもしれないですが
この映画が示す女の問題は複雑です。

最初に男を買いたいと書いたのは、
ただやりたかったわけじゃないんですよね…
体温が、人の温もりがあれば、鬱が治りそうな気がしてたんですね。

女はメンタルの問題はすごく大きいと思います。

ホルモンバランスが崩れるとすぐにヒステリーを起こすし、複雑な性格であればある程、手に負えません。

わたしは女をめんどくさいと思って欲しくはないですね。

凄いぶっちゃけますが、必ずそれぞれの女にはふさわしいパートナーがいるというのが私の信条です。

目安は理解度です。

情報を仕入れずに寄ってくる男はやりたいだけ。
でもそれでは女はもちろん、満足できません。

まずは知りたいと思うこと
知ること。
理解すること。
特に見てるだけで大体わかる、なにが欲しいか、寝たいのか、お腹すいたのか、ただ抱きしめて欲しいのか。
となってきたら恋人に昇格できる。

それってもはや、優しいとかではなくて、その人に用意されたパートナーだと私は思っています。

だからめんどくさいと思っているうちは、別に好きでもないので、まったく付き合う必要もないですね。

2020年3月29日日曜日

「オーストラリア」これはいい映画です。暇なら見て損はなし。

前からヒュージャックマンファンとしては見たかったやつ。
(ヒューが出る映画すべてがいいものではなく、実は半分くらいはダメ映画なのが難点)

結論から言って早く見るべきでした。大変良い映画です。
すごく感動するわけではないですが、人によっては泣いちゃうかも!
鑑賞後大変すっきりするというのがひとつ。
また、オーストラリアの広大な大地を、ヒューが馬に乗って駆け抜ける、この爽快感。自宅軟禁されてる人にはとてもいい映画。
オーストラリア、いいところですよねー。私も大好きです。

ヒュー・ジャックマンはガチのオーストラリア人のため、なんら違和感のないオージー訛りを遺憾なく発揮!!
でもそれだけじゃあない。
ヒューのすごさはその百面相ともいえる変わり具合です。ヒゲボーボーのイケメンマッチョでワイルドに登場したかと思いきや、
舞踏会ではすべてのひげを剃ってタキシードで登場!

なんなんだよ、このイケメン野郎…。

脱いでもすげーし着てもすげーし真面目な顔でもすげーし笑ってもかわいいしひげがあればワイルドイケメン、なければ紳士イケメン、
挙句の果てには歌が歌えて無尽蔵な体力をもち、踊りもできるってな…。(性格もいいよ)

要は彼は天才だっつーことです。

ヒューを鑑賞するにもいい映画ですが、ニコールキッドマンも負けていません。
花のように可憐でありながら、オーストラリアで行われている差別や理不尽な人間に敢然と立ち向かい、男にもムチを振り上げます!!!
かっこいい。でもアボリジニの子供をかばう姿は母性満点で、なんとも女らしくいいキャラクターです。

敵のキャラクターはロードオブザリングのファラミアの人。顔はイケメンですがどこか何を考えているかわからない人という印象ですが、裏でいつもこそこそ何かをやっていて、アボリジニの子供を殺そうとしたり、とにかく悪いやつ。

こいつの悪さがストーリーをかなり動かしており、ギリギリ最後まで、彼は悪さを発揮します。

アボリジニの呪術師のおじいちゃんがすごく良い。
彼はいつも高いところなどにいて、すべてを見ているのです。

立っているだけで絵になる…アボリジニを見たこともない人には勉強になると思います。

オーストラリアも、アメリカ合衆国も、「現地住民」を蹂躙して建てられた国です。

それを忘れてはいけないのです。

そしてこの映画の舞台は第二次世界大戦。日本がオーストラリアを空襲し、史実ではありませんがアボリジニを殺すシーンもあります。

そんな、引き裂かれ、翻弄される「血のつながらない家族」である3人の、とてもさわやかな愛の話です。全然おしつけがましくありません。
単純に、好きだから一緒にいるという、とても純粋な話でした。

