2019年1月22日火曜日

ゴースト・イン・ザ・シェル スカヨハの素子

前から見たかったゴースト・イン・ザ・シェル
ハリウッド版の攻殻機動隊です!

全体をみた感想ですが
ぶっちゃけ攻殻機動隊アニメの二次創作の域を出ていないと思います!!

話は多少脚色あるものの
押井守の攻殻機動隊の焼き直し。

それでもみどころあるなあと思ったところをあげていくと

スカヨハが大変美しい

スカヨハが見たくてNetflixで検索したら
すごく普通のベビーシッターをやる映画に出てたんですけど
スカヨハって美しすぎて、普通の学生役とか浮きまくるんですよ。
でLUCY見たときに、「この顔は草薙素子いける!」って確信しました。

普通の役は合わないけれど
無敵の美女役はぴったりですね

LUCYは途中から感情が全部なくなりましたが、
素子は残っているのでちょっとおもしろかったです。

スカヨハって男に襲われそうになった時のすっげー冷たい反応がものっそカッコイイですよね
LUCYの時の「気分じゃないのよ」が好きですw

北野武さんが意外とすごい

最初ひとりだけ日本語でしゃべるので私の脳が大変混乱しました。私日本語聞くときと、英語聞くときだと脳の別の箇所を使ってるみたいです。
英語を聞きながらほぼ同時通訳で日本語に直すのは割と得意ですが逆はできなかったり…
交互に聞くのもちょっときついですね。
 サブウェイのオーダーくらいなら通訳できますけどw(実際やった)

そんで、いやーたけしさん日本語だとちょっとなあ…下手でもいいから英語がよかったなあと思ってたんですが

荒巻が車の中で撃たれるシーンあるじゃないですか。
で、ハチの巣になって、敵が死んだか確かめにいくと…

ドアが開き、荒巻が出てきてチンピラ撃ち殺しますよね。

そのあと相手の体けりながらとどめ入れるシーンがあるじゃないですか。
あれがまさに

北野武ワールド

BROTHER

あの無表情で人バンバン撃ち殺す感じ。北野ワールドですよね。
あそこですっかり荒巻の存在感を見直してしまいました。

桃井かおりさんがすごい

見慣れたSK-IIのCM顔。
あれえ?!と思うも、もちろん普段のテンションと一緒だ。
なのに完全になじんでる。
見知らぬ街にいるどっかのアジア人になってる。
英語はうまくないと見せかけて実はパーフェクト。あの発音だと通じます。そこをしっかり極めた感じのしゃべりかたにはまさに舌を巻きました。

前に桃井さんがインタビューで
「最初はさ、大した女優じゃないとおもわれてたみたいでひどい待遇だったんだけど、1回撮ったら次から待遇すごい良くなったのよ~」とか自慢してたんですが
あの完璧な作品に合わせてカスタマイズされた絶妙な演技は、
そりゃ高い評価受けますよね。

桃井さんも北野さんも世界を相手にためはれる貴重な日本人だと思いました。

ビジュアルも全体的によかったので、
環境映画としてぼーっと見るのもよさそうです。
割に銃声多いですけどね。

ただ、リュックベッソンほどノリがよくなく、テンポも悪いので
あまりストレス発散にはなりませんでした。

攻殻機動隊は、プロダクションI.Gのアニメが一番面白いし絵もいいですね。

草薙素子はもっと謎めいた笑顔を浮かべて得意げでいてほしいなと思いました。
あのちょっと無駄な色気が好きなんですよねー。

でも英語で「あらお友達じゃなかったの?」みたいなセクシーなセリフってなかなか、言葉の雰囲気として出しにくいのですよね。

スカヨハは確かに美しいですが、もうちょっと大人っぽい勝ち誇ったセクシーさが欲しかったです。
草薙素子っぽさは、アンジョリーナ・ジョリーのほうが圧倒的に近いと思います。

一応言っておきますが日本のアニメや漫画の女性キャラで一番あこがれるのは草薙素子です。こうなれればもう言うことはない。女性の完成形だと思っています。ヒトじゃないかもしれないが。
 

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