2019年12月8日日曜日

ターミネーター ニューフェイト 感想

とりあえず爆笑シーンがいくつかあり、ぶっちゃけT2の二次創作的な面白さがあった。
T2のレベルの高さや「新しさ」を超えることはもうできないのだろう。

ターミネーターシリーズは、SFとしては非常に説得力が弱い。
ただの暴力映画である。
他に例がない独特のCGエフェクトなど、ビジュアル面と、スピーディーなアクションの綺麗な見せ方で首位を獲得してきたといった感じである。

(私はアバターですら、新しいとは思わなかった。やはりあれもビジュアル面で新しいというだけなのではと思っている)

そんなターミネーターシリーズ。今回まったく新しい要素がないwww

もはやこれはギャグなのかもしれない。ファンサービス。

なにしろ、サラコナーがよみがえるのだ!
詳しくはネタバレだが、現役でショットガンを構え、ターミネーターを見つけては焼き殺してまわっている。お尋ね者だ。

車で乗り付け、「車に戻る」という意味で言う
「I'll be back.」
もはや、「スーパー行って戻ってくるから車このままでオナシャス」レベルの軽々しさ。
そしてなんと!その直後、必死の主人公とそのボデーガードが車を奪い去ってしまう。

もはや笑うしかない。

しかもやさぐれババアになったサラコナー、不法侵入の列車でポテチをバリバリ。
「あたしゃ、毎晩飲んだくれてんのさ」
である。。。

なんというか相変わらずだ。

ボデーガードは真面目な強化人間の美女なんだが、この人の持ってる座標に行くと
なんとカーテン屋のカールさんがいる。

呼び鈴に応えたカールおじさんは、シュワの顔であった・・・・

またもや、なんか期待を裏切られたサラコナーは股を広げて不良座りで落ち込む。
もはやヒロインに慰められても笑いしかこみ上げてこない。

敵のターミネーターが強すぎる(といっても液体金属と何が違うのかわからない。ぶっちゃけ分身機能以外は変化がない)ので、EMPを使いたいというので取りにいくんだけど
待ち時間でシュワターミネーターがクソ真面目にカーテンを語る。

むろんサラコナーは完全にあきれてヤンキー顔。


個人的には、サラコナーの幸せと安息はどこにあるのか・・・
が気になった。


彼女はカイルリースに会ったあの日に運命が変わってしまった。
寿命まで、ターミネーターをハントし続ける人生なのかもしれない。

ぶっちゃけちょっと、悲しい。

ターミネーターシリーズでいつも気になるのは、設定の甘さだ。
ターミネーターには絶対に、弱点がなければならない。
まあ、今回も一応あったんだけど、説明が弱い。かなり弱いのだ。


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