逆に血がつながっていないからこそ、純粋に愛せるのかもしれないと思うんですよね。

▼ヒュージャックマンの肉体美と冒頭のカンガルーネタが面白い動画。

2020年3月28日土曜日

またもやツッコミどころ満載!進撃の巨人実写映画

酷評を受けているので私が書くまでもないかもしれないが…

ちなみに配役はそれほど悪くはないです。

画面がとにかく汚い


いや、これ第二次世界大戦敗戦濃厚の大日本帝国ですか???
貧乏くさい!!!
こんなに貧乏でいいのかw

ちゃんと叫べよ。


どういうわけか役者の声が小さい。長谷川氏ですら叫べてない。しいていえば、三浦春馬くんはやはり、優秀だと思う。

調査兵団弱すぎ


弱すぎる。
まともに戦っているシーンが少ない。
女の子、ほとんどただの被害者である。
冒頭でいきなり自殺するやついる。
ぎゃーぎゃー言ってるだけだし恋人しんだらなぜか暴走してうざい。

立体起動装置が誰もまともに使いこなせていない模様。


しいて言えばリヴァイポストの長谷川氏と、ミカサは使えていたが、エレンはいきなり片足ふっとばされるくらい下手くそ。なんなんだ、練習したんかい!?

世界観がわけわからん


貧乏なアジアの国テイストで進めているのに服装は洋服だし、その辺はドイツをもとにしている原作に寄せているので、一体どうしたいのかわからない。やっぱりアジア人の下手なコスプレにしか見えない。軍服…もうちょっとなんとか。あと調査兵団の制服も、汚くしすぎ。
ちなみに町の雰囲気はイスラム系のそれであった。どこだよここw

無駄にエロシーン


三角関係をもってくる意味がわからない。なぜミカサの取り合いなのか。そしてなぜ人妻だった女がエレンに迫るのか。そして無駄にいきなり胸の前を開いて触らせたり、おしりを後ろから撮ったり。さらにいうと隣で同僚がエッチなことをしているのをぼんやり眺めているのもどうなの?
そんな生ぬるいことやってるから巨人に片割れ潰されたら精神的ショックで共倒れ。バカすぎる。調査兵団をバカにしている………

作った人がエロスが欲しくてたまらなかったのだとしか思えない。よそでやれ

効果音や音楽が完全にただのレトロホラー映画


全体的に漂うレトロなホラー映画テイスト。だけど先述の通り、中身は原作に近づけようとしているので、視聴者は心が迷子に。
ありえないほどの出血や、ただ人間が押しつぶされるだけ、見せたり隠したりと遊んでみたり、目だけ見せたり…。牢屋から手が大量に出てくるのだって本来ならありえないので興ざめ。あと人間くわえたときにでかい音が出すぎ。
音楽は完全に初代ゴジラレベルである。

そして、巨人が食うぞって時に「ウフフフ…ウフフフ……」って笑うのは完全にやらせである。子供だましだ。原作をなめている。

リヴァイ長谷川、それはリヴァイではない


リヴァイってのはもっともっとクールで、ツンデレなのだ。そんなニヤニヤとかしない。彼は仏頂面のむっつりなのだ。しかし熱き友愛を隠し持っている。
長谷川のそれはなんというか、高見の見物決め込んでいて、仲間って感じじゃあない。まじでただのきつい人。


まあ、私は進撃のファンかって言われると微妙なんだけどさ、全体的に原作の哲学を理解してない人がつくった感があるよね。

キャラクターについては多少理解されているなという感じで、三浦春馬くん合格、本郷奏多くん合格、ミカサも顔だけは合格、石原さとみんは頭おかしいと思ったけど、声優をよく真似していた。ジャンはオリジナルなのに雰囲気はよく似ている。

けどあの話は恋愛なんかしてる暇がないのにこっそり片思いして苦しむ男性が結構いる中で女は誰のものにもならずただひたすらに強い!のがメインテーマだ。ましてやミカサはエレンに心を許す以外は、誰のものにもなりはしない。

その辺がなぜ侵されてはならないのかがわからなければ、ファンはついてこないだろう。

あとホラー映画にしても出来は微妙です…。

日本人の悪いところをひたすら見せつけられた感は、ありましたが
そっちがテーマなのかな。

2020年3月27日金曜日

ツッコみどころが満載!ターミネーター:新起動/ジェニシス

いやこれ、面白いですわ……

ツッコみどころが満載!

