2020年8月9日日曜日

……クロユリ団地………

 GYAOチェックしてたらクロユリ団地がやってたので即観ましたw

私は成宮くんの大ファンなので。彼は今海外逃亡していて、インスタグラムでしか拝見できませんがお元気そうです。いい具合にマイペースですねw三浦春馬くんもちょっと見習ったほうがよかったのかもしれないですね…

2013年の映画なのでかなり前ですが、主役は前田敦子ちゃん。

パートナーともいえる脇役が成宮くんですね。

中田秀夫監督作品は何本か見てますけどこれも面白かったです。

ストーリー展開がすごく良い。リングもそうだったけど、「なんでだろう」と思う伏線がすごく多くて、謎解き仕様になっているので、先が気になって最後まで見ちゃいますね。話が面白いのはすごく良い。

そもそもですね、主人公が我々視聴者に嘘をついているんです。

違和感は最初からちょっとあるのですが、ホラー映画だからね!と思っていたんだけど明らかに何かがおかしい。

顕著なのは親御さんの会話。毎朝同じセリフを繰り返している。ウエストワールドか!と思うような展開。

そして弟。いくらなんでも年が離れすぎてないか?10歳は離れている。まあ、そういう家庭もあると思うんだけど、映画に取り入れるには違和感のある設定。

この違和感を見逃してはならない。あとですごい効いてきます。

しかしすでに隣人に違和感ありまくりなので、視聴者は隣人の違和感にひきつけられちゃって、なかなか主人公の違和感にまで気がまわらないことでしょう。これもうまいと思います。

そのあと、孤独死した人の部屋を片付ける専門清掃会社の従業員と出会いますが、これが成宮くんですね。こんなイケメン清掃業者いてたまるかよwみたいなかっこよさw

この成宮くんが言うセリフも謎解きのヒントになる。

「生きている人は時間が進んでいるが、死んでいる人は時間が止まっている」

これは両親のセリフがなんども繰り返されるのにつながっているのではないか…?

そして、隣人の霊がまだなにか訴えている、見知らぬ子供がなついて遊びにくる、両親は同じセリフを繰り返す…この複雑な違和感が少しずつ、まとまってくる流れがすごく上手だなと思いました。

ちょっと終わり方は、また救いがないなあと思いましたけど中田さんのホラー映画って大体そうよね。

注目するべきは主人公のメンタルの弱さというか、病み具合。

前田あっちゃんのファンは恐れおののいたのではなかろうか。

本当に病んでるのではないかと思うような、すごい病み具合でした…またそれが似合うという。

成宮くんはクセのある悪役が上手いけど、意志は強いほうかなと思うので…。

でもあっちゃんは完全に病んでて、でも「病んでるあっちゃんもかわいい」と思う人が結構いたんじゃないかなっていうくらい似合ってました。

過去にとらわれ、生きているのに「時間が止まっている人」

やけに幼い服装をし、口調も退行していく…。

テーマ的にはやはり「前に進まなきゃダメだ!」ってことなんでしょうね。(救いのない展開の割にテーマが前向きなのはよい)

怖さで言ったらリングのほうが圧倒的な怖さありますけど、この映画の怖さは精神的にじわじわくる感じだけどものすごい刺激が強いわけでもない(まあシーンによってはしんどい人もいるかもしれませんが)ので、比較的ライトな気分で見れるかなあと思います。

冒頭の隣人の部屋に入るシーンが一番怖かったかもしれないw

 

次の中田監督の映画「事故物件 恐い間取り」のプロモーションを兼ねていると思うんですけど、私亀梨くんも大好きでー!!日本最大イケメンは成宮くんと亀梨くんだと思っているのでこのふたりが共演してた時はどうしようかと思いましたね。しかもヒロインはすずちゃんでした……

亀梨くんの髪型がVさんみたいになっててワロタのですがイケメンはなにやっても似合うんだなと痛感…なう。

それはともかく人がのぞきたいけどのぞいてはいけない「都市伝説の世界」

私は大好物なのでちょっと観てみたい気はあります!!(しかし映画館だと逃げられないな!!)

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