2020年1月14日火曜日

この世界のさらにいくつもの片隅に

見てきたんですけど、前回と8割くらい同じなので正直飽きました。長いし。

以下端的な感想です。

男の過去をほじくりださないほうが良い。

どういうわけかろくな過去がありません…なぜでしょうw

学生の頃の写真を見つけたらワンレンの長髪だったり。ドン引きですね。
本人は似合っていると思ってたらしく、絶句している私の前で「あれ?なんかおかしいかな」と言っていました。

男の過去は恐ろしいものです。
男は基本化け物なので、基本的に罪悪感がなく、常に自分を自己肯定しています。
なんで女が必要なんでしょうねぇ。

昔の女性の扱いについて、やはりちょっと悩んだ。

CV花澤さんの娼婦(?)は、ストレスたまった兵士にひどいいじめを受け、そのまま病死。
リンさんはそんなもんよと言っています。

そしてリンさんがすずさんに投げる質問。

「どうして子供が欲しいのか」
リスクが多いのに。
「優秀な子が生まれるとは限らん」
すずさんは「義務を果たす」と言い返します。

でもやはり、義務は間違いですよね。

私の妹は、「義務を感じるから」と子供をうみ、
女の子だったとき、「男を産むべきだったのか」と悩んでいました。

彼女にとっては、「優秀な男を産む」ことで、周囲に褒められると思っていた。
それがもう、残された、最後の自分の価値の証明だったのでしょう。
(実際に褒められたのは、旦那のほうでしたが…)

くだらないですね。

そんな風にはなってほしくなかった。

そんな原始的な自己実現しかできないのでしょうか?

すずさんには画力があり、他にもいろんなことができたはずです。

私はね、女は承認欲求で子供を産むことに逃げてほしくないです、
確かに、日本社会は男が優位です、
男が、あの鈍感なプライドの塊の化け物が、仕切っていて、
とてもつらいのもわかります。

でも、結婚とか出産って、本当にしたいときだけでいいと思うんですよね。
もちろん時代のせいともいえると思いますし、
すずさんはそれでも幸せだと思います。

でも基本はリンさんが正しいのですよね。

それにね、
男は鈍感でプライドの塊で、自己肯定感が強すぎる化け物だけど
すごく寂しがりやで、
女を求めてさまよっているんですよ。

それ逆手にとってやればいいと思いますね。

そんな感想を抱く作品でした。

完全に、女性向け。
今回エロシーンあるし。

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