でもターミネーターニューフェイトよりマシっていうね!!!

またもや、ターミネーターの同人誌みたいな内容です。

早速突っ込んでいきましょう。(多少ネタバレあり)

サラ・コナーがかわいすぎる


ないわー。サラは、リンダハミルトンの超絶ヤンキークールフェイスあってこそのキャラクターでしょー。

ジョン・コナーが禿げる直前の全然かっこよくないおっさん


そして敵にまわる。もはや意味不明。ジョン・コナーが全ての軸じゃねぇのか。
それに、ファーロングからこの顔にはならないでしょ。

シュワターミネーターが年をとる


いや、皮膚は衰えるって、あんた……
説明になってないでしょ……

せっかくお呼びしたイビョンホンがすごく早めにお亡くなりに


イビョンホンはファンを呼ぶための道具かよ。彼、いらないだろ…っていうレベルの脇役。
かわいそうですよ。イさん。

シュワターミネーターがセクハラ


子供うめってうるせーんだよ。そこだけは同意。
無理やり笑わせたりして、気持ち悪い…


映像や音響はすごくよかったです。
パーツパーツで見ると、さすがジェームズキャメロンって思えるんですが
シナリオつなげるとかなり悪いです。。。

ネタ切れなのはわかるんですが、時間軸を増やすことであれこれ遊んでるだけで、T2のような感動はありません。

もし、真面目にやるのであればスターウォーズと一緒で、
ジョンコナーが成長していく過程で生じる葛藤などを丁寧に描いていき、
最後にリーダーになるところを6かなんかにすればいい話。

キャメロンは、2までしか考えてなかったか、
3を思いつく前に人にかっさらわれたのかもしれません。
確かに3、4までは時系列は合ってますからね~。

売れればいいのよ!の典型的な失敗例ですね!

2020年3月10日火曜日

蛇にピアス 小説のほうが断然面白い

GYAOで映画が無料配信されているが
本が前から気になってたのでキンドルで買った。
完読するまで3時間ほど。先が気になってスマホを置くのも憚られるので読むのに苦労はしない。

これ、祖父が読んだというんだが…
意味わかったんだろうかw

簡単に言うと、表向きは身体改造の話だ。
映画も、まだ全部見てないけど、最初は歯列矯正、bracesの広告が映る。
次に筋肉もりもりの人。やはり、身体改造。
そして、次にやっと、主人公が声をかけられるのが、「スプリットタン」のアマである。

この珍しい舌ピアスの発展形が、読者の心をひきつけ、「どうやってやるのー?」と興味を引き、ぐいぐいのめりこんでいく。

自分はやらない。絶対やらない。でも好奇心に人は素直だ。主人公の若い女の子、ルイが、ためらいなく「やる!」と言い出すところから、物語は勢いづいて流れ出す。

次は裏側に流れる物語だ。それは三角関係。ルイはスプリットタンにあこがれるあまり、アマと同棲を始める。本人は付き合ってる自覚がない。「うざい」とか「調子狂う」とクールなあしらいをするが、アマは外見はピアスだらけなのに、なぜかルイにはまってしまう。夜にルイに甘える様は、完全にかわいらしい弟キャラで、まさに私の好み。情けない声で「どこにいったの」と電話してくるわ、他の男と会うときワンピース着るなとか、本気で心配したり、アルコール中毒に陥るルイを一生懸命止めて泣くし、そんじょそこらの男よりずいぶん優しく愛らしいキャラに成長していく。

それもこれも、ルイへの愛に目覚めたからである。彼は、男として完成しつつあった。愛情あふれる、「良い男」に覚醒したのである。

なのに、ルイは満たされない。

私に言わせれば、ルイはなにか違うものを常にもとめていた、彼女には、真の愛はまだ早かったのである。アマは自分の中で、豊かな愛情を芽生えさせ、それでルイを守り、豊かな家庭を築く寸前であった。しかし、ルイは他の男にも手を出していた。

いったいルイは何ものなのだろうか?

