2012年6月16日土曜日

MIB3 感想

※ネタバレはしていませんが、映画の内容を楽しみにしている人は読まないでください。


MIB3見てきました。

相変わらずのほほえましいコメディっぷりでした。なんというかもう癒し系に近い映画シリーズですねwwwTVシリーズ化すればいいのにwww

トミー・リー・ジョーンズはもう宇宙人ジョーンズにしか見えない始末。あのCMはちょっとやりすぎですよね。大好きなので、良いのですが。
Kのあの淡白な性格が好きで、Jが何か提案したあと、かなり長い間があって、
「……allright」
ってスパっと斬るところがすげー好きですねww
あと相変わらず任務に対してはドS、けど感情入れずに常に冴えてるのがかっこいいです。
しかし仕事以外は大ボケなのが魅力的。

ウイルスミスも相変わらず。あの人、年とった感じがしないですよね!!相変わらず黒いスーツとグラサンが超似合う、スタイル良すぎ。あれで子供と映画で共演とか言ってるし…!結構いい年なのに。なんかすごい体力ありそうな人だなあと思ってたけど今回も全く衰えた感じがせず。
一言で言えば「元気いいなあ」っていう感じがします。
…つか、監督にケガさせるって…どういう性格なんだwww

ジョシュ・ブローリンですがこの人はどこのスーパーマンですか、みたいな顔だなと思っていましたがKの演技は上手でした。ふつーに似てると思います。レトロな顔つきですよね。

それから新しい上司。前知識無しで行ったので、「なんだこの美人は!!」と思ったらエマ・トンプソンでした。
エマのすごいなと思うところは、ハリポタのあれもひどいなと思ったのですが(美人に瓶底メガネをかけさせた上に変人役…)。今回は黒いスーツが大変美しいのですが…

いきなり演説で「エイリアンからメッセージをあずかっていますので、再現します」
「(゜∇゜)"$'&%$$#)!\」 ←このメッセージが大変長い上に意味不明、発音が完全に動物、あの、通訳しないですか!しないですか!!!

美人才女がああいうギャグをやってのけるのを見るのはなかなかのものです。
エマって優秀美人なのにああいう体当たりなこと躊躇せずにやってのけるからかっこいい。
しかも1ではトミーが仏頂面で似たようなことをします(1はエイリアンの名前を現地の発音で)。
エマはケンブリッジ出身。トミーはハーバード出身。
なんというインテリの共演…!

しかしなぜいまさらエマを起用…wえ、話題性かな?実はエマを登場させることにあまり意味はないのですが、話がぐぐっと面白くなります。

ていうかKが可愛すぎてどうしよう!!!!!www

そしてJいわく、「OKカップル」のKとOのやりとりが可愛すぎて、
うおおww純粋カップル萌えwwwという感じでした
Jはよろこんでいいのか複雑な顔で面白かったです。
Kって、超カタブツに見えるしそのことでずっとJにいじられているのですが、実は1からずっと、女性の影がチラチラwしかも毎回違う女性なんだぞ知っていたかい?
実は恋多き男なのだ!
しかもああいう性格なので直行でゴールインするでもなく、
なんだかお花畑で見つめ合っている純粋バカップルタイプ。あまりにもすれなさすぎて…はぁーって感じなのです。無駄に一途、しかも あの 顔で ですよw
Oをオフィスに置いて出動したのち1時間もたたないうちにOから電話かかってきて、「ひさしぶり」とか言っててJにつっこまれまくっていてもう爆笑。
なんかこういうネタが上手ですね。

ギャグのクオリティは相変わらず最強でした。
もっとこういう楽しい映画が増えればいいのに。

宇宙人が侵略するのをシリアスに描く映画(宇宙戦争と酷似していたが、それもギャグにおとしこむMIB)より、適当だけどおもしろいエイリアンを作ってギャグとしてぶちこむのは贅沢でおいしいなって思います。

MIBがいつも不思議なのは、地球を救いたいという思いが変な正義感を帯びていなくて、とても地に足がついているというか。友達を助けたいとか、そういうごく普通の感情におとしこんでいるところが大変感心する次第です。
心が温まるんですよね。
たとえば俺の相棒にはこんな口癖があるとか、毎朝飲むのはなんとかっていう珈琲だとか、そういうちまちました日常が、大事なんだよって教えてくれる。

別にSF映画にする必要はないのですが、
SFにすることで、そのコントラストが逆にはっきりしてくるのです。
SFだからこそなんでもありだからこそ、舞台設定はめちゃくちゃで完全にギャグにする。
でも根底に流れる思いはごく普通の友情や恋愛。

そういうのが、ファンをひきつけているのだと感じます。
こういった作品が愛されている以上、人間はまだ救いがあるなと思う次第です。

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