コンパニオンのバイトをそつなくこなし、人間関係もうまくこなし、どうやら美人でモテるようである。アマも、パーティーに来る会社役員も、バイト先の上司も、そしてドSなシバさんも、彼女のことを好いている。

なのに、ルイは別のものを見ているのだ。

しかし、これは女の本質を突いているとも私は感じた。
私も自分に夢中になる男を見ては首をかしげていた。理由がよくわからないのである。でも私は、ルイみたいに、ドМではない。どちらかというと、Mr. &Mrs.スミスといった感じだ。男が暴力をふるうものなら、私も全力で戦うだろう。やられっぱなしなんか女がすたると思っている。

私は、アマみたいな優しい男性が来てくれれば、次第に戦う意欲をなくし、彼のつくった巣に安心して座り込み、時折彼をつれて冒険に出るかもしれない。

しかしルイはドМ。冒険では彼女は済まされなかった。

彼女は「自分とはなにか」を探していたのではないかと思う。


ここからはネタバレです。




私はおそらく、シバがアマを殺したのは間違いないと思っている。シバは、アマの女を見てこいつはMだと確信した。シバはドS。相性はぴったりだと、シバは思っている。すぐに夢中になってしまう。ルイが、二股かけてることなんか、気にもとめない。彼はドSだ。
なんども伏線が出てくるが、シバには人を殺すことなんか造作もなかった。

問題は、ルイがものすごい怒り、悲しんだことである。食事がのどをまったく通らない。一体、そこまでアマに依存していたのに、なぜシバは殺してしまったのだろうか?
たしかに、それでルイは手に入ったかもしれない。実際シバと一緒にいるという独白もある。だが、私の解釈は、それはうわべだけだ。

ルイはもう、シバと倒錯したセックスを楽しむことはないだろう。その最中に、アマは殺された可能性がある。ひどい悲しみによって、アマを愛していたことが、ルイにはわかってしまった。でなければ、愛のあかしを飲み込んだりなどしないだろう。

シバも、それがわかっていてそれでもほしかったのかもしれない。
シバはもしかしたら、自分に対してもドSなのかもしれない。

そういう人いるよね。かっこつけているから、好きな女の前でも甘えられず、とかく厳しい道を選んでしまう人。


ルイは遊んでいた。何か、自分を見つけるまでは、このまま色々試すしかなかったのだろう。ルイはアマを失うことで、初めて自分のしていることの愚かさに気づいてしまった。そして、どれだけ自分が相手に甘えていたかも。

とんでもないものを失ってしまったことに気づいたルイは、入れ墨に目をいれて、改めて命を得る。

それは、アマにも、シバにも依存しない自分の人生である。

彼女はおそらく、これから働くだろう。
アマは、ずっと働いていた。完全にルイのためだろう。だって、ルイは家賃もアマにお世話になっていたのだ。

私の知り合いに、にたような関係性の男女がいる。男が女に依存している関係性だ。アマのように、精神は依存していても、彼女のために毎日真面目に働く男性であれば、まだ納得がいくが、私の知っている関係性では、男のほうが働く女に依存している。

結果どうなると思う?

完全に男がルイになる。彼は、ころしてくれというのである。ルイと同じだ。


働くことが素晴らしいとは言わないが、実際は、仕事を通して女を守ることで、大きな充実感とアイデンティティを得られることは事実である。

私の知り合いのカップルの男は、二度と自立することはできない気がしてる。死ぬまで相手に依存する関係。もうほとんどしんでいるに近いだろう。

ルイは失うことでひどい傷を負ったけど、おかげで依存を断ち切ったのである。自分に目を向け、自分と向き合った。自分を自分で大切にすることになった。
もう、死にたいなどと言っている暇はなくなるだろう。


私にとっては、アマとルイは理想的な関係だったし、アマは理想的な男だったし、映画のアマとルイがじゃれるシーンは本当にかわいらしい。髪を染めなおすシーンなんか、デレデレしたアマが可愛らしくて、愛おしくて、別れがくるだなんて、予想すらできない。

ルイも私も、アマを殺したやつのことを想像したら気分が悪くなってしまう。そのくらいアマはひどい目にあったのである。
依存がなぜダメなのか?二股かけるとどのくらいひどいことになるのか?正しい甘えとダメな甘えとは?サディストにあこがれる女性の末路とは?

深読みすれば相当な教訓がそこにはある。しかしまったく教訓めいていないから不思議だ。でもきっと教訓の話なんだろうなと思う。

ピアスや、入れ墨や、アルコールや、たばこ、セックスの描写はあるものの、薬物は一切出てこないところが、近年の小説だなあと感心した。

※映画について

ちなみに吉高ちゃんの身体は綺麗だし、アマとじゃれるところは本当に本当にめちゃくちゃかわいらしいけど、

個人的には彼女にはギャルは似合わないし、あまりいい映画だとは思わない。
小説から入ることをお勧めします。

2020年3月9日月曜日

ブレイン・ゲーム。タイトルはひどいですが

結構面白かったです

アンソニー・ホプキンスが未来(および過去)を見れる予知能力者。
相変わらず頭のよさそうなまなざしがかっこいいです。

落ち着いた雰囲気と、ちょっとした哲学やオペラの引用。
抽象的な未来予知の映像や過去の回想が美しいです。

ただし
全体的に酷評が多いのは

あまりにもホプキンスがハンニバルなためw

ホプキンスファンなら楽しいでしょう。
70代であの饒舌なしゃべりと回転の速さは大した才能。
しかも美人FBI捜査官、完全にクラリス。
過去を言い当て、動揺させる手口が全く同じですw

個人的に気になったのは
カメラワークが雑でした
ちょっとバラエティとか、ドキュメンタリーに似ている。
でもこれよりひどいスリラーいっぱい見てるしかなりいいほうだと思います。

コリンファースは何がかっこいいのか全然わからんので、悪役でいいと思うのですが
ホプキンスの貫禄に比べるとあまり面白みがない
重みもない

しかし、皆さま酷評されますがテーマは非常によくまとまっていました。
つまり善悪や正義の話です。

苦しんでいるひとを解放した、と言い切る 真犯人。
殺人はそんなにいけないことなのか?
お前も、すぐに殺人者になる!

このあと、ホプキンスが

「いや、ゲームは終わりだ」と言いますが

どういうことなのか?
最後の最後に、やっとそれが明かされます。

なんていうんですかね、
こういったいわゆるポリティカルコレクトネスというのは
赤の他人には言うてはいけないものなのかもしれません。

SNSでは赤の他人にポリティカルコレクトネスを押し付ける輩が毎日、わんさかいます。
コロナウイルスが世界規模なので仕方がないかもしれません。

かのリーアム・ニーソンが黒人を殴ろうとしたときの話を、リーアムはこのように説明しています。

リーアムは、すべての黒人を殴りたいといったわけではない。
たまたま、彼の大切な女性の友人が、黒人にレイプされたのだ。
優しいリーアムはその告白を聞いて怒り狂い、「黒人をみたら殴りたかった」と言っただけなのだ。

もちろん不用意にインタビューで語るべきことではない。
だが、映画の役作りに役立った、という話だったと思う。

また、こういう例もある。

あなたは太平洋戦争で、米国兵に親戚を殺されたとする。
米国人はすべて嫌いなのか?
そのあと娘が米国人を恋愛相手として、紹介してきたら、あなたはどう思うのか。
こういったことは日常にあふれている。

つまり、プライベートな感情ってことなんですよね。

この映画のホプキンスは、犯人のやっていることは「プライベートを踏み越えた犯罪である」と認識していた。
同じ能力を持つ、コリンにはプライベートの境目がわからない。

だから、ジョン(ホプキンス)は「私は違う。殺人者ではない」と言ったのだ。

もっと簡単にいうと、戦争の時、重症の味方をあえて殺したりしますよね。
ああいうタイミングで、どこまでが罪なのか?という話だと思います。

若すぎる人間には、まだ命の測り方がわからないのです。私もそうでした。

しかし、映画を通して、ジョンは再確認する。
彼の友達は決して、死にたがってはいなかったのだ、と。

やはりプライベートなことなんですよね。それを、勝手に他人が決めてはいけないんだと思います。

人の病気や、生死、そういった命のやりとりには、口を出さないのが賢明なのかなと感じた話でした。


2020年2月29日土曜日

1917。素晴らしい映画です

かなり評価が高いので観てきました、1917。結論から言うと大変良い映画です、戦争ものが怖くなければすべての人間が見るべきではないかと思いました。

以下、ポイントを押さえて解説していきます。

映像美

 非常に映像がよかったです。
大画面に広がる何もない戦場、川に舞い散る桜の花びら。
けがをした戦友を抱きかかえるシーンでは火の粉が綺麗に舞い、
暗闇の中壊れた街を走り抜けるときは、時々照明弾が当たり。とにかくコントラストが美しいですね。
この映像を撮った方はかなりの計算をして撮っていると思います。

戦争なのに汚い映像と言えないのがすごいと思いました。

臨場感

特に色気もないオープニングでいきなりふたりの兵士にミッションをくだされますが、急ぎの伝令のため、最初から爆速で進みます。
とにかく急いでいるので、何が起きようとも「立て!進むんだ!」の一点張り。
戦場ってのは、人以外にも恐ろしいものがたくさん転がっています、しかもあろうことか飛行機が落ちてきたり、ハプニングの連続。
また、リアルお化け屋敷のような暗闇のクリアリングがドキュメンタリーのようで、怖すぎて臨場感がすごいです。
特に怖かったパートはたくさんあるのですが、代表的なのが、

序盤のドイツ兵がいなくなったはずの基地。
誰もいない空き家。
そしてやはり怖いのがスナイパー!橋を渡ってたらいきなりバーン!CoDあるあるですが。
最後の方は後ろからドイツ兵に撃たれながら全力疾走!!!!

そりゃ主人公泣きますわwwww

没入感

まさにコールオブデューティー、実写版!
ゲームのように淡々と進んでいきますが、行く手には死体や、有刺鉄線、塹壕、空き家や川、壊れた橋など、様々なステージが用意され、まったく飽きません。
また、それぞれのステージに対して、カメラが売り文句通り、密着ドキュメンタリーのようにくっついてきますので、ゲームを体験しているような気分になります。カメラが近いんですよね。
とにかく怖いw

音響

BGMが地味だけど恐怖感をあおっており、また、あるあるですけど理解できないドイツ語が怖い!!!
どこか遠くから、謎のドイツ語が聴こえてくるんですよね。
うるさすぎない爆音もちょうどよくて、バランス取れてるなあと感じました。

また、途中で突っ走るのをいったんやめて歌声を聴くシーンがあるなど、メリハリがあって上品です。

わかりやすくシンプルな脚本

ミッションが非常にシンプル。重要ではありますが。手紙をカンバーバッチに届けるだけなんです。ですが、徒歩で届けるしかありません。
途中でコリンファースが車で拾ってくれるのに、結局道路にトラップやらなにやらで、主人公はまた徒歩を選択します。

戦争ものでありながら、主人公たちは伝令のため、特に戦う必要はありません。
なので、必要以上に内臓ぐちゃーとかがないのも、クリーンでうまいと思いました。

憎しみや、怒りとは無縁な、ただ使命感で突っ走る、さっぱりとした話に仕上がっています。 戦争ものとして非常にいいと思います。とても謙虚な脚本ですね。

無駄がない!

エンディングにもオープニングにも一切無駄無し。
戦場だからか、冗長な伝達経路であるものの、会話自体はシンプルですし、余計な感情もありません。
 でもすっきりすべてに片をつける。そんなシンプルな構成がよかったです。